日産自動車、「日産リーフ」の再生バッテリーを使った有償交換プログラムを発表(2018/03/26)

日産は、リーフの使用済みバッテリーを再製品化し、有償で交換するサービスを開始すると発表していました。

日産や三菱は、今までも駆動用バッテリーに8年以内かつ、走行距離16万km以内にバッテリー容量が70%を下回った場合には、無償で修理・交換といった保証を設けていましたが、今回のものは、そういった条件を満たさなくても、お金さえ払えば再生品か新品かを選んで交換してもらえるというものです。

その再生バッテリーを提供するフォーアールエナジーは、電気自動車で使用されたリチウムイオンバッテリーの二次利用を行う事業を2010年から行ってきており、有償交換サービスをやろうと思えばもっと早い時期にできたのでしょうが、リーフ当初の24kWh、改良された30kWh、新型の40kWhと販売台数も積み上がると同時に、中古車も大量に出回るようになったために、中古車価格の下支えという意味もあるようです。

3月27日現在、カーセンサーの掲載台数は851台です。そのうち車両本体価格(支払総額ではない)100万円以下のものは457台で、60万円以下のものは113台です。最低の価格は35万9千円です。支払総額の最低価格は53万3千円です。

ちなみに充電器の検索サイトGoGoEVが2018年1月8日に書かれている「中古EVの価格調査」によると、同じカーセンサーでの掲載数は934台と現在と比べて80台ほど多く、最低の価格は35万9千円と同じでした。(一部加筆)

リユースバッテリーの価格は24kWh:30万円となっています。なお、30kWhや40kWhグレードは今後再販の予定をしているそうです。

ちなみに、新品バッテリーも同時に提供され、24kWh:65万円、30kWh:80万円、40kWh:82万円だそうです。

2011年式の中古車は、支払総額でも60万円以下というのが多いですから、そういった中古に再生バッテリーを積み替えて100万円以下で販売すれば、売れるのではないでしょうか。

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(画像:日産ニュースリリースより引用)

「リーフ」中古電池をEVに再利用 新品の半額で (2018/03/26) に「中古のリーフから充電池を回収して・・・状態が良いものを選んで再度、リーフ向けに組み立てる」と再生方法が書いてありました。

日産 坂本副社長「リーフの再販価格上げにも貢献」…再生バッテリー事業(2018/03/27) に「性能の劣化が少ない状態の良い電池モジュールを再利用するもの。性能は、新車時のおよそ8割程度を確保できる」とありました。

低迷するEV中古価格を向上、電池再利用の本命 日産副社長(2018/03/27) に「中古電池の航続距離は、新品の9割近くに達するようだ」とありました。