2020/09

三菱自動車 2020年8月単月 生産・販売・輸出実績(2020/09/29) 

2020年8月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報(全国軽自動車協会連合会 - 統計資料)

アイ・ミーブ普通車は、3台と風前の灯火となりました。2020年度内にもアイ・ミーブ生産終了(2020/09/19)も仕方ないでしょう。しかし、その台数も法人がほとんどだそうですから、生産終了アナウンスを受けてその前に少しは需要が増えるかもしれません。 

ミニキャブ・ミーブは、日本郵便から受注した1200台を全て納車し終えたのか10台規模に縮小しました。日本郵便がEV 1200台導入(2019/03/27)

アウトランダーPHEV

1
2009年11月から2020年8月までの各車種国内販売総数(メーカー発表値)


ミニキャブ・ミーブ

アウトランダーPHEV

アイM普通

国内販売総数


8139

54769

195

↓2020年度合計


394

702

20

10月
  0 0 0
09月
  0 0 0
08月

14 165 3
07月

116 185 11
06月

123 179 2
05月

128 77 2
04月

13 96 2
(アイ・ミーブ軽自動車規格(下の表中の青色)(2009年7月〜10月の記録なし)2018/03 生産終了
(2020年3月で当HP掲載中止)

アイM軽
2009年11月〜国内販売総数
 
10814 

ミニキャブ・ミーブ

アウトランダーPHEV

アイM普通

↓2019年度合計

0

796

4970

105

03月
01953957
02月
0 153499 7
01月
0 3239214
12月
0 64349
4
11月
099308
10月
0 62228 21
09月
0 64109917
08月
0432584
07月
05942316
06月
0144398
05月
043553
04月
072250
(アイ・ミーブ軽自動車規格(下の表中の青色)2018/03 生産終了)

アイM軽

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

アイM普通

↓2018年度合計

43

296

6780

70

03月
5 4169610
02月
2 484585
01月
2 1644913
12月
0 76839
11月
0 339130
10月
3 1955710
09月
3 2112474
08月
5 216787
07月
2 303303
06月
11314055
05月
881974
04月
2211670
(2018/03 アイ・ミーブ 軽自動車規格の製造中止)
(ミニキャブミーブ・トラック2018年3月で掲載中止。2016/03製造中止。
 2012年の発売以来国内販売総数1018台

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2017年度合計

167

285

4951

3

03月
1531665-
02月
1226
576
-
01月2430585-
12月
1415343-
11月
2018235-
10月
1416237-
09月
1317568-
08月
1216293-
07月
10302801
06月
1332487-
05月
13354001
04月
7192821

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2016年度合計

145

205

3625

43

03月
14378464
02月
30
66
459
2
01月31111904
12月
216244-
11月
753114
10月
11
2
486
8
09月
2
4
(未発表)1
08月
7
3
151
3
07月
10
11
261
2
06月
1521
253
9
05月
10
20
174
3
04月
6
9
250
3
アイ・M
ミニキャブ・M
アウトランダーPHEV
M-トラックは2016/03をもって製造中止
↓2015年度合計

489

423

11840

126

03月
10
8
955
6
02月
39
71
1317
20
01月
31
23
801
6
12月
35
21
518
11
11月
23
27
814
8
10月
21
26
1145
4
09月
73
57
1896
15
08月
68
44
1313
9
07月
73
32
2383
9
06月
59
51
221
19
05月
38
45
289
14
04月
19
18
188
5

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2014年度合計

824

781

8629

181

03月
60
44
796
22
02月
82
52
603
25
01月
84
84
830
20
12月
70
57
608
22
11月
92
76
558
22
10月
102
93
538
18
09月
97
110
1450
6
08月
51
87
457
10
07月
102
124
700
4
06月
41
17
1300
14
05月
25
12
563
10
04月
18
25
226
8

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2013年度合計

1099

1006

8968

181

03月
130
124
736
30
02月
238
98
1630
16
01月
55
42
1298
17
12月
82
59
1488
9
11月
66
92
1705
9
10月
75
93
560
15
09月
95
137
772
21
08月
54
71
776
9
07月
68
93
-
14
06月
70
79
-
9
05月
62
71
-
7
04月
100
71
3
25

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2012年度合計

2205

2026

4304

436

03月
358
344
1719
269
02月
377
317
2079
167
01月
79
58
506
48
12月
137
121
11月
189
133
10月
141
128
09月
212
197
08月
86
107
07月
157
200
06月
288
256
05月
142
134
04月
39
31

アイ・M

ミニキャブ・M

↓2011年度合計

2552

1927

三菱発表 2012/03
国内外 累計:26000

03月
117
123
02月
446
590
 
 
01月
341
467
 
 
12月
359
747
 
 
11月
326
MINICAB-MiEV
12月販売 
 
 
10月
244
 
 
 
09月
340
 
 
 
08月
207
 
 
 
07月
61
Mグレード販売
 
06月
40
 
 
05月
34
 
 
04月
37
 
 

アイ・M

 

 

↓2010年度合計

2542

 
 
03月
102
震災
 
 
02月
321
 
 
 
01月
219
 
 
 
12月
164
 
 
 
11月
172
 
 
 
10月
179
 
 
 
09月
277
 
 
 
08月
221
 
 
 
07月
383
 
 
 
06月
390
 
 
 
05月
53
 
 
 
04月
61
個人販売
 
 

アイ・ミーブ

 
 
 

↓2009年度合計

748
 
 
 
03月
101
02月
151
01月
188
12月
145
11月
163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV(アイミーブ)」は2009年7月23日から法人販売)

日産と三菱が開発する「軽自動車の電気自動車」が生活を変える! 「軽EV」こそ日本のEVの「理想像」である理由(2020/09/24)

ガソリンスタンドの減少などから「軽EV」、とりわけ「軽商用車」の普及をすすめるべきだと御堀さんは書いておられます。

今でも商用車のミニキャブミーブしか軽電気自動車はないのですから、日産の軽EVコンセプトカー「IMk」の実車は待ち遠しいものがあります。
スクリーンショット 2020-09-17 18.45.25
(画像:三菱のHPより引用)

 テスラの電気自動車は260万円!(2020/09/25)にあったようにリチウムイオン電池の進化は目を見張るものがあります。テスラの発表の中に「全固体電池」が出てこなかったように、「低価格化」「量産化」の枠の中に「全固体電池」は組み込めないのかもしれません。

米テスラ、260万円台EV車を「3年以内に」製造 マスクCEO表明(2020/09/23)

テスラのイーロン・マスクは、3年以内に2万5000ドル(約263万円)の電気自動車を製造する構想を発表したと報じていました。

【速報】 テスラ「バッテリー・デー」のポイントを解説(2020/09/23)でも、コスト削減の道筋を報告しています。

コスト削減は簡単にはいかないでしょうが、1000万円をゆうに超えるような電気自動車を多数販売しているテスラから出てきた「目標」ですから、他のメーカーも巻き込むことになりそうで楽しみです。

もちろんテスラですから自動運転など機能は満載でしょう。他のメーカーでは、それがオプション設定になれば価格はもっと圧縮できるかもしれません。

「宏光MINI EV」こそ普段使いのサイズ?(2020/09/04)・・・9.3kWh、航続距離120km、価格2万8800元(約44万円)

3年後というと2023年ですが、カリフォルニア州ではその12年後の2035年にはガソリン駆動の販売をゼロにする目標を定めたそうですから、2万5000ドルの価格帯なら目標達成も現実味を帯びてくるかもしれません。

米加州、ガソリン駆動の新車販売禁止へ 35年から
(2020/09/23)
 

(関連記事)
新車の5割近くが電気自動車のノルウェー
EV普及のノルウェー、業界団体幹部が語る車産業の未来(2020/09/25)

○オランダ 電気バス完全走行プロジェクト、2025年は全土に (2016/06/06)

○台湾 EV全面移行を検討 30年にも、まずバイクから(2017/11/29)
○インド 2030年までに国内の自動車の30%をEVにすべき・・・より現実的な目標設定(2018/03/12)

○フランス 40年めどガソリン車販売禁止 政府、ディーゼルも(2017/07/07) ○アイルランド 2030年までに乗用車・商用車(バン)の新車販売を全てEV化(2019/06/25)

○中国 公共交通(バス、タクシー、郵便、清掃車両など)を電気自動車に(2020/04/01)
○イギリス 英、ガソリン車販売禁止を35年に前倒し HVも対象に(2020/02/05)

○スペイン  40年までにハイブリッド車禁止 EV普及へ(2018/11/14)
  • ガソリン車、ディーゼル車、ハイブリッド車の国内での販売を禁止
  • マドリードやバルセロナなど人口5万人以上の都市では23年までに、自動車の通行制限地区を設置
  • 50年までにガソリン車など内燃機関車の走行禁止を検討
○シンガポール 2040年までにガソリン・ディーゼル車を段階的に廃止へ(2020/03/06)

「電気自動車・プラグインハイブリッド自動車の充電インフラ整備事業費補助金」 公募兼交付申請 採択結果のお知らせ(2020/09/18)

次世代自動車振興センターは、8月31日〆切分の採択結果を上のように発表していました。

今回の発表で高速道路 SA/PAへの設置はありませんでした。

急速充電器の倍増計画(2020/08/21)

毎回、基礎充電は、東京都が他県を圧倒しています。

●高速道路 SA・PA 及び道の駅等への充電設備設置事業(経路充電)
  • 岡山県 道の駅やかげ宿
  • 宮城県 道の駅 大谷海岸
  • 福島県 道の駅 なみえ
●商業施設及び宿泊施設等への充電設備設置事業(目的地充電)
  • 山形県 ソフトバンク東根
●マンション及び事務所・工場等への充電設備設置事業(基礎充電)
  • 東京都 ライオンズガーデンコート練馬北町ほか 18カ所
  • 神奈川県 ヨコハマ・シーナリータワーほか 2カ所
  • 愛知県 メガシティテラス 駐車場(260区画)

三菱自「アイ・ミーブ」生産終了へ 世界初の量産EV (2020/09/18)

三菱自動車は、2009年に売り出した「アイ・ミーブ」の生産を20年度内にも終了すると報じていました。

もっとも三菱自動車は次期軽EVを日産と共同ですでに開発し、水島製作所で(2020/07/28)の生産のため2020年8月より設備投資を始めているのですから、アイ・ミーブがいつ終了してもおかしくない状況ではありました。

逆に、月に10台前後しか売れない車をいつまでも作っていたものだと賞賛されるべきかもしれません。

(加筆:記事中に「累計販売台数は約2万3000台」とありますが、正確には2020年7月までで軽規格のものが 10,814台、普通車規格のものが192台で合計11,006台です。ただし、発売当初4ヶ月の2009年7月〜10月の記録が私の手元に残っていませんので、10,814台よりは増えます。約23,000台との差は海外へ輸出された分でしょう)

販売が伸びなかった原因は「高い価格」と販売戦略にあったのではないでしょうか。

高価な電池が販売価格に占める割合が高い電気自動車はどうしても高くなりがちですが、2009年当時と比べると価格は安くなっているはずです。しかし、リチウムエナジージャパンや東芝の「SCiB」の物は量産効果が出ずに下がらなかったのかもしれません。

「宏光MINI EV」こそ普段使いのサイズ?(2020/09/04)のような例は極端としても、アイ・ミーブMグレードの10.5kWhとさほど変わらない9.3kWhの「宏光MINI EV」が約44万円で売り出されている現状を見ると、価格を下げられる要素はあったかもしれません。

先日、三菱自動車はミニキャブ・ミーブに10.5kWhなくなる(2020/09/18)と告知していましたが、これなどは販売する気がない象徴のように受け止めてしまいます。

2016年3月に製造中止されたミニキャブミーブ・トラックは、10.5kWhしか電池を積んでいませんでしたが、その電池性能が優れており極めて劣化しにくいこととが周知されてきたからか、 2012年発売以来の販売総数 1018台というその希少価値からか、製造中止から4年以上たった今でも100万円ほどで売られています。

中古車市場では、ミニキャブ・ミーブ10.5kWhと16kWhはさほど変わらぬ価格で売られています。

ミニキャブ・ミーブ10.5kWhも事前に販売停止を予告すれば、少しは台数がさばけて有終の美を飾ることができたかもしれません。それもせずに突然の中止ですから、一日でも早くやめたかったかのようです。少なくとも東芝の「SCiB」10.5kWhの価値がわかっていないととらえられても仕方がないでしょう。

アイ・ミーブ生産終了は、軽EVカウントダウン(2020/07/29)の意味も含まれているのでしょうから、期待をこめて待ちたいと思います。(日産の将来も不安ですが
SANY7850
(画像:Mグレード) 

軽商用電気自動車『ミニキャブ・ミーブ』を一部改良して発売(2020/09/17)

三菱自動車は、『ミニキャブ・ミーブ』のグレードを16.0kWhのみにし、10.5kWh仕様はなくなっていました。

また、「車両接近通報装置の法規」により車両接近通報音が消せなくなったので、それに関連する変更がありました。
スクリーンショット 2020-09-17 18.45.25
(画像:三菱自動車のHPより引用)

自動車修理工場を経営する知人が、私の三菱のアイミーブを見て、1台仕入れようかと思っていると話していましたが、電気自動車によって違う電池の特性については詳しくないようでした。

「電池の容量は大きいのと小さいのがあるけれど、長く乗るのなら小さいの」とアイミーブなら中古しかない10.5kWhのMグレードをすすめておきました。ミニキャブ・ミーブなら秀逸な東芝のリチウムイオン電池「SCiB」を積んだ10.5kWhグレードが新車ですすめられると思っていましたが、在庫限り?となりそうです。

三菱自動車 2020年7月 生産・販売・輸出実績
(2020/08/30)にあるように日本郵便からの受注がなければ、年間500台を売ることの出来ない車種ですからグレードの縮小は仕方ないかもしれませんが、長く乗り続けてもらうと行った観点からは残念な結果です。

EVカーシェアリングを活用した近郊へのwithコロナの旅|Nissan(2020/09/15)

日産自動車と近畿日本ツーリスト の共同企画「'E'Vacation(いい休暇)」を紹介していました。

日産のカーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」を活用した旅行パッケージです。

「NISSAN e-シェアモビ」にはリーフを?(2017/12/12)
スクリーンショット 2020-09-16 13.25.45
(画像:NISSAN e-シェアモビのHPより引用)

冒頭の紹介ページとNISSAN e-シェアモビに載ったリーフの後ろ姿を見ていたら、それに重なる姿があったことにことに気づきました。

ゴーン被告、富裕層の避暑地に? 高級住宅には爆風の痕 (2020/09/15)に掲載されているカルロス・ゴーン被告のベイルートにある車庫には、同じ後ろ姿がありました。

リーフは、避暑地に連れて行ってもらえなかったようです。

GM、ワイヤレスバッテリーマネジメントシステムを開発…将来のEVに搭載(2020/09/12)

GMが開発した「ワイヤレスバッテリーマネジメントシステム(wBMS)」を紹介していました。

リチウムイオン電池は、数Vの単体セルを組み合わせて作られており、例えば12.8Vの電池は「3.2V」の単セルを4直列にして「12.8V」としています。また、その容量に応じ て並列接続がなされていますが、たくさんの電池の状態を監視し、過充電や過放電・電池間の電圧などをコントロールしているのが「バッテリーマネジメントシステム(BMS)」です。

wBMSは、そのBMSの配線システムをワイヤレス化することによって車両の軽量化や空きスペースの確保も期待できるとのことです。

電池そのものの改良だけでなく電池周辺の技術の進展は、電気自動車普及への足がかりとなるかもしれません。

道路運送車両法施行規則等の一部改正について ~量産を目的とした超小型モビリティに係る基準の整備及び特区法の改正に伴う制度整備について~(2020/09/01)

9月1日、国土交通省は超小型モビリティが一般公道を自由に走行できるように規則などを一部改正すると発表していました。施行は9月1日からですから、下の標識をつけていれば、一般公道を自由に走行することができます。

超小型モビリティとは、以下のように定義されています。
  • 長さ2.5m、幅1.3m、高さ2mを超えない(軽自動車:長さ3.4m以下、幅1.48m以下、高さ2.0m以下)
  • 1~2人乗り(2個の年少者用補助乗車装置を取り付けたものにあっては、3人以下)
  • 最高速度60km/h以下
  • 高速自動車国道を走らない
  • 超小型モビリティであることを自動車検査証に記載(軽自動車登録?)
  • 定格出力8kW以下(内燃機関の場合は 125cc 以下)
安全基準については、「フルラップ前面衝突」や「オフセット前面衝突」を当分の間、試験速度40km/hとするなど経過措置がとられています。(軽自動車:1999年4月から50km/h)

安全性がないと怖くて乗れませんが、車の流れをじゃましないためにも最高速度60km/hはほしいところです。

また、最高速度60km/h以下の車両であることを車両後面の見やすい位置に表示すること等を求めています。
001360482
わかりにくいところがあるのですが、トヨタの コムスは原付登録のミニカーですから、この改正に関係なく公道を走ることができます。

ちなみに、タジマ-ジャイアン(2020年モデル) は、駆動用モーターの定格出力を7.5kWへと出力向上させているそうですが、これまでの規制を踏襲しているのか、最高速度は45km/hとなっています。

トヨタ 2020年冬ミニEV発売!! う、売れるのか!?? 苦節30年ついに超小型モビリティ時代到来!?  (2019/12/04)

米ウーバー、2040年までに全車両をEVに 移行支援に8億ドル (2020/09/09)

配車を行う「ウーバー・テクノロジーズ」が、2040年までに世界で使用する車両全てを電気自動車にするという計画を伝えていました。

記事の中で、乗り換えを支援するため「ゼネラル・モーターズやルノー、日産自動車・三菱自動車」の3社連合と提携するとも書いていましたが、ルノーには「ZOE」・日産には「リーフ」があるものの、三菱にはアイミーブしかないので、傘下の都合で載ったのかと思います。それとも2040年までには、三菱も仕切り直して、新たな電気自動車を出すという思惑も入ってのことでしょうか。

ウーバー、日産とルノーとの覚書に署名-欧州でのEV利用に向け (2020/09/09)やルノー日産、ウーバーと戦略的提携…ドライバーのEV導入を支援(2020/09/10)には三菱の名前はありません。
IMG_3892

 

鹿児島県および長崎県で実際に過去24時間以内に利用実績のある、NCS急速充電スタンドの一覧(2020/09/08)

台風10号により九州では停電が発生していますが、鹿児島県および長崎県で実際に 過去24時間以内に利用実績のある、NCS急速充電スタンドの一覧を公開していました。順次復旧をしている所もあるでしょうから、実際ににはこれより多いでしょう。

『Honda e』を『EveryGo』で予約GET〜急速充電もやってみた試乗速報( 2020/09/06)

『Honda e』の試乗、90kWの急速充電などのレポートです。

デメリットを書きにくい雑誌系の記事と違ってありのままを、大画面モニターが直感的に操作できにくいことや90kWの急速充電に対応していないことなどが書かれています。

個人的には、50kW急速充電でも最大電流値が120Aしか出ないことに驚きました。「急速充電時の充電性能というのは今回の新型バッテリーでは優れ、充電警告灯が点いてから30分の充電で202km走ることができます」と発表されていましたが、電池の劣化を考えてか電流値は高くないようです。アイミーブMグレードでは125A流れます。

「AC100V出力は必須の装備だという思いを強く」したと書いていましたが、標準グレードにはなく、アドバンスにのみ装備されています。450万円の電気自動車ならばぜひ標準装備してほしいと思います。
スクリーンショット 2019-03-09 17.19.31

中国の「44万円EV」が農村市場で快走する背景 上海GM五菱汽車「宏光MINI EV」低価格の衝撃 (2020/08/31)

中国の上海GM五菱汽車が開発した「宏光MINI EV」を紹介しています。
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(画像:上海GM五菱汽車のHPより引用)

車体は全長2917mm×全幅1493mmなので、3400mm×1480mmの軽自動車よりも全長が50センチほど短いです。トヨタiQが3000mmから3140mmでしたから、全長はiQのイメージです。

宏光MINI EVは、リチウムイオン電池容量の違いで大きく分けて2つのグレードがあります。(冷暖房の違いで3グレード)
  • 9.3kWh、航続距離120km、価格2万8800元(約44万円)
  • 9.3kWh、航続距離120km、価格3万2800元(約51万円)
  • 13.9kWh、航続距離170km、価格3万8800元(約60万円)
2011年に発売された三菱i-MiEVのMグレードで容量10.5kWh、JC08モード航続距離120km、約230万円〜でしたから、約10年の時を経て、これぞ「進化」という形です。

ちなみに車体も含めて60万円÷13.9kWhでは、リチウムイオン電池1kWhあたり約43000円というのですから驚きです。

電池の使用による劣化割合などは価格に見合ったものかもしれませんが、最新設備を抜きに割り切った価格設定の電気自動車も日本で登場してほしいものです。 

(「日本的 k car」 だそうです)

アウトランダー などのPHEV、フルEVへの橋渡し役に 英三菱が調査(2020/08/30)

英国三菱が、『アウトランダーPHEV』と「EV」の「関係」を調査した結果を発表していました。

その結果は以下の通りです。
  • エンジン車のドライバーは、航続距離への不安から直接EVへは移行しないが、その不安のないPHEVへは移りやすい。
  • PHEVを経験すると、次にEVを検討する割合は高くなる。
今さらの結果ですが、1997年に発売された初代プリウスに乗ったときの私の感想は、発進時のモーター加速がこのまま続けば良いのに、すぐにエンジンが始動するのはつまらないなあと思ったものです。ハイブリッド車のプリウスでさえ、モーターの体験を重ねると電気自動車への垣根は低くなると思われます。

三菱 アウトランダーPHEV 試乗記(2013/02/15)

同じ事は「e-POWER」の日産車にもいえ、実際にガソリン車のみのグレードがない「キックス」では、バッテリーの能力を最大限使うプログラムが採用されていることからも「e-POWER」の体験がEVへ結び付く?(2018/07/10)のではないかと期待されます。

 ただし、三菱にはその受け皿となる電気自動車が海外向けのアイミーブ?しかなく、テスラなど電気自動車を販売しているメーカーへ塩を送ってしまうことになるのでしょう。

もっとも、この「調査」は、予算があったので行ったものなのでしょうが、「欧州向け新規商品投入の凍結」を三菱は7月に表明していますから、自らが「調査」を意味のないものにしているというちぐはぐさがあります。エクリプスクロスPHEVの発売を控えているというのに。

フィット・ハイブリッドは電気自動車への道をひらく(2020/03/25)

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