電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』を一部改良して発売(2018/04/20)
三菱自動車は、『アイ・ミーブ』を一部改良し4月19日から販売すると告知しています。
大きな変更は以下の3点です。
車両価格は上がったのに補助金は減るなどデメリットの多い、悲しい運命の車です。他は「軽」のアイミーブを、Mグレードを買うなら今しかない(2017/12/13)をご覧ください。
ドイツでは国家戦略。電気自動車(EV)は日本で広がるのか(2018/04/17)では、ドイツ鉄道で使用されている電気自動車「シトロエンC-ZERO」を紹介しています。
下の写真を見れば分かるようにこれはアイ・ミーブのOEM車で、2009年11月に発表されており、今も健在のようです。記事中の「まだデザインの古さはない」という部分は泣かせてくれます。
海外で活躍するアイ・ミーブ(2018/04/17)に書いたように、このようにしてまでアイ・ミーブを生産終了にせずにラインナップに残しているのは、海外戦略のカードに使うことができるという算段があるからかもしれません。
(画像:シトロエンのHPより引用)
すくいは、電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』用の新作デザインラッピングを設定(2018/04/19)したことでしょう。これは、現在乗っている『アイ・ミーブ』や中古車でも利用することができるそうです。
(加筆)
今回の件に関して、なんと日本から軽の電気自動車が消えた!! 軽の三菱「i-MiEV」が小型車に成長!? のような記事が見られましたが、軽規格のキャブオーバーバン型であるミニキャブミーブはそのまま販売されており、「軽の電気自動車が消えた」というのは誤りです。正しくは、「軽の乗用電気自動車が消えた」でしょう。
もう一台、商用電気自動車「e-NV200」を仕様向上(2018/04/19)にあるように、日産「e-NV200」が新型リーフのように40kWhのバッテリーとなり、一充電走行距離も300km(JC08モード)と伸びています。
個人的には、100Vを取り出すことができる「パワープラグ」が標準装備になったことがプラスです。
ただし、発売予定は12月となっています。また、価格もそれなりにはなりますが今後、新型リーフのようにバッテリーが60kWhへ増量されるともウワサされていますから、さらに長い航続距離がほしい人は悩みどころでしょう。
なお、1年前には以下のようにワゴンが受注中止になっていましたが、今回から復活しています。
e-NV200ワゴンは現在お選びいただくことができません(2017/0405)
三菱自動車は、『アイ・ミーブ』を一部改良し4月19日から販売すると告知しています。
大きな変更は以下の3点です。
- フロントバンパーの全長が拡大したことで、軽自動車から普通車(小型車)に(4人乗りのまま)
- 駆動用バッテリー温度が高い状態で急速充電をした場合、充電時間が長くなることを知らせる機能採用
- 電池容量10.5kWhの「M」を廃止し、16.0kWhの「X」のみに
車両価格は上がったのに補助金は減るなどデメリットの多い、悲しい運命の車です。他は「軽」のアイミーブを、Mグレードを買うなら今しかない(2017/12/13)をご覧ください。
ドイツでは国家戦略。電気自動車(EV)は日本で広がるのか(2018/04/17)では、ドイツ鉄道で使用されている電気自動車「シトロエンC-ZERO」を紹介しています。
下の写真を見れば分かるようにこれはアイ・ミーブのOEM車で、2009年11月に発表されており、今も健在のようです。記事中の「まだデザインの古さはない」という部分は泣かせてくれます。
海外で活躍するアイ・ミーブ(2018/04/17)に書いたように、このようにしてまでアイ・ミーブを生産終了にせずにラインナップに残しているのは、海外戦略のカードに使うことができるという算段があるからかもしれません。
(画像:シトロエンのHPより引用)
すくいは、電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』用の新作デザインラッピングを設定(2018/04/19)したことでしょう。これは、現在乗っている『アイ・ミーブ』や中古車でも利用することができるそうです。
(加筆)
今回の件に関して、なんと日本から軽の電気自動車が消えた!! 軽の三菱「i-MiEV」が小型車に成長!? のような記事が見られましたが、軽規格のキャブオーバーバン型であるミニキャブミーブはそのまま販売されており、「軽の電気自動車が消えた」というのは誤りです。正しくは、「軽の乗用電気自動車が消えた」でしょう。
もう一台、商用電気自動車「e-NV200」を仕様向上(2018/04/19)にあるように、日産「e-NV200」が新型リーフのように40kWhのバッテリーとなり、一充電走行距離も300km(JC08モード)と伸びています。
個人的には、100Vを取り出すことができる「パワープラグ」が標準装備になったことがプラスです。
ただし、発売予定は12月となっています。また、価格もそれなりにはなりますが今後、新型リーフのようにバッテリーが60kWhへ増量されるともウワサされていますから、さらに長い航続距離がほしい人は悩みどころでしょう。
なお、1年前には以下のようにワゴンが受注中止になっていましたが、今回から復活しています。
e-NV200ワゴンは現在お選びいただくことができません(2017/0405)
コメント
コメント一覧 (7)
世界に誇る「軽」枠と純EVを結びつけたi-MiEVのスピリット機は、国内では冷たい視線でも、世界の目は、間違いなかった。消費者の意識レベルの違いの反映だろう。
アウトランダーPHEVも、こういう歩みを続けてほしい。
(Webマスター:うわさによると親会社の意向もあるみたいです^_^;
まあ、どんな形にせよアイ・ミーブの名前が引き継がれ、次ぎにつながる可能性が残ったことは歓迎できそうですね(^O^))
(Webマスター:その後考えていましたが、アメリカ向けには大きなバンパーを最初からつけていましたから、金型はあって新たなコストは発生していないのではないかと思います。
また、今後も海外へ寄贈するにあたって、日本向けと海外向けと2種類のバンパーを用意する必要がなくなりますから、そういう意味においてもコスト削減にはなりそうです。
それを裏付ける?ように、シトロエンへ出しているアイ・ミーブはフォグランプ付きになっています
東芝の電池をやめるのは愚ですが、次ぎにつながることを願っています)
改良なのか、改悪なのか?
車両価格のことを考えると
二の足を踏むかたが多そうですね。
e-NV200の40kWh版は朗報ですが、
安くても400万円程度の車両価格は高いような(補助金あっても)…。
(Webマスター:二の足どころか販売台数は、一桁になるのではないかと思います^_^;
e-NV200はスペインで作っていますから輸送コストもばかにならないでしょうね)
形状はc-zeroのそれそのものですね。
そこのコストはけちったようですが。
カーテンエアバッグが付いていたかは知りませんが。
四人乗りの3ナンバー車が某自動車メーカーから、しかも設計段階から2車種も出ていますから普通車になったからと言って責めるのは可哀想です。
秋に出てくるアウトランダーPHEVのバッテリーを先行搭載して走行可能距離を延ばしてくれていたら300万円でも受け入れられるかな?
とは思います。
今思えば、プロトタイプは普通車サイズでしたから、どうせ高い価格ならその方が売れたかもしれませんよ。
しかし。
これで軽自動車で新車で買えるのはミニキャブだけになってしまいました。
(Webマスター:なるほど。
日産と三菱は来年、遅くとも2020年には軽EVを出すという話ですから、それを待つしかないですね^_^;)
とにかく所持コストを抑えたい身としては、改悪しか無い。
バッテリーに温度計が付いたのは良いけど
うちの場合、結局 家充電しかしてませんし。
バッテリーも、SCiBを増量してXの容量備える等すれば
旨味もあったハズですが
JR東海が大量発注して市場に出回らなくなったんだろか??
このiMievも日産と共同開発の軽が出るまでの繋ぎみたいな感じで
その後は 役割終了として作られなくなっていくのでしょうけど。
バンパー変えなくてはいけなくされたのも
裏からの陰謀があるとしか思えませんが、
車が事故や災害等で致命的な損傷を受ける可能性は常にある事。
ニュースで 例えば水害で大量の車が流れる映像等を見る度、そう思います。
修理が不可能だったり、可能としても新しいの買った方がマシと言う時に
今使ってるiMievよりも税制等の所持コストで不利なものしか無い状態が
一瞬たりとも生じる事態には憤りさえ感じますね。
(Webマスター:海外戦略用にとりあえず残してあるという、まさしく「つなぎ」でしょうね^_^;
安全基準の変更によって、(三菱社内)次の軽EVができていないが、この際だからアイ・ミーブやめるか、(日産から)海外用に使えるので普通車にして残せ、次の軽EVや小型車EVができたら製造終了だ、という流れがあったのではないかと想像します)
東芝は2019年に次世代SCIB生産開始予定とあります。
これと関連してのMグレード消滅なら
「一旦は消滅」という意味かもしれず
むしろ今後が楽しみとも言えるかも知れませんね。
(Webマスター:これのことですね(^O^)
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2017_10/pr_j0301.htm
EV用電池開発 6分で充電320キロメートル走行(2017/10/02)
体積あたりの容量を2倍に
従来の5倍の電流で充電が可能
次期、日産・三菱の軽EVには、ぜひとも載せてほしいですね)
仕事で使うからこそ充電に時間や神経を使いたくないのに。
せめてバッテリー温度とSOCぐらいは常に表示出来るようにして欲しい。
バッテリー温度管理を省いたコストダウンってどの程度だったの?
SCIB、身もふたもないですけど、もう無いでしょう。
残念ではあります。
願うのは三菱サイドからLEJ社に対して引けを取らない製品を開発するように声を掛ける事でしょうか。
今のままでは日産が決めたバッテリーを共同購入の名のもとに採用させられることになるでしょうね。
(Webマスター:いっそのこと「EVマネージャー」つけて売った方が良かったでしょうね。
ミニキャブ・ミーブ10.5にはSCIB載ってますよ(^O^))
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