災害で停電!本当に車の電源で家電は使えるの??
電気自動車・プラグインハイブリッド車など計4種の車で検証しました
(2018/03/16)

JAFは、災害時の電源供給源として車がどの程度使えるのかを検証し、その結果を公開しています。

車は、電気自動車(日産・e-NV200)やプラグインハイブリッド車(トヨタ・プリウスPHV)・ハイブリッド車(ホンダ・オデッセイ)・ガソリン車(スズキ・スイフト)の4車種で、テストは「どんな家電を使えるか」と「お湯が何回沸かせるか」の2つです。

「どんな家電を使えるか」では、スマホの充電器(5W)といったわずかな消費電力のものから、ホットプレート(1,350W)のように大きなものまで7種類で、「お湯が何回沸かせるか」では、1,250Wの電気ポット(1.2リットル)を使って検証しています。

結果はごく当たり前のことで締めくくられていますが、JAFのような1,910万人という大きな会員組織が、電気自動車など電動車のメリットを広報する意味は大きなものがあります。

EVのデメリット(2013/06/29)に書いたように、東海・東南海・南海地震など大災害時には,太平洋側の沿岸部にある多くの発電所が停止することが予想され,その場合の電力不足が心配されています。このような時にもリーフが積む24kWhの電池容量があれば一般家庭の2日分(現在の40kWhであれば4日分)の電気をまかなうことができますから,リーフ40kWhが100万台あれば100万軒の4日分が備蓄できていることになります。(三菱アウトランダーPHEVは,電池12kWhの満充電とガソリン満タン状態で最大約10日間の発電が可能)

これは、日常の生活をそのまましての計算ですから、節電に努めればもっと稼働日数を伸ばすことができます。

「 いつ来るかわからない災害に備えるため固定された発電機を用意しておくよりも,メンテナンスや利便性に優れたEVを普段から走らせておいた方がコストを抑えることができるでしょう。いろいろなリスクを分散させるためにも,EVの普及はこれからますます重要になってくるかもしれません」と2013年に書いていますが、ようやくその重要性が伝わり始めたのかもしれません。