日立造船、次世代「全固体電池」 EV向け視野JAXAで実用(2018/07/24)
日立造船は、「全固体電池」が2018年度中にも宇宙分野で実用段階にと述べたとする記事です。
関心があるのは、それがいつ電気自動車に向けられるかということで、2016年3月4日の日立造船の記事では「全固体リチウムイオン電池を開発、車載用に2020年に製品化」であったものが、 このインタビューでは、「2020年代後半」とより具体的な時期が明らかになってきました。
ただし、書き間違いかもしれませんが、2020年ではなく「年代後半」と後へずれていることが気になります。
全固体電池は、リチウムイオン電池と比べて寿命が長いとされていますが、 電池容量残存率105パーセント(2018/07/25)に書いたように、東芝のリチウムイオン電池「SCiB」は、約6年11ヶ月で約1640回充電を繰り返してても、電池容量残存率「105」パーセントと劣化しにくいリチウムイオン電池です。
今後、既存のリチウムイオン電池もさらに改良されていくでしょうから、リチウムイオン電池の進化と量産化による低価格化に、後発の「全固体電池」が追いつき追い越し、大きく差を広げることができるかがポイントとなるでしょう。
全固体電池研究ブーム!突破口を開いた研究者が語る最前線(2018/06/18)
日立造船は、「全固体電池」が2018年度中にも宇宙分野で実用段階にと述べたとする記事です。
関心があるのは、それがいつ電気自動車に向けられるかということで、2016年3月4日の日立造船の記事では「全固体リチウムイオン電池を開発、車載用に2020年に製品化」であったものが、 このインタビューでは、「2020年代後半」とより具体的な時期が明らかになってきました。
ただし、書き間違いかもしれませんが、2020年ではなく「年代後半」と後へずれていることが気になります。
全固体電池は、リチウムイオン電池と比べて寿命が長いとされていますが、 電池容量残存率105パーセント(2018/07/25)に書いたように、東芝のリチウムイオン電池「SCiB」は、約6年11ヶ月で約1640回充電を繰り返してても、電池容量残存率「105」パーセントと劣化しにくいリチウムイオン電池です。
今後、既存のリチウムイオン電池もさらに改良されていくでしょうから、リチウムイオン電池の進化と量産化による低価格化に、後発の「全固体電池」が追いつき追い越し、大きく差を広げることができるかがポイントとなるでしょう。
全固体電池研究ブーム!突破口を開いた研究者が語る最前線(2018/06/18)
リチウムイオン電池との差が小さければ、あえて全固体電池にする必要はなくなってしまう
コメント
コメント一覧 (9)
(Webマスター:情報合戦の様相です^_^;)
(Webマスター:良い電池なのでしょうが^_^;)
全個体電池の生産は大変そうですね。
(Webマスター:高くても売れるところが宇宙分野だそうで^_^;)
スズキのエネチャージやハイブリッドは東芝のSCiBです。日本だけでなくインドにもデンソーと東芝はSCiB生産工場を準備してます。
電流の入出力を頻繁に繰り返すハイブリッドにSCiBは適しているようです。
全固体電池にも期待しますが、初期のコストを考えると高い物になってしまうような気がします。
東芝のSCiBは、発売開始から10年近く経っていますから、生産コストの改善されているでしょうし、後は生産量が増えればもっと安くなると思います。
全固体電池は、宇宙開発に使うということは暗に大量生産が難しいことを示してますね。宇宙開発は1点ものなのでいくらでもお金がかけられます。できれば、コストダウンに成功して他社と競争してバッテリ価格の低下に貢献してほしいです。
参考)https://sgforum.impress.co.jp/news/4514
(Webマスター:なるほど、宇宙ものは1点ですね(^O^))
雑談としてそれとなく、
・評判の良いSCiB登載車がリリースから外れている懸念
・税制等上もっともランニングコストが節約出来そうな軽EVが以下同文
を 何気に会話に盛り込もうと意識する今日この頃。
そんな話が雑談伝えに、開発指揮担当の耳に届き、
影響すれば良いナァと思いつつ・・・。
東海道新幹線にSCiB積む事になって大量発注が掛かって
一時的にEVに回ってくる分が無くなってるだけで
落ち着くと、供給過多&量産効果で安く手に入れやすく
・・・なると良いナァ。
(Webマスター:なるほど。
私にとっては新しい情報です。ありがとうございます。)
感謝祭などでひさしぶりに増岡さんが来られるというので
興味のないトラック昇りにこの前行って来ました。
何しろ増岡さんは開発部門の人ですから、値打あると思いまして~
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