ホンダとマツダ、万が一にも売れると困るEV(2019/11/25)

2020年にヨーロッパで発売される予定の「ホンダ e」・マツダ「MX-30」は、ともに電池容量35.5kWhで1充電航続距離約200km(WLTPモード)とされています。これは、今の主流の電気自動車に比べると見劣りする性能ですから、記事にあるように私も売れないと思いますが、開発したのはなぜかを考察する記事です。 車メーカーとの利害関係のない日経の記者だからこそ書くことできる内容でしょう。
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秋にノルウェーで行われたマツダ「MX-30」の試乗会レポートは、どれを見てもはかったかのように電池容量35.5kWhが適切なことを強調していましたが、電気自動車に乗り慣れている人・特性を知っている人にはそれが納得できても、乗ったことがない人にとって200kmは「不安」要素でしかなく、それは日産リーフが電池を増やしていった経過からもわかります。

「売れると困る」のは なぜ売れない? (2019/11/26)に書いたホンダ クラリティPHEVも同じ構図で、だからこそアメリカの販売価格よりも200万円も高く価格設定をしているのではないでしょうか。 「ホンダ e」・マツダ「MX-30」も日産リーフと比べれば、電池容量の割には高めの設定になるのではと想像されれます。

記事には、『電池が高価で、ホンダの技術者は「(eは)全く儲からない」』とありますが、テスラが11月21日に初公開した電動ピックアップの『サイバートラック』は、2021年後半に生産を開始し、 シングルモーター+リアホイールドライブ仕様で、1充電航続距離402km以上・3万9900ドル(約435万円)というのですから、2年後にはこの距離と価格でも採算が合うという計算なのでしょう。ホンダの技術者が言う「電池が高価」というのは、言い訳にしか聞こえないのは私だけではないでしょう。
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(画像:テスラ社のツイートより引用)

話はそれますが、『サイバートラック』を日本でも予約した方がいらっしゃるようですが、全長は231.7インチ(約5.9m)・全幅79.8インチ(約2.0m)・全高75.0インチ(約1.9m)はいかにもアメリカンサイズです。ちなみに日産リーフ(40kWh)は、全長 約4.5m・ 全幅 約1.8m ・全高 約1.5mです。