日産自動車、「選択と集中」による持続的成長に向けた構造改革を実施(2020/05/28)

日産自動車は、5月28日に2023年度までの4か年計画を発表しましたが、その中で23年までに電気自動車2車種を追加するとしていました。
そのうちの1車種は、この7月に発表されるクロスオーバーEVの新型『アリア』ですから、もう1車種は、画像にあるように軽の電気自動車です。
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「事業構造改革計画」の資料 P9より引用)

同じ「事業構造改革計画」の13ページにある「持続的な商品提供」のところに「電気自動車の拡大: SUV / 軽を追加」とありますし、18ページにも 「軽EV」の表記があります。

軽のアイミーブが生産停止になってから販売されていない軽の電気自動車ですから、発売が待たれますが、2018年には「2020年台初め頃」 日産 スキラッチ副社長「日本は一番早く電動化が進む」(2018/04/20)と言っていたのですし、現在日産が置かれた状況からすればさらに先送りされるかもしれません。

日本電産は、電気自動車用モーターを今後の中核製品と位置づけており、2026年3月期までに1600万台の採用を見込んでいるそうです。それだけ電気自動車の広がりを予想していると言うことでしょうから、日産にはぜひ奮起してほしいものです。 
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発表会の冒頭で流れたという上記の動画には、軽の電気自動車の「IMk」のシルエットがありませんでしたから、2021年中のIMkの発表はないということなのでしょう。2022年か2023年になってしまうのかもしれません。