三菱自、新EV発売へ 20年めど、アイミーブ後継の軽(2017/06/09)

三菱自動車の益子修社長は、2020年をめどに軽の電気自動車を販売する検討に入ったことを明らかにしたと伝えています。

具体的には、現在、日産と三菱の合弁会社NMKVが作っている「eKシリーズ」(日産では「デイズ」)をEV化するとのことですが、この辺りはすでに予想されたところです。
月に10台から20台、年間でも昨年度145台しか売れていない車をマイナーチェンジしてきましたから、フルモデルチェンジの計画はあたためているのだろうと予想していましたが、今まで噂の域を出なかったアイミーブの後継車の話が、ようやく具体的に表に出てきました。
ホンダは2017年秋のモーターショーで中国以外の地域に向けたEV専用モデルを初公開する予定だそうです。記事にはありませんが、三菱も合わせて出してくるかもしれません。

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(ek画像:三菱自動車のHPより)

また、インタビューで注目すべき点は、「販売中の軽のEVより価格を抑え」とより具体的な話をしているところです。電池の価格は発売当初より大幅に下がっているはずなのに、マイナーチェンジで車両価格をそれにみあっただけ下げないのはなぜかと思っていましたが、フルモデルチェンジでそれを反映させるようです。

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2017年4月の新車販売台数は、日産「デイズ」9193台(軽乗用車5位)、三菱「eK」1967台(軽乗用車13位)と合わせて1万台を超えますから、ガソリン車と部品を共通化することによって、コストを落とすことができるでしょう。また、日産店舗は全国に約2100、三菱はその3分の1の約700といわれていますから、販売網が大きくなる分、売り込むことも可能となるでしょう。

アイミーブで電気自動車としての実績は十分積んできていますから、あとの課題は、発売までの3年間でいかに販売できる体制を作ることができるかということではないでしょうか。 アイミーブは売れていない車だったので仕方ない面もありますが、マイナーチェンジしても実車がなかったり、営業マンに電気自動車の知識がなかったりするあたりは、その時までに解消してほしいものです。

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