トヨタ プリウスPHV 新型は、プリウス 以上の“特別なクルマ”になったのか…実燃費・電費を検証(2017/05/30)

プリウスPHVの試乗記です。
試乗の途中で急速充電をし、「純EVにひけをとらない電力消費率」などと書いていますから、トヨタの充電カードプランでは、充電せずにガソリンで走った方が安上がりなのにと記事の途中では心配しましたが、終わりの方に燃費計算するまでもなく「実際には外で充電をするケースはまずないであろう」と書いてあったので、ほっとしました。
電気自動車の欠点として良く取り上げられる「充電時間が長い」という点については、プリウスPHVの充電を体験した筆者が「冷暖房をかけながらテレビを見たり、音楽を聴いたりして時間を潰していれば、20分弱という時間は結構あっという間で、良い小休止になる」と書いていたので、ぜひとも他の「自動車評論家」に参考にしてほしいものです。

ただし、以下の点について筆者の思い違いがあるようなので、勝手にタダしておきます。 「プリウスPHVは三菱『アウトランダーPHEV』や『i-MiEV』と同様、バッテリー総容量の関係で充電に大電流を必要としないこともあって、急速型と充電時間は変わらなかった。」
アウトランダーPHEVは、年式により最高で50Aか60Aでしか受け入れない車(修正済)ですから、プリウスPHVの40Aと同じ「大電流を必要としない」と考えたのでしょうが、『i-MiEV』は(加筆:車種により違いはありますが)、出力50kWの急速充電器では、125Aで入れることができます。ですから、『i-MiEV』は機器によって充電時間は大きく変わってきます。(加筆:ただし、高速走行を続けるなどバッテリーの温度が上がれば、制御がかかって流れる電流は少なくなります。)念のため『i-MiEV』の名誉?のために書き足しておきます。

プリウスPHVで充電(2017/03/15)