サイエンスZERO「1分で充電完了!?誕生!夢の全固体電池」(2018/07/29)
2020年代後半に量産を目指す「全固体電池」<2018 /07/27> で全固体電池を取り上げていますが、NHKのサイエンスZEROでも放送をしていました。
全固体電池研究ブーム!突破口を開いた研究者が語る最前線(2018/06/18)に登場されていた東京工業大学の菅野了次教授の話もあり、その中で電気自動車への搭載は「2020年代前半」とされていました。
「前半」と先のブログの「後半」では大きく違ってきますが、このあたりの「誤差」は『全固体電池』の最後の乗り越えなければならない壁の高さを物語っているのかもしれません。
番組中で気になったのは、最初の「自動車レースをするのは大変」の中で、予選と決勝の間に「充電タイムが5時間半も必要なんです」と紹介したところです。
まずは急速充電器を使い、残りは200Vの普通充電を組み合わせて100パーセントにしてからスタートするのでしょうが、急速充電器の数を参加台数分は準備できないために、「5時間半」確保しているのではないかと想像します。
その辺りの詳しい説明がないので、番組を見た印象によっては、「充電」がことさら「大変」ととらえかねないと『心配』しました。司会の小島瑠璃子さんも「大変ですね。」とコメントしていましたから。
(加筆1)
[特報]トヨタの全固体電池、実用化に道開く基盤技術が明らかに(2018/08/06)ここにも「2020年代前半」と書かれていました。具体的には「前半に数量を絞った形で全固体電池の実用化を目指す。大量生産技術の確立はその先の目標」とも書かれていますから、9合目以降が最難関のようです。
(加筆2)
トヨタの全固体電池2025〜30年にEVが化ける(2018/08/07)によると、「2020年代前半にまず、数量限定」で、20年代後半となる2025年以降で「大量生産」を目指すとのことです。やはり「大量生産」は困難がともなうようです。
2020年代後半に量産を目指す「全固体電池」<2018 /07/27> で全固体電池を取り上げていますが、NHKのサイエンスZEROでも放送をしていました。
全固体電池研究ブーム!突破口を開いた研究者が語る最前線(2018/06/18)に登場されていた東京工業大学の菅野了次教授の話もあり、その中で電気自動車への搭載は「2020年代前半」とされていました。
「前半」と先のブログの「後半」では大きく違ってきますが、このあたりの「誤差」は『全固体電池』の最後の乗り越えなければならない壁の高さを物語っているのかもしれません。
番組中で気になったのは、最初の「自動車レースをするのは大変」の中で、予選と決勝の間に「充電タイムが5時間半も必要なんです」と紹介したところです。
まずは急速充電器を使い、残りは200Vの普通充電を組み合わせて100パーセントにしてからスタートするのでしょうが、急速充電器の数を参加台数分は準備できないために、「5時間半」確保しているのではないかと想像します。
その辺りの詳しい説明がないので、番組を見た印象によっては、「充電」がことさら「大変」ととらえかねないと『心配』しました。司会の小島瑠璃子さんも「大変ですね。」とコメントしていましたから。
(加筆1)
[特報]トヨタの全固体電池、実用化に道開く基盤技術が明らかに(2018/08/06)ここにも「2020年代前半」と書かれていました。具体的には「前半に数量を絞った形で全固体電池の実用化を目指す。大量生産技術の確立はその先の目標」とも書かれていますから、9合目以降が最難関のようです。
(加筆2)
トヨタの全固体電池2025〜30年にEVが化ける(2018/08/07)によると、「2020年代前半にまず、数量限定」で、20年代後半となる2025年以降で「大量生産」を目指すとのことです。やはり「大量生産」は困難がともなうようです。
コメント
コメント一覧 (1)
なんて夢を見たい。是非実現して欲しい。
と思うのですが、道は険しそうですね。それに、昭和50年代に成功した
DRAM開発時とは危機感・注目度・熱気がまるで・・・・
それはそうと、「1分で充電完了」なんて何を考えているんでしょうね?
贔屓目に「チョイ足しで20kWhの充電が1分で完了」としても、充電器の負
荷は1200kW。600V充電と仮定すると2000A流れてしまいます。
どんな充電ケーブルを使うんでしょう?
商用電源の負荷変動を平準化するために蓄電池も必要ですか?
古い常識で考えると否定的な事しか頭に浮かびません。でも従来の常識を
打ち破るのも科学技術の新歩。必要は発明の母。超高速充電がきっと実現
すると信じたい。 デス (^^;
(Webマスター:良さそうな話ばかりでてきますが、よく考えてみると?なことはありますね。
最後に残った壁は、なかなか乗り越えることが難しいようです。これだけ騒いでいても、量産化が2022年としても4年後ですからね。)
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