2020/04

三菱自動車 2020年3月単月 生産・販売・輸出実績(2020/04/28) 

2020年3月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報(全国軽自動車協会連合会 - 統計資料)

アイ・ミーブ
普通車は、相変わらず超低空飛行ながら売れています。

【まだまだ現役!】10年以上つくってる三菱車・現行モデル選手権(2020/04/26)

アウトランダーPHEV
は今年10月頃、モデルチェンジするようです。

ミニキャブ・ミーブは、日本郵便がEV 1200台導入(2019/03/27)関連の納品がまだまだ続いているようで、2020年3月の195台は、2012年3月の344台以来の台数となります。
図1
2009年11月から2020年3月までの各車種国内販売総数(メーカー発表値を含む)

アイM軽

ミニキャブ・ミーブ

アウトランダーPHEV

アイM普通

国内販売総数

10814

7745

54067

175

↓2019年度合計

0

796

4970

105

03月
0 195 395 7
02月
0  153 499  7
01月
0  32 392 14
12月
0  64 349
4
11月
0 99 308
10月
0  62 228  21
09月
0  64 1099 17
08月
0 43 258 4
07月
0 59 423 16
06月
0 14 439 8
05月
0 4 355 3
04月
0 7 225 0


アイM軽

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

アイM普通

↓2018年度合計

43

296

6780

70

03月
5 4169610
02月
2 484585
01月
2 1644913
12月
0 76839
11月
0 339130
10月
3 1955710
09月
3 2112474
08月
5 216787
07月
2 303303
06月
11314055
05月
881974
04月
2211670
(2018/03 アイ・ミーブ 軽自動車規格の製造中止)
(ミニキャブミーブ・トラック2018年3月で掲載中止。2016/03製造中止。
 2012年の発売以来国内販売総数1018台

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2017年度合計

167

285

4951

3

03月
1531665-
02月
1226
576
-
01月2430585-
12月
1415343-
11月
2018235-
10月
1416237-
09月
1317568-
08月
1216293-
07月
10302801
06月
1332487-
05月
13354001
04月
7192821

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2016年度合計

145

205

3625

43

03月
14378464
02月
30
66
459
2
01月31111904
12月
216244-
11月
753114
10月
11
2
486
8
09月
2
4
(未発表)1
08月
7
3
151
3
07月
10
11
261
2
06月
1521
253
9
05月
10
20
174
3
04月
6
9
250
3
アイ・M
ミニキャブ・M
アウトランダーPHEV
M-トラックは2016/03をもって製造中止
↓2015年度合計

489

423

11840

126

03月
10
8
955
6
02月
39
71
1317
20
01月
31
23
801
6
12月
35
21
518
11
11月
23
27
814
8
10月
21
26
1145
4
09月
73
57
1896
15
08月
68
44
1313
9
07月
73
32
2383
9
06月
59
51
221
19
05月
38
45
289
14
04月
19
18
188
5

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2014年度合計

824

781

8629

181

03月
60
44
796
22
02月
82
52
603
25
01月
84
84
830
20
12月
70
57
608
22
11月
92
76
558
22
10月
102
93
538
18
09月
97
110
1450
6
08月
51
87
457
10
07月
102
124
700
4
06月
41
17
1300
14
05月
25
12
563
10
04月
18
25
226
8

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2013年度合計

1099

1006

8968

181

03月
130
124
736
30
02月
238
98
1630
16
01月
55
42
1298
17
12月
82
59
1488
9
11月
66
92
1705
9
10月
75
93
560
15
09月
95
137
772
21
08月
54
71
776
9
07月
68
93
-
14
06月
70
79
-
9
05月
62
71
-
7
04月
100
71
3
25

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2012年度合計

2205

2026

4304

436

03月
358
344
1719
269
02月
377
317
2079
167
01月
79
58
506
48
12月
137
121
11月
189
133
10月
141
128
09月
212
197
08月
86
107
07月
157
200
06月
288
256
05月
142
134
04月
39
31

アイ・M

ミニキャブ・M

↓2011年度合計

2552

1927

三菱発表 2012/03
国内外 累計:26000

03月
117
123
02月
446
590
 
 
01月
341
467
 
 
12月
359
747
 
 
11月
326
MINICAB-MiEV
12月販売 
 
 
10月
244
 
 
 
09月
340
 
 
 
08月
207
 
 
 
07月
61
Mグレード販売
 
06月
40
 
 
05月
34
 
 
04月
37
 
 

アイ・M

 

 

↓2010年度合計

2542

 
 
03月
102
震災
 
 
02月
321
 
 
 
01月
219
 
 
 
12月
164
 
 
 
11月
172
 
 
 
10月
179
 
 
 
09月
277
 
 
 
08月
221
 
 
 
07月
383
 
 
 
06月
390
 
 
 
05月
53
 
 
 
04月
61
個人販売
 
 

アイ・ミーブ

 
 
 

↓2009年度合計

748
 
 
 
03月
101
02月
151
01月
188
12月
145
11月
163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV(アイミーブ)」は2009年7月23日から法人販売)

充電側の都合からEVの適性電池容量を考えてみた——安藤眞の『テクノロジーのすべて』第50弾(2020/04/23 )

充電するときの電気の容量から、電気自動車に載せる電池の容量を考えた記事です。

今年中に発売されるという「ホンダe」の電池容量は35.5kWhと、現在主流となっている電気自動車の電池容量としては少ないですが、筆者は、家庭に来ている200V15A(3kW)で8時間かけて充電する、つまり充電することができる容量が24kWhとなることを考えたら、「妥当な容量と言えるのではないか」と述べています。

記事中には触れていませんが、この「24kWh」というのは由緒ある数字で、初代日産リーフの電池容量が「24kWh」だったのはここから来ているのであって、知る人ぞ知る有名な話です。

当時考えられた電池容量は、自宅の安い深夜電力で8時間充電するとすれば、現在の一般的な家庭には食洗機やクーラー用に200V15Aが来ていますから、それらを掛け合わせて「24kWh」にしたというものです。

しかしながら発売以降、リーフに求められたものは残念ながら容量の大幅な増強であったことは、周知の事実です。

ですから今さら、「インフラの都合で電力供給量の上限は決まってしまうから、EVにガソリン車同等の航続距離を求め続けるのはナンセンス」と言われても、電気自動車をこれから買おうとする人にとっては特に説得するだけの力はないでしょう。「ホンダe」の35.5kWhを認めたいがための方便にしか聞こえないかもしれません。

しかしながら、最後に筆者が書いているように、電池の少量化は「低価格化に充てる」のが後発メーカーの戦略であってほしいもので、日本で予想される価格が「450万円以上」なら、いくら良い車であっても売ることは難しいでしょう。

私の乗る三菱アイミーブMグレードは10.5kWhしか電池容量がありませんが、普段使いであればこれで十分であり、「35.5kWh」は夢のような数字です。この電池容量の「少なさを」メリットに変えて、車両価格を抑えたホンダらしい電気自動車をぜひ販売してほしいものです。

「売れると困る」(2019/11/28)
スクリーンショット 2019-03-09 17.19.31
 

世の中はあらゆるところで、たくさんの「不安」が渦巻いていますが、本来なら電気自動車にとっては、バッテリーにとっても良い季節です。

気温の上昇ととにもバッテリーの持ちも良くなり、ソーラー発電からの充電後には久々に航続可能距離表示「136km」が出ました。
IMG_5922
この「航続可能距離表示」は、三菱によると「駆動用バッテリーの残り容量とともに、直近25kmの走行状況やエアコン/ヒーターの使用や設定状況なども考慮した平均電力消費から算出」しているそうです。

航続可能距離表示 136キロ( 2014/07/06 )

航続可能距離 136km
(2015/06/12)

前に上のように書いたときには、アップダウンを経ての136kmでしたが、今回の136kmは、前日に往復約40kmを標高差100mほど登った後、約20km下ってきた結果ですから、以前の数字と比べることはできません。しかし、実際にこの距離を走ることができるわけではないものの、何度見ても身持ちの良い数字です。

それも、今回はソーラー発電由来の100V充電の結果ですから、なおさら気持ちよく感じました。
18

IMG_5936

全土封鎖はEV普及の好機─電動車両協会 (2020/04/12)

インドの全土封鎖は電気自動車にとってチャンスになるかもしれないとする記事です。

インドでは、外出が禁じられ車の数も大幅に減ったことにより大気が劇的に改善したそうで、車からの排ガスが空気を汚していたことを身をもって体験することができたそうです。

あれ?ヒマラヤが見える インドの外出制限、思わぬ影響(2020/04/17)

排ガスを減らせば、エンジン車を少なくすれば空気がきれいになることは想像できていても、実際に走る車があり、削減に踏み切るとなると考えてしまうところはあるでしょう。しかし、百聞は一見にしかずというように、目の前に青空が見えたら、電気自動車を見る目も違ってくるに違いありません。

中国の大気汚染が大きく改善、主要都市「PM2.5」は94.2%減も (2020/03/24)

電気自動車のCO2排出量はトータルで見てもガソリン車より少ない (2020/03/26)

電気自動車による気候変動対策、世界の約95%のエリアで効果的、ケンブリッジ大学など発表 (2020/04/07)

「電気自動車は本当に環境にやさしいのか」との懐疑論があったが...... (2020/04/09)

ロサンゼルスの空がきれいになったよ!…PM2.5が40%も減少 (2020/04/09)

値段も普通の救急車の4倍!? 日本初8000万円超のEV救急車を東京消防庁が導入した理由とは(2020/04/10)
事業用EVなど購入支援というけれどのコメント欄で紹介いただいたニュースです)

東京消防庁は、2020年3月31日にFaceBookで【日本初!電気自動車の救急車を導入】を公表していました。

記事によると、ベース車両は、ルノーが生産する「マスター」のOEM車NV400で、英国日産が販売する車両のようです。

諸事情によって昼間のみ動き、夜間に充電するとありますが、昼間に出動しっぱなしということはないでしょうから、待機している場合に充電すればよいのにと思いました。しかし、1秒を争う出動時に充電ガンを外すような作業は一つでもしたくないのかもしれません。

充電といえば、急速充電に対応しているかも気になりますが、車両の左右のドアの右下あたりに充電口らしきものがあります。両側にありますから、普通充電と急速充電の両方に対応しているかもしれません。

電池容量「33kWh」一充電走行距離約130km(JC08モード)と記事にはありました。一見して短い距離のように思いますが、東京消防庁の救急車が1日に走行する距離を考慮しているものだと思います。
91852802_2773779272744278_9149437275820523520_o
(画像:東京消防庁のFaceBook)より引用
91887932_2773779962744209_7752691018985635840_o
91358481_2773779822744223_47712976374857728_o

環境に優しい次世代自動車の普及を促進するため「地域交通グリーン化事業」の公募を開始します!(2020/04/06)

国土交通省は、事業用の電気バス、プラグインハイブリッドバス、燃料電池タクシー、超小型モビリティや充電設備等の導入支援を行う「地域交通グリーン化事業」を4月6日より以下の要領で公募しているとしていました。
  • 公募期間:~4月22日(水)〈必着〉
  • 公募詳細
  • 支援内容:補助率(上限)・・・導入費用の1/3(電気バスは上限8千万円)
  • 充電設備工事費:実額又は上限額
スクリーンショット 2020-04-08 9.27.38
(画像:国土交通省のHPより引用)

すでに決まっていた継続事業なので、事務的に作業を進めているのだろうけれど、新型コロナウイルスの感染拡大による設備投資停滞により需要が萎縮しているであろう中で、普及拡大を図っていこうとしても応募するところは少ないのではないかと思います。

2020年度の事業予算は5億1200万円だそうですが、このような「不要不急な」事業のお金を積み上げて、収入のなくなった中小事業者やフリーランスへ支援する方が有益なような気がします。『非常事態』なのに執行停止できないのは・・・。

(エイプリルフールにふざけたことを書いた当人として、偉そうなことは言えませんが)

ホンダ、新型電気自動車とオートバイが世界的な権威のデザイン賞を受賞!(2020/04/05)

「Honda e」の「ホクロ」(2019/03/12)などに書いてきたように、個人的には「Honda e」のキュートなデザインを台無しにしてしまっていると思うボンネットに「ホクロ」(充電口)ですが、記事には「レッド・ドット」デザイン賞で、プロダクトデザイン賞(自動車)の最高賞である「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞したとありました。

レッド・ドットとは、「世界的に最も権威あるデザインに関する賞の一つ」だそうですから、私が『「あばたもえくぼ」的に鼻の下にある大きなホクロが、素敵に見えるときもありますが、「Honda e」の「ホクロ」は「ここに充電口があります」と主張しているとしか思えませんし、ガソリン車との違いを表面的に出しているとしか見えません。 』とデザイン的にはどうかと書いたのは好みの問題であり、センスがなかったのは私の方だったようです。

私の色のイチオシは、「ホクロ」の「黒」がボディカラーに溶け込んで、その存在を見えにくくしている「クリスタルブラックパール」です。
予算的に買えませんが。

乗ったら惚れる!電気自動車の魅力(2020/03/31)

くらしとお金の経済メディア・サイトの「LIMO」に載った記事です。

デメリットに触れた部分には間違いや誤解が見られるものの、こうした自動車専門サイトでない所で取り上げられると、広く電気自動車を知ってもらうことができます。

「ガソリンスタンドのように充電スタンドがすぐ見つかるわけではありません」

この文書修正するなら、以下のようになるかもしれません。「充電スタンドはすぐに見つけることができますが、地域により充電スタンドの数が違うために、そこへたどり着くことができる時間はさまざまです。」

ライターは電気自動車に詳しくないのでしょう。充電スタンドを探すには、EVsmartGoGoEVといったサイトがありますし、それぞれに対応したiOS版やAndroid OS版のアプリもありますからスタンドを探すだけならすぐに見つけることはできます。また、各自動車メーカーから出ている専用のアプリもありますから、そこに出てくる情報を元に、今先客がいるかどうか、充電し始めてから何分ぐらいたっているのかを知ることもできます。
スクリーンショット 2020-04-02 19.35.41
(三菱車向け電動車両サポート
さらに先客がいる場合、周辺の空いているスタンドを探すことも簡単です。

「電池の持ちが心配なら「レンジエクステンダー」という選択肢も」

レンジエクステンダーEVの例としてBMW「i3」を取り上げていますが、「i3」にはエンジンのない純粋な電気自動車グレードもあります。

 

経済対策として「電気自動車券」を盛り込む方針を固めたようです。

4月以降に電気自動車を購入する際、額面100万円の券として使用することができるそうですし、現在の電気自動車所有者もそれでテレワーク利用をすれば、月額5千円の券としてを電気代や電話代の支払いにあてられるようにするとのことです。

外出自粛によりテレワークが推奨される中、稼働率が下がっているホテルや貸し会議室では個人利用を見込んだプランを売り出しているそうですが、そこへたどり着くために公共交通機関を使っていては何のための「外出自粛」かわからなくなります。(駐車場無料の所もあるようです)

また、在宅勤務を言われても子どもが小さい場合は集中して仕事をすることは難しいでしょうし、ホテルなどの利用も交通費や部屋代が会社から出なくては、費用は個人の持ち出しになってしまいます。

そこで、個室そのものである電気自動車の車内を活用しようとするものですが、これにより公共交通機関を使う必要はありませんし、駐車スペースさえあればどこでも仕事をすることができます。窓を開ければ換気も十分です。

電気自動車は、動く発電機ですからパソコンなどの電気の供給を心配することはありませんし、エンジン音のない静かな車内で集中することができそうです。また、エンジンがありませんから、排ガスや騒音で駐車している近所に迷惑をかける心配もありません。

情報源


(例年にない付け足し)
電気自動車シフトと世界的にいわれながら、なかなか日本で普及しない理由は、その高い車両価格にもありますから、今回のようなピンチはチャンスに変える機会になるかもしれませんが、「魚券」や「牛肉券」のように今かける重点ではないでしょう。
石油を外国に頼る日本にとって、国家戦略上も有意義な電気自動車を増やす政策をピンチでないときに実現してほしいものです。

↑このページのトップヘ