Maruti Suzuki commences fleet testing of Electric Vehicles in India(2018/09/07)

スズキのインドにおける子会社「マルチ・スズキ」は、2020年までに販売する予定の電気自動車のプロトタイプ試験をインドで開始すると発表していました。

このプロトタイプは、スズキの既存のモデルをベースに日本により開発されており、 マルチスズキ、プロトタイプEVの試験開始(2018/09/10)によると、リチウムイオンバッテリーもスズキのインド工場で自前生産するようです。

リチウムイオンバッテリーは、専業とする企業から買いつけるのが一般的となっている中、自前での生産を計画していることに注目しました。 スズキ産EVにトヨタが支援(2017/11/17)しているとはいえ、2020年までの発売にはまだ高いか量産化できていないであろう全固体電池は採用されないでしょうから、リチウムイオンバッテリーの低価格化への見通しがついたということかもしれません。

もしくは、先の記事によるとトヨタもスズキからEVの供給を受け、自社ブランドでインド発売をおこなうようですから、リチウムイオンバッテリーだけもスズキからトヨタへの供給があるのかもしれません。可能であれば、その量産効果により、より安く生産することができるでしょう。
スクリーンショット 2018-09-10 10.59.42
(画像:マルチ・スズキのHPより引用)