トヨタ、東京オリンピック・パラリンピック2020用 自動運転EVを出展へ…CES 2020(2019/12/25)

CES 2020に出展された『e-Palette』は、自動運転専用EVで東京2020オリンピック・パラリンピックで使用される予定です。

注目したのは、その記事の中に「全固体電池」の文字があるかですが、残念ながらそこにはありませんでした。大量生産の製造技術が確立していなくても、オリンピック・パラリンピックというまたとない見本市を宣伝の場に利用するかと思いましたが、「全固体電池」の利用はまだ実験段階から抜け出せていないのかもしれません。


トヨタ『e-Chargeair』、充電サービス提供に特化したEV…CES 2020に出展へ(2019/12/25)

「全固体電池」の開発目標の一つは、電気自動車の一充電走行距離を延ばすためですが、『e-Chargeair』があればその必要もなくなるかもしれません。

飛行機には飛びながら給油して飛行距離を延ばす「空中給油機」があるように、e-Chargeairは走りながら電気自動車へ充電をし、その航続距離を延ばそうという発想の「充電専用車」のようです。

このような充電システムができれば、以下のようなことになるかもしれません。

高速道路を走行中、私の電気自動車は電気が少なくなり『充電コール』のランプがパネルに点灯した。するとこの電気自動車からのサインを自動的に受け取ったe-Chargeairが、通りかかったSAから走り出てきて、電気自動車の前に回りこみ速度をあわせてきた。
人間が操作すればぶつかりそうな車間であるが、自動運転なのでその点は心配ない。 すぐに非接触で電気がe-Chargeairから私の電気自動車へ送られ始め、10分ほどで80パーセントの充電量を示した。
するとe-Chargeairは速度を上げて離れ、最寄りのPAへ走り去っていった。e-Chargeairはそこで自らの充電をしながら、次の給電機会まで待機するのだ。

これなら1000キロ走らせるという「全固体電池」の開発は必要なくなるかもしれませんが、システム維持には膨大な資金が必要になるかもしれません。もっとも、数十年後には個人所有の自動車というものはなくなり、すべてシェアするようになるかもしれませんから、公共インフラとしてのシステムの一部としてなら実現するかもしれません。