2つの「電気自動車」に関するアンケート結果が出ていました。

一つは駐車場事業などを行う「パーク24」からで、もう一つは自動車の売買にまつわるサービスを展開する「モータ」(旧:オートックワン)からです。

6割がガソリン車以外の購入を検討した経験あり~電気自動車の購入、若者は航続距離より車種を重視~(2019/06/07)

大きくは以下の3点です。特に(1)は予想できることで、電気自動車への理解がまだまだ進んでいないことをあらわしています。
  1. 電気自動車1回充電あたりの航続距離を「知らない」が7割 
  2. 6割がガソリン車以外の購入を検討した経験あり 
  3. 電気自動車の購入、若者は航続距離より車種を重視
(2)のガソリン車以外で検討した1位は、42%の「ハイブリッド車」だそうです。こういう結果を見越して、トヨタの「電動車の普及のうち、かなりの部分はHVになりそうだ」という強気の発言が出てくるのでしょう。

ただし、実際に買わなかったとしてもガソリン車以外で検討した2位は、29%の「電気自動車」であり、クルマを持っていない人では、33%が「電気自動車」だというのですから、理解が進んでいないとしても「電気自動車」にたいする興味関心は高いものがあり、(3)の1位にあるように「価格が手ごろになったら」いっきに売れ出す可能性は秘めているということです。

こうした市場動向もあり、先日のトヨタも「EVの普及」へ<2019 /06/09>と結び付くのでしょう。

(3)のどのようになったら電気自動車を購入するかの質問で2位になったのは、「EVステーションが増えたら」でした。 電気自動車はまだ早い!? 8割弱が“EVまだ買わない” 【みんなの声】(2019/06/08)にも「買わない理由」に「インフラが整っていない、整えられないから買えない」があります。

これは、心理学的には「カラーバス効果」と呼ばれるものに関係しているでしょう。「カラーバス効果」とは自分が意識していることは、自分のもとに情報として入ってくるという現象です。赤い色が好きだと赤い色に目が止まるという感覚です。逆に言うと、自分が意識していないことは、入ってこないということになります。

「充電器がない」という前に「EVsmart」や「GoGoEV」などの充電検索サイトで近所を調べてみると案外、多いことに気がつくはずです。「充電器」を気にしていないから「ない」ように思っているだけで、想像以上に実際にはあるのです。(都心など本当に「ない」ところ、少ないところもありますが)

以下の地図のように滋賀県内だけでも、琵琶湖を囲むように約120カ所(2019年3月現在)に急速充電器が設置されています。車の専門誌が「地方の様々な場所でもバッテリーのチャージが出来る環境」をというくらい、「知識」と「現実」には「差」があります。

ちなみに滋賀県下の給油所数は2017年度末で322カ所となっています。近くで最近閉まったところがあるので、 2019年にはもっと少なくなっているでしょう。
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また、電気自動車を購入する動機になるものは、「好きな車種があったら」や「格好いいデザイン・お手頃なEVが続々と発売されること」だそうです。

2020年頃には、各メーカーから次々と発売されそうですから、その頃が「電気自動車の普及」が進むタイミングになるのでしょうか。ただ、少なくともその1年を待つ間の時間は取り戻せないと思っているので、私は8年前から乗っています。

i-MiEV Mグレードが来た1<2011 /08/20>