来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、今から来年の準備をしておくと充電渋滞を避けることができて、帰省や旅行などの移動を笑って過ごすことができるかもしれません。

日本充電サービス(NCS)
は、早くもこの時期に「年末年始に急速充電器をご利用予定の方への参考情報」(2017/11/02)を掲載しています。 

高速道路設置の急速充電器の混雑状況とIC周辺設置の急速充電器リスト」では、今年のお盆期間中(2017/8/11~8/16)、高速道路に設置されている急充電器が時間帯ごとにどの程度混雑していたかをまとめています。NCSも書いているように、お盆と年末年始では混雑状況が異なる可能性もありますが、計画を立てる上では、多いに参考になる情報だと思います。なお、「IC周辺設置の急速充電器」 は、IC出口からおおむね1.5km以内にある急充電器だそうです。

具体的にな例を見てみると、新東名の下りでは浜松SAが6時〜12時にかけて充電待ちが多く発生しています。その先は、名神の尾張一宮PAで9時〜15時、さらにその先は、多賀SAで15時〜18時が混み合っており、充電渋滞が順番にずれていっているかのようです。ちょうどこの時間帯に移動した人は、待ち時間が長かったものと考えられます。

このリストを有効活用するとすれば、浜松SAよりもその一つ先で急速充電器が2基ある岡崎SAや上郷SAで充電したり、多賀SAを避けて、その先の菩提寺PAで充電する計画を立てた方が充電待ちに会う確率は低くなります。

また、同時に公表されている全国の急速充電器の混雑状況マップ(2017/8/11~2017/8/16実績) では、地図上の充電器が色分けされ、渋滞実績を読み取ることができます。

たとえば期間中、上の例で書いたSAなどの渋滞回数は以下の通りです。
浜松SA(下)58回、
岡崎SA(下)0回、
上郷SA(下)7回、
尾張一宮PA(下)10回、
多賀SA(下)15回、
菩提寺PA(下)2回