e-Golfに出会いました。
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7月11日に富士スバルラインで行われたEV・FCVパレードランからの移動日、7月12日に新東名の浜松SA(下り)で新e-Golfに出会いました。また別の機会にEV・FCVパレードランへの往復の行程については書きますが、今回の移動中もほぼ充電渋滞に巻き込まれることもなく、順調に充電できていました。この浜松SAに着くまでは。

私の乗るアイミーブMグレードは、電池容量が10.5kWhしかないために、今回のように片道350kmほどを往復しようとすると、5・6回充電器に立ち寄らなくてはなりません。そこで、あらかじめ充電ポイントをリストアップし計画的に充電を繰り返すのですが、今まで6年間乗った経験から、走行可能距離をふまえた本命の充電器を目指して走りながら、その一つ手前の充電器にも必ず寄ることにしており、そこが空いていたら躊躇なく充電を行うことにしています。

なぜかというと、電気を最後の方まで使いきってしまった状態で充電器までたどり着いたとき、そこに先客がいたらその先に進むだけの電気がないために、最長で30分間待たなければならなくなるからです。 ところが、本命の一つ手前で余裕を持って『チョイ足し』をしておけば、次の充電器までの距離によっては本命をとばすこともできますし、本命の充電器で充電中の車を見かけたら、その待ち時間に合わせて30分かかるならその先の充電器へ、時間が短ければ順番を待つことができるというふうに選択肢を増やすことができるからです。

たとえば、自宅からだと名神高速の『尾張一宮PA』(上り)まで十分走ることができますが、その約30km手前にある『養老SA』で充電することにしています。なぜなら、『養老SA』に先客がいたら『尾張一宮PA』まで走れば良いですし、『養老SA』で『チョイ足し』をしておけば、『尾張一宮PA』をとばして『上郷SA』を目指すこともできるからです。電池容量が多ければ、このような方法をとる必要はないのでしょうが、多くのSAやPAに急速充電器が1基しかない状況では、充電渋滞を避ける方法として、大量の電池を積む電気自動車でも残りの電池容量と充電ポイントとの距離によっては有効な方法かもしれません。

 e-Golfのことを書く前に、なぜ長々と充電渋滞を避ける方法を書いたのかは、後で関連した話が出てくるからです。

浜松SA(下り)と岡崎SAとは約61km離れていますし、浜松SAの手前の静岡SAで満充電に近く充電できたとしても静岡・岡崎間は約118km離れていますから、時速80kmとおさえて走ってもJC08モード120kmのMグレードでは悲しいかな届きそうにありません。e-Golfの話に戻します。

そこで、今回の場合は浜松SAに立ち寄らざるを得なかったのですが、そこで白の e-Golfと出会いました。 浜松SAに入ったときには、「わっ!先客や」と思っただけだったのですが、よく見るとGolfです。ここで頭の中が混乱しました。私のe-Golfに対する知識は以下のようなものだったからです。

先代のe-Golfは、日本の急速充電の仕様CHAdeMOと一部相性が悪かったようで、テスト車両は国内で走らせましたが一度撤退しています。その後、電池容量を24.2kWhから35.8kWhへと増やした新e-Golfを出すとは聞いていましたが、その発売日は夏頃のはずだと思っていました。7月12日といえば夏かもしれませんが、発売されたと聞いていませんが、私が知らないだけだったのか。

(帰ってからあらためて調べてみると「6~7月をめどに日本で発売すると発表」と1月に書いている記事を見つけました。しかし、現在でもVolkswagen(フォルクスワーゲン)の 日本法人HPにはモデルリストにe-Golfはあがっていません。車両のテスト走行だったのかもしれません)

オーナー?の了解を得て写真を撮らせてもらったのが2枚の写真ですが、紛れもなくドア前方には「e-Golf」の文字が入っていますし、目の前でCHAdeMO仕様の充電器で充電しているのです。

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充電中に見たとき、充電器の画面には充電率約40パーセントの表示で「60A、7.6kWh充電」と出ていました。
60Aしか電流が流れていないので、ここでまた疑問が。関東のナンバーでしたから、浜松まで来る間に電池の温度が上がったのでしょうか。電池の冷却機能が付いていないから60Aだとすると、35.8kWhの電池では充電するのに時間がかかってしまいます。もしくはアウトランダーPHEVのように最初から上限60Aの仕様なのでしょうか。(この後、富士吉田から走ってきた私のアイミーブでは100A出た)しかし、「充電時間はチャデモだとおよそ45分で80%のチャージ」との記事もありました。

私がアイミーブを横へつけたときに見たら、オーナーは充電ガンの操作に慣れていらっしゃらないようだったので、お手伝いしました。そんなこともありその後、少し立ち話をさせていただいたのですが、せっかくの機会だったので、上のような疑問も含めて発売時期などもう少し詳しく聞くのでした。ここから30分充電されて時間はあったのですから。

後で、今度は黒いe-Golfが入ってきました。さすがに私の後では時間がかかるので、この先の岡崎SAへ向かわれたようです。(アイミーブMグレードは28パーセントから94.5パーセントまでこの後17分間充電)

私は次ぎに、浜松SAから約61km先の岡崎SAで充電に寄りました。ここには2基ありますから、渋滞にあう確率は少なくなりますが、1基で先ほどの黒e-Golfが充電をしていました。私は電池の温度を上げないために時速80kmを保って運転してきましたから、ゆっくり来たつもりでしたが、黒e-Golfは充電されている途中でした。私の移動時間から考えて、30分間フルに充電されていたのではないかと思います。

ここで私は、46.5パーセントから96.5パーセントまで20分間充電をしました。次ぎに予定している約56km先の尾張一宮PAまでなら90パーセントを越えてまで充電する必要はないのですが、浜松SAのように渋滞することも考えてのことです。

予想は当たり、尾張一宮PAには先客がいました。それも先ほどの黒e-Golfです。そこで充電状態を伺うと充電を始めたばかりとのこと、このまま待っていれば効率が悪いとすぐに約30km先の養老SAへ向かいました。尾張一宮PAから養老SAにかけては上り坂が続きますから、電気の消耗がはげしいのですが、先の岡崎SAで十分充電していますから、電欠の心配はいりませんでした。最初に書いたように、容量の少ない電気自動車でも電池容量と距離を考えながら走れば、渋滞を避けながら楽しく走ることはできます。

ただし、電欠の心配はしなかったものの、先ほどの黒e-Golfの充電の方が気にかかりました。いくら60Aしか出ないとはいえ、岡崎SAで充電し、尾張一宮PAでも充電する必要があるのだろうかと。私の10.5kWhのでも岡崎SAから約85km先の養老SAまで走ることができるのに、35.8kWh・満充電での航続距離が300km(NEDC・新欧州ドライビング・サイクル)と聞く電気自動車がなぜ尾張一宮PAで充電をする必要があるのだろうかと。先ほどの白e-Golfの方の話では、目的地は私と同じ滋賀県北部でしたから、少なくとも3分の1の電池容量しかない私のアイミーブの充電パターンが最低条件のはずです。(加筆:ちなみに滋賀県北部にVolkswagen(フォルクスワーゲン)の 営業所はない)

60Aしか出ないために30分制限の岡崎SAでは十分充電ができず、トイレ休憩のついでに充電をしていたのか。テスト走行を兼ねているために製造メーカーの違う充電器でも充電できるかを確かめるために立ち寄っていたのか。充電にCHAdeMOのカードを使ったのか。などと疑問が多く残るe-Golfとの出会いでしたが、初物をいち早く見させていただきました。

ちなみに、養老SAに着いたときは、電池容量は33.5パーセント残っており、暑さと長距離走行により電池温度が上がったためにここでは51Aしか出ませんでした。ですから74.5パーセントになるまでに23分間もかかりましたが、家に帰り着くまでには十分な量ので、切り上げて出発しました。