2019/03

長浜市役所本庁 (EVsmart)

長浜市 市役所 新庁舎駐車場西入口横(GoGoEV)

2015年に設置されてから長らく無料でしたが、2019年4月1日よりNCSカード(案内には「等」とあるが詳細は不明)による認証に対応し、有料となります。

今まで無料であっても土日も含め受付窓口が開いている時間に利用は限られていましたし、簡単な文書ですが使用申請書への記入も必要で、施錠してある鍵を借りて使用後は返却してと少々面倒でした。

この周辺では、速い充電器であり、NCS認証と同時に24時間使うことができるようにもなりますから、利用者にとって便利になります。
スクリーンショット 2019-02-23 20.52.30
 

三菱自動車 2019年2月単月、生産・販売・輸出実績(2019/03/27)

2019年2月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報(全国軽自動車協会連合会 - 統計資料)

生産終了になったアイ・ミーブの 軽規格の Xグレード(16.0kWh)は、1月に久々に2台売れ、もうないかと思っていましたが、まだ2台ありました。

アイ・ミーブ
普通車は、わずかながら出ています。

ミニキャブ・ミーブはコンスタントに売れていますから総数も多いのかというと、製造中止となった軽規格のアイ・ミーブよりは、現時点で4,000台余り少ない数でしかありません。しかし、 ヤマトのは別会社のですがEVが500台、日本郵便仕様のミニキャブ・ミーブが 1200台導入(2019/03/27)のような動きがあるとEVが見直されて、そのうち逆転するかもしれません。
1
2009年11月から2019年2月までの各車種国内販売総数(メーカー発表値を含む)

アイM軽

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

アイM普通

国内販売総数

10809

6908

48401

60

↓2018年度合計

38

255

6084

60

03月
0  0 0 0
02月
2  48 458 5
01月
2  16 449 13
12月
0  7 683 9
11月
0  33 913 0
10月
3  19 557 10
09月
3  21 1247 4
08月
5  21 678 7
07月
2  30 330 3
06月
11 31 405 5
05月
8 8 197 4
04月
2 21 167 0

(2018/03 アイ・ミーブ 軽自動車規格の製造中止)
(ミニキャブミーブ・トラック掲載中止(2016/03製造中止)国内販売総数1018台

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2017年度合計

167

285

4951

3

03月
1531665-
02月
1226
576
-
01月2430585-
12月
1415343-
11月
2018235-
10月
1416237-
09月
1317568-
08月
1216293-
07月
10302801
06月
1332487-
05月
13354001
04月
7192821

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2016年度合計

145

205

3625

43

03月
14378464
02月
30
66
459
2
01月31111904
12月
216244-
11月
753114
10月
11
2
486
8
09月
2
4
(未発表)1
08月
7
3
151
3
07月
10
11
261
2
06月
1521
253
9
05月
10
20
174
3
04月
6
9
250
3
アイ・M
ミニキャブ・M
アウトランダーPHEV
M-トラックは2016/03をもって製造中止
↓2015年度合計

489

423

11840

126

03月
10
8
955
6
02月
39
71
1317
20
01月
31
23
801
6
12月
35
21
518
11
11月
23
27
814
8
10月
21
26
1145
4
09月
73
57
1896
15
08月
68
44
1313
9
07月
73
32
2383
9
06月
59
51
221
19
05月
38
45
289
14
04月
19
18
188
5

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2014年度合計

824

781

8629

181

03月
60
44
796
22
02月
82
52
603
25
01月
84
84
830
20
12月
70
57
608
22
11月
92
76
558
22
10月
102
93
538
18
09月
97
110
1450
6
08月
51
87
457
10
07月
102
124
700
4
06月
41
17
1300
14
05月
25
12
563
10
04月
18
25
226
8

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2013年度合計

1099

1006

8968

181

03月
130
124
736
30
02月
238
98
1630
16
01月
55
42
1298
17
12月
82
59
1488
9
11月
66
92
1705
9
10月
75
93
560
15
09月
95
137
772
21
08月
54
71
776
9
07月
68
93
-
14
06月
70
79
-
9
05月
62
71
-
7
04月
100
71
3
25

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2012年度合計

2205

2026

4304

436

03月
358
344
1719
269
02月
377
317
2079
167
01月
79
58
506
48
12月
137
121
11月
189
133
10月
141
128
09月
212
197
08月
86
107
07月
157
200
06月
288
256
05月
142
134
04月
39
31

アイ・M

ミニキャブ・M

↓2011年度合計

2552

1927

三菱発表 2012/03
国内外 累計:26000

03月
117
123
02月
446
590
 
 
01月
341
467
 
 
12月
359
747
 
 
11月
326
MINICAB-MiEV
12月販売 
 
 
10月
244
 
 
 
09月
340
 
 
 
08月
207
 
 
 
07月
61
Mグレード販売
 
06月
40
 
 
05月
34
 
 
04月
37
 
 

アイ・M

 

 

↓2010年度合計

2542

 
 
03月
102
震災
 
 
02月
321
 
 
 
01月
219
 
 
 
12月
164
 
 
 
11月
172
 
 
 
10月
179
 
 
 
09月
277
 
 
 
08月
221
 
 
 
07月
383
 
 
 
06月
390
 
 
 
05月
53
 
 
 
04月
61
個人販売
 
 

アイ・ミーブ

 
 
 

↓2009年度合計

748
 
 
 
03月
101
02月
151
01月
188
12月
145
11月
163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV(アイミーブ)」は2009年7月23日から法人販売)

ヤマト、独DHLとEV開発 女性宅配員らの負担減(2019/3/25)

ヤマトホールディングスがドイツポストDHLグループと、女性でも荷物の出し入れが容易な荷台を持つ電気自動車を共同開発し、2019年秋をめどに首都圏で500台を導入すると報道していました。

昨年6月に国産よりも日本サイズ? ドイツ製小型EVをヤマト便テストか 宅配業界にもEVの波!?(2018/06/25)という記事がありましたが、その後のテスト運用の結果、採用されることになったようです。

6月の記事には、「航続距離はハイパワー版(40kWh)で236km」とありましたが、今回の記事には「車両は6~7時間の充電で約100キロメートル」とありますから、価格を安くするためや日本の短い距離を配達する環境を考えて、電池容量を少なくしているのかもしれません。(日本の200V普通充電だと7時間で21kWh)

ドイツポストの配送用「自家製EV」を試し乗り (2017/06/14) の仕様によると、一充電走行距離は80kmでしたから、2年の間に進化したのかもしれません。(製造子会社:The StreetScooter

他にも記事中にヤマトは「中型トラックも含めて現在、約4万台ある集配車を積極的にEVに切り替える方針」とあります。また、昨年6月にNTTもグローバルで競争力強化、国内車両をEV化 NTT社長(2018/06/26)で2025年までに約5500台をEVにとありました。

過去にもこのような計画はいろいろありましたが、なかなか実現してきませんでしたから、今回こそはCO2の削減に向けて計画を完遂してほしいものです。

ドイツポストDHLグループ傘下のストリートスクーターとヤマト運輸が日本初の宅配に特化した小型商用EVトラックを共同開発 安全性・操作性・作業性に優れ、普通免許でも乗務可能なコンパクトサイズで働きやすさを追求 ~2019年度中に500台導入、秋から順次稼働~(PDF:528KB)


日本郵便、ガソリン 1,200台の電気自動車への切り替えpdf(2019/3/26)

日本郵便は配達に電気自動車を19年11月に200台、 2020年2月に200台、4月以降に800台と合計1200台導入すると発表していました。

日経には「今後は全国の配送車を順次EVに切り替える方針」とも書いていますが、取材時に担当者から聞いたことなのでしょう。プレスリリースにはありません。上のあるように元もとの計画は2008年なのですから、実現に11年かかったことになります。今度こそ実行してほしいものです。

日経には、 2016年3月に製造を中止している三菱の「軽トラックタイプ」を導入するともありますが、日本郵便のプレスリリースには、「ミニキャブ・ミーブバン」とあるので記載ミスです。

日本郵便の集配用車両に、三菱自動車の電気自動車を納入(2019/03/26)
スクリーンショット 2019-02-24 9.29.51
(画像:採用されるミニキャブ・ミーブ。三菱のHPより引用)

小型EV『e.GO ライフ』は1万5900ユーロから、スポーツ版も提案…ジュネーブモーターショー2019(2019/03/21)

ジュネーブモーターショー2019で初公開されたe.GO Mobileの小型EV『e.GO Life』を紹介していました。
スクリーンショット 2019-03-25 8.24.10
(画像:e.GO MobileのHPより引用)

小型EV『e.GO Life』は4人乗りで、3タイプのうちのベースグレードは、バッテリー容量14.5kWhで WLTP(乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法)で 100km走行できるとしています。

価格は、欧州で1万5900ユーロ(約200万円)としていますが、この価格あたりが電気自動車が売れ出す価格帯かもしれません。

記事に「e.GO モバイルによると、富裕層はe.GOライフのより価値の高いバージョンに関心があるという」とあります。週末に高速道路を走ったり暖房をつけて長距離を走ったりするような使用環境では、電池容量はより多い物が望まれるでしょう。しかし、プジョーCEO「1000万円もするEVを誰が買うのか」、EVは小型車から投入(2019/03/22)に「幅広い顧客が買えるEVを提供すべきだ」とあるように、誰もがテスラのようなどんな状況にも対応した高級車を買うことができるわけではありません。

実現には電池のコスト低下にかかっていますが、ユーザー側もバッテリー容量14.5kWhで普段の生活には十分だという認識が広まることも重要でしょう。今は走行距離をガソリン車並に近づけるためにバッテリー容量が際限なく増えつつありますが、8年近く電気自動車に乗ってきた実感として、生活圏内では100kmも走ることができれば十分なのですから。

ましてや、自宅で太陽光発電での充電ができる環境になった今は、昼間の停車中に心おきなく充電することができますから、晴れていればという条件ながら、バッテリー容量10.5kWhのアイ・ミーブで普段の生活には十分です。(負け惜しみではありません)

と言う私も最初は、電池の残量メモリが減るたびに、どこまで走ることができるか心配したものですが、今では笑い話です。ネット上の記事もその辺の心配を払拭するものを書いてほしいところですが、【日産 リーフe+ 新型試乗】やっと航続距離を気にせず乗れるEVになった…中村孝仁(2019/03/26)にあるように、そうはならないところが悲しいところです。

(記事中にある「アクセルのコントロールひとつで自在に走れる簡便さは、現状では日産の独壇場」には、少し問題があります。日産リーフにeペダルがつくより前に発売されたBMW i3には、すでにeペダルのような機能が備わっていましたし、それより前の三菱アイ・ミーブなどにも、停止まではできないものの回生ブレーキが良く効くBポジションにより、ブレーキを踏んでいる時間は確実に短くなっています)

電気自動車『HONDA E』日本発売の全貌は? 期待を込めて広報部に聞いてみました ( 2019/03/22)


電気自動車を普及させるための方法として、補助金の仕方にも工夫が必要でしょう。

ゼロエミッションを促進! カナダ、「EV購入に助成金」制度導入へ(2019/03/22)

たとえばカナダでは、「希望小売価格が4万5000カナダドル(約380万円)以下のEVまたは水素燃料車の新規購入」だけに補助するそうです。

今まではとにかく初物の電気自動車を売れるようにすることが補助金の目的だったでしょうが、普及させることを考えれば、今後はカナダのように「国民の大多数を占める世帯でのゼロエミッションを促進することを目的」とすべきでしょう。ですから、高価な電気自動車を買うことができる購買層には、補助金は不要でしょうし、制限を設けることにより、低価格帯の電気自動車も設定され、選択の幅も広がることでしょう。

電気自動車向けの割引プランの実現に向けた実証試験開始について(2019/03/13)

電力関係の事業を行っているLooopは、Looopと契約している顧客が電気自動車へ充電したときに、その電気料金を割り引くプランの実現に向けた実証試験を実施すると告知していました。

実証試験は、 リーフに乗る日産の社員で行い、 系統とEVとの間に専用の計量器を元もとある計量器とは別に設置して充電量を把握することにより、 割引プランの実現性などを確認するそうです。
スクリーンショット 2019-03-21 12.54.15
(画像:LooopのHPより引用)

現在、関西電力では、自宅の条件により「はぴeプラン」(2019年4月1日以降、新規加入停止)や「はぴeタイムR」、「eスマート10」などの割引プランで、22時か23時から朝までの電気料金を割り引いていますが、基本料金は無料ながら24時間同額であるLooopも割引プランを作ることにより、増えつつあるEV利用者の顧客を増やそうという戦略のようです。

これまでの電力会社は、原子力発電所に余力が出る深夜を安くして、その時間帯での充電へと誘導していましたが、再生可能エネルギーへの割合が増えるにつれ、昼間にも充電してもらった方が良い場合が増えつつあるようです。太陽光発電の電気の方がコストがかからない分、安いのですから。

電気自動車の普及はまだまだ先だという見立てもありますが、電力の需給バランスを考えたとき、電気自動車が電力の調整になくてはならない存在になるとすれば、『戦略』として普及にいたる日も近いかもしれません。

なぜなら、電気自動車が増えても大丈夫(2019/01/05)に書きましたが、 九州電力が2019年1月3日に行った太陽光発電の買取を一部止める出力調整は、太陽光発電の最大35万キロワットでした。 しかし、私の乗る今となっては容量の少ない10.5kWhの電気自動車アイ・ミーブでも、35万キロワットというと3万5000台あれば吸収することができます。

九電、太陽光発電の出力制御実施 (2019/01/03) 

ここで言う 3万5000という数字は、台数としては多いと思うかもしれませんが、 アイ・ミーブの販売台数は今までに1万台余りありました。 また、アイ・ミーブと同じくらいの電池を積んだ アウトランダーPHEVであれば、それだけで4万8千台ほどが販売されていますし、電池容量の多いリーフも入れれば、35万キロワットを電気自動車だけで受け入れることは容易い数字です。(九電管内に駐車しているとしてとして)

ましてや、 1月3日でなくても太陽光発電が出力を増やす昼間に、会社の駐車場や家庭で停車している電気自動車は多いことでしょう。

もちろん、電気自動車が増えても大丈夫(2019/01/05)に書いたように、 充電のための電気料金を下げれば、電気自動車オーナーが充電を行う動機となり、余った電気の大きな受け皿となるでしょう。

電気自動車だけに料金を割り引くには、上のLooopのように専用の計量器がいったり、会社の駐車場に充電設備を準備したりする必要ができてきますから、実現するには時間がかかりますが、SNSなどを使って電気自動車オーナーに協力を呼びかけることは、今すぐにでもできることでしょう。

電力会社は3.11の後、夏の暑い日に電力事情がひっ迫すると、「節電」のお願いをアナウンスしていたように、今度は「充電」のお願いをアナウンスすればいかがでしょうか。

コストが「安い」はずであった原子力発電も原発支援へ補助制度案 経産省、2020年度創設めざす(2019/03/23)と「安く」ないことを自ら認めているのですから、「安い」太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーを使わない手はないのです。

太陽光発電の100Vで充電 その4(2019/02/14)

明日になってしましましたが、3月23日・24日の10時から広島県立広島産業会館にて、「電化スタジアム2019 in 広島」が開かれるそうです。

会場には電気自動車も展示されるそうですが、中でもポスターにあるようにデロリアンを電気自動車に改造した「EVデロリアン」が置かれるそうですから、お近くの方は立ち寄られてはいかがでしょうか。
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デロリアンEV化計画のブログ「中国電力とEVデロリアン-なぜコラボ」によると、主催する中国電力は、「今秋から順次起きるFIT(再エネの固定価格買取)契約の終了後を見据え、屋根で作った電気を売電せず直接EVに貯め、走ったり家で使ったりするライフスタイルをアピールする」という趣旨で展示を依頼されたようです。

これからは、電気が余りそうな昼間に、積極的に電力会社の系統から電気を電気自動車に貯めるためにも、電力会社の展示を見に行っても面白いかもしれません。
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 (画像:展示準備中の会場、デロリアンEV化計画より提供)

トヨタ2029 電動化を最適化する 寺師副社長インタビュー(2)(2019/03/15)

寺師茂樹副社長へのインタビュー記事です。

冒頭で「国単位でみても自動車全体のシェアの1%に達している国は数えるほど」とあります。この1%がピュアEVだけを指すのか、PHEV(プラグインハイブリッド車)も含めるのかは文中に書いていませんが、電気自動車充電スタンド情報を提供するGoGoEVのコラム「【EV/PHEV】電気自動車・プラグインハイブリッド車の国別・メーカー別比較(2018年)」(2019/03/18)によれば、EV・PHEVを合わせた販売台数で18位のアイルランドまで1%を越えています。

元データの Visualizing EV Sales Around the World(Visual Capitalist)にも18位以降の国名は書いていませんが、2%台が9カ国ありますから、アイルランドの1.6%に続く1%台が数か国あってもおかしくはないでしょう。

世界の国数は約200か国ですから、1%台が仮にあと2か国あったとすると、約200か国のうちの約20か国が1%に達している国となりますから、その割合は世界全体の10%となります。

この数字から「1%に達している国は数えるほど」とみるか、「1%に達している国は世界に1割もある」とみるかは、その立ち位置にもよるでしょうが、月面探査プロジェクトに自車を送り込もうとするトヨタ自動車は、後者であってほしものです。 

「一生懸命電池性能向上とか、コストダウンとかはやっていかなきゃいけない。それはEVだけじゃなくFCVも同じです」と言いながらも、また、「全ジャンルの商品を揃え」といわれながらも、現実には高価なFCVは販売してEVは出していないのですから、まずはトヨタもEVを出してスタートしてほしいものです。
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(画像:JAXAのHPより引用) 

フィアット『チェントヴェンティ』、小型EVはカスタマイズ自在…ジュネーブモーターショー2019(2019/03/14)

フィアットがジュネーブモーターショー2019において初公開した『コンセプト・チェントヴェンティ』を紹介していました。

「コンセプト」ですから市販との違いはありますが、 「Honda e」の「ホクロ」(2019/03/12)に書いたような充電口の跡が見つかりません。掲載されている写真を見ると右側にある想定になっていますが、確かめることはできませんでした。

2017年に公開されたホンダのコンセプトモデル「Honda Urban EV Concept」には、その段階ですでに大きなホクロがあるのとは大違いです。せめて、車の色を選ぶなかで、「ホクロ」なしもあると良いかなと。(経済的に私が買う可能性は低いですが)

(2017/10/22 )

インフィニティのデザイン責任者Q&A 「EVはブランド再生のチャンス」(2019/03/14)

日産自動車、三菱自動車、NMKVが新型軽自動車のオフライン式を実施(2019/03/14)

日産と三菱、NMKVは、3月28日に発売予定の新型軽自動車を、生産工場である三菱自動車の水島製作所でオフラインしたと告知していました。

新型軽自動車は、日産自動車『新型DAYZ(デイズ)』『DAYZハイウェイスター』、三菱自動車『eKワゴン』『eKクロス』です。
スクリーンショット 2019-03-14 17.33.59
(日産のHPより引用)
三菱アイ・ミーブは普通車規格へ移り、電気自動車の乗用車・軽版はなくなってしまいましたが、ぜひとも軽EVをこの『DAYZ』や『ek』シリーズに加えてほしいものです。

販売台数でいうと1月は、『DAYZ』がホンダのN-BOX、スズキのスペーシアに続いて第3位ですが、同じラインで作っている11位の三菱『ek』も合わせると17,705台となり、スペーシアを抜いて2位、1位のN-BOXに1,487台まで迫るのですから、量産効果は十分でるでしょう。床下に電池を載せるだけのスペースが事前に確保してあるか気にかかるところです。

 1. ホンダ N-BOX(19,192台)
 2. スズキ スペーシア(14,350台)
 3. 日産 DAYZ(13,541台)
11. 三菱 ek(4164台)

と、希望を書いていたら、 日産主導で開発の「軽」発売へ、三菱自は生産担う-国内市場で反撃(2019/03/14)に 三菱の益子会長CEOが14日の式典で、「将来的には軽の電気自動車(EV)もできれば同工場で生産したい」と述べたとありましたし、三菱自・水島「支援継続」 新型軽出荷で地元自治体 (2019/03/15)には、「19年度中にも電気自動車(EV)タイプの投入を計画している」ともありました。後半は、日経の憶測部分ですから確かなことではありませんが、軽EVの計画が水面下で進められていることだけは確かでしょう。

「Honda e」プロトタイプを2019年ジュネーブモーターショーで世界初公開(2019/02/27)

今回公開されたものは、新型電気自動車「Honda e(ホンダ イー)」のプロトタイプモデルですから、そのまま販売されるわけではないでしょうが、どうもボンネットの中央にある充電口が隠れている黒い部分の大きな「ホクロ」が個人的には気になります。ここに触れた記事がなかったので、書いておきます。
スクリーンショット 2019-03-09 17.19.31
解説に「新たに採用したポップアップ式のドアハンドルや従来のサイドミラーの役割を持つ「サイドカメラミラーシステム」といった先進機能を取り入れることで、シームレスなボディーデザイン」とあるのに、そのキュートなデザインを台無しにしてしまう「ホクロ」だと思うのは、個人的な好みの問題でしょうか。

「あばたもえくぼ」的に鼻の下にある大きなホクロが、素敵に見えるときもありますが、「Honda e」の「ホクロ」は「ここに充電口があります」と主張しているとしか思えませんし、ガソリン車との違いを表面的に出しているとしか見えません。

キュートな新型EVは実用性も高いぞ!──ジュネーブ国際自動車ショー2019リポート【第3弾:ホンダ】 (2019/03/08)

同時に発表されたHonda and IED TOMOにも「ホクロ」はありますから、そのままの塗装なのかもしれません。

デザイン的にはどうかと個人的には思ってしまいますが、ボンネットの充電口には、良いこともあるでしょう。

先日行ったドラッグストアは、隣に住宅があるため排気ガスを考慮してか境目のフェンスに「前向き駐車で」と書かれていました。ところが、そこに止まっていた7台すべてがその看板には気づかなかったのでしょう、後ろ向きに止めていました。

日本では圧倒的に後ろ向き駐車が主流ですからこういうことになってしまうのでしょうが、電気自動車が普及し始めた際に、そこに普通充電器を設置し充電サービスを提供することで、前向き駐車へ誘導することができるかもしれません。


なお、以下の記事では、2020年に日本でも発売されることを「スクープ」のように書いていますが、 2019年に欧州市場に投入するUrban EVを2020年に日本で発売 (2017/10/25)にあるようにホンダが日本で発売することは既出です。

なんと日本でも販売決定!! ホンダ「e」 驚愕の後輪駆動で2020年に日本発売!!!(2019/03/07)

Facebookに「日産に90kW充電器の設置状況と予定を聞いたら、メーカーでは把握していないとの事」とあったので、本当かなと調べてみました。

日産のリーフのHPに「充電器は全国に約29700基」と書かれていますが(普通充電器も含む)、ページの最後にある「注記」を見ると「2018年10月末時点 ゼンリン調べ」とありましたから本当かもしれません。

日産も出資している日本充電サービス(NCS)からデータをもらい、一覧表を作っていれば検索ですぐにでも判明できそうですが、「90kW」といった詳しい情報がその中には「ない」のかもしれません。

それにしても、90kWの対応の電気自動車を作り販売を進めている会社は、当然のごとく日産ディーラーに90kW対応の急速充電器を増やすように要請しているはずですが、要請の元となるであろう「各都道府県のディーラーに何基の急速充電器があるか」「50kWの充電器は何基あるか」「充電渋滞はどれくらいの割合で頻発しているか」といった「基本データ」が、もしかしたら「ない」、他社任せかもしれないとは驚きです。

素人考えでも「市場調査」のデータを元に会社の方針・戦略は決まるものだと思っているからです。(「基本データ」そのものが曖昧とは、どこかで聞いた話です)

リーフの販売台数からいって、「だいたいこれくらい」は急速充電器がいる「だろう」とか、ここは充電待ちが「おきていそう」だからディーラーに増やしてもらおうと、曖昧な勘定で動いているとは思えませんでしたが、もしかしたら地域ディーラーまかせなのかもしれません。

ただし、リーフe+の購入検討している人にとって「90kW」急速充電器があるかどうか、どこにあるかは重要な情報であり、リーフe+を売る方にとっても大切な情報だと思うので、調べてみました。素人でも時間をかければ公開されているものからデータはそろいます。

充電器の検索アプリ「EVsmart」のHPで 「日産」と文字を入れ、「急速のみ」「日産ディーラー」「44kW以上」をチェックして検索をかけます。すると、何ページにも渡る1856件の充電スタンド一覧が出てくるので、いちいちページをめくらずに済むように表示件数を100件にしました。100件ずつだと19ページになります。

次ぎに、Webブラウザのそれぞれのページの中で「90kW」で検索をかけると次々に表示されますので、 あとは19回それを繰り返すだけです。そして、以下のように90kWの急速充電器が備えられている日産の店舗をリストアップしました。(3月12日更新。実際に稼動しているかはお確かめください)
  1. 日産プリンス宮城販売 気仙沼店
  2. 日産プリンス栃木販売 今市店(「とりあえず、44kW×2の運用(40kWh以下2台同時充電)で、e+(62kWh)への90kW急速充電には使わないそう」との情報)
  3. 日産サティオ埼玉北 寄居店
  4. 浜松日産自動車 和田中央店(稼働)
  5. 愛知日産自動車 春日井インター店(3月15日からとの情報)
  6. 日産プリンス名古屋販売 一宮バイパス店(稼働)
  7. 岐阜日産自動車 大垣店(3月14日9時半まで工事と口コミにあるので、その後に稼働するかもしれません)
  8. 滋賀日産自動車 南彦根店(稼働)
  9. 京都日産自動車 十条店(稼働)
  10. 兵庫日産自動車 姫路東店(稼働)
  11. 日産サティオ岡山 水島店(稼働)
愛知日産自動車 昭和橋店は、GW前から稼動するらしいとの情報をいただきました。

新サービス「電動DRIVE HOUSE」を2019年より開始予定(2019/03/06)

三菱自動車は、どっこい生きてる(2019/02/22)で触れたように、ジュネーブモーターショー2019において、「電動DRIVE HOUSE」(DDH)を発表していました。2019年より日本をはじめ、欧州などでもサービス開始を予定しているそうです。

「電動車の新しい価値を実現する新たなサービス」ということですが、個人においてすでに電気自動車を家とつなぎ(V2H・Vehicle to Home)充放電をしている人はいますし、FIT(固定価格買取制度)の終了需要を狙って、太陽光パネルで発電した電気を充電できるように様々なメーカーも動いています。自動車メーカーとして、自家消費を前提としたシステムを「電動車」を中心にパッケージ化して売るということのようです。

私の所のは、お天道さまの様子をうかがいながら、発電した電気を手動で電気自動車への充電へ切り替えるというアナログな形ですが行っていますし、停電の際は、アイミーブとミニキャブミーブ・トラックに蓄えた電気を『MiEV power BOX』で放電する準備はできています。すでに簡易版「電動DRIVE HOUSE」です。

「電動DRIVE HOUSE」の問題は、三菱自動車の販売店ですから何を「電動車」とするかですが、写真にあるように「電動車」といっても「PHEV」しかないようです。
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(三菱のHPより引用)
家庭で太陽光発電による充電をおこなおうとすれば、昼間の時間帯に家にPHEVを止めておかねばならず、PHEVは送り迎え用に特化しているか、複数台の車を所有していることを前提としているかのようです。

複数台あるとして、もう1台がガソリン車なら、燃費(電費)の良いモーター駆動部分のPHEVを使うことができないのは、もったいないことです。「低炭素社会の実現に貢献」しそこねます。

もう1台がアイミーブだとしたら、「低炭素社会の実現に貢献」できそうですが、現在は普通車規格のアイミーブしか販売しておらず、世間の2台目需要は圧倒的に軽自動車でしょう。

ですから、今月下旬に公表されるというekワゴンの次期モデルに、早々に軽EVも追加してもらわなければ、「低炭素社会の実現に貢献」する完璧な「電動DRIVE HOUSE」はできないでしょう。

ミニキャブミーブ・トラックの3度目の車検を受けました。(中古で買ったので、私のとしては2回目)

一番気になっていた「電池容量残存率」です。 以下、測定時の変遷です。

2016年3月26日:走行距離 8101km、「残存率」101.5パーセント(中古購入時)
2017年3月 3日:走行距離16189km、「残存率」100.8パーセント
2019年2月28日:走行距離31980km、「残存率」 99.3パーセント

いわゆる「軽トラ」ですから1日に長い距離を走るわけでなく、200Vか100Vの普通充電がすべてで、急速充電もほぼしない日常使いですが、「電池」という性質上「劣化」はつきものです。「電池容量残存率」は、1000kmごとに約0.09パーセントずつ減ってきていますが、電池はあまり劣化していないと考えて良いでしょう。

このまま減り続けるとして、「残存率」が80パーセントに達するまでに、約21万4000km走ることができます。また、今まで1年間にだいたい8000km走ってきましたから、このまま走り続けるとすると、27年は持つ計算です。(ある時点で急に劣化が早まるかもしれませんが^_^;)

27年後というと、電池は持っていても板金の痛みが激しいかもしれませんし、私の方がガタがきているかもしれません。

三菱はミニキャブミーブ・トラックの生産を2016年3月に止めてしまいました。販売が振るわなかったのが理由のようでしたが、案外いつまでも買い換える必要のない「車」を作ってしまい「まずい」というのが本当のところの理由かもしれません。

家にあるもう一台の電気自動車「アイミーブMグレード」は、このミニキャブミーブ・トラックと同じ電池・東芝のリチウムイオン電池「SCiB」10.5kWhを積みながら、約6年11ヶ月で走行距離8万2500キロ、「電池容量残存率」は「105」パーセントでしたから、車種によってプログラムに違いがあり、電池への負荷の度合いが違うのかもしれません。

100V充電とパネルの角度変更(2019/03/02)

ミニキャブミーブ・トラックの一充電走行距離(2017/01/30)
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 (自作の太陽光発電で充電しているミニキャブミーブ・トラック)

日本発のお買い物代行サービス「Twidy(ツイディ)」を運営するダブルフロンティアと日産自動車が戦略的提携(2019/02/18)

買い物代行サービス「Twidy」に日産の「NV100 クリッパー」を組み合わせるサービス事業を4月より実証実験をすると告知していました。

日産が絡んだ事業ですから、軽商用車に「NV100 クリッパー」を採用するのは当然としても、 事業内容からいって三菱の「ミニキャブ・ミーブ」が最適だと思えてしまいます。

今回の買い物事業では、購入した品物を届けるというサービス内容からいっって、行動範囲は近距離ですし、「TEPCO i-フロンティアズ」という東京電力グループの会社が絡んでいるのですから、電気という低コストで動く「ミニキャブ・ミーブ」を使わないてはないでしょう。

大型マンションに充電器の設置が難しかったとしても、日産や三菱のディーラーで急速充電すれば事足りますし、その充電時間がもったいなかったら、買い物をするショップに普通充電器を備え付けてもらうという方法もあるでしょう。日産リーフを買うとほぼほぼ無料で200Vの普通充電器を設置してくれるのですから、連携してできなくはないでしょう。

ショップとしても来店してもらえる動機にもなりますし、日産とのコラボで無料と言わなくても格安で普通充電器をつけることができれば、多くの店が手を挙げるのではないでしょうか。
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(画像:三菱のHPより引用)

リーフの急速充電器が増えました!(2019/03/02)

滋賀日産自動車 「南彦根店」に新たな急速充電器が設置されたと聞いたので、確かめに行ってきました。写真にあるように「新電元」の90kW充電器です。
今までの44kW急速充電器もありますから、「南彦根店」では2基態勢です。
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下の写真の奥にあるのが今までの44kW急速充電器ですが、比較すると本体がずいぶん大きくなっています。
また、確かめるのを忘れましたが、90kWの充電ケーブルは44kWのものと比べると少し太かったように思いました。
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アイミーブMグレード(10.5kWh)で充電しましたが、当然ながら90kWには対応していないので、今までと同じように125A止まりです。
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リーフなどの電気自動車にお乗りだという営業の方と話し込んでいるうちに、90パーセントを越えてしまい、電流値は33Aまで下がっていました。 15円で11分間充電し、165円でした。
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滋賀県内には、他にも 大津店にももう1台50kW充電器が増設置されましたが、同じ資本でも 大津店は「 東光高岳」の急速充電器のようです。そちらは使ったことがないので比較はできませんが、「 南彦根店」のものは今までの充電器と同じ要領でできました。ただし、この日から使用開始からだったのか、充電ガンが本体より外しにくかったです。(上の文の一部修正済み)

南彦根店」の周辺には急速充電器が多く設置されていますから、今までは充電中の車があると、お店の人は他の場所を案内していたそうですが、今後は安心して店内で充電していただけるとのことでした。

実際に、スマホの充電検索アプリ「EVsmart」の三菱・有料版「電動車両サポート」で「満空情報」を見ると、近い時刻に2基稼動している場合が見うけられます。今までなら同店で待つか、他へ移動していたことでしょう。

お話しいただいた営業の方は、実際に電気自動車を愛用されているからか、様々な情報に詳しい方でした。それでも、充電率が90パーセントのように高くなると、あまり充電できないこと・時間を考えれば終了した方が良いことを理解してもらうのはなかなか難しいことだとおっしゃっていました。 

充電器の検索アプリ「EVsmart」を出しているHPから日産全店(1856店)を検索し、3月8日現在、90kW器が備えられている店舗を選び出しました。
  1. 日産プリンス宮城販売 気仙沼店
  2. 日産プリンス栃木販売 今市店
  3. 日産サティオ埼玉北 寄居店
  4. 浜松日産自動車 和田中央店 
  5. 愛知日産自動車 春日井インター店 
  6. 日産プリンス名古屋販売 一宮バイパス店 
  7. 岐阜日産自動車 大垣店 
  8. 滋賀日産自動車 南彦根店 
  9. 京都日産自動車 十条店 
  10. 兵庫日産自動車 姫路東店 
  11. 日産サティオ岡山 水島店 

自作の太陽光発電の電気を使い、100V10Aの三菱純正・充電コードで充電していますが、100V×10A=1000W出ているわけではないようです。

ワット・メーターで計ってみましたが、アイミーブでは下のように900W前後が表示されます。
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また、ミニキャブミーブ・トラックでは、860W前後とアイミーブよりも少なく表示されました。同じ東芝のSCiBで10.5kWhと同容量の電池が載っているにもかかわらず、受け入れる容量が違うところをみると、両車でプログラムが違うのかもしれません。
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(ミニキャブミーブ・トラック)
1000Wとはいかないまでも、950Wぐらいは出力されるのかと思いましたが違うようです。(アース線は繋いであります)

充電に使う太陽光パネルも春仕様に変更しました。

冬の間、太陽は傾きが大きくなるのと積雪対策で、下の写真の様にパネルは50度にたてていましたが、太陽高度が上がり日もずいぶんと長くなってきたので、角度を30度へと緩やかにしました。
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(↑冬仕様の50度のパネル)

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(↑30度のパネル)
パネルの後にある支柱がはみ出た分、角度を50度から30度へと緩やかになっています。この状態で4月いっぱいまで維持します。
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支柱の長さが短くなったので、斜めの補強は入れていません。
また、全部を変えてしまうと比較がしにくいので、一列ずつ変更した写真を載せておきます。
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太陽光発電の100Vで充電 その4(2019/02/14)

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