2020年発売のマツダEV。その試作車に緊急試乗。バッテリー容量35.5kWhに留まるマツダらしさ (2019/09/04)

マツダが2020年に発売するというマツダEVの試乗レポートを載せていました。ノルウェーのオスロでマスコミを対象とした試乗会があったようで筆者は違いますが、いくつものサイトがマツダEVを紹介していました。

気になるのはその一回の充電での航続距離で、この記事ではその点に触れていたので、取り上げています。

タイトルにあるようにバッテリー容量は「35.5kWh」だそうです。ただ、航続距離は明らかにされていないようで、どのサイトにも書いておらず、このページでは「250km前後」と推測していました。その根拠は、編集部注としながらも、日産リーフのバッテリー容量は40kWhでWLTCモード航続距離322kmとなっているからのようです。

日産リーフのWLTCモードのように測定方法で違いが出てきますが、たまたまか意識的なものか、2020年春に日本で発売されるとウワサされる「ホンダe」も全く同じ「35.5kWh」で、公表されている一充電での航続は、最大220kmです。

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今回試乗に使われたマツダEVの外観はCX-30ですから実車のスタイルは換わってくるでしょうが、車重がSUVのように重ければ「ホンダe」の220kmよりも短く、スポーツカーとして販売する「ホンダe」より電費が良ければ220kmよりも長くなるでしょう。

ちなみに、フォルクスワーゲンは、ビートルを電気自動車にコンバートするサービスを提供すると発表しましたが、バッテリー容量は「36.8kWh」で航続距離は約200キロだそうです。

いずれにせよ、マツダEVの航続距離は最大「250km」あたりが妥当かもしれません。
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 (画像:マツダのHPよりCX-30を引用)