トライブリッド蓄電システム
nichiconは、BYDのフォークリフトと蓄給電(2017/10/21)で紹介したトライブリット蓄電システムをいよいよ6月に発売するようです。

電気自動車といえども、電気を石炭や石油の発電で作っていたのではエコではないと横やりを入れる人がいますが、ソーラーパネルで電気をまかなうことができたら、パネルを作るためにエネルギーはかかってもそのエコ度はずいぶんと上がることでしょう。
ただし、思ったよりもそのシステム価格は高いものでした。
2019年を前に電気自動車の中古車が売れる?(2017/11/09)に書いたように、FIT(固定価格買取制度)による太陽光発電の買取期間10年間を終える「2019年」には、電力会社へ売られていた約50万世帯の約200万キロワットが自家消費にまわるようになると見込まれていますから、それを見越しての発売なのでしょうが、投資額としては少し高いものとなりそうです。
この価格設定は、もしかして補助金が出ることを前提としているのかもしれませんが、上記トライアングルの左下にある家に備える「パワコン」の希望小売価格は100〜110万円、右下の電気自動車への給電設備である「V2Hスタンド」は110万円、電気自動車の代わりに電気を貯める「蓄電池ユニット」は90万円となっています。
説明には太陽光発電の電気を「蓄電池ユニット」に貯め、夜に電気自動車へ充電するとありますが、電気自動車を私のように2台所有しているものもいますから、その場合は、「蓄電池ユニット」の代わりに電気自動車をあて、発電時の電気を直接充電に回すことができるかもしれません。
(追記)前に出されていた「コンセプト発表版」には、「太陽光で発電した電気を電気自動車(EV) に直接充電できます」とありましたが、今回発表のホームページには、「太陽光発電や蓄電池から電気自動車への倍速充電が可能」とあるだけです。表現が少し後退したような感じです。(コンセプト動画の中では直接充電できると話していました)
ただし、カタログ版には「蓄電システムがなければ発電時に余った電気をためておけないので、通勤に電気自動車を使う方は発電した電気を昼間に充電できません」とありますから、電気自動車を通勤に使わずに家に置いてある場合は、発電した電気を昼間に充電できるかもしれません。

再生可能エネルギーで充電(2018/01/08)
nichiconは、BYDのフォークリフトと蓄給電(2017/10/21)で紹介したトライブリット蓄電システムをいよいよ6月に発売するようです。

電気自動車といえども、電気を石炭や石油の発電で作っていたのではエコではないと横やりを入れる人がいますが、ソーラーパネルで電気をまかなうことができたら、パネルを作るためにエネルギーはかかってもそのエコ度はずいぶんと上がることでしょう。
ただし、思ったよりもそのシステム価格は高いものでした。
2019年を前に電気自動車の中古車が売れる?(2017/11/09)に書いたように、FIT(固定価格買取制度)による太陽光発電の買取期間10年間を終える「2019年」には、電力会社へ売られていた約50万世帯の約200万キロワットが自家消費にまわるようになると見込まれていますから、それを見越しての発売なのでしょうが、投資額としては少し高いものとなりそうです。
この価格設定は、もしかして補助金が出ることを前提としているのかもしれませんが、上記トライアングルの左下にある家に備える「パワコン」の希望小売価格は100〜110万円、右下の電気自動車への給電設備である「V2Hスタンド」は110万円、電気自動車の代わりに電気を貯める「蓄電池ユニット」は90万円となっています。
説明には太陽光発電の電気を「蓄電池ユニット」に貯め、夜に電気自動車へ充電するとありますが、電気自動車を私のように2台所有しているものもいますから、その場合は、「蓄電池ユニット」の代わりに電気自動車をあて、発電時の電気を直接充電に回すことができるかもしれません。
(追記)前に出されていた「コンセプト発表版」には、「太陽光で発電した電気を電気自動車(EV) に直接充電できます」とありましたが、今回発表のホームページには、「太陽光発電や蓄電池から電気自動車への倍速充電が可能」とあるだけです。表現が少し後退したような感じです。(コンセプト動画の中では直接充電できると話していました)
ただし、カタログ版には「蓄電システムがなければ発電時に余った電気をためておけないので、通勤に電気自動車を使う方は発電した電気を昼間に充電できません」とありますから、電気自動車を通勤に使わずに家に置いてある場合は、発電した電気を昼間に充電できるかもしれません。

再生可能エネルギーで充電(2018/01/08)
コメント
コメント一覧 (9)
(Webマスター:問い合わせ中です(^O^))
重量のことですが、アイミーブは、かなりの重量があるにも拘わらず軽く扱うことができるのは何故なのでしょうね。
モーターの力の凄さを体感しています。
エンジンの、スズキのワゴンRを時々乗ったりしていますが、アイミーブよりも軽いのに、運転操作等にかなりの重量感を感じています。
この矛盾というか、アイミーブについて、重量感を余り感じさせない可笑しさは何なのでしょうか。
電気自動車の特性がここにあるように思っています。
EV は、重くて軽い。
だから、日産ではないですが、氷上をスイスイ泳ぐような記事があるのでしょうね。
(Webマスター:モーターは出だしから力強いですね)
自動車自体に搭載できる程度の太陽電池ではパワー不足で
あくまでも補助的なものになるでしょうが、
充電所までの目算を誤ったりメンテ中等で充電出来なかった時
トンネル内などでなければ最悪路上で電欠となっても暫く光を浴びれば
最寄りの充電所まで行く程度の電力は溜められる となれば、
これまでとは逆に石油系燃料車無かったくらいの安心感に。
ハイブリッド車も水素自動車も、駆動用のバッテリーとモーターを備えている以上
ソーラーシステムを搭載する価値はありそう。
問題は、車載用ソーラーシステムの値段と重さ辺りでしょうけど。
(Webマスター:あとは電気への変換効率の飛躍的な向上ですね)
(Webマスター:駐車中の時間を使わない手はないですね。
変換効率が上がれば,実用的になるのでしょう)
太陽光発電の買取が終わったらどうなるのかが気になります。10円とか安い価格で買い取られるようになるのなら蓄電して家庭や走行に使った方がお得になります。そうなってくると蓄電池も売れるようになって価格は下がっていくと思います。
東芝のSCiBの蓄電池が安くなれば使いたいと思います。
(Webマスター:法律が改正されて?、余った電気を近くのEVユーザーに個人売買できれば、便利かもしれません(^O^))
『太陽光発電の電気を「蓄電池ユニット」に貯め、夜に電気自動車へ充電するとありますが、電気自動車を私のように2台所有しているものもいますから、その場合は、「蓄電池ユニット」の代わりに電気自動車をあて、発電時の電気を直接充電に回すことができるかもしれません。』とありますが、
製品仕様を見るとパワコン出力はAC200Vだし、V2Hスタンドの自立運転モードの放電出力もAC100V(3kVA)です。
蓄電池ユニットだけがDC入力とあるので、多分太陽光の発電を直接充電に回すと言っても、DC←→AC変換後に、V2Hスタンドの自立運転モードで、グリッドと無関係に運用するなら、「発電時の電気を直接充電に(普通充電口経由で)を回すことができことができる」なのでは?
残念ですが期待していた、チャデモ側充電口でのPV→EV(DC)というDC電送による直接充電は、何処にも書かれていません。
DC蓄電池ユニットに貯めた4kWhを補助電源に使えば、太陽光発電の出力変動を吸収しながら、直接PV→EVというDC充電は十分に可能だと思うのに…。メーカーさんが発売する、本当の意味での「PV2EV」は、まだまだと感じました。
(Webマスター:takaji3さん、Facebookでもお世話になっています。
解説ありがとうございます。
なるほど、DC充電は難しそうなのですね。
13日にニチコンの京都本社である説明会に参加できるようになりましたので、直接確認してきます!)
(Webマスター:これですね。
http://www.gs-yuasa.com/jp/newsrelease/article.php?ucode=gs180218324328_516
)
MiEVキャンパーのソーラー発電では最後の砦としての利用価値はある。
という結果だったかと記憶しています。
空になったバッテリーをフル充電するのに2~3日かかっていましたっけ(笑)
http://www.tosuken.com/blog/2013/11/post_1567.html
(今のところ)私のミニキャブMiEVも当初九州迄行って付けてもらおうと思っていました。
発電した電気は車とは独立したバッテリーに蓄えられましたから、どの程度のバッテリーを搭載するかは目的とコスト次第ですね。
(Webマスター:EV軽キャンパーもよいですね(^O^))
1、PVと蓄電池とEVがDC-DCでやりとりするのか。
2、行き来の最高出力はどの程度か。
3、系統連携時最大5.9kWとありますが、系統をどの程度使うのか。
知りたいです。
21日を楽しみにしています。
(Webマスター:聞くことができる限り聞いてきます!
21日、楽しみにしています(^O^))