スウェーデンで進む“夢の道路”の研究(2019/12/08)

冒頭でリチウムイオン電池でノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんのインタビューがあり、その中で電気自動車を「電気を貯める」「いろんなサービス」(電気を運ぶ、電気を取り出す事ができるという意味だと思う)ができる「未来マシーン」になりうるのではと語っていました。
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(画像:デロリアンEV化計画より)

続いてニュースでは、スウェーデンのストックホルムの郊外で行われている、走りながら充電する実験を紹介していました。

 道路の真ん中に埋め込まれたレールに流れる800ボルトで走りながら充電するそうで、20分走行で平均80kW貯まるということでしたから、私の乗るアイミーブ10.5kWなら2分半ほどで満充電となる計算になります。ただし、現在の実証実験路は、2キロしかありませんからここを20分かけて走行するとなると時速6kmと人が駆け足するぐらいのスピードでしかありません。

パンタグラフを備える電車のように道路上に架線を引く必要がない分、コストは安くてすむでしょうが、高圧の電気が流れる路面の安全確保をどのようにしているのかは、映像からは不明でした。

コストについては、スウェーデン国内で80億ユーロ(約9600億円)かかるとのことでした。9600億円というと想像もつかないので検索してみたところ、4月13日付の日本経済新聞に「ソフトバンク含み益9600億円」、トランプ大統領がメキシコ国境沿いに建設する「壁」の予算要求 が9600億円とありました。また、横浜市が2018年に出した調査報告書には「カジノ」を含む整備で建設費などの投資見込中央値が9,600億円、2020年東京五輪・パラリンピックの関連事業に対する国の支出が約1兆600億円に達しているとありました。

番組は最後に「 夢の道路、果たして広がっていくのでしょうか?」と締めくくっていましたが、政策的に取り組めば案外「夢」ではないかもしれません。