NTT、グループで災害対策 EV導入前倒し(2019/11/05)

NTTは、災害対策を強化する方針を正式表明した中で、電気自動車を活用した基地局の停電対策を進めると報じていました。

NTTドコモ、NTT東日本、西日本、NTTコミュニケーションズの主要4社で約400台の移動電源車を保有しているそうですが、災害が広域化している今後は移動電源車を各社で融通するだけでなく、現時点で保有している約100台の電気自動車を基地局の停電対策にも活用するそうです。

しかし、それだけでは足りないために、「2030年までに保有する全社用車に相当する約8千台」を電気自動車に転換する方針とのことです。

基本的に社有車の更新に合わせて電気自動車に置き換えていくのでしょうが、発電機を常備するよりも動く発電機である電気自動車の方がメンテナンスにすぐれ、普段からの営業にも活用できることから、選ばれたのでしょう。また、今秋の台風時に電気自動車が活躍したことも影響しているかもしれません。

動く蓄電池(電気自動車で災害対策 4)(2019/10/12)

電気自動車で災害対策 3(2019/09/22)
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(画像:NTTドコモのHPより引用)