【トヨタ RAV4 PHV 新型試乗】大容量バッテリーのパワーは、想像以上だ…九島辰也(2020/06/22)

RAV4 PHV の試乗レポートです。

根っからのへそ曲がりですから、RAV4 PHVのEV走行距離「95km」を「一日に運転する距離を余裕で超えている」とするなら、純粋な電気自動車で良いのにと思ってしまう私です。アイミーブでもリーフでも発売当初から「一日に運転する距離」を十分走ることが売りになっていました。

『「走ってナンボ!」なRAV4』は、タイトルにあるように「バッテリーのパワーと容量の大きさは想像以上」と書いていますが、モーターは立ち上がりからトルク全開なので、モーターの出力に速さは左右されるのであって、「バッテリーのパワー」は速さにそれほど関係ないはずです。電気の取り出しやすさは多少関係あるかもしれませんが。

RAV4 PHVは、プラグインハイブリッド車といっても18.1kWhものリチウムイオンバッテリーを積んでいますから、サーキットコース1周を「EVモード」で走り通すことができたと言いたいのかもしれませんが、「95km」走るのですからサーキットコース内なら当然のことでしょう。車格が違いますがアイミーブMグレードは10.5kWhしかなくても100kmは走ります。 

発売前のアイミーブに試乗させてもらったことがありますが、今のものよりもトルクがあったような気がします。軽自動車での性能を考えた場合、量販車では安全を考えて初速をコントロールしているような話を聞きました。それほどモーターのパワーは立ち上がり力強いです。

エンジンは発電に特化しモーターで走る日産のe-POWERが、『新次元の「電気」の走り』と表現してるのはそのあたりを考えてのことでしょう。‎

ですから「モーターのパワー」に感激し、「電気自動車の走り」に共感していただけたら、「モータージャーナリスト」の皆さんは電気自動車をもっと好意的に取り上げていってほしいものです。
intro_img
(画像:トヨタのHPより引用 ※写真は北米仕様のプロトタイプ)

RAV4 PHVに急速充電機能はなし(2020/06/07)