カテゴリ: いすゞ

「グリーン物流」の実現に向けてEVウォークスルートラックを導入(2020/02/14)

ヤマト運輸は、いすゞの「エルフEVウォークスルーバン」を導入したと報告していました。

ヤマト運輸は、ストリートスクーター社と共同開発した小型商用EVトラックを2020年1月から首都圏に順次500台を導入するように、EV化を進めている会社ですが、今度のは中型商用トラックサイズです。

「エルフEVウォークスルーバン」は2枚目・3枚目の写真を見ていただくとわかるように、また名前の通り、転席から荷台へ移動できる「ウォークスルー構造」となっており、今流行りのキャンピングカーに転用しても十分に役立ちそうです。

いすゞはこの車両で、2匹目のドジョウをねらわないのでしょうか。

ヤマト運輸のHPにはバッテリー容量などの表示がありませんが、未来の大型トラックはサメになる!? ウォークスルーできるEVトラックも (2019/10/29)によれば、バッテリー容量40kWh、80kWhの2タイプで、一充電走行距離は50km以上、100km以上となっていました。
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(画像:ヤマト運輸HPより引用)
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日本経済新聞

8つの車輪にそれぞれ小型モーターを装着するため、車高を抑えることができる。出入り口のステップの高さが28センチメートルと低いうえ、床全体が平面・・・東芝製の新型リチウムイオン電池を搭載し、1回の走行で150キロメートルを走行可能

インホイールモーターを採用するそうで,実用化されればSIM-Drive利用の第1号?

レスポンス

SIM-Driveのコンポーネントビルトイン式フレームは、乗用車よりもむしろトラックやバスとの適性にすぐれている・・・今回の第1号事業に関わる企業や団体は、当初は20程度を考えていたという。しかし募集を開始すると34機関が殺到。抽選をするわけにもいかず、34機関でスタート

記事中の「開発拠点のある岡崎のテストコースで『Eliica』を走らせたことも」は以下のYouTube(2007年)にあります。


 

SIM-Drive

完成する試作車は2011年3月を目途に組立車としてナンバーを申請する予定

自動車メーカーとして「いすゞ」や「三菱」が参加していますから,添付資料のタイムスケジュールによると,2013年頃にはそこからインホイールモーターのEVが発売されるかもしれません。

プレスリリース日本語版(SIM-Drive_Jpn.pdf)404KB


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