イーロン・マスク氏が予想する「自動車業界に起こる3つの大きな変化」(2017/07/19)

テスラのイーロン・マスク氏がNGA 2017 SUMMER MEETING で、「おそらく10年後のアメリカでは、新たに生産される自動車の半分以上がEVになるだろう」(10年後=2027年)などとし、それを補うように、「ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス」は、 2025年には「EVの価格は、従来のガソリンエンジン車と同程度になる」だろうと予想している記事です。

 

電気自動車の素晴らしさをいくら語っても、その車両価格がガソリン車と大きく離れていては、見向きもされません。ことあるごとに電気自動車の電気代はガソリン代に比べて安い、オイル交換もエレメント交換もいらないと言っていてもです。実際に5万キロ走って30万円の価格差が埋まるとして、それをふまえても目の前の車両価格差を予想だけで埋め説得するのは容易ではありません。

それがこれから10年もしないで実現するとは、2007年より電気自動車を追いかけてきた者にとって、にわかには信じられないことですが、 イーロン・マスク氏はテスラをここまで育ててきたのですから、発言に自信があってのことなのでしょう。

電気自動車は過去に注目されながらも爆発的には増えてきませんでしたが、パリ協定の発行や中国・カリフォルニア州での規制、インドや欧州の国々での移行によって、ようやく幹が太くなり枝葉が茂る時期を迎えようとしているのかもしれません。

パリ協定離脱の行く末(2017/06/03)