花盛りのEV デンソーが慌てない理由(2017/08/15)

部品メーカー国内最大手デンソーの電動化への対応を取り上げながら、電気自動車をとりまく状況を記事にしています。(有料会員限定記事ですが、登録すると月に10本まで無料閲覧できます)

記事の中でいくつか気になる文があったのですが、一つだけ取り上げておきます。
EVが普及する条件として「1回の充電で500キロメートルの走行が可能なこと」が指摘されている。
距離を検討する以前に『誰』が上のように「指摘」しているのかも問題ですが、電気自動車普及の大きなポイントとなるのは、確かに「電池の性能向上」つまり一充電走行距離が伸びることです。しかし、現在のガソリン車と同じような距離が必要でもないでしょう。

4年前に書いた「EVのデメリット」の中で「2) 走る距離が短い」を取り上げましたが、その中でJC08モード約228キロメートルの日産リーフ(24kWh)で「あと100キロ走れば買うのにと言う人がいます」と書いています。(これにも主語がありませんが)300キロメートル走るというと「あと100キロ」といい、400キロメートル走るというと「あと100キロ」というふうに、今も昔も電気自動車に対するハードルを徐々に上げるやり方は変わっていません。

500キロメートル必要という人には、強がりにしか聞こえないでしょうが、私の乗るJC08モード120キロメートルのアイミーブMグレードでも、普段使いに不便さは感じていません。一充電距離100キロでも短いと考えるかどうかは使い方・考え方によるでしょう。携帯電話のように帰宅後にコンセントを差し、出かける朝に満充電になっていれば、短い走行距離でも日常使いには十分です。