EV・ドローン…移動しながら 電波でワイヤレス給電(2018/01/04)

電気を高周波帯の電波に変換して高出力の電気を送る「遠隔給電システム」の開発が進められているという記事です。現在、実用化に向けて研究されている「ワイヤレス給電」よりも、原理的には高出力の電気を遠くまで送ることができるようです。

これが実用化されれば、電波を電気自動車で受信して車載電池に充電できることから、高速道路などを走りながらの充電が可能になりますし、自動運転と融合させれば、止まることなく日本を縦断することもできそうです。

この点、いくら自動運転でハンドルを握る必要がなくなるとはいえ、現実問題として乗用車で500キロ・600キロと途中のトイレ休憩などなしは疲れるでしょうから、より現実的なのは、高速バスでの導入でしょうか。バスなら走行中も車内を移動できますし、トイレも利用することができます。また、無人の長距離トラックに搭載されれば、人手不足を解消し、夜通し走っても眠気を催さないことからより安全になることでしょう。

記事によると「三年後までに、(小型無人機)ドローンにワイヤレスで給電できるシステムを実現させたい」ということですから、電気自動車への応用は五年後ぐらいでしょうか。

GaN研究の歴史とこれから(名古屋大学 未来材料・システム研究所)