神戸都市開発が、電気自動車を定置型蓄電池代わりに使った「ArchLoop(アーキループ)」を紹介していました。

電気自動車は、定置型蓄電池と比べて容量が多い割には安い点を利用し、電気を貯める「道具」にしています。ちなみに、電気自動車と家とをつなぐV2Hシステムは三菱電機製です。

ただ、晴れの日に充電する電気自動車は、アイミーブ(10.5kWh〜16kWh)をホームページ上で使っていますが、電気自動車に 貯めた電気量を「40kWh」としている点は、資料としていただけません。
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(画像:アイミーブ)
また、電気自動車を定置型蓄電池に置き換えるには、昼間の太陽光発電が動いている時間帯に電気自動車をシステムとつないだままにしておかなければならないという点に注意する必要があります。

たとえば、電気自動車を通勤に使ってしまって昼に家になければこのシステムでは役に立ちません。ですから、通勤には別の車を使い、家にはリーフの40kWhグレードを置いておくなどの前提があるでしょう。

乗らなくなって、ナンバーを外したリーフの24kWhグレードを定置型蓄電池として固定しているという強者もいますが。