【ホンダe】概要発表…従来EVがタブレットならこれはスマホ、コンパクトボディに最新技術を集約(2020/08/05)

ホンダは「Honda e」の公開を前に商品概要の説明会を行い、その時のメディア向け資料を元に各メディアがスペックを一斉に報道していました。

特に気になったところはWLTCで、今までの報道とヨーロッパでの発表と大きく違っていました。 どうしてこんなに違ったのか、質疑応答の時間はなかったのか、この点について突っ込んだ事を書いているところはないようでした。

(事前情報)220km・・・(今回)283km (2グレードあるうちのベースグレードだと思われる)
  • Honda e 35.5kWh、283km(WLTCモード修正済み)、予想価格450万円
  • 日産リーフXグレード 40kWh、322km(WLTCモード)、約382万円
  • プジョーe-208 50kWh、340km(WLTPモード)、約390万円
  • 日産アリア(2WD) 65kWh、450km(WLTCモード)、予想価格500万円(発売は2021年中頃)
Honda eの販売は2020年後半だそうですから、早くて10月ぐらいかもしれません。なぜなら、全国のホンダ正規ディーラーにHonda eの試乗車が配備されるのが、10月以降だということだからです。しかし、その台数は約140台だそうで、全国のホンダ正規ディーラーは約2150店のようですから、10店舗に1台あるかないかということになります。以前小耳にはさんだ各県一桁の台数しか割り当てがないというのは、このことを差していたのかもしれません。  

一番の関心事は今後発表されるその価格ですが、ヨーロッパでの価格から予想される450万円を「戦略的価格設定」で、Honda eよりも航続距離が長く価格が安いプジョーe-208以下にすれば、多いに注目されるでしょう。航続距離では大きく予想を上回ったのですから、価格も予想を裏切ってほしいものです。

航続可能距離に関して、「(283km)これ以上走るとなると急速充電が必要になり、その急速充電時の充電性能というのは今回の新型バッテリーでは優れ、充電警告灯が点いてから30分の充電で202km走ることができます」と語ったそうですが、アイミーブMグレードなどに搭載されている東芝のリチウムイオン電池「SCiB」は、約10年も前から同等の性能を発揮していました。(新型バッテリーの体積は小さくなっているでしょう)

急速充電はMグレードの利点?(2011/08/28)には、バッテリー残量計0目盛、「航続可能距離表示」10kmから急速充電を始め、85パーセントになるまでに約14分だったと書いています。アイミーブMグレードの10.5kWhのバッテリー85パーセントで、100km近く走ると思いますから、「新型」で「優れた」35.5kWhのバッテリーに約10年前のバッテリーでも十分に対抗できそうです。

嫌みったらしく書きましたが、東芝のリチウムイオン電池「SCiB」の性能を知っている者にとっては、航続可能距離に関して苦しい「言い訳」をしているようにしか聞こえませんでした。

良い点では、電気自動車ならばぜひほしいと思っている「AC100V」が装備されていました。

最小回転半径が4.3mとはいえ全幅は3ナンバークラスだそうですから、航続可能距離を筆頭にやはり軽EVの出番はありそうです。

ホンダe の価格(2019/09/12)

「売れると困る」( 2019/11/28)

ホンダe の電池容量を考える(2020/04/25)

ホンダのバッテリー(2020/07/16)

Honda e ホームページ公開(2020/08/03)

Honda e ホームページ