2007年より気になった電気自動車関連のニュースを、コメントとともに書きとめています。記事によっては、時間がたつとリンク切れする場合があります。

各社、10月の販売台数が発表されていたので、まとめてみました。

2022年10月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報(全国軽自動車協会連合会 - 統計資料)によると、5月からの台数も含めて以下のようになっています。両車合わせると6ヶ月間で17,935台です。

2009年11月から2019年3月まで10年近く集計していた軽EVのアイミーブは、その間の国内販売総数が10,814台でしたから、6ヶ月間で「17,935台」は素晴らしい台数です。
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図1

半導体不足などで各社製造が遅れる中、販売台数は順調に増えていましたが、ここにきて大きく落ち込みました。日産が受注停止に追い込まれるのも仕方ない状況のようです。
ただし、以下のようにあるようにガソリン車版の台数はそれほど落ち込んでいません。もしかしたら肝心の駆動用電池が不足してきたのかもしれません。
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次世代自動車振興センターから最新の「終了見込み時期」についてです。 終了見込は前回の11月中旬から下旬へと延びました。

電気自動車・プラグインハイブリッド車・燃料電池自動車等 (V2H 充放電設備/外部給電器を含む)の導入補助事業 予算残高と申請受付終了見込み時期について」(2022/11/15)

それによると、11月14日時点で以下のようになっていました。

【車両、外部給電器】11月下旬目処

【充放電設備】10月31日に終了

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(彦根三菱の試乗車)

7年落ちの初代アウトランダーPHEV(交流100V出力コンセント付)、オススメです。(2022/11/06)

電気自動車(三菱アイミーブ)に11年も乗っていると、良いところも悪いところもわかってきます。そんな中、自動車購入の相談されると、悪いところを踏まえた上でも電気自動車を強くお薦めしています。

EVを買わない理由・・・(2022/08/18)

しかし、どうしても購入を迷われる場合があります。その理由は大きく2つあり、電気自動車の価格が高いことと一回の充電で走ることができる距離がガソリン車と比べて短いことです。

価格は、初期投資が高くても長く乗れば安くあがります。

電気自動車はエンジンがないためオイル交換はありませんし、エンジンに関する部品代では少なくともコストを押さえることができます。軽EVはメンテに手がかからない(2022/07/19) また、通勤手当が出ている人は、実際にかかる電気代との差額で見かけ上、給料を増やすことができるという裏技もあります。隠れた補助?金(2022/02/19)

ただ、上のような話をしても軽EVが200万円もするのを目の前で見ると、この先の維持コストが安くなる実感がなかなかわかないのも事実でしょう。

さらに、一回の充電で走ることができる距離がガソリン車と比べて短いといっても、1日に100km以下の走行距離なら、バッテリー容量10.5kWhと今となっては少量のアイミーブでも困ったことはありません。登り道が多いとき、暖房を入れた時は更に走る距離は短くなりますが、毎日走っているとだいたいの感覚で電気の消耗がどれくらいになるかわかるものです。

走り始めた10年以上前には、電池残量のメモリが少なくなるとソワソワしたものですが、今では最後の一メモリになっても自宅までの道のりがわかっていれば、周辺の急速充電器を探しはしません。

ただ、こうした経験則を電気自動車を買おうか迷っている人に語っても、具体的なイメージがつかみにくいのも事実でしょう。

前置きが長くなりました。
そこで、お薦めなのが冒頭の7年落ちの初代アウトランダーPHEV(交流100V出力コンセント付)という話です。詳しくはリンク先をお読みいただくとして、中古車なら160万円前後で手に入れることができます。(中古車販売のカーセンサーで11月15日現在、44台)また、ガソリンで走ることもできますから、走行距離の心配は無用となります。

この話のキモは、PHEVなら近くを走る時にガソリンを使わずに電気だけで走ることができるというところです。先に書いたように電気自動車は思った以上に長い距離を走ることができるのですが、それでも心配な人はガソリン搭載という保険をかけておくことで、それも解消されます。

で1年後、ほとんどエンジンを動かしていないことに気づけば、安心して電気自動車へ移行できるでしょう。

さらに言えば、古いアウトランダーPHEVは12kWhぐらい(現在は20kWh)の電池容量しか持っていませんが、それでも結構な距離を走ることができるという点が重要です。現在発売される大型の電気自動車は少なくても40kWhで60kWhというのも珍しくなくなってきました。

本来、いかに移動エネルギー消費を少なくするかというところが問われたはずなのに、いつの間にかそこのところは抜け落ちて、いかにガソリン車と同じ土俵にのるかのような電池の大容量化がすすんでいます。入門は大きな車体のアウトランダーPHEVでも、いずれはコンパクトな電気自動車へとつなががると思っています。経験を踏まえて。

自前の太陽光発電で充電することが出来る環境なら、なおさらのこと少量の電池が現実的です。
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次世代自動車振興センターから最新の「終了見込み時期」についてです。 終了見込は前回と同じです。

電気自動車・プラグインハイブリッド車・燃料電池自動車等 (V2H 充放電設備/外部給電器を含む)の導入補助事業 予算残高と申請受付終了見込み時期について」(2022/11/09)

それによると、11月7日時点で以下のようになっていました。

【車両、外部給電器】11月中旬目処

【充放電設備】10月31日に終了

前回の11月2日から1週間ですから同じなのでしょう。

ただし、今回は以下のような注意書きがありました。
令和 4 年 11 月 7 日までの新車新規登録・届出は、今般決定する補正予算の対象とはな りませんので、現在執行中の本予算事業(令和 3 年度補正予算「クリーンエネルギー自動 車・インフラ導入促進補助金」・令和 4 年度予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補 助金」)にお早めに申請ください。
どういうことかというと、11月8日、2022年(令和4年)度補正予算案に待望の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」、「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」900億円が盛り込まれたのです。そのうち、「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」は700億円です。

気をつけなくてはならないのは、この補正予算は、11 月 8 日以降に新車新規登録・届出された車両が対象となります。ですから、11 月 7 日までに新車新規登録・届出されている車両には適用されません。補正予算がついたのなら慌てて申請しなくても良いや、とたかをくくっていると、補助金はもらえなくなります。

なお、8 日に登録された方は、補正の成立を待ってからの申請になります。
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(彦根三菱の試乗車)

三菱自動車、新型軽EV『eKクロス EV』が2022~2023日本自動車殿堂カーオブザイヤーを受賞<2022 /11/08>

「サクラ」が2022~2023日本自動車殿堂において「カーオブザイヤー」を受賞<2022 /11/08>

ちなみに 受賞理由は以下の通りだそうです。
1:国内EV市場の拡大に貢献する軽規格適合の本格的EV
2:クラスを超えた力強いEVの走りと高い質感の内装
3:軽自動車ながら優れた走行安全アシストシステムを装備

まずは「おめでとう!」ですが、既存のアイミーブ・ユーザーとして一言言わせてもらいたいと思います。負け惜しみにしか聞こえないかもしれませんが。

2の「高い質感の内装」と3の「軽自動車ながら優れた走行安全アシストシステムを装備」は確かにそうでしょう。アイミーブの発売から10年以上も経っているのですから技術は進歩しているでしょう。

しかし、2の「クラスを超えた力強いEVの走り」については、新型EVの方がアイミーブよりも力強いとは言え、もともとアイミーブは軽自動車とは思えない力強さを持っていました。今さら感はありますが、アイミーブに乗ったことがなくて、初めて『eKクロス EV』「サクラ」に乗ったならば、「クラスを超えた力強い走り」を感じるのでしょう。

 どうしても引っかかるのは1の「軽規格適合の本格的EV」の部分です。確かに「国内EV市場の拡大に貢献」している両車ではありますが、「本格的軽EV」という称号は「量産された初の軽EV」アイミーブにこそささげてほしいものです。
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(画像は両社のHPより引用)

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