2019/05

三菱自動車 2019年4月単月 生産・販売・輸出実績(2019/05/30)

2019年4月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報(全国軽自動車協会連合会 - 統計資料)

生産終了になったアイ・ミーブの 軽規格の Xグレード(16.0kWh)は、とうとう0台になりました。もうないでしょう。ただし、在庫がまだあるかもしれませんので、興味ある方は、お近くの三菱ディーラーへお問い合わせください。

アイ・ミーブ
普通車は、年度替わりでかゼロです。アウトランダーPHEVも大きく台数を減らしています。

ミニキャブ・ミーブも、昨年12月以来の一桁7台でした。
1
2009年11月から2019年4月までの各車種国内販売総数(メーカー発表値を含む)

アイM軽

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

アイM普通

国内販売総数

10814

6956

49322

70

↓2019年度合計

0

7

225

0

03月




02月
 


01月
 


12月
 


11月




10月
 


09月
 


08月




07月
 


06月




05月
0 0 0 0
04月
0 7 225 0


アイM軽

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

アイM普通

↓2018年度合計

43

296

6780

70

03月
5 4169610
02月
2 484585
01月
2 1644913
12月
0 76839
11月
0 339130
10月
3 1955710
09月
3 2112474
08月
5 216787
07月
2 303303
06月
11314055
05月
881974
04月
2211670
(2018/03 アイ・ミーブ 軽自動車規格の製造中止)
(ミニキャブミーブ・トラック掲載中止。2016/03製造中止。
 2012年の発売以来国内販売総数1018台

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2017年度合計

167

285

4951

3

03月
1531665-
02月
1226
576
-
01月2430585-
12月
1415343-
11月
2018235-
10月
1416237-
09月
1317568-
08月
1216293-
07月
10302801
06月
1332487-
05月
13354001
04月
7192821

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2016年度合計

145

205

3625

43

03月
14378464
02月
30
66
459
2
01月31111904
12月
216244-
11月
753114
10月
11
2
486
8
09月
2
4
(未発表)1
08月
7
3
151
3
07月
10
11
261
2
06月
1521
253
9
05月
10
20
174
3
04月
6
9
250
3
アイ・M
ミニキャブ・M
アウトランダーPHEV
M-トラックは2016/03をもって製造中止
↓2015年度合計

489

423

11840

126

03月
10
8
955
6
02月
39
71
1317
20
01月
31
23
801
6
12月
35
21
518
11
11月
23
27
814
8
10月
21
26
1145
4
09月
73
57
1896
15
08月
68
44
1313
9
07月
73
32
2383
9
06月
59
51
221
19
05月
38
45
289
14
04月
19
18
188
5

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2014年度合計

824

781

8629

181

03月
60
44
796
22
02月
82
52
603
25
01月
84
84
830
20
12月
70
57
608
22
11月
92
76
558
22
10月
102
93
538
18
09月
97
110
1450
6
08月
51
87
457
10
07月
102
124
700
4
06月
41
17
1300
14
05月
25
12
563
10
04月
18
25
226
8

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2013年度合計

1099

1006

8968

181

03月
130
124
736
30
02月
238
98
1630
16
01月
55
42
1298
17
12月
82
59
1488
9
11月
66
92
1705
9
10月
75
93
560
15
09月
95
137
772
21
08月
54
71
776
9
07月
68
93
-
14
06月
70
79
-
9
05月
62
71
-
7
04月
100
71
3
25

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2012年度合計

2205

2026

4304

436

03月
358
344
1719
269
02月
377
317
2079
167
01月
79
58
506
48
12月
137
121
11月
189
133
10月
141
128
09月
212
197
08月
86
107
07月
157
200
06月
288
256
05月
142
134
04月
39
31

アイ・M

ミニキャブ・M

↓2011年度合計

2552

1927

三菱発表 2012/03
国内外 累計:26000

03月
117
123
02月
446
590
 
 
01月
341
467
 
 
12月
359
747
 
 
11月
326
MINICAB-MiEV
12月販売 
 
 
10月
244
 
 
 
09月
340
 
 
 
08月
207
 
 
 
07月
61
Mグレード販売
 
06月
40
 
 
05月
34
 
 
04月
37
 
 

アイ・M

 

 

↓2010年度合計

2542

 
 
03月
102
震災
 
 
02月
321
 
 
 
01月
219
 
 
 
12月
164
 
 
 
11月
172
 
 
 
10月
179
 
 
 
09月
277
 
 
 
08月
221
 
 
 
07月
383
 
 
 
06月
390
 
 
 
05月
53
 
 
 
04月
61
個人販売
 
 

アイ・ミーブ

 
 
 

↓2009年度合計

748
 
 
 
03月
101
02月
151
01月
188
12月
145
11月
163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV(アイミーブ)」は2009年7月23日から法人販売)

実録!  オーナーが本音で語るEVのデメリット4選(2019/05/15)

電気自動車オーナーである筆者が、以下の4点をデメリットとしてあげています。
  1. やっぱり航続距離が不安
  2. 暖房の消費電力
  3. 充電待ちの時間
  4. バッテリーの劣化の不安
2013年当時にこのブログで取り上げたEVのデメリット(2013/06/29)は以下のようなものでした。
  1. 価格が高い
  2. 走る距離が短い
  3. 充電時間が長い
  4. 充電のためのインフラ不足
  5. 寒冷地でのバッテリ性能低下
  6. 坂道に弱い
  7. 車の種類が少ない
  8. 「節電」中に「電気」を自動車に使っている(電気代がかかる)
  9. 電気も石油資源で作っている
  10. EVの普及がすすめば原発が必要になる
電池の価格は下がったのに、補助金が減った分で相殺され、車両価格が下がらないばかりか逆に上がったこともあった6年間ですし、充電のためのインフラは、普通充電器14,964ヶ所、急速充電器7,620ヶ所と電気自動車が発売された2010年頃には想像もできないほど充実してきましたが、電気自動車の数も増えたことから「充電待ちの時間」はなかなか解消に向かっていません。

6年前とは表現の違いがあるものの、多くの部分でデメリットは相変わらず、デメリットのままのようです。

そうしたなかでも「坂道に弱い」といったことは、「電気自動車オーナー」になれば誤解が多いことがわかりますし、モーターで走る「NOTE e-POWER」が2018年度登録車販売台数で1番になったことから、電気自動車へのハードルは確実に下がってきていると思われます。

ホンダeの発売が予定される2020年には、「EVの種類が少ない」ということもなくなるのではないかと思っています。夜明けは近い。

未来予想図 2020年

トヨタがついに電気自動車へ本格始動! 日産一強だったEV勢力図は変わるのか(2019/05/26) 
18
 

ホンダの新型EV『ホンダe』、ボディカラーは全5色(2019/5/23)

5月21日、イギリス、ドイツ、フランス、ノルウェーでまずホンダeの予約を開始し、順次、ヨーロッパで拡大受付するそうです。

そのイメージ画像も公開されていますが、以前「Honda e」の「ホクロ」(2019/03/12)に 書いた姿そのままで発売されるようです。

個人的な好みの問題ですが、ボンネットにある巨大な「ホクロ」によって「私の充電口はココ」とあえて主張する必要がどこにあるのか、はなはだ疑問です。「私は電気自動車」と言いたげでもありますが、そのデザインにどのような議論があったのか知りたいところです。

エンジン車のようにエンジンを冷やすための空気を取り入れる必要のない電気自動車では、車の顔となるフロントグリルが変化のないものになりがちですが、それこそ「電気自動車」を示すサインになるのではないかと思います。あえてアクセント?に色を変えた意味を計りかねます。

フロントの充電口は前向き駐車を誘導するものとして、意味あるものだとは思いますが。

救いなのは、その「ホクロ」がどれも「黒」であるために「クリスタルブラックパール」だけがボディカラーに溶け込んでいることです。私は予算的に買えないでしょうが、私の色のイチオシは「クリスタルブラックパール」です。
スクリーンショット 2019-03-09 17.19.31

ホンダ関連の話題が続きます。

米ホンダ、フィット EV の使用済みバッテリーを再利用へ…電力網に組み込む(2019/05/17)

フィットEVは、東芝のリチウムイオン電池「SCiB」を20kWh載せていました。この「SCiB」は、10.5kWhの電池を積む三菱アイミーブMグレードなどで証明されているように「長寿命」「急速充電」「高入出力」に優れた電池です。

電池容量残存率105パーセント<2018 /07/25>
2011年8月18日にアイミーブ Mグレードが来て.(2011/08/20)から約6年11ヶ月で走行距離が8万2500キロを越えました。この間、約1640回(急速充電307回、自宅外での普通充電28回、自宅200V充電1303回)充電を繰り返してきましたが、「105」という数字が示すように電池の劣化は感じられません。

東芝のリチウムイオン電池「SCiB」は、 充放電20,000回以上の長寿命特性があるそうですから、このまま充電を繰り返すと85年以上もちそうで、すでに7年たちましたから残りは78年です。孫の代までこの電池は使えそうです。

アメリカのフィットEVは、2012年夏からリース販売していたそうですから、私のアイミーブと大差なく、リースで長く乗っていたとしても「SCiB」ですから、それほど劣化はしていないのではないでしょうか。ですから、「使用済み」とすることには違和感がありますが、「再利用」は当然のことと受け止めます。

「SCiB」の「長寿命」を考えれば、「蓄電装置」としての再利用ではなく、電気自動車への載せ替えとして利用できそうですし、「SCiB」のこれまでのデータを生かして、本来の使い方、電気自動車への採用が広まってほしいものです。昨日、電気自動車に興味を持つ人が私のアイミーブを見ての第一声が「電池は何キロぐらいで載せ換えるのか」でしたから。
 

充電インフラの整備は重要(2019/05/17)でホンダのディーラーに急速充電器が設置されつつあると、地図を示しながら書きましたが、その後聞いた話では、2020年の夏までには全店に設置する計画のようです。

ホンダは、受注を2019年初頭から開始 (2018/03/09)するアーバンEVを2019年後半に欧州で発売する予定ですし、2020年に日本で発売 (2017/10/25)する計画ですから、それにあわせたインフラ整備ということであれば話があいます。

電気自動車を販売する責任として、きちんと事前に基盤整備もおこなうのだとすれば、単純に考えて 日本でのアーバンEVの発売日は、急速充電器の整備が終わる2020年夏から秋にかけてかもしれません。
スクリーンショット 2019-03-09 17.19.31
スクリーンショット 2019-05-15 20.20.54
GoGoEVの地図データによるホンダディーラーのCHAdeMO設置場所)(2019/05/15現在)

アウディ初の市販EV『e-tron』、最大出力150kWで急速充電…最新充電システム搭載(2019/05/13)

アウディの『e-tron』は、電最大出力150kWの直流(DC)充電器での急速充電、最大11kWの交流(AC)充電、自宅で230Vのコンセント、400Vの3相コンセントの充電とさまざまな方法を用意するとしており、欧州の公共充電スタンドのおよそ80%で充電可能としています。

フォルクスワーゲンの電気自動車「ID」プレゼンテーション全編翻訳をお届けします!( 2019/05/14)

また、電気自動車へ大きく舵を切るフォルクスワーゲンは、2020年の終わりまでにヨーロッパの高速道路沿いに400の充電施設(平均6基ずつ)を120kmごとに、2025年までにフォルクスワーゲン独自で3500、ディーラーも3000の充電設備を整備するとしています。

日本も負けてはいません。

充電スタンド情報を載せるGoGoEVの新着1ヶ月分を一覧で掲載してい充電スタンド一覧を見ると、自動車メーカーのディーラーでは以下のようになっています。

登録日:2019年5月10日
(株)ホンダカーズ静岡 Honda Cars静岡 清水吉川店 (静岡県静岡市清水区半左衛門新田20)
充電タイプ: CHAdeMO
登録日:2019年5月3日
トヨタカローラ博多(株) Volkswagen八幡西 (福岡県北九州市八幡西区瀬板2-28-5)
充電タイプ: 200V
登録日:2019年4月27日
(株)モトーレントーマツ(Tomatsu BMW) BMW 江東営業所 (東京都江東区亀戸7-41-7)
充電タイプ: 200V
登録日:2019年4月27日
(株)ヤナセ 福山支店・メルセデスベンツ福山 (広島県福山市佐波町字高田231-1)
充電タイプ: 200V
登録日:2019年4月25日
群馬トヨペット(株) ヴィ−パ−ク太田店 (群馬県太田市飯塚町980-3)
充電タイプ: 200V
ホンダディーラーはCHAdeMO(急速)でトヨタディーラーは200V(普通)なのは、この新着1ヶ月分だけなのかとGoGoEVの地図データで「関西圏」と「中京圏」を「充電スタンド検索」してみたら以下のような結果となりました。(2019/05/15現在)
スクリーンショット 2019-05-15 20.20.54
(ホンダディーラーのCHAdeMO設置場所)
スクリーンショット 2019-05-15 20.19.24
(トヨタディーラーのCHAdeMO設置場所)

「電動化」とは、電気自動車だけのことではないし、トヨタは電動車の一種であるHVでつちかった積み上げがあるから、EVシフトといっても心配はないとの記事を目にすることがありますが、車そのものではない、こうした地道なインフラ整備での遅れは、いずれボディブローのように効いてくるかもしれません。 

そもそも急速充電口を備えたプリウスPHVを販売しながら、急速充電器のない県が多数あるというのは、販売手法としていかがなものかとは思います。

三菱 アウトランダーPHEV、68%の顧客が毎日充電…欧州で充電実態調査(2019/05/13)

三菱自動車の欧州部門が調査した、『アウトランダーPHEV』の充電実態を発表していました。それによると、68%は毎日充電しているそうです。

アウトランダーPHEV』は、充電できる車なのですから充電するのは当たり前だとして、 ガソリンで発電した電気で走るよりも、外部から充電した電気で走る方が安く済むのですから、できるだけ多く充電したくなるのは当然でしょう。

ですから、毎日充電が68%なのは少ない気もしますが、日々の使い方・走行距離によっても充電回数は違ってくるでしょうから、1回の使用で電気を使い切らない顧客がいるのかもしれません。(自宅充電97%)

先日、友人の話を聞いていたら、電気自動車で一番の心配は、一充電の走行距離、どれくらい走ることができるかだそうでした。 急速充電器の密度は思った以上に高いですから、現在電欠の心配はまずありませんが、電気自動車に乗ったことのない人にとっては、当然の不安でしょう。

その解決策の一つとして電気がなくなった後、ガソリンで走ることのできる『PHEV』なのですから、「顧客の25%が次回の新車購入の際、EVを検討」とあるように、『PHEV』が電気自動車オーナーへの入り口になってくれることを期待しています。

ただし、その期待に応え、『アウトランダーPHEV』に代わる「電気自動車」を三菱は現時点で持っていませんから、25%の顧客はみすみす他社へ逃すことになるかもしれませんが。(アイ・ミーブはあります)
スクリーンショット 2019-05-14 19.37.55
(画像:三菱のHPより引用) 

2019年度CEV補助金の外部給電器の申請受付を5月10日(金)から開始したと次世代自動車振興センターが告知していました。

外部給電器とは、電気自動車・プラグインハイブリッド自動車・燃料電池自動車の充電口から100Vなどの電力を取り出す装置のことです。

ただし、重大なことを誤解していました。 申請方法に「個人は対象外です」と書かれています。

「外部給電器」への補助金の目的が『災害による大規模停電のリスクを最小化し、災害対応力を向上させること』ですから、公共団体や会社がつくる避難所などへの配置を想定してのことだからのようです。下のブログを読んで期待していた方がおられましたらお詫びします。

国の補助金 開始 でもなんだかなあ<2019 /04/23>

予算額が多くないから補助範囲を絞ったのかもしれませんが、身近な所で考えても災害時に避難場所に指定されている学校や公民館に収容できる人数は限られています。周辺の人々を屋内に入れることはできても、横になるだけのスペースはとても確保できません。

そこで、2016年4月に熊本を襲った地震の例を見るまでもなく、多くの人々はグランドなどに停めた車の中を避難場所とすることが多くなっています。

また、「外部給電器」は、電気自動車・プラグインハイブリッド自動車といった車を持っていないと役に立たない道具ですから、避難場所にかけつける車が電気自動車等でないと意味をなしませんし、10カ所避難場所があれば少なくとも10台は電気自動車などがないと『災害対応力を向上させること』はできません。

ならば、非常時には今ある個人の電気自動車等を使わせてもらうことを考えても良さそうですが、そうはならないようです。(クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金 交付規程(2019/04/12)PDF をあらためて読むと、非常時に貸与することを想定しているように読めます

私の場合は、2015年に給電器が補助金の対象となったときMiEV power BOX」(三菱自動車のMZ604775)を買い、普段から活用していますし、設置したソーラー発電とともに、停電したときには、ご近所に少なくともスマホ充電のための電気を供給する準備はできています。また、地下水をくみ上げるポンプも設置していますから、給水車を待つ必要もありません。もちろん、それらのシステムが壊れなければという前提での話ですが、うちに来てねとご近所にお声がけは済ませています。

リスク分散は、『災害対応力を向上させること』のキモだと思うのですが。
スクリーンショット 2019-05-10 19.23.56
 (画像:次世代自動車振興センターのHPより)

LA市長、2050年までに「完全EV化」ガソリン車追放を宣言(2019/05/07)

ノルウェー、EVが新車販売の58%(2019/05/02) 、アムステルダムでは、2030年からガソリン車などの市内走行を全面禁止する計画(2019/05/04)と伝えたところですが、ロサンゼルスでは、自動車のEV化を「2025年までに全車両の25%、2035年に80%、2050年に100%」にすることをはじめ、「2022年までに1万カ所に無料EV充電所を設置し、2028年には2万8000カ所まで増やす」など環境の整備も行う目標を明らかにしたと報じていました。

トランプ氏は電気自動車がお嫌いなようですが、山火事の頻発など気候変動に由来するかもしれない現象に悩まされている地域では、好き嫌いや自動車産業界の目先だけの利益を求めた要望を聴いている場合ではないのでしょう。

ただし、将来像をまとめている当サイトの未来予想図によると、2030年頃からパリ ディーゼルとガソリン車の乗り入れ禁止目指す 2030年までに(2017/10/16)という流れもありますから、ロサンゼルスの目標は自動車社会のアメリカの実状をふまえた上での控えめな目標かもしれません。

ガソリン車、30年に全面禁止=市民の寿命「3カ月長く」-アムステルダム(2019/05/04)

オランダのアムステルダム市で、2030年からガソリン車やディーゼル車の市内走行を全面禁止する計画を公表したと報じていました。

オランダは、公共のバスすべてを2025年までに電気バスに替えると2016年に発表している国です。

また、オランダでは、2018年の電気自動車の販売台数は、2017年の3倍となる2万4,024台で、新車販売台総数の5.4%を占めているそうです。(日本では約0.2%)

オランダは、九州とほぼ同じ面積だそうですし、国内の最高地点が322.5mだそうです。

電気自動車は、トルクがあるので力強く坂道は上っていきますが、その分坂道では電気を多く消費するために、いわゆる「電費」が悪くなり、坂道は電気消費が大きいという意味では「苦手」とも言えますが、急な坂道が少ないオランダは、電気自動車にとって最適な国と言え、今度も拡大が続くに違いありません。(一部の文を修正しました)
スクリーンショット 2019-05-06 18.16.14
(画像:オランダ政府観光局HPより)

ノルウェー、EVが新車販売の58%に到達 3割の「モデル3」最高(2019/05/02)

手厚い優遇措置で電気自動車の普及がすすむノルウェーでの話です。

優遇措置のあり方にはノルウェー国内で賛否あるのでしょうが、2019年通年でも割合が50%前後になると予想されているのですから、いっきに普及が進んでいることは間違いないでしょう。

2012年時点でも電力生産量の約95%は水力発電で国内エネルギー需要の6~7倍相当分を輸出という国ですから、再生可能エネルギーの利用という点においても、電気自動車の普及は国策としてメリットが大きいからこそ、「いっきに」普及を進めているのでしょう。

これに対して日本は、目の前のメリット・利益を追うばかりで、50年後を見すえた政策を決められません。

小水力発電も含め開発可能な水資源はまだまだあるでしょうし、太陽光発電の利用も未開地は多くあります。

先日からうちの太陽光発電はすべて角度を下げ、夏仕様に変更しましたが、充電用の系統は晴れれば定格1600Wを上回る発電をし、駐車するたびに充電できています。太陽光運用により移動にかかるコストはゼロです。

そんな環境からは、ノルウェーを見るまでもなく電気自動車のメリットが実感できます。
IMG_4523
 

GWも後半になってきましたが、日本充電サービス(NCS)から「GWに高速道路の急速充電器をご利用予定の方への参考情報」PDFが出ています。

2018年12月28日から2019年1月6日にかけて混雑していた実績を元に、このゴールデンウィークの混み具合も予想し参考にしてほしいという情報です。
  • 全国の急速充電器の渋滞状況 マップ
リストを見ると2基設置されているところは、「赤色」の充電待ちが多く発生していませんので、そのあたりがやはりねらい目でしょう。

また、24時間利用可能なIC周辺の急速充電器設置場所も併記されていますから、電欠の恐れが出そうな場合の参考にもなりそうです。

日産リーフ30KWHで長距離実走レポート:東京〜兵庫【往路編】<2019 /05/01>

高速充電なび・・・ジャパンチャージネットワーク

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