2020/07

三菱自動車 2020年6月単月 生産・販売・輸出実績(2020/07/29) 

2020年6月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報(全国軽自動車協会連合会 - 統計資料)

アイ・ミーブ普通車は、細々と「2」台が4月から続いています。

ミニキャブ・ミーブは、日本郵便から受注した1200台に今月の123台でそろそろ近づいてきたかもしれません。日本郵便がEV 1200台導入(2019/03/27)

アウトランダーPHEV
は2020年冬頃モデルチェンジするとのウワサがありますが、2022年度かもしれません

三菱 アウトランダーPHEV、EVモードの航続延長へ…今冬米国で改良(2020/07/28)
  • バッテリー容量:13.8kWh
  • 最大出力:約10%引き上げ
  • モーター出力:約10%向上
1

2009年11月から2020年6月までの各車種国内販売総数(メーカー発表値)


ミニキャブ・ミーブ

アウトランダーPHEV

アイM普通

国内販売総数


8009 

54419

181

↓2020年度合計


264

352

6

03月

0 0 0
02月

0 0 0
01月

0 0 0
12月
  0 0
0
11月

0 0 0
10月
  0 0 0
09月
  0 0 0
08月

0 0 0
07月

0 0 0
06月

123 179 2
05月

128 77 2
04月

13 96 2
(アイ・ミーブ軽自動車規格(下の表中の青色)(2009年7月〜10月の記録なし)2018/03 生産終了
(2020年3月で掲載中止。2009年11月以来国内販売総数 10814台)

アイM軽

ミニキャブ・ミーブ

アウトランダーPHEV

アイM普通

↓2019年度合計

0

796

4970

105

03月
01953957
02月
0 153499 7
01月
0 3239214
12月
0 64349
4
11月
099308
10月
0 62228 21
09月
0 64109917
08月
0432584
07月
05942316
06月
0144398
05月
043553
04月
072250

アイM軽

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

アイM普通

↓2018年度合計

43

296

6780

70

03月
5 4169610
02月
2 484585
01月
2 1644913
12月
0 76839
11月
0 339130
10月
3 1955710
09月
3 2112474
08月
5 216787
07月
2 303303
06月
11314055
05月
881974
04月
2211670
(2018/03 アイ・ミーブ 軽自動車規格の製造中止)
(ミニキャブミーブ・トラック2018年3月で掲載中止。2016/03製造中止。
 2012年の発売以来国内販売総数1018台

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2017年度合計

167

285

4951

3

03月
1531665-
02月
1226
576
-
01月2430585-
12月
1415343-
11月
2018235-
10月
1416237-
09月
1317568-
08月
1216293-
07月
10302801
06月
1332487-
05月
13354001
04月
7192821

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2016年度合計

145

205

3625

43

03月
14378464
02月
30
66
459
2
01月31111904
12月
216244-
11月
753114
10月
11
2
486
8
09月
2
4
(未発表)1
08月
7
3
151
3
07月
10
11
261
2
06月
1521
253
9
05月
10
20
174
3
04月
6
9
250
3
アイ・M
ミニキャブ・M
アウトランダーPHEV
M-トラックは2016/03をもって製造中止
↓2015年度合計

489

423

11840

126

03月
10
8
955
6
02月
39
71
1317
20
01月
31
23
801
6
12月
35
21
518
11
11月
23
27
814
8
10月
21
26
1145
4
09月
73
57
1896
15
08月
68
44
1313
9
07月
73
32
2383
9
06月
59
51
221
19
05月
38
45
289
14
04月
19
18
188
5

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2014年度合計

824

781

8629

181

03月
60
44
796
22
02月
82
52
603
25
01月
84
84
830
20
12月
70
57
608
22
11月
92
76
558
22
10月
102
93
538
18
09月
97
110
1450
6
08月
51
87
457
10
07月
102
124
700
4
06月
41
17
1300
14
05月
25
12
563
10
04月
18
25
226
8

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2013年度合計

1099

1006

8968

181

03月
130
124
736
30
02月
238
98
1630
16
01月
55
42
1298
17
12月
82
59
1488
9
11月
66
92
1705
9
10月
75
93
560
15
09月
95
137
772
21
08月
54
71
776
9
07月
68
93
-
14
06月
70
79
-
9
05月
62
71
-
7
04月
100
71
3
25

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2012年度合計

2205

2026

4304

436

03月
358
344
1719
269
02月
377
317
2079
167
01月
79
58
506
48
12月
137
121
11月
189
133
10月
141
128
09月
212
197
08月
86
107
07月
157
200
06月
288
256
05月
142
134
04月
39
31

アイ・M

ミニキャブ・M

↓2011年度合計

2552

1927

三菱発表 2012/03
国内外 累計:26000

03月
117
123
02月
446
590
 
 
01月
341
467
 
 
12月
359
747
 
 
11月
326
MINICAB-MiEV
12月販売 
 
 
10月
244
 
 
 
09月
340
 
 
 
08月
207
 
 
 
07月
61
Mグレード販売
 
06月
40
 
 
05月
34
 
 
04月
37
 
 

アイ・M

 

 

↓2010年度合計

2542

 
 
03月
102
震災
 
 
02月
321
 
 
 
01月
219
 
 
 
12月
164
 
 
 
11月
172
 
 
 
10月
179
 
 
 
09月
277
 
 
 
08月
221
 
 
 
07月
383
 
 
 
06月
390
 
 
 
05月
53
 
 
 
04月
61
個人販売
 
 

アイ・ミーブ

 
 
 

↓2009年度合計

748
 
 
 
03月
101
02月
151
01月
188
12月
145
11月
163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV(アイミーブ)」は2009年7月23日から法人販売)

新型軽EV生産に向けて、水島製作所で大型設備投資を実施(2020/07/28)

三菱自動車工業は、水島製作所(岡山県倉敷市)において、新型の軽電気自動車を生産するための設備投資を2020年8月より開始すると告知していました。

日産からの発表はありませんが、むろん軽の生産は日産との合弁会社NMKVが担っていますから、兄弟車である日産ディズと三菱eKのようにデザインなどは違っても日産からも同様の軽EVは出てくるでしょう。実際にリリースの中に「 日産にも投資額の一部を負担 」とあります。

軽EVの形がより具体的にスケジュールにのってきました。

軽EVは水島製作所で(2020/07/28)

ニュースリリースによると今回の投資では、主に以下の3点を新設・増設するそうです。
  1. 新たに採用する駆動用バッテリーの組立設備および検査設備の新設
  2. 駆動用バッテリーケースの内製化に伴うプレス・溶接組立・塗装設備の増設
  3. EVプラットフォーム製造に対応するためのライン増設
この中で気になるのは、「新たに採用する駆動用バッテリー」というくだりですが、 電池容量残存率105パーセント(2020/07/24)に書いたように、長期の使用にも耐えうる劣化しにくいバッテリーが採用されていることを願うばかりです。 軽サイズで軽の販売価格では、1年後発売予定のアリアに搭載される冷却システムの採用は難しいでしょう。であるならば、走行中などにバッテリーの温度管理をしなくてもアイミーブ10.5kWhに採用された 東芝のリチウムイオン電池「SCiB」のような劣化しにくいバッテリーが望まれます。

(加筆) 「設備投資」から量産までの準備期間がどれくらいかかるものなのかの知識はありませんが、素人考えでは、2020年8月に投資を始めて実際に作り始めるまでに、1年も2年もかかっていたのでは損失が大きいのではないかと思います。

リリースに「EVプラットフォーム製造に対応するためのライン増設」とあるように、一からラインを「新設」するのではなく、既存の製造ラインにあくまでも「増設」するのですから、案外早くに生産の発表があるかもしれません。
(加筆ここまで)

三菱自 加藤CEO「2021年度にかけて エクリプスクロスPHEV や アウトランダー 次期型を投入」
(2020/07/27)
この記事の中で加藤CEOは、電動車に関わって『エクリプスクロス』PHEVと新型アウトランダーPHEVの投入について述べたということですし、 「日産自動車と軽自動車のEVを共同開発する検討を開始」と語ったともありました。

軽EVについては既報がいくつもあるので今さらの感じはありますが、公式に語ったということで着実に前に進んでいるのだとの印象を受けました。これは、上の28日発表の伏線だったのかもしれません。

日産、水島で軽EV生産 三菱自と連携、電動化加速(2020/07/24)

日刊工業新聞は、日産と三菱(合弁会社NMKV)の次期軽電気自動車を三菱の水島製作所(岡山県倉敷市)で生産すると報じていました。

日産自動車は、5月28日に発表した2023年度までの4か年計画の中で、軽EVは2023年までに追加するとしていますが、一部報道によると「軽EVは2020年12月に発表、発売する予定」とのウワサもあります。
スクリーンショット 2020-05-30 10.36.47
「事業構造改革計画」の資料P9より引用)

しかし、5月28日の発表会冒頭で流れたという動画には、軽の電気自動車「IMk」のシルエットがありませんでしたから、2021年中のIMkの発表はないと想像していますが、どうなのでしょう。

冒頭の記事には、「サプライヤーによると量産開始時期は22年以降」と書いていますが、「流動的」とも書いていますから、良い方向に変更されるとうれしいことです。新型コロナの影響で延期ということもあるでしょうが、 日産の続けざまの新車発表を見ていると期待したくなる状況です。 (コメントで情報をお寄せいただきました)
スクリーンショット 2019-10-01 17.03.43

新型軽自動車にEVグレードを(2019/03/15)

EVでGO まずは1週間!! 試乗モニター募集(2020/07/08)

参加費は無料ですが、岡山県民限定です。岡山県倉敷市には、三菱の水島製作所がある関係で車種も限定されていますが、乗ってみたことない人にとってはまたとない機会でしょう。
最近話題のEV・PHEVってどんな車?乗ってみたいけど乗り換えは不安… そんな皆さんの声にお応えし、EV・PHEVを最長1週間貸し出します! 通勤や買いものなど日常の幅広いシーンでの試乗により、運転だけでなく充電の手軽さも体感してみませんか? 実際に乗って感じた魅力やご利用風景などをSNS等で発信して、岡山県特産品をゲットしよう!
車種は、「三菱i-MiEV(アイミーブ)1台、三菱アウトランダーPHEV 5台」と書いているだけですから、アイミーブが軽なのか現在販売中の普通車タイプなのかはわかりません。

なお、詳しい募集要項については、下段の募集チラシの裏面をご覧ください。
スクリーンショット 2020-07-20 18.51.15
試乗モニター募集チラシ [PDFファイル/2.46MB]

4回目の車検からアイミーブMグレードがかえってきました。

一番気になっていた「容量残存率」ですが、測ってもらった結果は、以下のようにまたも「105パーセント」でした。(42Ah÷40Ah×100=105)

最近は遠出することがないので急速充電は数えるほどしかない上に、普段はもっぱら太陽光の100V充電ですから劣化する要素は少ないと思っていましたが、 2011年8月18日にアイミーブ i-MiEV Mグレードが来て(2011/08/20)から約9年で走行距離97000キロ、それでほぼ悪くなっていない電池は何とも頼もしいものです。
IMG_6289

電池容量残存率105パーセント(2018/07/25)

「世界一」TOYOTAを超えたTESLA、新工場の建設=韓国と日本が最有力(2020/07/16)

テスラのイーロン・マスクCEOが、中国以外のアジア地域に工場を建設する可能性があると言及したため、その国が韓国か日本かを考察した記事です。

RAV4 PHVが売れている理由は、トヨタだから?
(2020/07/18)にあるように500万円の車でも良い商品ならば売れるのですし、日産アリアも価格は500万円からですから潜在的な電気自動車需要はあると企業もみているのでしょうが、私には買えない価格帯です。
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(画像:富士スバルラインEV・FCVパレードランで 下り坂を走るテスラ車の列 2017/07/12)

「電気自動車・プラグインハイブリッド自動車の充電インフラ整備事業費補助金」 公募兼交付申請 採択結果のお知らせ(2020/07/17)

一般社団法人次世代自動車振興センターは、6月30日〆切分の採択結果を以下のように発表していました。

今回の発表でも高速道路 SA・PAへの設置・増設は進んでいません。(補足:きめ細やかな各PAへの設置や充電渋滞がおきている利用頻度の多いところへの増設という意味です)

今回の特徴は、 東京都 青梅市立第五小学校のように青梅市にある学校への設置補助が6カ所あったことです。日常的に教職員が充電することはないでしょうから、災害時に避難所となる学校に給電ポイントを作ろうとしているのかもしれません。

●高速道路 SA・PA 及び道の駅等への充電設備設置事業(経路充電)
  • 東名阪自動車道 大山田パーキングエリア上り線・下り線
  • 富山県 道の駅メルヘンおやべ
  • 大分県 道の駅耶馬トピア
  • 岩手県 道の駅はなまき西南
●商業施設及び宿泊施設等への充電設備設置事業(目的地充電)
  • 京都府 上新電機株式会社六地蔵店
●マンション及び事務所・工場等への充電設備設置事業(基礎充電)
  • 千葉県 コスモ新浦安東京ベイ
  • 東京都 パークコート高輪ヒルトップレジデンスほか 東京都のマンション9カ所
  • 神奈川県 ドレッセ青葉台
  • 東京都 八王子市本庁舎公用車庫ほか 東京都の公共施設12カ所

乗れば納得! 500万円のRAV4が売れている理由とは? PHVモデル試乗記(2020/07/13)

バッテリーが確保できずに予約を中止しているRAV4 PHVですが、約500万円という高額車が売れた「ナゾ」を記事では探っています。
intro_img
(画像:トヨタのHPより引用 ※写真は北米仕様のプロトタイプ)

その中でガソリン車やハイブリッド車に比べ格段に高い価格にもかかわらず売れた理由に、トヨタが以下の『3つのE』を掲げたからではないかとしていました。
  • Enjoy(楽しさ)
  • Electric(電気を使う)
  • Environment(環境)
Enjoyは加速のよさや安定した走り、Electricは外部への給電機能、Environmentは燃費(電費)のよさが含まれています。安定した走りとは、重いバッテリーを床下に搭載することにより重心が下がりコーナリングが安定しているのだとか。

ここまで読んで「ん、これって電気自動車そのものじゃん」と思ったあなたは、電気自動車通です。筆者がRAV4 PHVのメリットだと思って取り上げている点は、すでに電気自動車に備わっているものばかりです。

・2011年に買った軽規格のアイミーブMグレードでも本線に合流するとき、加速が良いので余裕を持ってアクセルを踏むことができます。
・2009年から法人向けの販売が始まったアイミーブは、ハンドルを左右に切ったときのふらつきが、ガソリン車と比べ格段に少ないです。
・アイミーブ シリーズでは、オプションの給電器が必要ですが、それで1500Wの電気を取り出すことができ、動く発電機として停電現場でも活躍することができます。

・うちのアイミーブMグレード(10.5kWh)場合、深夜電力の10.7円/kWhで満充電すると約112円、それで100kmは走るのですから、ガソリン換算でリッター100km以上走ります。
・最近は長雨で商用電力で充電する機会が増えましたが、うちの場合基本はソーラーパネルでの充電なので、太陽の光だけで充電することができ、この場合は限りなくゼロ円で走ることができます。(設備投資額を除く)

トヨタの開発陣が、「環境性能だけに留まらないメリット」をPHEVに盛り込もうとしたら、結果的に「電気自動車」のメリットに寄ってしまったというオチになりそうです。

ですから、それでもRAV4 PHVが売れたのは「ナゾ」でも何でもなく、購入者は「トヨタ車だから」高くても買ったと思うのは 私だけではないでしょう。

CATLとHonda、新エネルギー⾞⽤バッテリーに関する包括的戦略アライアンス契約を締結(2020/07/10)

Honda は 、寧德時代新能源科技股份有限公司 (以下、CATL)と新エネルギー⾞⽤バッテリーに関する包括的なアライアンス契約を締結し、電動⾞普及加速に向けた戦略パートナーシップを強化すると発表していました。バッテリーの共同開発、安定供給、リサイクルとリユースの幅広い領域が契約の対象となるそうです。
1594369497450
(画像:HONDAのニュースリリースHPより引用)

ホンダといえば将来的な動向よりも気になるのは、秋に発売予定という「ホンダe」ですが、ウワサによるとバッテリーが足りずに予約停止に陥った『RAV4 PHV』の3000台よりも更に少ない数しか確保できないようで、県によっては販売割り当て台数が一桁という話です。

レアものとして人気が出ても、喜んで良いものかどうか。 

ホンダe は売れる?(2020/05/12) 

ホンダは目を覚ましたのか?〜中国CATLと電気自動車用バッテリーに関する包括的戦略アライアンス契約を締結(2020/07/17)

7月15日(水)14時より「日産 アリア(Ariya)」の発表記者会見をオンラインで実施するとのことですから注目です。

正式な発売時期などは現時点で発表されていないため、このタイミングで発表されるのでしょう。

「アリア」オンライン発表会 特設サイト


2010年に三菱アイミーブとガソリン車とを比較試乗させてもらった時に感じましたが、電気自動車はバッテリーを床に敷いているため低重心でハンドルを左右に切っても安定しています。しかも「 アリア」はさらに4輪を制御する「e-4ORCE(イー・フォース)」を搭載していますから電気自動車の進化が楽しみなモデルです。

続々と発表!<2020 /06/29>


(加筆)
日産自動車、新型クロスオーバーEV「日産 アリア」を発表(2020 /07/15)

日産自動車 新時代の100%電気自動車「日産 アリア」を発表(2020 /07/15)
  • 一充電航続距離:最大430km(AWD 65kWh搭載モデル)〜最大610km(2WD 90kWh搭載モデル)
  • 発売:2021年中頃・・・感想;1年後とは先!
  • 実質購入価格:約500万円〜(2WD 65kWh搭載モデル)
  • モデル:65kWhと90kWhの2種類の容量と、2WDとAWDの2種類の駆動方式の組み合わせ
  • 運転支援システム:プロパイロット2.0
  • 急速充電:最大130kWに対応(150kWの急速充電器を2021年度内に設置できるよう調整中)
  • 温度調節システム:水冷式・・・感想;やっと実現!
  • 音声認識機能:「ハローニッサン」

久しぶりに「電気自動車ニュース」のアクセスカウントが900/1日を越えたので、「アリア」への注目の高さがうかがえます。

【日産 アリア】新テクノロジーにみる〇と×…EVはかくあるべきか?(2020 /07/17)

日産GHQで『アリア』の実車を満喫する突撃ガイド〜Zoomイベントも実施! (2020/07/22)

災害時における 電動車の活用促進マニュアルPDF(2020/07/10)

経済産業省と国土交通省は、移動式電源として使うことができる「電動車」の「災害時における電動車の活用促進マニュアル」を公表していました。マニュアルには、電動車の外部給電機能、給電時の注意事項等がまとめられています。 (電動車=電気自動車、プラグイン・ハイブリッド自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車)
スクリーンショット 2020-07-13 14.01.42
災害は忘れる間もなくやってきているのですから、「台風や地震などの災害時には、広範囲にわたる停電が発生する恐れがありますが、電動車を「移動式電源」として活用することにより、避難所等に給電することができます」などと、他人事のように書くのではなく、主体的に動いて自治体や被災者をバックアップするのが官庁としてのつとめだと思います。ですから「活用促進」だけではなく、電気自動車を動く発電機として「普及促進」させることにも力を入れるべきでしょう。

「電動車の活用を検討されている自治体に皆様の参考としていただけるよう」とか「災害時におけるの活用促進を促すため」とかいうなら、せめて自治体の電動車比率を高めるような施策が必要でしょう。たとえば、「自治体が所有する車のうち25パーセントは電動車とする」というふうに地方交付税?と組み合わせたクォーター制をしくのも良いかもしれません。

まあどうでもよいことですが、「電動車のユーザ」にとって「災害時におけるの活用促進を促すため」とは余計なお節介と感じてしまいます。行動は自発的にするものでしょう。少なくともウチでは家が壊れなければ、近隣の皆さんのスマホなどを充電することができるように、国の補助金が半額でたときに買った給電器を用意し準備しています。 

百歩譲って「電動車のユーザ」 にも促すのであれば、一時期は行われた「給電器」への補助金を個人へも出してほしいものです。

電力会社がEVを大量購入(2011/04/01)では、半分本気ででまかせを書きましたが、約9年の歳月を経て電気自動車の有用性が認知されつつあることはうれしいことです。

日産自動車、電気自動車を活用した再生可能エネルギー普及に向け活動を拡大(2020/07/09)

茨城日産と日産プリンス茨城販売は、電気自動車を活用した再生可能エネルギーの普及に向け、「スマートテック」との協業を開始したと報告していました。
200709-01-j_inline
(画像:日産ニュースリリースより引用)

茨城県内の2社は、『日産リーフ』を新規に購入した客で、太陽光発電設備を設置していない戸建て住宅に住む人には、成約特典として太陽光発電の「無料」設置と電気料金の高い昼間の時間帯に24円/kWhで電気を利用できるプランの提供を開始したとしています。

リリースには、太陽光発電設備が何kWのものなのか、オプションとして画像にもあるV2Hの設備も付け加えることができるのかなど詳しいことは書いていませんが、リーフの購入金額にソーラーパネルが付いてくるならお得かもしれません。

家を買うと「リーフ」が付いてくる!<2020/06/09>よりはインパクトが小さいですが。

i-MiEVも道半ばで“普通車”に!? 軽自動車のEVは成立するのか? (2020/07/07)

テスラに代表される超高級電気自動車は、それなりに販売台数を伸ばしています。また、400万円ほどの価格帯には日産リーフ(40kWh)がありますし、7月にはプジョーの e-208も発売になりました。年末にはホンダ「Honda e」も控えています。

そうした中、旧アイミーブのような軽自動車タイプの電気自動車が成立するのか否かを書いたのが、この記事です。

結論は著者の解説を読んでいただくとして、個人的には、補助金なしで200万円切るくらい、一充電航続距離200kmが登場したら売れると思っています。
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(画像: IMk ニッサンHP より引用)

軽EVは2023年?から2020年12月?(2020/06/11)

九州地方・岐阜県の「道路通行実績情報マップ」

HONDAでは、Hondaのインターナビ交通情報を活かし、九州地方・岐阜県・長野県で通ることができる道路、通行止め情報、渋滞情報をまとめた「道路通行実績情報マップ」を公開していました。

HONDAの会員専用アプリですが、今必要なものとして九州などのデータだけ限定で、HP上で誰もが見ることができます。
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(画像:九州地方のキャプチャ)

世界最高水準の高効率な太陽電池セルを活用し、電気自動車用太陽電池パネルを製作―太陽電池活用による充電回数ゼロを目指して1kW超の定格発電電力を達成― (2020/07/06)

NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)とシャープは、世界最高水準の高効率な太陽電池モジュール(変換効率31.17%)と同等のセルを活用し、電気自動車用太陽電池パネルを製作したと発表していました。

日産の「e-NV200」(電池容量40kWh)に搭載されパネルは、約1,150W(パネル出力の合計)を達成したそうです。
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(画像:NEDOのニュースリリースより引用)

うちには三菱のデータしかありませんが、三菱純正充電ケーブル100V10Aでも実際に流れる電力は860Wほどですから、安定的に100Vで充電しようと思うと860Wの1.5倍(経験値)となる約1300Wあると安心です。しかし約1,150Wあれば、日中に曇りがちな天候でも100Vで充電することは可能です。(200V充電は難しい)

駐車中の10時から14時までこの860Wで充電できたとすると、860W*4時間=3440Wh(3.44kWh)充電できることになります。

日産のブログ NISSAN EV BLOGにあった「e-NV200」で横浜~前橋を走ってみた(2015/07/15)によると、電池容量24kWhの「e-NV200」で電池容量1kWhで走ることができる距離、つまり電費は6.7km/kWhだったそうです。実験に使われている「e-NV200」は40kWhと電池が増えた分で車重が増え電費が悪くなっているかもしれませんが、上の数字を単純にかけ算をすると約23kmとなります。

太陽光発電の100Vで充電 その2(書き直し)<2020 /01/17>

ニュースリリースには、「走行距離や走行時刻などの利用パターン次第では、年間の外部電源からの充電回数をゼロにできると試算しています」とありますが、具体的には通勤距離が片道10kmであれば、上記のことは可能かもしれません。

1kW超の太陽電池パネルを搭載した「e-NV200」の発電量を上げるには、ボンネットや側面、後部のパネルは動かせませんから、天井部のパネルを太陽に向ける工夫が必要です。キャンピングカーにあるように天井部分の片側を持ち上げ(ポップアップルーフ)、パネルに傾きをつければ、発電効率も上がりさらに発電・充電できることでしょう。

大胆で、独創的で、予想外。 Bセグメントコンパクトのあらゆる基準を上書きする NEW PEUGEOT 208 / e-208日本登場(2020/07/02)

プジョー初の電気自動車『e-208』の販売を7月2日より開始したと発表していました。

電気自動車の重要な部品であるバッテリーはCHAdeMO急速充電に対応しており「50kwh」、一充電走行距離は「340km」(WLTPモード)となっています。価格は389万9000円からです。

ちなみに日産リーフは、 「40kWh」のバッテリー・グレードで一充電走行距離は「322km」(WLTCモード)約333万円からです。

ちなみに10月発売という噂のホンダeは、「35.5kWh」のバッテリーで一充電走行距離は「200km」(WLTPモード)イギリスでのベース価格で2万6660ポンド(約358万円)、日本国内では450万円以上するのではないかと予想されていますが、価格はどう考えても見直されるでしょう。

ホンダe の価格(2019/09/12)

ホンダe の電池容量を考える(2020/04/25)
 

プジョー『e-208』がついに日本発売! 電池容量50kWhで約390万円〜(2020/07/04)

トヨタ RAV4 PHV が注文を一時停止、バッテリー生産能力を大幅に上回る人気で(2020/06/29)

記事によると、『RAV4 PHV』の「年度内の生産分が終了し、現在注文を一時停止している」と書いていました。月販300台の計画だったそうですから、「年度内の生産分」つまり6月から10ヶ月後の2021年3月分までの注文数は3000台だったのでしょうか。

予測通り3000台だったとして、その分しか生産計画がない「バッテリー」というのは不思議です。

(加筆)
なぜ人気SUVを提供? トヨタ「RAV4」とスズキ「アクロス」は何が違う? 両社の関係性とは(2020/07/03)

スズキが2020年秋にヨーロッパで発売する「アクロス」は、トヨタ「RAV4 PHV」のOEMで、それに年間3000台程度を供給するそうですし、トヨタ自身が2020年夏以降にヨーロッパや北米で「RAV4 PHV」の発売を控えていることから、電池の確保ができないということのようです。

何はともあれ三菱自動車 2020年5月 生産・販売・輸出実績<2020/06/30>に書いたように5月のアウトランダーPHEVの販売数は77台、2019年度内でも総数796台ですからトヨタ・ブランドは不動です。

RAV4 PHVに急速充電機能はなし(2020/06/07)でも書いたようにコストパフォーマンスも電費もアウトランダーPHEVより優れているのですから売れて当然かもしれません。

しかし、やっかみにしか聞こえないでしょうが、ガソリン走行と電気走行とを合わせて「1300km以上」という航続距離がいるのかという疑問はあります。また、ガソリン版などとの価格差は必要でしょうが、500万円という価格の車があっという間に予約で埋まる現実に驚かされます。
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 (画像:トヨタのHPより引用 ※写真は北米仕様のプロトタイプ)

トヨタ『RAV4 PHV』に試乗〜気になる電池生産状況などを確認してきました (2020/07/10)

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