GM、ワイヤレスバッテリーマネジメントシステムを開発…将来のEVに搭載(2020/09/12)

GMが開発した「ワイヤレスバッテリーマネジメントシステム(wBMS)」を紹介していました。

リチウムイオン電池は、数Vの単体セルを組み合わせて作られており、例えば12.8Vの電池は「3.2V」の単セルを4直列にして「12.8V」としています。また、その容量に応じ て並列接続がなされていますが、たくさんの電池の状態を監視し、過充電や過放電・電池間の電圧などをコントロールしているのが「バッテリーマネジメントシステム(BMS)」です。

wBMSは、そのBMSの配線システムをワイヤレス化することによって車両の軽量化や空きスペースの確保も期待できるとのことです。

電池そのものの改良だけでなく電池周辺の技術の進展は、電気自動車普及への足がかりとなるかもしれません。