電気自動車の開発と技術の普及をおこなっている「e-Gle」とインドの関連会社?(NPO法人インドセンターファンデーション?)は、3年後の2020年にインドで電気自動車タクシーの生産開始をめざすと発表しています。
100万円のEV、インド市場向けに開発始動…エリーカの開発者ら(2017/10/06)
「e-Gle」の代表取締役社長は、慶應義塾大学名誉教授の清水浩氏です。清水氏は2004年に最高速度370km/hを出した『Eliica』(YouTube:2007年)など先進的なEVを早くから開発し、電気自動車の普及を目指してSIM-Driveを立ち上げられましたが、今年2017年6月に会社は清算されていました。
その思いをくむ電気自動車が、10数年の時を経て、ようやくインドのタクシーとして量産になるということです。それも「100万円」で「航続距離350~400km、6人乗り」と電気自動車としての競争力・性能は十分あります。
しかし、インドでよく売れている「アルト800」は 約40万円だそうですから、その価格差はまだ大きいなものがありますが、インド政府は2030年までに国内で販売する自動車を全て電気自動車にという政策を打ち出していますから、高くても当初は補助金でその差は埋まるかもしれません。また、日本での電気自動車価格が下がらなかったら、インドからの輸入ということも考えられるかもしれません。いずれにせよ、実現してほしいものです。
(「KAZ」2005/08/08、日本未来館で撮影)
以下は、来年から23年後の2040年までの今ある予想記事を時系列に整理しています。ただし、これらはすべてあくまでも「予定」であって実現するかどうかは「未定」です。(初出2017/08/18、更新2017/10/11)
(2018年)
◯FOMM <クルマ革命>「飛ぶ」「泳ぐ」未来そこに(2017/08/21)
◯日産 中国合弁会社「様々なタイプの電気自動車を積極投入する」(2017/08/14)
◯日産 新型リーフに電池容量を増やしたグレード追加(「Longer Range」)
◯ホンダ Meeting 2017 代表取締役社長 社長執行役員 八郷 隆弘 スピーチ骨子(2017/06/08)
◯タイ 充電1000カ所新設 18年末(2017/09/01)
(2019年)
◯GM トヨタ・VW、20年代前半にEV量産へ(2017/10/03)
◯フィスカー 一気に640㎞走行可能な電気自動車を2019年から生産(2017/08/14)
◯ホンダ 理想的な都市型EVのコンセプトを発表――Urban EVは2019年にも欧州市場に投入(2017/09/13)
◯ボルボ 2019年以降にエンジンのみを搭載した車の生産を終了(2017/07/05)
◯BMW 「MINI」2019年、市販EVをラインナップ(2017/08/30)
◯ダイムラー 「メルセデス・ベンツ」インドネシアで2019年に電気自動車を発売(2017/09/07)
(2020年)
◯ダイソン 他社とは「根本的に異なる」EV製造へ-2020年までに(2017/09/27)
◯BMW 2020年に電気自動車の大量生産を開始(2017/09/11)
◯フォード 新しいSUVを2020年に発売(2017/05/18)
◯ドイツ 2020年までに独国内の充電ステーションなどを10万カ所、追加で設置(2017/09/14)
(2021年)
◯スバル 富士重、2021年に電気自動車を投入へ=吉永社長 | ロイター(2016/05/12)
(2022年)
◯フォルクスワーゲン ワーゲンバスが電気自動車となって帰ってくる! フォルクスワーゲン、「I.D. Buzz」を2022年に発売すると正式発表(2017/08/23)
(2023年)
◯GM トヨタ・VW、20年代前半にEV量産へ (2017/10/03)
(2025年)
◯イーロン・マスク氏が予想する「自動車業界に起こる3つの大きな変化」(2017/07/19)
◯BMW 2025年までには全部で12車種の完全EVを展開(2017/09/11)
◯フォルクスワーゲン EVの半数を中国で 25年に150万台販売(2017/09/13)
(2030年)
◯フォルクスワーゲン 30年までに全300モデルの電気自動車版を提供へ(2017/09/12)
◯マレーシア 電気自動車の成長加速、30年までに本格導入(2017/08/16)
(2040年)
◯イギリス ガソリン・ディーゼル車の販売禁止 40年までに(2017/07/26)
100万円のEV、インド市場向けに開発始動…エリーカの開発者ら(2017/10/06)
「e-Gle」の代表取締役社長は、慶應義塾大学名誉教授の清水浩氏です。清水氏は2004年に最高速度370km/hを出した『Eliica』(YouTube:2007年)など先進的なEVを早くから開発し、電気自動車の普及を目指してSIM-Driveを立ち上げられましたが、今年2017年6月に会社は清算されていました。
その思いをくむ電気自動車が、10数年の時を経て、ようやくインドのタクシーとして量産になるということです。それも「100万円」で「航続距離350~400km、6人乗り」と電気自動車としての競争力・性能は十分あります。
しかし、インドでよく売れている「アルト800」は 約40万円だそうですから、その価格差はまだ大きいなものがありますが、インド政府は2030年までに国内で販売する自動車を全て電気自動車にという政策を打ち出していますから、高くても当初は補助金でその差は埋まるかもしれません。また、日本での電気自動車価格が下がらなかったら、インドからの輸入ということも考えられるかもしれません。いずれにせよ、実現してほしいものです。
(「KAZ」2005/08/08、日本未来館で撮影)
以下は、来年から23年後の2040年までの今ある予想記事を時系列に整理しています。ただし、これらはすべてあくまでも「予定」であって実現するかどうかは「未定」です。(初出2017/08/18、更新2017/10/11)
(2018年)
◯FOMM <クルマ革命>「飛ぶ」「泳ぐ」未来そこに(2017/08/21)
- 2018年末夏ごろに超小型EVをタイで量産開始
- 航続距離が500キロメートルのEV開発に着手
◯日産 中国合弁会社「様々なタイプの電気自動車を積極投入する」(2017/08/14)
◯日産 新型リーフに電池容量を増やしたグレード追加(「Longer Range」)
◯ホンダ Meeting 2017 代表取締役社長 社長執行役員 八郷 隆弘 スピーチ骨子(2017/06/08)
- 2018年に中国専用電気自動車モデル発売
- ダイムラーは、2018年半ばでにリチウムイオン電池の操業を開始
◯タイ 充電1000カ所新設 18年末(2017/09/01)
(2019年)
◯GM トヨタ・VW、20年代前半にEV量産へ(2017/10/03)
- 現行の「シボレー・ボルトEV」を土台に2車種
- 米国では少なくとも8万ドル程度から
- 一充電航続距離が300マイル(480 km)。350 kW急速充電にも対応
◯フィスカー 一気に640㎞走行可能な電気自動車を2019年から生産(2017/08/14)
- 9分で160㎞分のバッテリー充電、価格12万9,900ドル(約1440万円)
- 軽自動車がベースのEVも国内に19年にも投入(当初の2020年から前倒し)
- 体積あたりの容量を2倍に
- 従来の5倍の電流で充電が可能
- 日産が海外で展開する高級車ブランド、2019年の発売を目指して新型EVを準備中
◯ホンダ 理想的な都市型EVのコンセプトを発表――Urban EVは2019年にも欧州市場に投入(2017/09/13)
◯ボルボ 2019年以降にエンジンのみを搭載した車の生産を終了(2017/07/05)
- ボルボ・カーズは全ての車にモーターを搭載
◯BMW 「MINI」2019年、市販EVをラインナップ(2017/08/30)
◯ダイムラー 「メルセデス・ベンツ」インドネシアで2019年に電気自動車を発売(2017/09/07)
- 最初の市販車は EQC…2019年生産開始(2017/09/19)
- 蓄電容量70kWh、1充電航続距離最大500km
- 2019年には1充電で最大350キロメートルを走る新型車を投入
- メーカーに新エネルギー車(電気自動車など)の現地生産を課す新規制について、開始時期を2018年から実質的に1年延期
- 2019年から全体の10%、翌年は12%を新エネルギー車に決定(2017/09/28)
(2020年)
◯ダイソン 他社とは「根本的に異なる」EV製造へ-2020年までに(2017/09/27)
- コードレス掃除機などで培った蓄電池やモーターの技術を生かし、すべて独自での開発
- 2020年代の初めまでに全固体電池を採用し、「スポーツカーではなく、非常に安い車でもない」EVを発売
- 2020年以降に発売するすべての車種のパワートレインを、電動化
- 2020年末までに全車種の4分の1を完全電気自動車に
- 価格は3万〜3万5000ドル、航続距離は約250〜300マイル(約400キロ~480キロ)
- 前後にモーターを1基ずつ搭載、83kWhのリチウムイオン・バッテリー(2017/09/16)
- 2020年から新型EVを3車種発売
◯BMW 2020年に電気自動車の大量生産を開始(2017/09/11)
- 2025年までには全部で12車種の完全EVを展開
- 2020年にオリンピックモデルの電気自動車を大会で使用
- 「全固体電池」を搭載した電気自動車を、2022年にも日本国内で発売する方針
- 2021年をめどに約47,000台の配送車のほぼすべてを電気自動車に切り替える
- スマート EVに一本化(2017/10/11)
- SUVをベースにした電気自動車(RVR)を2020〜21年に日米欧などの市場で発売
- 販売中の軽のEVより価格を抑える
- 1回の充電で走れる距離を2倍に伸ばす新型電池の量産を2020年にも開始
◯フォード 新しいSUVを2020年に発売(2017/05/18)
- EV SUVの航続距離は少なくとも300マイル(約480キロ)
◯ドイツ 2020年までに独国内の充電ステーションなどを10万カ所、追加で設置(2017/09/14)
(2021年)
◯スバル 富士重、2021年に電気自動車を投入へ=吉永社長 | ロイター(2016/05/12)
(2022年)
◯フォルクスワーゲン ワーゲンバスが電気自動車となって帰ってくる! フォルクスワーゲン、「I.D. Buzz」を2022年に発売すると正式発表(2017/08/23)
- ベースは「I.D.」で、レベル3の自動運転技術を採用
- 主なターゲット市場は、北米・欧州・中国で、商用のカーゴバン・モデルと乗用モデルの両方投入
- コンセプト・モデルは、新欧州ドライビングサイクルに基づく航続距離600km
- 50種の新しい電気自動車がオプションとして選択可能
- 10車種以上のEVを投入(2017/10/11)
- 2022年までに12車種のゼロ・エミッションEVを発売
- 政府は、全国で約2万2000台のトゥクトゥクを2022年までに全てEVに切り替え
(2023年)
◯GM トヨタ・VW、20年代前半にEV量産へ (2017/10/03)
- 2023年までに20車種以上の電気自動車と燃料電池車を発売
(2025年)
◯イーロン・マスク氏が予想する「自動車業界に起こる3つの大きな変化」(2017/07/19)
- おそらく10年後(2027年)のアメリカでは、新たに生産される自動車の半分以上がEVに」
- 「EVの価格は、従来のガソリンエンジン車と同程度に」
- 2025年をめどに欧州四輪販売数の3分の2を電動車両(ハイブリッド、プラグインハイブリッド、バッテリーEV、燃料電池)に置き換える
◯BMW 2025年までには全部で12車種の完全EVを展開(2017/09/11)
◯フォルクスワーゲン EVの半数を中国で 25年に150万台販売(2017/09/13)
- 2025年までにEVを50車種投入(2017/09/15)
- 2025年以降は、従来のガソリンおよびディーゼル車の新規登録廃止を目指す
- インドネシア政府は、EV部品の輸入税率を現行の50%から5%に引き下げることを検討
- 2025年までに国内自動車生産台数の2割をEVに
(2030年)
◯フォルクスワーゲン 30年までに全300モデルの電気自動車版を提供へ(2017/09/12)
◯マレーシア 電気自動車の成長加速、30年までに本格導入(2017/08/16)
- 2030年までに電気自動車登録台数10万台、充電器12万5,000カ所
- 2030年までに同国内で販売する自動車を全て電気自動車に
- (2027〜2037年)ガソリン車から電気自動車や燃料電池車への移行を促すための方策を検討し、導入目標を設定
(2040年)
◯イギリス ガソリン・ディーゼル車の販売禁止 40年までに(2017/07/26)
- 2040年までに国内でのガソリン車とディーゼル車の販売を禁止
- 2040年頃(まで)に国としてガソリン車とディーゼル車の国内販売を禁止
コメント
コメント一覧 (2)
今現在、中古ではありますがアイミーブMは60万円で買えるようになってます。
SCiBの寿命の長さが理解されれば中古市場ももう少し高くても良いように思います。(蓄電池を買うことを思えば格安だと思うのですが?)
色々な人にアイミーブMをお勧めしていますがなかなか購入者は現れません。
(Webマスター:Mグレードなら中古でも10kWh使えますから、超お得なのですが、なかなかわかってもらえませんね^_^;
通勤手当もまるまる浮いて、その分お小遣いも増えるのに(^O^))
初代パンダとか、フロンテクーペとか。
ナビはクレードル付けとくから、後はスマホ使ってくれ!みたいな。
後はヘコタレにくいバッテリー積んで有るけど、目一杯走って精々120km辺り。
エアコン、パワステ、デジタルメーター、横滑り防止装置は有るよ‼︎
こんなので私満足なんですけどね。
カッコ良ければ(笑)
(Webマスター:それは魅力的ですね。
電池は安くなってきていますから、できそうな気がしますが、そんなのを出すと一気にガソリン車が売れなくなりますから、出し惜しみをしているのかも^_^;)
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