自動車のデザインは、外寸の規格が決まっていたり、タイヤ構成など構造が同じであったりするために制約を受け、よく似たものになりがちです。今回は3つのマイクロ電気自動車をとりあげます。

可愛いマイクロEV、いよいよ来春発売!…エフテーシー【モノづくりマッチング2017】
(2017/11/30)

エフテーシー(FTC・浜松)のマイクロEV(FTC88C)は、中国製のミニカー・櫻星88C(OHSEI88C)をベースに「日本で足回りを作り直し、トランクを増設したもの」だそうで、2018年春発売となるそうです。記事によると仕様は以下の通りです。
  • 航続距離:100km(鉛酸バッテリー)
  • 価格:100万円前後
  • オプション:エアコン、リチウムイオンバッテリー
FTCのホームページを捜したのですが見つからなかったので、元になった「櫻星88C」の試乗動画を貼っておきます。

(2016/03/13)


この「櫻星88C」に似たマイクロEVがイタリア製の「BiRO(ビロ)」で発売中です。電気自動車ニュースでも2017年5月3日に『超小型モビリティ「BiRO」』として紹介しています。
  • 航続距離:55km以上(リチウムイオンバッテリー脱着式バッテリー時)
  • 航続距離:100km以上(リチウムイオンバッテリー固定式バッテリー時)
  • 価格:約119万円(サイドドア有り)
  • オプション:エアコンなし(動画ではUSB接続の扇風機がついています)

「櫻星88C」の試乗動画をアップされている佐藤さんは上のように「BiRO」の試乗もされていて、YouTubeの中で「(BiROが)オリジナルでしょう」と書かれています。「BiRO」のHPには、2009年6月から生産を開始した旨が書かれていましたから、上記のレスポンス記事を見たときに、イタリアで販売されている「BiRO」も製造先は中国だと私は思ってしまいましたが、正真正銘「BiRO」はイタリア製で、「BiRO」に似たマイクロEVが「櫻星88C」のようです。
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(画像:BiROジャパンのHPより引用)
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(画像:YouTube「櫻星88C」の試乗動画から引用)

デザインは似ていませんが、タケオカ自動車工芸のマイクロEVは、「Lala ( ララ )」で、2016年11月より発売されています。ドアの窓の部分に小窓があるのは「櫻星88C」に似ています。
仕様(pdf)は以下の通りです。
  • 航続距離:80km(鉛バッテリー)
  • 価格:約106万円
  • オプション:エアコン、オーディオユニット
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(画像:タケオカ自動車工芸のHPより引用)

以前にタケオカ自動車工芸より発売されていた「REVA」はインドのレヴァ・エレクトリック・カー・カンパニー製でしたが、「Lala」は?
初期は左ハンドル仕様しかなかったようですから、海外製なのでしょう。高価になってしまうために外したのでしょうが、リチウムイオン電池の設定がないのが残念なところです。
オプション設定ですがエアコンがつくなど、「REVA」からするとずいぶんと進化しています。 
 
(2017/06/22)