クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金(CEV補助金) 補助対象車両及び補助金交付額のお知らせ(2017/05/10)pdf

補助金受付は5月下旬から(2017/04/20)と以前に書いていましたが、次世代自動車振興センターから受付開始が5月29日(月)に決まったと発表されていました。

ただし、今年度事業で対象となるのは、2017年4月28日以降に初度登録された車両ですから、今後はプリウスPHVやアウトランダーPHEVの姿を見る機会が増えてくるかもしれません。また、プラグインハイブリッド車に乗り始めて最初の頃は、金額的に見合わなくても充電したくなるのが人情でしょうから、PHVの充電を待つことが増加するかもしれません。ガソリンで走った方が金銭的にも時間的にも有利ですから、このような状態は、しばらくの間だとは思いますが、 もしそのような待ちが増えれば、これを良い機会だととらえて、トヨタ店への急速充電器設置への要望に結びつけたいと考えています。

補助金受付は5月下旬から(2017/04/20)には、補助金交付額を推測して書いていましたが、今回同時に正式な補助金交付額(2017/05/10)pdfを発表しています。主だったところは以下の通りです。
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ほぼ予想通りでしたが、テスラだけは、補助金受付は5月下旬から(2017/04/20)に書いていた一充電走行距離がアメリカ基準での審査値でしたから、JC08モードでは、どの車種も一充電走行距離が400kmを越えており上限の40万円出ました。お詫びして訂正します。

何度も書きますが、この表を見るたびに、国の政策が普及方向を左右してしまうことを思い知らされます。
中国市場動向…日本より強いEVニーズ、中国ならではの理由(2017/05/10)には、「日本は違うと思いますが、中国市場は、政策によるコントロールが強く働きます」とあります。中国は一党独裁政治ですから、このような書き方をしたのでしょうが、今回の補助金額の政策変更をみると日本でも同じように「政策によるコントロールが強く働」くことがわかります。プリウスPHV8.8kWhとアウトランダーPHEV12kWhの電池容量の間にあるミニキャブミーブ10.5kWhは、プリウスPHVなどと比べ一充電走行距離が1.5倍ほどあっても、補助額はプリウスPHV等の半額10万円しかないのですから。

今一度書いておきますが、「クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」の事業目的は「CO2排出量の削減」であり、日本において「世界に先駆けてクリーンエネルギー自動車の市場を確立」することです。 にもかかわらず、プラグインハイブリッド車よりも一充電走行距離が長いのに電気自動車への補助金は少なくなっています。 補助金が徐々に減らされていくことは、その制度設計から仕方ないことですが、このような「目的」と「具体的な中身」との整合性がとれない政策では、えこひいきした一部の車は買われても広い意味での「次世代自動車の普及を促進」は望むべくもないでしょう。