2020/01

三菱自動車 2019年12月単月 生産・販売・輸出実績(2020/01/30)

2019年12月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報(全国軽自動車協会連合会 - 統計資料)

アイ・ミーブ
普通車は、元のペースに戻って前月と同じ4台です。

アウトランダーPHEVは、消費税増税の反動から少し持ち直してきましたが、それでも349台でした。(2019年9月1099台、1年前の2018年12月683台)

ミニキャブ・ミーブは、2019年11月の99台に続いて64台です。まだ3カ月を残して416台と昨年度の総台数(296台)を超えています。【日本郵便がEV 1200台導入(2019/03/27)】
2
2009年11月から2019年12月までの各車種国内販売総数(メーカー発表値を含む)

アイM軽

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

アイM普通

国内販売総数

10814

7365

52781

147

↓2019年度合計

0

416

3684

77

03月
0 0 0 0
02月
0  0 0 0
01月
0  0 0 0
12月
0  64 349
4
11月
0 99 308
10月
0  62 228  21
09月
0  64 1099 17
08月
0 43 258 4
07月
0 59 423 16
06月
0 14 439 8
05月
0 4 355 3
04月
0 7 225 0


アイM軽

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

アイM普通

↓2018年度合計

43

296

6780

70

03月
5 4169610
02月
2 484585
01月
2 1644913
12月
0 76839
11月
0 339130
10月
3 1955710
09月
3 2112474
08月
5 216787
07月
2 303303
06月
11314055
05月
881974
04月
2211670
(2018/03 アイ・ミーブ 軽自動車規格の製造中止)
(ミニキャブミーブ・トラック2018年3月で掲載中止。2016/03製造中止。
 2012年の発売以来国内販売総数1018台

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2017年度合計

167

285

4951

3

03月
1531665-
02月
1226
576
-
01月2430585-
12月
1415343-
11月
2018235-
10月
1416237-
09月
1317568-
08月
1216293-
07月
10302801
06月
1332487-
05月
13354001
04月
7192821

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2016年度合計

145

205

3625

43

03月
14378464
02月
30
66
459
2
01月31111904
12月
216244-
11月
753114
10月
11
2
486
8
09月
2
4
(未発表)1
08月
7
3
151
3
07月
10
11
261
2
06月
1521
253
9
05月
10
20
174
3
04月
6
9
250
3
アイ・M
ミニキャブ・M
アウトランダーPHEV
M-トラックは2016/03をもって製造中止
↓2015年度合計

489

423

11840

126

03月
10
8
955
6
02月
39
71
1317
20
01月
31
23
801
6
12月
35
21
518
11
11月
23
27
814
8
10月
21
26
1145
4
09月
73
57
1896
15
08月
68
44
1313
9
07月
73
32
2383
9
06月
59
51
221
19
05月
38
45
289
14
04月
19
18
188
5

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2014年度合計

824

781

8629

181

03月
60
44
796
22
02月
82
52
603
25
01月
84
84
830
20
12月
70
57
608
22
11月
92
76
558
22
10月
102
93
538
18
09月
97
110
1450
6
08月
51
87
457
10
07月
102
124
700
4
06月
41
17
1300
14
05月
25
12
563
10
04月
18
25
226
8

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2013年度合計

1099

1006

8968

181

03月
130
124
736
30
02月
238
98
1630
16
01月
55
42
1298
17
12月
82
59
1488
9
11月
66
92
1705
9
10月
75
93
560
15
09月
95
137
772
21
08月
54
71
776
9
07月
68
93
-
14
06月
70
79
-
9
05月
62
71
-
7
04月
100
71
3
25

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2012年度合計

2205

2026

4304

436

03月
358
344
1719
269
02月
377
317
2079
167
01月
79
58
506
48
12月
137
121
11月
189
133
10月
141
128
09月
212
197
08月
86
107
07月
157
200
06月
288
256
05月
142
134
04月
39
31

アイ・M

ミニキャブ・M

↓2011年度合計

2552

1927

三菱発表 2012/03
国内外 累計:26000

03月
117
123
02月
446
590
 
 
01月
341
467
 
 
12月
359
747
 
 
11月
326
MINICAB-MiEV
12月販売 
 
 
10月
244
 
 
 
09月
340
 
 
 
08月
207
 
 
 
07月
61
Mグレード販売
 
06月
40
 
 
05月
34
 
 
04月
37
 
 

アイ・M

 

 

↓2010年度合計

2542

 
 
03月
102
震災
 
 
02月
321
 
 
 
01月
219
 
 
 
12月
164
 
 
 
11月
172
 
 
 
10月
179
 
 
 
09月
277
 
 
 
08月
221
 
 
 
07月
383
 
 
 
06月
390
 
 
 
05月
53
 
 
 
04月
61
個人販売
 
 

アイ・ミーブ

 
 
 

↓2009年度合計

748
 
 
 
03月
101
02月
151
01月
188
12月
145
11月
163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV(アイミーブ)」は2009年7月23日から法人販売)

日産の90kW急速充電器(2019/03/03)

滋賀日産自動車 「南彦根店」に90kW充電器が設置されたとレポートしてから1年近くたった今、どれくらい90kW充電器が増えたのか調べてみました。

調べ方は、充電器の検索アプリ「EVsmart」のHPから日産全店を表示させ、ページ内で「90kW」の検索を繰り返しました。2019年3月8日は(1856店)、90kW器が備えられている数が以下11店舗でした。
  1. 日産プリンス宮城販売 気仙沼店
  2. 日産プリンス栃木販売 今市店
  3. 日産サティオ埼玉北 寄居店
  4. 浜松日産自動車 和田中央店
  5. 愛知日産自動車 春日井インター店
  6. 日産プリンス名古屋販売 一宮バイパス店
  7. 岐阜日産自動車 大垣店
  8. 滋賀日産自動車 南彦根店
  9. 京都日産自動車 十条店 
  10. 兵庫日産自動車 姫路東店 
  11. 日産サティオ岡山 水島店 
2020年1月22日現在、日産全店(1864店。8店増えている?)を検索し、90kW器が備えられている店舗を選び出したところ、未確認も含めて39店舗ヒットしました。

その数は3倍以上に増えましたが、全国に1864店あることを考えれば、まだ39店舗しかないとも言えるでしょう。また、こうしてみると県内に6店舗もある「日産サティオ岡山」のようなところがあると思えば、全くない県もあります。力のいれ具合が各県の地域会社によってひどく違うことがよくわかります。
  1. 日産プリンス宮城販売 気仙沼店
  2. 日産プリンス宮城販売 本店
  3. 日産プリンス栃木販売 今市店
  4. 日産プリンス茨城販売 水戸千波本店
  5. 日産サティオ埼玉北 寄居店
  6. 埼玉日産自動車 鶴ヶ島店
  7. 埼玉日産自動車 ふじみ野店
  8. 埼玉日産自動車 幸手店
  9. 日産プリンス埼玉販売 鷲宮店
  10. 日産サティオ埼玉北 寄居店
  11. 東京日産自動車販売 八王子みなみ野店
  12. 日産自動車 グローバル本社(横浜市)
  13. 日産プリンス神奈川販売 中店(横浜市)
  14. 日産サティオ新潟西 長岡本社店
  15. 日産プリンス静岡販売 伊東店(2019年12月28日代替工事中)
  16. 浜松日産自動車 和田中央店
  17. 愛知日産自動車 春日井インター店
  18. 日産プリンス名古屋販売 一宮バイパス店
  19. 日産プリンス三重販売 四日市本店
  20. 岐阜日産自動車 大垣店
  21. 石川日産自動車販売 金沢中央店
  22. 石川日産自動車販売 鞍月店
  23. 日産プリンス金沢 野々市店
  24. 日産プリンス金沢 田上さくら店
  25. 滋賀日産自動車 南彦根店
  26. 京都日産自動車 十条店
  27. 兵庫日産自動車 姫路東店
  28. 日産サティオ岡山 水島店
  29. 日産サティオ岡山 倉敷西店
  30. 日産サティオ岡山 本社店
  31. 日産サティオ岡山 中庄店
  32. 日産サティオ岡山 R-JOY東岡山店
  33. 日産サティオ岡山 津山店
  34. 日産プリンス広島販売 観音店
  35. 福岡日産自動車 久留米東店
  36. 長崎日産自動車 長崎営業所
  37. 長崎日産自動車 佐世保営業所
  38. 鹿児島日産自動車 西千石店
  39. 琉球日産自動車 浦添店
IMG_4181
(2019年3月の写真:滋賀日産自動車 「南彦根店」に90kW充電器。奥に44kW急速充電器)

日産、農業にEV活用 イチゴ農家で実験―宮城(2020/01/20)

日産自動車は、2019年12月から宮城県の農家で電気自動車を活用した実証実験を開始したと報じていました。

別に記事によると、電気自動車をビニールハウス近くに止め、収穫したイチゴをすぐに冷蔵庫を備えたe-NV200に積み込むという流れになるようです。(e-NV200は2019年で生産終了)

冷蔵庫を動かすためには電気を使ってしまいますが、イチゴの選果場までは近いでしょうから、電池容量が小さくてもそれほど困ることはないでしょう。もとより暖房には電気を多く使ってしまいますが、冷房の消費量は暖房と比べるとそれほどでもありません。
また、発電機のようなエンジン音はしませんから作業環境は静かになりますし、排ガスが出ないので空気が汚れることもありません。

ただし、電池を積む電気自動車は重いですからビニールハウス内に限らず沈み込まないように、足元には注意しなければならないでしょう。
スクリーンショット 2020-01-21 18.02.09
(画像:日産のHPより引用)


電気自動車と言えなくもないトラクターも「EVシフト」が始まりそうです。
クボタ、電動トラクター商用化 3年後めど (2020/01/15)

走行距離は短いですが、力がいる分の電気消費は多そうです。記事には1時間の充電で半日作業ができるとありますから、電池容量は5kWhぐらいでしょうか。

(システムを変え、データが変更になったところがあるので書き直しました。2019年2月の元データは削除しました)

自前の太陽光発電で電気自動車を充電することができれば、充電料金ゼロという環境ができました。

まずは現在の運用状況です。2019年の立春を過ぎ日が長くなった時期は、太陽が十分に差せばという条件が必要ですが、50度というパネル角度のおかげで、パネル規格合計1600Wでありながら瞬間的にはそれを越えて発電するときもありました。

ただし、雲がかかり発電量が減る時間が長くなってくると、バックアップするリチウムイオン電池は2048Whしかありませんから、充電を維持することが難しくなってきます。そこで、電圧が下がると自動的にリレーが働き、充電がストップするようにしました。また、天候が回復し、電圧が上がれば自動的に充電に復帰するようにしています。低電圧で充電自動オフ(2019/08/03)

1年間の角度変更は以下のようにしています。
 3月〜・・・30度
 5月〜・・・15度
 8月〜・・・30度
10月〜・・・50度

せっかくパネルの角度を変えることが出来るようにしたのですから、1年を通してパネルの発電効率を上げていきたいと考えています。しかし、資料によると夏の太陽に角度を合わせると、パネルの温度が上がりすぎて発電効率が下がるとするものもあります。うちの場合も、コンテナの上という条件から表面温度は上がりやすいと考えられ、角度変更は試行錯誤していきたいと思っています。

また、コメントいただいたように、その時々に点検も行う予定です。太陽光発電の火災事故も報告されていることから、システムの運用は慎重に扱わなければなりませんが、自作だからこそどのように設置されているかどの線とどの線が接続されているか把握できていますし、屋根の上などとは違って簡単に確かめることもできます。
1228PV積雪
(写真2:冬の季節にパネルに角度をつけているのは、当地が積雪地帯であることも1つの理由です)

問い合わせもいただいた経費ですが、次の一覧表のようになりました。

発電システムの部分で一番大きな額は容量2048Whの電池です。システム経費全体の約3分の1を占めています。次はソーラーパネルです。一枚あたりは低いですが、10枚そろえると高額になります。この二つだけで全体の約3分の2も占めています。

このシステムは、三菱自動車工業の仕様(リンク先は200V仕様)にあるように充電専用の回路となっていますが、家庭のコンセントと同じ100Vシステムであるため、充電に使用しないときには冷蔵庫でも使えるようにしています。
ソーラー価格

架台にあったパイプの長さにするために買った、単管パイプを切る道具(カッター)などの分については、この中に含まれていません。また、パイプ金具を締め付けるための六角レンチやクランプをとめるための道具類、タダでもらったチャージコントローラーなどを備え付けた棚、あり合わせのもので工夫した小さな部品、万が一に備えて切替機など設置した一角につけた煙探知機、三菱自動車工業純正の100V充電コードについても含んでいません。

総額で約62万円までにおさまりましたが、関西電力の「ナイトタイム」料金1kWhの10.7円 で充電すれば、62万円分は約5万7900kWhを充電することができる金額ですから、割に合う投資ではありませんが、電力会社の電気に頼らない自給自足の第一歩を踏み出し、非常時の安心を得ることができたと思えば安い買い物です。

予備の1200Wシステム(2号機)は、上記の経費の中に含んでいません。この1200Wシステムは、独立したコンセントで大型テレビや充電式掃除機、地下水くみ上げポンプの電源として使っています。停電時には、電気自動車から給電器で100V1500Wを受け入れることができるようにしています。
2号機
配電盤

主な購入先
たいていのものはネットで買う方が安かったですが、後で調べてみたら単管パイプ切断面のさび止め塗料は、実店舗のナフコの方が安かったということもあり、慎重な品物選びでコストをさらに下げることはできそうです。また、ネットオークションで同等の物を安く買うという方法もあります。

太陽光発電の100Vで充電 その1 書き直し(2020/01/15)

太陽光発電の100Vで充電 その2 書き直し(2020/01/17)

太陽光発電の100Vで充電 その3 書き直し(2020/01/19)

(おまけ)
「なぜ、このシステムは系統連結されなかったのか、昼間の余った電気は、買い取ってもらえるのに」という質問をいただきました。
上に書いたように電気自動車用専用線で充電していますが冷蔵庫の電源にも使用し、予備の1200Wパネルは大型テレビなどに使っています。しかし、晴れたときには電気があり余っているのが現状です。(余力がある)

1つの方法は、電力会社の線へ系統連結をし、余剰分は売電することですが、そうすると私の所の分でもわずかながら「再エネ発電賦課金」が関わっていくことに引っかかりがありました。

自分自身も電力会社から買っている系統分では再エネ発電賦課金を払っているので、それを取り戻す感覚になるかもしれませんが、自分の電気は自分のところで完結するのが一番だと考えてのことです。 

(システムを変え、データが変更になったところがあるので書き直しました。2019年2月の元データは削除しました)

自前の太陽光発電で電気自動車を充電し、充電料金ゼロという環境を作るための2つの課題のうち、一つ目の「充電システム」は決まりましたから、残るは、太陽光パネルをどのように「設置」するかでした。

設置場所に決めた倉庫に使っているコンテナの上は、うちの中でも日当たりの良い場所ですから、パネルの据え付けにはうってつけですが、パネルを扱ったこともない全くの初心者が、パネルはもちろん架台も強風で壊れない強度にすることにずいぶん悩み、試行錯誤しました。

もう一つの課題は、教えを請うた方から、1年を通してパネルの発電効率を上げるためには、パネルの角度を変えることが出来るようにすると良いとのことで、可動式にすることでした。この宿題に参考になる以下のサイトを紹介していただきました。(継ぎ手の配置:「ソーラー単管パイプ架台」内の「断面図」参照)

山のツバル「ソーラー単管パイプ架台」(2017/08/15)

単管パイプは工事現場の足場などに使われる物ですが、工作が比較的容易なので、様々な物の製作にも使われています。その単管パイプを使うにしても、いかに土台のコンテナに固定するか、角度を変えられるようにするかが課題でした。

2018年9月の21号台風では、周辺の家でも瓦がとんだり神社の大木が倒れたりと大きな被害が出ましたが、このコンテナは自重と中にしまっている比較的重い物で幸いにも動きませんでした。しかし、パネルを上に固定すると風の方向によってはパネルの下から回りこむ風で揚力を生むことも考えられることから、角度を変える仕組みを逆に利用することで、台風に備える時には、パネルを平らに・角度ゼロにすることにしました。(写真1参照)

(台風は数日前から進路が予想できることから、強力な台風の場合は10枚くらいであればパネルを外すことも考えたが、パネルをパイプに固定しているステンレスの金具が、締め付け時に手作業で慎重に締めても摩擦熱で固着しがちなため、あきらめた)
4
(写真1)
製作中に手前の2枚を平らに置いたところです。左側の上に向かって突き出ているパイプに通した継ぎ手・「重ね直交金具」(S-20-2X)を動かすことにより、パネルの角度を変えることができます。

一番の問題はパイプのコンテナへの固定でしたが、コンテナの四隅には、ワイヤーについたフックで引っかけ、コンテナをつり上げるための穴があいています。その穴を利用し、単管パイプを固定することにしました。
5-3-1
(写真2)
写真2では見づらいですが、上のすき間から下の写真のT字型をした単管パイプの継ぎ手を差し込み、継ぎ手の横の穴に短く切った単管パイプを差し込みました。L字型に引っかけたことで、上からの引っ張りに抜けないようにしました。ここだけではぐらつくので、上へ伸ばしたパイプを「止まりコーナー3方出金具」(S-5-3Y)で左右90度二方向へ伸ばし、コンテナの上部に手すりのような枠組みを作りました。(文字にするとわかりにくいが、写真1を参照)
T字型
足場パイプ.comのHPより引用 3方出1カ所貫通金具 型番:S-3-2T

(加筆)
IMG_4171
IMG_4170

長い縦の辺は6mほどあるのと、コンテナ上部は比較的薄くできているので、途中に2本横に補強を入れています。(直交クランプ使用)また、短い辺の途中にも、パネルのうしろから角度をつけて支えるパイプを受ける長さ約6mのパイプが入っています。

6mのパイプは店から運ぶのも持ち上げるのも重くてたいへんでしたが、4mと2mを途中でつなぎ合わせるような作り方をするとどうしても接合部が弱くなるので、長い辺はあえて1本を通しで使っています。(写真4参照)
5-1
(上の写真3)
11
(上の写真4、配線は仮止め)
パネルを後ろから支えるパイプは、上は「重ね直交金具」(S-20-2X)下は「3方出1カ所貫通金具」(S-3-2T)を利用し動くようにしており、角度が決まったら締め付けてあります。また、パネルを前で支える約6mのパイプにも「重ね直交金具」(S-20-2X)をつけパネルが動くようにしてあり、同時に締め付けて固定しています。

ソーラー単管パイプ架台」に紹介されていた可動式のものは、後の支えが下に伸びるようになっていますが、ここでは取付場所がコンテナの上ということで、支えの出っ張りを上に持ってきました。

この160Wソーラーパネル1枚は約12kgですから、2枚をつけると1組のパネルだけで24kgになりますが、後の支えは1本です。「ソーラー単管パイプ架台」でも1本で支えているためにこの仕様で作りましたが、強度的に不安なところもあるため、後で斜めに補強を入れてあります。(稼動方法から北寄りの吹き返しの風は、巻き込みやすいと考えられるが、1年近く使ってみて強風時にも問題がないので、2シーズン目の2020年冬には斜め補強を入れていない。北側に家があるために冬の北風が軽減されるためでもある)
5-0
(上の写真5)
手前の列は、画面下のひさしによって影ができるため、横にしたパネルを縦に2枚ですが、真ん中の列は3枚、一番奥の列は棚があるために手前と同じ2枚です。写真6は、手前の一列を立ち上げてみたところです。
6
(上の写真6)
8
(上の写真7=60度)
10枚を載せる関係で四列のうち中の二列は3枚ずつとなっており、1枚分はコンテナからはみ出しています。(この5枚が直列につながっています)
中の二列は3枚ずつで1組の重量はさらに増していますが、右下の1枚が支点の反対側に来るため、後ろの支えにかかる重さは2枚のものよりも半分ほどに軽くなっています。
10-0
(上の写真8)
10枚を取付終わったところです。写真7では、60度にしていましたが、壁のように感じられるために、写真8では50度に変更しました。パネル上部に突き出ているパイプが後ろの支え棒です。(コンテナの南端に設置しているのと隣家との間には空き地があるため、後方にパネルによる日陰の影響はない)
13-1
(上の写真9)
真ん中のクリーム色の箱がパネルの配線を集めてきた接続箱です。ここで5直2並列の線をまとめて、チャージ・コントローラーへ送っています。
18
完成!

パネルを単管パイプにどのように固定しているかは、以下の写真をご覧ください。他にも方法はありますが、今回は単管パイプ専用の金具を使いました。

これはパネルの縦列の一番上と一番下を止めている単管端取付金具( 29-US-20-35)です。
IMG_4111
次ぎはパネルとパネルの間に挟み込んでいる単管中間取付金具( 29-UW-20-35)です。どちらもステンレス製でパネルの厚さに応じた金具を選定する必要があり、今回の160Wパネルは35mmでした。 
IMG_4112

製作費用などについては「その4」で

太陽光発電の100Vで充電 その1(書き直し)(2020/01/15) 

太陽光発電の100Vで充電 その2(書き直し)(2020/01/17)  

設置後に読んだ本
単管パイプによる 太陽光発電所」大友 哲著、誠文堂新光社 (品切れのために図書館で閲覧)

25年前の1月17日朝は、ガタガタ揺れ続けるガラス戸が割れたときに備えて、頭から布団をかぶっていました。

テレビは刻々と阪神淡路の情報を伝えていましたがなすすべはなく、休みが取れた2ヶ月後少しでもお役に立てればと西宮市へボランティアへ出かけました。

自分の食料は自分でと弁当持参でしたが、すでに落ち着きを取り戻し始めていた街には店も開いており、買い求めることもできました。そのような状況でも避難所で配給される弁当は冷たく、少しでも暖かなものをと、底が割れて水がなくなったプールサイドで、ゆで卵500個を作りました。しかし、今となっては、その時にプロパンガスを使ったのか思い出すことができません。

そんな時に今なら、電気自動車に蓄えられた「電気」を使うことができるでしょう。

うちのような田舎でも避難所と指定されているところに、近隣の住民全てが入る余裕はありません。まずは自分でできることから始め、備えるしかないのかもしれません。近年は「災害は忘れたころにやって来る」のではなく、「災害は忘れる間もなくやって来る」のですから。

太陽光発電の100Vで充電 その2(書き直し)(2020/01/17)

日本最大基礎自治体の横浜市と日産自動車、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結(2020/01/14)・・・2020年1月1日現在、横浜市の人口は3,749,929人

自然災害と停電/地域で非常用電源の備えを(2019/12/30)

災害時にEV車の電気活用 マニュアル作成へ (2019/12/29)

情報家電にEV車で給電 神戸市、日産と災害時協定 (2019/12/26)・・・2019年12月31日現在、神戸市の人口は1,532,495人

(システムを変え、データが変更になったところがあるので書き直しました。2019年2月の元データは削除しました)

自前の太陽光発電で電気自動車を充電し、充電料金ゼロという環境を作るには、2つの課題がありました。一つは、その「充電システム」をどのようなものにするか。もう一つは、太陽光パネルをどのように「設置」するかでした。

現在は、関西電力の「はぴeプラン」「ナイトタイム(夜間時間)」料金で充電しており、その200V充電コンセント設置工事を見て、大まかな仕組みは理解していました。しかし、電気知識は乏しく「充電システム」を確かなものにするために、並行して電気工事士(第二種)の勉強を始めました。(その後に取得)
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(2011年に業者が設置した200V充電コンセント。23時からの夜間時間に充電が始まるように、タイマーを入れている)

「設置」場所の第一候補となる屋根は、入り組んだ形をしているためにメーカー製の太陽光発電を断念した過去があり、自作でなおかつ日常的な点検ができる場所として、倉庫代わりに使っているコンテナの上に架台を作ることにしました。
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ただし、近年上陸する台風のような強風でも壊れない架台を作ることができるかが大きな課題でした。パネルの数や配置をどのようにするかは、「充電システム」とも関わってくる問題なので、架台の固定をどのようにするか考えつつ、まずは「充電システム」の設計に取りかかることにしました。

自宅での普通充電システムは、200Vと100Vがありますが、これまでに使っている交流の200V15Aというと、電力は電圧と電流の積(交流は時間平均)ですから、3000W(3kW)にもなります。メーカー製の一般家屋に載せるパネルでも4kWとか5kWとかですから、その時期は電気の知識がほとんどないこともあって、個人でできるのか想像もできませんでした。

そこで、漠然としていましたが、三菱のディーラーオプションにある100V充電ケーブルは10A(家庭のコンセントは100V15A)ですから、これならできそうかもと事例をネットで調べ三菱の資料を読みました。

また、専門知識を持つ人に聞くのが早いという安易な考えで、2018年8月には講師をお呼びして太陽光発電による充電を学ぶワークショップも開きました。

この方から学ぶ中で、100V10Aの1000W充電(実際に流れた電力は860Wほど)を目指すなら1.5倍のパネルが最低限必要であり、その1500Wを受け入れることができる充放電容量の蓄電地もいるとの指摘を受け、1500W(1.5kW)のパネルで2000Wの蓄電地、そして、インバーターは余裕を見て倍の2000Wというシステムの基準が決まりました。 (3kWの1.5倍は4.5kWだから、それほどのパネルを載せる面積がない)

曇りや日の傾きによる発電量の変動や減少、インバーターなどの損失を考慮した上でのパネルが1.5倍で、そのパネルで発電した電気をすべて電気自動車へ流すというイメージです。雲がかかって足らない時間帯には、その分の電気を蓄電池から補います。

さらに、電圧は「48V」システムにすると、以下のような メリットが多いことも教えていただきました。 太陽光発電の入門では12Vが取り上げられますが、今回の目的は電気自動車への充電ですから、最初から48Vで組むことにしました。(30V以上の取扱は電気工事士の資格が必要)
  1. 同じ電力で電圧が上がるということは相対的に電流値が小さくなるので、配線を細くすることができ、発熱の危険性も少なくなる。
  2. 12Vをインバーターで100Vに上げるよりも、48Vを100Vにする方が変換損失が数パーセント少なくてすむ。
そして、価格は鉛電池に比べ高いですが、メンテナンスのしやすさや長い期間で見たときのコストの安さから、リチウムイオン電池を推奨され、以下のような48Vの「充電システム」が計画できました。(当初とは違い一部変更) 
1CCとインバータ
◯ソーラーパネル160W10枚(JAsolar社製 1.6kW)5直2並列、開放電圧21.6V×5=108V

◯チャージ・コントローラー(I-PANDA社製 eSmart3-40A)

◯リチウムイオン電池(O'cell社製 48V40Ah)=最大の充放電容量「80A」(4,096W)

 ◯電圧検知リレー(電圧の上下で自動でオンオフ。詳細はリンク先を参照) 
 ◯インバーター(DENRYO社製 SK2000-148 2000W) 
◯漏電遮断機付ブレーカー(20A)

◯充電コンセント(パナソニック WK4311B)
|・三菱自動車充電ケーブル100V10A(実際に流れる電力は860Wほど)

◯電気自動車
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実際の架台の製作過程については「その3」で

太陽光発電の100Vで充電 その1(書き直し)(2020/01/15)

太陽光発電の参考にした「わがや電力」テンダー著、ヨホホ研究所、1800円(税抜)

太陽光発電で走る時代へ 2(2018/03/15)

(システムを変え、データが変更になったところがあるので書き直しました。元データは2019/02/02ですが、そちらは削除しました)

電気自動車はいうまでもなく電気で走りますから、うちでは基本的に電気代の安い深夜電力(23時から翌朝7時まで)で充電しています。遠くへ行くことはまれであるために、この方法で十分であり、まれに遠くへ行ったときだけ急速充電器のお世話になります。

この深夜電力を関西電力では、「はぴeプラン」の「ナイトタイム(夜間時間)」料金としており、1kWhは2020年1月現在10.7円となっています。(2019年2月10.51円、「はぴeプラン」は、2015年4月1日以降、新規加入停止)

これをうちのアイミーブ・Mグレード及びミニキャブミーブ・トラックにあてはめると、両車ともリチウムイオン電池10.5kWhしか積んでいませんから、ゼロからの満充電で約112円でしかありません。

これで今の時期にスタッドレス・タイヤをはいて暖房をいれてと電費があがらない状態で走っていても、約112円で60kmぐらい走るのですから、コストパフォーマンスも十分です。

電気自動車は走ることのできる距離が短いと何かにつけて課題にされてきましたが、リーフ e+になって大幅に距離が伸び普通のクルマに近づいたら、今度はやれ「充電器には地域差がある」だの、「充電には時間がかかる」だの、挙げ句の果てには「サーキット走行」を考えたタイヤとブレーキではないだのと、買わない理由を並べたがる日本人の何と多いことか。(TV番組風に)

「ガソリン車と比べれば・・・」は最初から電気自動車を買う気がない人の常とう句です。

他にも買わない理由の中に、充電に使う「電気」も火力発電なら「CO2を出している」だの、原子力発電なら「再稼働を早く」だのと次々と持ち出してくるに決まっていますが、自前の太陽光発電なら「うちは太陽光で走っています」で胸を張ることができます。
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(電トラの後部。このシールを指さして、「ソーラーパネルが車に載ってないけれど?」と言われます。三菱電機でいただいたシールの社名部分を切って貼っています)
前置きが長くなりました。

ガソリン車と比べようがない環境を作りたいという思いで、自前の太陽光発電で100Vというユックリ充電で、充電料金ゼロという環境が改良できたので報告します。

このような太陽光発電を備えることにより、2018年9月6日に起きた地震によって北海道内全域での大規模停電(ブラックアウト)のような非常時にも電気を確保できます。もちろん、メーカー製のソーラーパネルを屋根に上げ、蓄電地つきの充電システムをつければよいのですが、システムそのものがまだまだ高いですし、自分で作り上げることが好きな性分ですから、架台からすべて自作しました。
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充電環境の主な機器は以下のようになっています。
  • ソーラーパネル160W10枚(JAsolar社製 1.6kW)
  • チャージ・コントローラー(I-PANDA社製 eSmart3-40A)
  • リチウムイオン電池(O'cell社製 48V40Ah
  • インバーター(DENRYO[電菱]社製 SK2000-148 2000W)
1CCとインバータ
(eSmart3-40AとSK2000-148

40Ah
( 48V40Ah) 

以前のものは、裏口外に作った雨が入らないスペースに機器を並べていましたが、万が一の発火に備えて自宅とは離した場所にスチール製棚を改造して設置しました。一見してスペースが狭いですが、ファンが回ったときの換気には気をつけています。
 
 具体的なシステム設計については「その2」で

「音静か、環境に優しい」霊きゅう車にEV導入(2020/01/11)

電気自動車は確かに静かですが・・・。
見送る方はエンジン音がしないし排気ガスの匂いもしないので良いでしょうが、同乗者にとって斎場へ行くまでの時間が静かすぎるのも善し悪しかもしれません。

日本セレモニーでは、「日産リーフ」の車体を2メートル延ばす改造をしたそうです。(日本セレモニーのHPにニュースリリースのようなものがなかったので写真はリンク先の記事をご覧ください)

葬祭場と斎場との往復を1日に何回するかの葬祭事情はわかりませんが、限られた距離を走り、高速走行しない霊きゅう車は、電気自動車にとって適役なのかもしれません。

日本初の電気自動車の霊きゅう車お披露目(2020/01/09)

VWが移動式の充電ロボット開発、完全自動でEVなどを充電(2020/01/06)

フォルクスワーゲンの開発した「移動式充電ロボット」を紹介していました。

田舎でもリーフの台数が増え、電気自動車の存在が知られるようになってきましたが、それでも「EV」が充電するスペースに知ってか知らずにか止めているガソリン車を見かけるときがあります。

急速などの充電器が固定されて置かれているから、充電するにはその特定の場所が必要になるわけで、充電器の方から電気自動車へ寄って来てくれたら、電気自動車をどこに止めてもそうした問題は起こらないという考え方の元に造られた製品のようです。

日本のように狭い駐車場が多いところでは、充電ポートが前か後ろにある電気自動車でしか充電できないのではと最初は思いましたが、アームが自在に伸びるイメージ図を見る限り横にポートがあっても対応できそうです。さすがに、ミニキャブミーブやミニキャブミーブ・トラックのように横の真ん中にポートがあれば難しいでしょうが。

無線を使って充電する方式も研究されているようですが、やはり埋込の装置がある所定の場所でしか充電できませんから、今の充電渋滞を、また将来台数が増えたときの充電待ちを解消するには、同時に充電できる充電器数をたくさん確保しなければなりません。かといって日本特有でしょうが、帰省の時期の必要数に合わせて急速充電器を設置すれば、その他の期間には充電器が遊んでいるということになりかねません。

移動式の充電ロボットは、帰省の時期に増やしたりイベントがある場所へ移動させたりと、時期や場所に応じた必要台数に柔軟に対応できるので、そういう意味でも面白い発想の製品かもしれません。また、蓄電式の移動充電ロボットですから、自らの電池に電気を貯めるとき、高圧でする必要がありませんから、電力会社に支払う料金が安くなるメリットもあるでしょう。

【金子勝の言いたい放題】NO5 世界は電力タダの時代に エネ転が拓く経済転換(飯田哲也さんと) (2019/12/30)

10分4秒からの「蓄電池のコスト低下と市場拡大」のグラフの中に、三菱アイミーブが出てきます。(最も売れているリーフでないところがうれしい)


映像中に示されたデータでは、太陽光発電の発電コスト(2017年)は以下のようになっているそうです。
インド 約4.2円/kWh
メキシコ 約3.9円/kWh
チリ 約3.2円/kWh
ドバイ 約2.7円/kWh
サウジアラビア 約1.97円/kWh
このように世界は電力『タダ』の時代へ向かっているのだそうです。
もちろん、発電するまでの設備投資やその後のメンテナンス・コストは必要になりますが、発電維持のための燃料費は必要ありませんから、この電気で走らないと、もったいないことは確かです。(コメント欄に補足しています)
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 (画像:アメリカではこの10年で太陽光は約9割安くなった)

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「国レベルでGDPの5パーセント石油・化石燃料を輸入している。
地域レベルでも(石油・化石燃料の使用により)5〜15パーセント地域経済をロスしている 」
この石油・化石燃料の代金は国外へ流れ出ているので、これを再生可能エネルギーに転換することで地域内でお金が回るようになるという話です。

【エンジニア視点】電動化でS-AWCが「もっとスーパーになる」…三菱 4WD&EV制御エンジニアが語る(2019/12/30)

2020年、日本に登場する電気自動車は?【新春まとめ】 (2020/01/02)にもあるように、今年2020年には様々なメーカーからさまざまな電気自動車が発売されそうです。

しかし、どれもお年玉では買えそうにない価格の車ばかりで、電気自動車の「普及」にはどうしても「200km走って200万円」の車が必要です。

それには軽クラスで電気自動車化を求めるしかなく、2020年、日本に登場する電気自動車は?にも「2020年には出してほしい、日産&三菱の軽自動車EV!」とあります。

そんな思いを知ってか知らずにか冒頭の記事には、 三菱のエンジニアが、2009年に世界初の量産電気自動車アイミーブ(i-MiEV)を発売することができた歴史を語るとともに、今後の商品体系に関わる話の中で「小さなクルマは走行距離において遠出の心配があまりないのでEVになり、i-MiEVはまさにその象徴です。大きなクルマはお客様も遠出をしたいとの希望もあるので、PHEVを中心に展開していくことになります。大きくはその二つの路線」と話しています。

「小さなクルマ」の部分は、2019年東京モーターショーで、日産が発表した軽自動車サイズのコンセプトカー『IMk』を念頭においているものと思われます。( 日産と三菱の合弁会社であり軽自動車を製造する「NMKV」)

電池価格はどんどん下がってきている(2010年には1kWhあたり1000ドル(約10万円)だったのが、2019年には150ドル前後(約1万6000円))ようですから、ぜひとも2020年中には発売してほしいものです。


軽クラスは日本独自のものですが、「200km走って200万円」の車であれば、CO2削減を求める欧州やアメリカの州、中国などでも競争力があるのではないかと思います。

あらためてホンダe の価格(2019/09/12)をながめてみると、ID.3もリーフもe-up!も1充電航続距離(km)がそのまま同じ数字の価格におさまっていることがわかります。たとえば、e-up!は260km走って263万円というふうにです。

車サイズが違うので同じになるとは限りませんが、「200km走って200万円」は夢ではない数字かもしれません。

こう考えるとするとホンダe の価格はいかにも高すぎますが。

【トップ近況】「電気自動車は価格破壊が起こり、将来的には5分の1くらいになるだろう」 日本電産・永守重信会長(2019/11/20)

2020年が皆さんにとって飛躍の年となりますように

そして、電気自動車にとっても さらに大きく発展する年でありますように!
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新年早々のお知らせです。

今から書いておきますが、三菱・日産以外の国内メーカーから電気自動車が発売された時点で「電気自動車ニュース」は更新を終了します。

終了は、この新・新電気自動車ニュースを始めた時から決めていました。もうそろそろ良いかなと。予告もなく急に止めたら、どこぞの充電カードのようですから。

「電気自動車」という言葉そのものが珍しかった2007年には、その情報を集めるにも苦労して、メモしておかないとニュースデータが消えてしまうことも度々ありました。また、今のアイミーブを買う前の高揚感もあり、ひとつひとつのニュースが私にとってとても貴重なものでした。

しかし、あれから10年以上たち海外メーカーの進出はめざましく、「EVシフト」が騒がれるようになってきましたし、良くも悪くも『情報』があふれるようになってきました。中には取材を重ねデータを吟味して、電気自動車オーナーに役立つニュースを流しているところも出てきましたから、このブログの役割は終えたかなと思っています。

2020年中にはホンダやマツダから電気自動車が発売されることでしょう。性能と予想される価格からは、本気で売ろうとしているのか疑問もありますが、ホンダのようにディーラーに急速充電器の設置を進めているところは非常に好感が持てます。

もう少し時間があるようですから、それまで勝手気ままに好きなことを書いていきますので、今しばらくお付き合いください。

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