新型リーフの試乗をしてきました。
普段リーフに乗り慣れているわけではなく比較できないので、リーフ乗りの友人も誘っての試乗でしたが、電トラことミニキャブミーブ・トラックを愛用している身としては、比較する土俵が全く違いますが上等の乗り心地でした。
デザインの好き嫌いは個人的なものなので、それの良し悪しはないと思うのですが、個人的には新型リーフは万人向けするようになったのではと好感を持ちました。
(新・旧リーフ)
一番試したかった「プロパイロット」は、試乗ルート上に交通量が少なく追従する車があまりなかったこともあり、体験できませんでした。
アクセルのみで減速も操作可能な「イー・ペダル」は、クリープもしないと聞いていたのですが、その通り停止後はピタリと止まっていました。BMWのi3ほど回生は強くありませんでしたが、このような操作が初めての人には慣れるまでにすこし時間はかかるでしょう。しかし、アイミーブなどのアクセル操作も似ていますが、要領をつかめば踏み替えがいらなく分、運転は楽になります。ブレーキパッドも減りませんし。
駐車を自動制御する「プロパイロット・パーキング」は、テスラ車でも見ているので感動は薄かったですが、白線の中に並列に駐車させるだけでなく、縦列駐車を想定して手動で駐車位置を指定しても駐車させることができました。
(↑一般的な駐車方法)
(↑縦列駐車を想定して)
予想外だったのは充電時間です。新型リーフは40kWhと電池容量が増えたにもかかわらず、30kWhのものとあまり変わらない40分で80パーセントをうたっていますから、受け入れる電力量も多いのかと思ったらそうでもありませんでした。
課題である電池の温度管理は十分でないようですから、電池の劣化を防ぐために温度を上げないようにか電流は控えめに流れていました。パーセントが低いときにはめいっぱい流れるのでしょうが、電池が40kWhもあれば、7割り入れても28kWhもあり結構な距離走ることができるのですから、入りのスピードを抑えてでも電池の劣化を防いでいるという感じでした。
70パーセントあたりからは電流が下がり出し、時間をかけてもそれほど電気量は増えないこと、80パーセントあたりを越えると時間ばかりがかかり、急速充電を止めた方が良いことをユーザーへリーフを引き渡すときにしっかりと伝えておかないと、一桁のアンペアしか電流が流れていなくてもつなぎっぱなしにしていたり、何が何でも上限の30分間つないでいたりといった、いわゆる「充電のマナー」のないオーナーが増えそうです。
(↑充電しはじめは、70パーセントで104A)
(↑ 6分たって、76パーセントで72A)
ちなみに、直後に同じ充電器に電圧の低いミニキャブミーブ・トラックをつなぎましたが、89パーセントでも当初は125A流れ、98パーセントでも52A出ていました。それも2分ちょっとの時間です。
新型リーフは2018年に225マイル超に(2017/09/09)
新型リーフとテスラ モデル3との比較(2017/09/17)
新型「リーフ」は使いやすい電気自動車になった? 日産担当者に聞く(2017/10/12)
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(新・旧リーフ)
一番試したかった「プロパイロット」は、試乗ルート上に交通量が少なく追従する車があまりなかったこともあり、体験できませんでした。
アクセルのみで減速も操作可能な「イー・ペダル」は、クリープもしないと聞いていたのですが、その通り停止後はピタリと止まっていました。BMWのi3ほど回生は強くありませんでしたが、このような操作が初めての人には慣れるまでにすこし時間はかかるでしょう。しかし、アイミーブなどのアクセル操作も似ていますが、要領をつかめば踏み替えがいらなく分、運転は楽になります。ブレーキパッドも減りませんし。
駐車を自動制御する「プロパイロット・パーキング」は、テスラ車でも見ているので感動は薄かったですが、白線の中に並列に駐車させるだけでなく、縦列駐車を想定して手動で駐車位置を指定しても駐車させることができました。
(↑一般的な駐車方法)
(↑縦列駐車を想定して)
予想外だったのは充電時間です。新型リーフは40kWhと電池容量が増えたにもかかわらず、30kWhのものとあまり変わらない40分で80パーセントをうたっていますから、受け入れる電力量も多いのかと思ったらそうでもありませんでした。
課題である電池の温度管理は十分でないようですから、電池の劣化を防ぐために温度を上げないようにか電流は控えめに流れていました。パーセントが低いときにはめいっぱい流れるのでしょうが、電池が40kWhもあれば、7割り入れても28kWhもあり結構な距離走ることができるのですから、入りのスピードを抑えてでも電池の劣化を防いでいるという感じでした。
70パーセントあたりからは電流が下がり出し、時間をかけてもそれほど電気量は増えないこと、80パーセントあたりを越えると時間ばかりがかかり、急速充電を止めた方が良いことをユーザーへリーフを引き渡すときにしっかりと伝えておかないと、一桁のアンペアしか電流が流れていなくてもつなぎっぱなしにしていたり、何が何でも上限の30分間つないでいたりといった、いわゆる「充電のマナー」のないオーナーが増えそうです。
(↑充電しはじめは、70パーセントで104A)
(↑ 6分たって、76パーセントで72A)
ちなみに、直後に同じ充電器に電圧の低いミニキャブミーブ・トラックをつなぎましたが、89パーセントでも当初は125A流れ、98パーセントでも52A出ていました。それも2分ちょっとの時間です。
新型リーフは2018年に225マイル超に(2017/09/09)
新型リーフとテスラ モデル3との比較(2017/09/17)
新型「リーフ」は使いやすい電気自動車になった? 日産担当者に聞く(2017/10/12)
コメント
コメント一覧 (7)
万人向けのデザイン、一段と実用的となった性能
電気自動車が増えることを予感させますよね。
そうなると充電待ちが増えそうなのが心配です。今ではもっぱら家で充電してる私も、EVユーザー初心者のころは頻繁に外で充電してました(笑)
150kWの急速充電式の普及が待たれますね。
(Webマスター:走行距離が伸びた分、充電回数は減りますが、台数が増えれば、同じ事ですから、充電待ちはあまり増えないと思いますが、お書きのように最初のうちは増えるかもしれません。アウトランダーPHEVでもそうでしたから。
150kWが待たれますが、以下のように今年度の充電器への補助金は使い切ったそうですから、補助金を利用していたとすると、今年度の更新はなさそうです^_^;
http://www.cev-pc.or.jp/hojo/juden_pdf/h29/h29_juden_yosan201709.pdf)
この機能ですが停止時にハンドルがまわり、タイヤと地面に悪影響があると思います
少しでも走行中にハンドルがまわればいいかも
(Webマスター:なるほど、そんな感じでしたね^_^;)
従来の3kW充電にするかオプションの6kW充電にするか、思案どころです。
(Webマスター:バッテリーが大きくなるのは良いことだと思っていましたが、別の苦労?もあるようですね^_^;)
150kwの充電器はまだ時期尚早という事かもしれません。
何しろ高いのだそうです。
思えばアイMiEVの温度管理は贅沢なシステム?
(Webマスター:劣化問題の解決には、温度管理が必要ですから、システムとしてでなくても何らかの方法が必要でしょうね)
ここでリーフ行かれますか!
当日の話では、暫くは普通充電器を一定補助で付けていただけるそうです。
しかし6kWは別扱いだそうです。
車両側10万、家側30万と言っていたような・・・。
本文中の通り、上の方は急速では全く入りませんので、よく考えてくださいねw
(Webマスター:工事費見積が10万円以下ならまだ、普通充電器取付キャンペーンをやっているようですね。)
一般的なところでは最大の60A契約でも充電中は
他に一切電気使えないのはキツいですね。
必要な人は、夜車で帰って来て充電繋いで
翌朝出発しようとした時に充電終わって無かったりする様な使い方の人でしょうが、
それでも 新型リーフ買う前からEV使ってる家だと3kW充電備えててるのに
再工事になってしまいますね。・・・屋内配線の容量も高いのにしないといけないし。
新規の人だと、充電終わってないうちに出発する様な使い方になるか
見抜けない事も多いだろうし。
大容量バッテリー登載のテスラ車所有者だと
家で6kW超えの充電出来る様にしてる人も居るらしいですね。
将来的に大容量バッテリー登載車に買い替えてハードに乗りこなす事になりそうな人は
家の車庫まで配線だけでも太いのを通しておく方が良いのかも知れませんね。
(Webマスター:そうですね。
カメが出てから普通充電(3kW)すると朝までに満充電にならないこともありますね。普通充電は、新型リーフでは「約16時間」ですから。
30パーセントぐらいになったら充電するように心がけておき、80パーセントぐらいまでで8時間ぐらいかかるでしょうから、電池のためにもこのぐらいが良い使い方かもしれません。
また、6kW普通充電器の車載用オプションは108,000円するそうですし、ネットの書き込みによると壁掛け側は工事費込みで25万円ぐらいかかるようです。初期投資としては、個人的にはちょっとかかりすぎだと思います^_^;)
125Aを切るようでは、それ以上の電気は受け入れられないということ。
つまり、150kwhの急速充電気が出ても充電速度の向上はたいして見られない。売れそうなのに残念です。
遠出の時、充電を繰り返すようなら上手に運用している30kwhリーフとの違いは表れにくいかもしれませんね。時間当たりの電気流入量はあまり変わりなさそうなので。
(Webマスター:冷却装置をつけなくても電池の劣化を抑えられる方法として、電流を制御したということでしょう。
電池容量が大きくなった分、急がなくても航続距離に余裕ができたので(^O^))
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