未来予想図は、記事に付属させる形で書いてきましたが、たいへん長くなってきたので別にまとめます。

以下、2018年から2040年までの計画・予想発表記事を時系列に整理しています。ただし、これらはすべてあくまでも「予定」であって実現するかどうかは「未定」です。(初出2017/08/18、更新2017/12/07)

2018年 ・2019年 ・2020年 ・2021年 ・2022年 ・2023年 

2025年 ・2026年 ・2030年 ・2040年
(2018年)

FOMM <クルマ革命>「飛ぶ」「泳ぐ」未来そこに(2017/08/21)
  • 2018年夏ごろに超小型EVをタイで生産と販売を開始
◯日産 中国合弁会社「様々なタイプの電気自動車を積極投入する」(2017/08/14)

◯日産 新型リーフに電池容量を増やしたグレード追加(「Longer Range」)

◯ホンダ  Meeting 2017 代表取締役社長 社長執行役員 八郷 隆弘 スピーチ骨子(2017/06/08)
  • 2018年に中国専用電気自動車モデル発売
◯パナソニック 家電からのEV参入相次ぐ(2017/11/29)
  • 中国とインドの現地企業に二次電池やモーターといった重要部品の提供に加え、EVの設計、生産も支援《「OEM(相手先ブランド)メーカーの形》
◯フィスカー (画像:Henrik Fisker氏のTwitterより引用)
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  • 都市部を走行する公共交通手段の自動運転シャトルとしてEV『オービット』(Orbit)を発表
  • 第一号車は2018年10月
◯現代自動車 2018年前半に1充電で390キロメートル走るSUVを発売(2017/8/17)
  • 航続距離が500キロメートルのEV開発に着手
◯ジャガー・ランドローバー(英) ミドルサイズSUVの電気自動車を2018年後半市販化(2017/08/19)

◯GM 18年に2モデルのEVを新たに発売(2017/11/24)

◯ダイムラー
◯ドイツ 電気自動車への移行で大規模投資必要=首相(2017/05/22)

◯ロシア 2018年に電気自動車工場の建設がスタート(2017/04/12)

◯タイ 充電1000カ所新設 18年末(2017/09/01)


(2019年)

◯三菱 EV拡充 日米欧でSUV投入(2017/09/24)
  • 軽自動車がベースのEVも国内に19年にも投入(当初の2020年から前倒し?)
◯東芝 EV用電池開発 6分で充電320キロメートル走行(2017/10/02)
  • 体積あたりの容量を2倍に
  • 従来の5倍の電流で充電が可能
◯ホンダ 理想的な都市型EVのコンセプトを発表――Urban EVは2019年にも欧州市場に投入(2017/09/13)

◯マツダ ロータリー・エンジンを搭載したレンジエクステンダー車を2019年に発売

◯インフィニティ ついに電気自動車の発売を計画中(2017/09/28)
  • 日産が海外で展開する高級車ブランド、2019年の発売を目指して新型EVを準備中
◯ルノー、東風、日産(中国)投資有限公司 が設立する「eGT」は、電気自動車を2019年に生産開始(2017/08/29)

◯ポルシェ  「Mission E」が2019年に発売へ。価格はパナメーラと同等(2017/09/19)
  • 米国では少なくとも8万ドル程度から
  • 一充電航続距離が300マイル(480 km)。350 kW急速充電にも対応 
◯フィスカー 一気に640㎞走行可能な電気自動車を2019年から生産(2017/08/14)
  • 9分で160㎞分のバッテリー充電、価格12万9,900ドル(約1440万円)
◯ボルボ 2019年以降にエンジンのみを搭載した車の生産を終了(2017/07/05)
  • ボルボ・カーズは全ての車にモーターを搭載
◯テスラ 
◯BMW 「MINI」2019年、市販EVをラインナップ(2017/08/30)

◯ダイムラー 「メルセデス・ベンツ」インドネシアで2019年に電気自動車を発売(2017/09/07)
◯インド マヒンドラ、EV生産能力2倍に 最大月1000台(2017/5/24)
  • 2019年には1充電で最大350キロメートルを走る新型車を投入
◯中国 新エネ車のノルマ先送りへ…反発を考慮か(2017/09/01)
  • メーカーに新エネルギー車(電気自動車など)の現地生産を課す新規制について、開始時期を2018年から実質的に1年延期
  • 2019年から全体の10%、翌年は12%を新エネルギー車に決定(2017/09/28)


(2020年)

◯ヤマダ電機 EV出資発表 全国店舗で販売(2017/10/31)
  • FOMMと提携し、2020年までに全国のヤマダ電機店舗やインターネット通販で100万円以下の電気自動車を販売
◯パナソニック 2020年までに自動運転式小型EVを製品化!(2016/11/27)
  • 完全自動運転式の2人乗りパーソナルEVを自社開発
◯トヨタ 2020年に中国へEV導入…車両電動化への取り組みを加速(2017/11/17) 
  • トヨタ 全固体電池搭載のEV発売へ 数分で充電(2017/07/25)(リンク切れ)
  • 2020年にオリンピックモデルの電気自動車を大会で使用
◯スズキ トヨタが支援し2020年ごろにインド市場への電気自動車投入(2017/11/17)
  • トヨタもスズキから供給を受け、自社ブランドで発売
◯三菱 EV拡充 日米欧でSUV投入(2017/09/24)
◯ホンダ 2019年に欧州市場に投入するUrban EVを2020年に日本で発売(2017/10/25)

◯GSユアサ EV電池 走行距離2倍 ガソリン車並みに(2017/08/08)
  • 1回の充電で走れる距離を2倍に伸ばす新型電池の量産を2020年にも開始
e-Gle(イーグル) 100万円のEV、インド市場向けに開発始動(2017/10/06)

◯日立造船 全固体リチウムイオン電池を開発、車載用に2020年に製品化(2016/03/04)

◯積水化学 大容量フィルム型リチウムイオン電池 事業化へ(2016/03/09)
  • 車載分野で2020年以降の参入を目指す
◯テスラ ロードスターの2世代目モデルを2020年までに発売(2017/11/17)
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(画像:テスラのHPより引用)

◯ダイソン 他社とは「根本的に異なる」EV製造へ-2020年までに(2017/09/27)
  • コードレス掃除機などで培った蓄電池やモーターの技術を生かし、すべて独自での開発
  • 2020年代の初めまでに全固体電池を採用し、「スポーツカーではなく、非常に安い車でもない」EVを発売
◯ジャガー・ランドローバー(英)  ジャガー・ランドローバー、全車を電動化へ…2020年以降(2017/09/08)
  • 2020年以降に発売するすべての車種のパワートレインを、電動化
◯アストンマーティン(英)  ラインアップ全モデルをハイブリッド化すると発表!
  • 2020年末までに全車種の4分の1を完全電気自動車に
◯フォルクスワーゲン 2020年にVolkswagen I.D.の発売(2017/08/08) ◯アウディ 市販EVを3車種ラインナップする(2017/08/24)

◯BMW 2020年に電気自動車の大量生産を開始(2017/09/11)
  • 2025年までには全部で12車種の完全EVを展開
◯ドイツポスト 配送用「自家製EV」を試し乗り(2017/06/14)
  • 2021年をめどに約47,000台の配送車のほぼすべてを電気自動車に切り替える
◯ダイムラー 「メルセデス・ベンツ」「コンセプト EQ A」のスケッチを公開! 2020年以降に市販化予定(2017/09/10)
◯フォード 新しいSUVを2020年に発売(2017/05/18) ◯ドイツ 2020年までに独国内の充電ステーションなどを10万カ所、追加で設置(2017/09/14)


(2021年)

◯SUBARU 2021年に電気自動車を投入へ=吉永社長 | ロイター(2016/05/12)
  • 第1弾は、「レガシィ アウトバック」や「フォレスター」、「インプレッサ」などが候補
◯GM 新開発のEV用プラットフォームを導入(2017/11/20)


(2022年)

◯日産・三菱・ルノー アライアンス 2022: 年間販売台数1,400万台(2017/09/15)
◯ホンダ 2022年をメドに「超急速充電」のEVを複数発売
◯トヨタ 全固体電池搭載のEV発売へ 数分で充電(2017/07/25)(リンク切れ)
  • 「全固体電池」を搭載した電気自動車を、2022年にも日本国内で発売する方針
◯フォルクスワーゲン ワーゲンバス「I.D. Buzz」を発売(2017/08/23)
  • ベースは「I.D.」で、レベル3の自動運転技術を採用
  • 北米・欧州・中国で、商用モデルと乗用モデルの両方投入 
  • コンセプト・モデルは、新欧州ドライビングサイクル航続距離600km
◯ダイムラー 「メルセデス・ベンツ」2022年までに全車種を電気化(2017/09/12)
◯タイ 名物「トゥクトゥク」、電気自動車化へ(2017/10/05)
  • 政府は、全国で約2万2000台のトゥクトゥクを2022年までに全てEVに切り替え

(2023年)

◯GM トヨタ・VW、20年代前半にEV量産へ (2017/10/03)
  • 2023年までに20車種以上の電気自動車と燃料電池車を発売

(2025年)

◯ホンダ 欧州での電動化ビジョンを発表(2017/03/07)
  • 2025年をめどに欧州四輪販売数の3分の2を電動車両(ハイブリッド、プラグインハイブリッド、バッテリーEV、燃料電池)に置き換える
◯フォード 2025年までに中国で電気自動車かハイブリッド車で15車種以上発売(2017/12/06)

◯テスラ イーロン・マスク氏が予想する「自動車業界に起こる3つの大きな変化」(2017/07/19)
  • おそらく10年後(2027年)のアメリカでは、新たに生産される自動車の半分以上がEVに」
  • 「EVの価格は、従来のガソリンエンジン車と同程度に」
◯アウディ 新車販売の3分の1をEVにする(2017/08/24)

◯BMW 2025年までには全部で12車種の完全EVを展開(2017/09/11)

◯フォルクスワーゲン EVの半数を中国で 25年に150万台販売(2017/09/13)
◯オランダ 電気バス完全走行プロジェクト、2025年は全土に (2016/06/06) ◯ノルウェー ではなぜ電気自動車普及が成功したのか?(2017/06/01)
  • 2025年以降は、従来のガソリンおよびディーゼル車の新規登録廃止を目指す
◯インドネシア 国産電気自動車、部品の輸入関税を5%に(2017/09/04)
  • インドネシア政府は、EV部品の輸入税率を現行の50%から5%に引き下げることを検討
  • 2025年までに国内自動車生産台数の2割をEVに

(2026年)

◯GM EVフルライン化へ、全世界で年間100万台販売目指す(2017/11/20)
  • 乗用車からクロスオーバー車、SUV、商用車まで、EVをフルライン化する

(2030年)

◯マツダ 2030年前半までに全モデルに電気モーターを搭載する計画(2017/09/18)

◯スズキ 小型SUVタイプのコンセプト車「e-SURVIVOR」は、2030年の実用化を想定(2017/09/22)

◯新エネルギー・産業技術総合開発機構 革新型蓄電池の実用化に向けた共通基盤技術の開発に着手(2016/05/18)
  • 2030年に航続距離500km程度の走行性能を有する普及価格帯の車載化を目指す
◯フォルクスワーゲン 30年までに全300モデルの電気自動車版を提供へ(2017/09/12)

◯サムスン 距離2倍のリチウム空気電池 30年ごろ実用化 (2017/11/07)

◯台湾 EV全面移行を検討 30年にも、まずバイクから(2017/11/29)

◯マレーシア 電気自動車の成長加速、30年までに本格導入(2017/08/16)
  • 2030年までに電気自動車登録台数10万台、充電器12万5,000カ所
◯インド 電気自動車のみ販売へ 2030年までに(2017/06/04)
  • 2030年までに同国内で販売する自動車を全て電気自動車に
◯ハワイ州 電気自動車導入、法制化へ=米政権のパリ協定離脱批判-ハワイ知事(2017/08/31)
  • (2027〜2037年)ガソリン車から電気自動車や燃料電池車への移行を促すための方策を検討し、導入目標を設定
◯パリ ディーゼルとガソリン車の乗り入れ禁止目指す 2030年までに(2017/10/16)


(2040年)

◯イギリス ガソリン・ディーゼル車の販売禁止 40年までに(2017/07/26)
  • 2040年までに国内でのガソリン車とディーゼル車の販売を禁止
◯フランス 40年めどガソリン車販売禁止 政府、ディーゼルも(2017/07/07)
  • 2040年頃(まで)に国としてガソリン車とディーゼル車の国内販売を禁止