トヨタ、全固体電池搭載のEV発売へ 数分で充電、22年国内(2017/07/25)

トヨタ自動車は、「全固体電池」を搭載した電気自動車を、今から5年後2022年にも日本国内で発売する方針を固めたと報じています。

トヨタでは全固体電池の研究を以前からすすめていましたから(燃料電池車、電気自動車よりも優れた点?(2015/01/31)「トヨタ自動車も電池研究部という組織をつくって全固体電池などの研究を進めて」います)これは真新しいことではありませんが、5年後ながらも「国内で発売」と期限をハッキリと明記したところはニュースです。

2015年10月14日にトヨタが発表した 「トヨタ環境チャレンジ2050」のグラフでは、MIRAIが発売された2014年12月15日から「FCV・EV」の青色の部分が出てきますが、あくまでも「FCV」の文字の方が大きく、「EV」はスミに書かれた「おまけ」のような位置づけであったのではないかと思われます。
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しかし、欧米や中国などでの環境規制が強まる中で、それらの国々の自動車メーカーが電気自動車への流れを加速する状況では、計画を見直さざるを得なくなり、先日は2年後の2019年に中国で「C―HR」EVを発売すると発表してきました。また、その記事には「販売は中国市場に限る」とありましたが、当ブログでは、カリフォルニア州でもいずれMade in Chinaの C―HRを販売せざるを得ないかと予想しました。しかし、こんなにも早く日本での販売計画もあきらかにするとは予想外でした。

リチウムイオン電池の進化(2016/12/01)には目を見張るものがあるとはいえ、「一充電走行距離を大幅に延ばし、フル充電も数分で済む」という全固体電池の優位性をアピールすることで、9月に公開されるという新型リーフへのけん制の意味がそこにはあるのかもしれません。(加筆:コメントいただきましたが、「数分」は疑わしいようです。
この「数分」の出所は、「次世代電池を牽引する、全固体電池開発」( 2016/07/22)にある東京工業大の菅野教授の「開発した全固体電池は、数分でフル充電できます。急速充放電が可能なキャパシタよりも優れた出力特性を示すことも確認しました」にあるかもしれません)

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