LA市長、2050年までに「完全EV化」ガソリン車追放を宣言(2019/05/07)

ノルウェー、EVが新車販売の58%(2019/05/02) 、アムステルダムでは、2030年からガソリン車などの市内走行を全面禁止する計画(2019/05/04)と伝えたところですが、ロサンゼルスでは、自動車のEV化を「2025年までに全車両の25%、2035年に80%、2050年に100%」にすることをはじめ、「2022年までに1万カ所に無料EV充電所を設置し、2028年には2万8000カ所まで増やす」など環境の整備も行う目標を明らかにしたと報じていました。

トランプ氏は電気自動車がお嫌いなようですが、山火事の頻発など気候変動に由来するかもしれない現象に悩まされている地域では、好き嫌いや自動車産業界の目先だけの利益を求めた要望を聴いている場合ではないのでしょう。

ただし、将来像をまとめている当サイトの未来予想図によると、2030年頃からパリ ディーゼルとガソリン車の乗り入れ禁止目指す 2030年までに(2017/10/16)という流れもありますから、ロサンゼルスの目標は自動車社会のアメリカの実状をふまえた上での控えめな目標かもしれません。