2018/11

三菱自動車 2018年10月単月 生産・販売・輸出実績(2018/11/29)

2018年10月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報(全国軽自動車協会連合会 - 統計資料)

三菱自動車 2018年8月のEV販売実績<2018 /09/29>でアイ・ミーブの 軽 Xグレード(16.0kWh)は、「12台ある」と書きましたから、9月分も差し引いて残りは6台かもしれません。詳しくは、近くの三菱ディーラーにご確認ください。

ミニキャブ・ミーブは台数こそわずかですが、コンスタントに出ています。

アウトランダーPHEV
の新モデルの販売台数は、落ち着いた動きとなりました。
1

2009年11月から2018年10月までの各車種国内販売総数(メーカー発表値を含む)

アイM軽

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

アイM普通

国内販売総数

10805

6804

45898

33

↓2018年度合計

34

151

3581

33

03月
0  0 0 0
02月
0  0 0 0
01月
0  0 0 0
12月
0  0 0 0
11月
0  0 0 0
10月
3  19 557 10
09月
3  21 1247 4
08月
5  21 678 7
07月
2  30 330 3
06月
11 31 405 5
05月
8 8 197 4
04月
2 21 167 0

(2018/03 アイ・ミーブ 軽自動車規格の製造中止)
(ミニキャブミーブ・トラック掲載中止(2016/03製造中止)国内販売総数1018台

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2017年度合計

167

285

4951

3

03月
1531665-
02月
1226
576
-
01月2430585-
12月
1415343-
11月
2018235-
10月
1416237-
09月
1317568-
08月
1216293-
07月
10302801
06月
1332487-
05月
13354001
04月
7192821

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2016年度合計

145

205

3625

43

03月
14378464
02月
30
66
459
2
01月31111904
12月
216244-
11月
753114
10月
11
2
486
8
09月
2
4
(未発表)1
08月
7
3
151
3
07月
10
11
261
2
06月
1521
253
9
05月
10
20
174
3
04月
6
9
250
3
アイ・M
ミニキャブ・M
アウトランダーPHEV
M-トラックは2016/03をもって製造中止
↓2015年度合計

489

423

11840

126

03月
10
8
955
6
02月
39
71
1317
20
01月
31
23
801
6
12月
35
21
518
11
11月
23
27
814
8
10月
21
26
1145
4
09月
73
57
1896
15
08月
68
44
1313
9
07月
73
32
2383
9
06月
59
51
221
19
05月
38
45
289
14
04月
19
18
188
5

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2014年度合計

824

781

8629

181

03月
60
44
796
22
02月
82
52
603
25
01月
84
84
830
20
12月
70
57
608
22
11月
92
76
558
22
10月
102
93
538
18
09月
97
110
1450
6
08月
51
87
457
10
07月
102
124
700
4
06月
41
17
1300
14
05月
25
12
563
10
04月
18
25
226
8

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2013年度合計

1099

1006

8968

181

03月
130
124
736
30
02月
238
98
1630
16
01月
55
42
1298
17
12月
82
59
1488
9
11月
66
92
1705
9
10月
75
93
560
15
09月
95
137
772
21
08月
54
71
776
9
07月
68
93
-
14
06月
70
79
-
9
05月
62
71
-
7
04月
100
71
3
25

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2012年度合計

2205

2026

4304

436

03月
358
344
1719
269
02月
377
317
2079
167
01月
79
58
506
48
12月
137
121
11月
189
133
10月
141
128
09月
212
197
08月
86
107
07月
157
200
06月
288
256
05月
142
134
04月
39
31

アイ・M

ミニキャブ・M

↓2011年度合計

2552

1927

三菱発表 2012/03
国内外 累計:26000

03月
117
123
02月
446
590
 
 
01月
341
467
 
 
12月
359
747
 
 
11月
326
MINICAB-MiEV
12月販売 
 
 
10月
244
 
 
 
09月
340
 
 
 
08月
207
 
 
 
07月
61
Mグレード販売
 
06月
40
 
 
05月
34
 
 
04月
37
 
 

アイ・M

 

 

↓2010年度合計

2542

 
 
03月
102
震災
 
 
02月
321
 
 
 
01月
219
 
 
 
12月
164
 
 
 
11月
172
 
 
 
10月
179
 
 
 
09月
277
 
 
 
08月
221
 
 
 
07月
383
 
 
 
06月
390
 
 
 
05月
53
 
 
 
04月
61
個人販売
 
 

アイ・ミーブ

 
 
 

↓2009年度合計

748
 
 
 
03月
101
02月
151
01月
188
12月
145
11月
163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV(アイミーブ)」は2009年7月23日から法人販売)

新天皇即位にともなうパレードが2019年10月22日に行われるそうですが、その時に使用されるであろう「オープンカー」が気になります。

前回はロールスロイス社製のオープンカーで行われましたが、今回は報道によると「安全性」「環境性能」「国産」がキーワードのようです。

当「電気自動車ニュース」が真っ先に思い浮かぶのは、下の「リーフ」です。後部座席が一段高くなっているようで、観衆からもよく見えることでしょう。

P1190285
(画像:富士スバルラインEV・FCVパレードランで撮影 2018/07/11)

世界にアピールできるだけの「先進性」も含め最適な車だと思います。事務方の選定段階ではきっと候補に挙がっていたかと思いますが、今回の問題でリストから外れたかもしれません。

まだ車種は公表されていませんから可能性はわずかながらも残っていますが、絶好の宣伝機会を逃したかもしれません。

7月20日のクラリティ PHEV発売に合わせたかのように、ホンダ販売店の急速充電器設置が増えていることをホンダのEV(2018/07/21)やホンダに充電器ぞくぞく(2018/08/01) で書きましたが、その時点では、協力会社の取組の差があるのか片寄りがあり、例えば「京都府」や「奈良県」「滋賀県」にはないとも書きました。しかし、あらためて調べてみたところ、 「京都府」と「滋賀県」には以下のように2カ所だけではありますが、設置されていました。

Honda Cars京都 山科西店(京都市山科区北花山大林町55-1)

Honda Cars滋賀南 草津北店(草津市駒井沢町1-1)

ホンダ・ディーラーの素晴らしいところは、その急速充電器がどれもが50kWで最大電流125Aが出るものだということです。

以前書いたように、滋賀県内の別会社の系列店でも急速充電器設置の話は来ているそうですから、日産のようにホンダの全国ディーラーに急速充電器が設置されるのも案外近いかもしれません。

また、ホンダは、 中国専用ではありますが理念『VE-1』(2018/11/16)を発表していますし、来年2019年後半には アーバンEVを欧州市場で発売する予定で欧州での受注を2019年初頭から開始(2018/03/09)ともいわれていますから、その波が日本にもやってくる日も近いかもしれません。

【スクープ】ホンダの新型EV、発表は2019年3月か…ネオレトロデザインに、デジタルミラー装備(2018/11/26)

GoGoEV新着充電スタンド一覧 (閲覧にはメンバー登録が必要)
スクリーンショット 2018-11-25 8.04.10
(画像:充電ステーションマップ GoGoEVよりHONDAディーラーのみを表示)

EVは200V充電が基本! ガソリン車を基準にメディアが作り上げた「急速充電器不足」という誤解 (1/2ページ)(2018/11/13)

筆者は、電気自動車への充電の基本は自宅での200V普通充電であり、出先でも200Vの充電ができれば、一充電走行距離が短いという電気自動車の短所は短所でなくなり、急速充電器での渋滞・不足問題は解決すると述べています。

充電の基本は自宅となると、マンションなど集合住宅の充電コンセントが後からは設置しにくいという課題が浮かび上がってきます。これへの回答を筆者は書いていませんが、暗にガソリンでも走ることのできるプラグインハイブリッド車がそれに代わるものだと言いたいようです。

実際に私の経験からいっても、2011年から7年間の間にアイミーブMグレードでは約1700回充電を繰り返していますが、そのうちの約80パーセントは自宅での200V普通充電で、それで十分事足りています。

残り20パーセントのうちわけは、そのほとんどが経路での急速充電で、電気自動車関連のオフ会などで遠出をした時の高速道路上での急速充電器利用です。ですから、うちの電気自動車をいつもの仕事や買い物、生活圏での移動だけに使っていたら、100パーセント近くが自宅での充電となっていたことでしょう。

これは、人それぞれ生活パターンや車の利用方法が違いますから一概には言えませんが、遠出をすることがない、生活圏内での移動に限れば、電池容量10.5kWhという小さな電気自動車でも200V普通充電だけでやりくりできるとも言えます。

私が電気自動車に乗り始めた2011年当時、街中には急速充電器がほとんどありませんでしたから、電気自動車の電気の減り方に慣れていない中で、電欠の心配をしながら走ることもたびたびでした。しかし、今あるコンビニなどの充電器は、筆者が書いているように、「安心」を担保する保険のような存在で、電気が少なくなれば、あそこで充電すればよいと思える頼もしい存在です。急速充電器は、このような補充的な位置づけにしないと、今後、電気自動車などが増えていったときに、急速充電器での充電渋滞が頻発し、その維持管理・コスト負担といった課題も大きなものとなるでしょう。

「30分で80パーセント」という急速充電についてのコピーが一人歩きして、これが充電の最低条件のように思われている節があり、電池の大容量化にともなって、その30分や80パーセントに合わせるために急速充電器の大出力化もすすめられています。これらの次世代充電器は、いまだ高速道路のSAにも設置されていませんが、このような大出力充電器の稼働はさらなるコスト増を招き、最終的には充電料金に反映されるようになることは間違いありません。

こうしたことも、充電の基本は200V普通充電という原点に立ち返れば、人口減少社会で自動車台数そのものが減る状況下では、急速充電器の維持コストを将来にわたって抑えることになりますし、「安心」ネットワークの維持もできやすくなります。

うちでは最近、北海道であったような停電「ブラックアウト」に備えて、電力会社の電線とつながないオフグリッドの充電設備を、今ある200V15Aの充電コンセントとは別に作りました。1600Wのソーラーパネルで作られた電気を使って、電気自動車へ100V10Aで行うユックリ充電システムです。充電を目的に専用回路として作りましたが、電気自動車への充電に使っていないときには、普通の100V出力として家電も使うことができますし、スマホなどへの充電もすることができます。(災害時に損傷がなければ、近隣の人々に充電ポイントとして開放することもできます)
1025ソーラーと電トラ

記事にあるように電気自動車に充電をしたことの「ない」人には、「エンジン車に燃料を給油する概念」から抜け出ることは難しいでしょう。ガソリン車にとってガソリンスタンドが必要不可欠なもののように、電気自動車にとって急速充電器の設置拡大は、なくてはならないものとしか思えないでしょう。しかし、電気自動車の充電を日々体験すると、事前の設備投資はいりますが、その延長上には燃料コストゼロの世界も可能なのです。

むろん設置にかかる投資コストをふまえた損得勘定で考えれば、今までのように電力会社からの電気で充電していた方が安いですが、将来にわたっての「安心・安全」保証を得たと思えば安いものです。(電力会社の200V普通充電コンセントも残しています)

2019年11月からのFIT終了も控える中で、「どこでも普通充電」の社会が、現在やこの先の充電問題を解決するのではないかと私も思います。そろそろ発想の転換が必要だと思います。

EVからの電気を使う(2018/11/10)

もしも自宅で電気自動車を充電できたら?一か月試してみた。 (2018/11/16)

CO2フリー電力を活用したEV・PHV向け充電サービスに関する実証実験開始(2018/11/15)

中部電力は、12月25日より2019年3月31日まで、カラフルタウン岐阜の中央平面駐車場に設置されている充電器3台を使って、トヨタ・トヨタオートモールクリエイト・野村総合研究所とともに電気自動車やプラグインハイブリッド車向けの充電サービスに関する実証実験を開始するとアナウンスしていました。

この実験は、画像にあるように太陽光や風力といったCO2フリー電力を利用して、電気自動車などに1分3円で充電します。60分だと180円かかりますが、カラフルタウン岐阜の店舗で使うことの出来る100円のクーポンが発行されるために、実質の充電料は80円となります。

なお、充電カードの発行および専用アプリをダウンロードした方が対象で、先着150名は、充電カード発行手数料(税込:2,160円)が無料だそうですから、消費者の囲い込みに利用されることにはなりますが、近くの方は実験に参加しても面白いかもしれません。

現在、カラフルタウン岐阜に設置されている普通充電器は、使う充電カードにより異なりますが、貸し出しカードによる充電は無料となっています。

スクリーンショット 2018-11-21 19.04.14
(画像:中部電力のHPより引用)

問題は、普通充電器の使用環境です。充電検索アプリのEVsmartによると、10月8日には3台のうち1台が故障していたようですし、私のアイミーブMグレードは、以前充電できましたが、アイミーブによっては「原因不明の不具合」がおこることがあるとのはり紙があるとのことです。

また、入り口に近い便利なところにあるために、ガソリン車が占領していることや、充電終了後も移動しない電気自動車があるとの書込もあります。もっとも、実証実験をしようというのに3台ではいかにも設置数が少ないです。(補足:来年、増設されるとの書込も有り)

せっかくの実験が上手く行くように、この辺りの条件整備・環境整備が必要となるかもしれません。


以下は中部電力がらみの記事

当社代表取締役会長らによる重大な不正行為について (2018/11/19)

日産の会長カルロス・ゴーン容疑者と代表取締役グレッグ・ケリー容疑者は、有価証券報告書で開示されるゴーン会長の報酬額を長年にわたり少なく記載し、日産の「資金を私的に支出するなどの複数の重大な不正行為」をしていたと発表していました。

その額、約50億円というのですから、日産の社員に還元されていたら、一人当たりいくらになるのでしょうか。もし下請けの利益に回っていたら、少しでも地域の経済を潤していたでしょうか。もしもリーフをはじめとする日産車の価格に反映させていたら、売り上げは伸びたでしょうか。

「内部通報を受けて、数カ月間にわたり、内部調査」し「検察当局に情報を提供するとともに、当局の捜査に全面的に協力」と書いていますし、取締役会で解任動議を出すとこのプレスリリースに書くくらい対応が水面下で準備されていたようですが、よくばれなかったものです。こうした自浄作用が働いただけでも、救いがあるというものですが。

心配なのは、日産が牽引してきた「電気自動車」の行方です。日産傘下の三菱の電気自動車戦略にも大きな影響を与えてきただけに、ルノーも含めて悪い影響が広がらないかを心配します。

リーフの60kWhグレードは発表間近のようですから、まずはそのスケジュールが見直されるかもしれません。

クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金(CEV補助金) 今後の事業の進め方についてpdf(2018/11/16)

次世代自動車振興センターから、今年度の補助金配布予測が出ていました。

それによると、今年度は2019年3月4日に受付が締切られる予定ですが、それ以前に予算が底をつく可能性が高くなったということで、購入をすでに決め、登録を待っている方は、少しでも早くの申請が望ましいようです。

なお予算残額は、12月4日(火)から次世代自動車振興センターのホームページで、毎朝、前日時点のものを告知するそうです。

店頭の電気自動車を新規に登録するなら間に合うでしょうが、ディーラーでの今からの注文では間に合いませんから、以下のように新年度に補助金受付が始まる2019年4月の申請が必要となるでしょう。(2018年度は、2018年2月1日(木)以降に初度登録した車両)

2018年度の購入への補助金<2018 /04/13>

もしくは、先日に書いたように消費税がらみで補助金が増加するかもしれない2019年10月以降が無難かもしれません。ただし、毎年のように補助金の計算方法や額が変更されてきましたので、2019年度は1台あたりの額そのものが減らされるかもしれません。

EV買うなら10月?<2018 /11/16>

自動車環境性能税を最大2%減税 政府検討 消費税増税対策 (2018/11/12)

2019年10月の消費税率10パーセントアップにあわせて、今の自動車購入時にかかる「自動車取得税」が、燃費に応じて税負担が変わる「環境性能割」「燃費課税」へと代わりますが、駆け込み需要やその反動による落ち込みを抑えるために燃費課税を一定期間ゼロ〜2パーセントにする等の案が上がっているそうです。

ただ、電気自動車(EV)など燃費性能の高い車はもともと非課税のため、そのメリットを受けることがなく、このため反対にEVなどへの購入者へは、2パーセント分の補助金も検討とあります。

2パーセント分というと、400万円のEVだと8万円、500万円のだと10万円ですから、今あるリーフ40kWhへの補助金40万円に上乗せされるとなると、それと比べるまでもなく大きな加算額となります。(上限を設けるかもしれません)

こうなると、ことEV等に関しては駆け込み需要ではなく、10月前の買い控えも考えられます。


それにつけても、少しでも安くなることは消費者にとってありがたいことですが、10月にあわせて導入されるという軽減税率に約1兆円の財源が必要と聞くと、消費税増税は何のためにするのかとふと疑問に思ってしまいます。

【テスラ モデル3】エントリーEVセダンを日本で正式発表…デリバリーは2019年後半以降[詳細画像](2018/11/08)

テスラジャパンは11月8日に、「Tesla Model 3」を日本で初公開したと報じていました。

米国仕様の3グレード(約519万円〜約723万円?)についての記事があります。

なお、生産タイムラインでは、2019年に海外への左ハンドル仕様車の納車を開始し、 右ハンドル仕様車の生産も開始しするそうです。 また、日本での予約も頭金15万円で受け付けており、納車は2019年後半以降を予定しているそうです。

日産リーフの60kWhモデルが2019年2月ぐらいに発売とうわさされていますが、「Model 3」のベースグレードと価格的に競合するのかもしれません。
スクリーンショット 2018-11-11 18.14.42
(画像:テスラのHPより引用) 

栃木の2社、電動運搬車を5分で充電 豊洲市場に導入 (2018/11/05)

イケヤフォーミュラの多用途電動トライク「IF―T1」(三輪EV)を、エネルギー応用技術研究所の直流システムで充電し、先ほど移転した豊洲市場の運搬用車両として利用すると掲載していました。
スクリーンショット 2018-11-10 19.47.17
(イケヤフォーミュラのHPより引用)

急速充電を可能としたのは、内蔵した「蓄電池」を利用することと、DCーDCでロスなく充電するからのようです。

その急速充電を実現したのが、東芝のリチウムイオン電池「SCiB」というところに注目しました。
スクリーンショット 2018-11-11 7.54.11
(イケヤフォーミュラのHPより引用)

家庭の太陽光、買い物ポイントに イオンと関電 (2018/11/08)

イオンと関西電力は、2019年度にも家庭の太陽光発電で作った電気を電気自動車でイオンモール(候補店:幕張新都心)に運んでもらい、店舗でその電気を使う仕組み作りに乗り出すと報じていました。

この背後には、2019年11月から太陽光発電の固定価格買い取り制度(FIT)が終了し始めるという事情があります。2019年度だけで電力会社の買い取り義務がなくなった約53万世帯の約200万キロワットが自家消費か格安での売電にまわるようになると見込まれています。

太陽光発電のオーナーには、格安で売電されてしまう分を電気自動車でイオン店にもってきてもらい、その分をイオンの電子マネー「 ワオン」に交換してもらえるのですから、売電の選択肢が増えることになります。

関電にとっては、需給調整のために高い蓄電池設備を自前で用意する必要がなくなりますし、 事業運営を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる (RE100)イオンにとっては、事業メリットばかりでなく、集客につなげることも出来るでしょう。

まさにこれは「売り手よし、買い手よし、世間よし」の 「三方よし」の事業です。( 「世間」=『環境』 )

課題はそのポイントへの交換レートをどれくらいにするかです。 「シェアでんき」では、余剰電力を 1kWhあたり単価「8円」で買取と公表していますから、それよりは高い価格が妥当でしょうが、たとえば 1kWhあたり単価「10円」でも 40kWhの新型リーフでは、満充電でも400円でしかありませんから(全量が給電できるわけではない)、 200円(税込)の支払いで1ポイントが付与されているワオン換算で2ポイントにしかなりません。ただ置いておくだけの車が価値を生むのですから、贅沢なことは言えませんが、低いレートは魅力を半減させてしまうかもしれません。
スクリーンショット 2018-11-09 20.22.20
(画像:イオンモール幕張新都心のHPより引用)

なお、2019年問題をふまえた再生可能エネルギーを地域全体で無駄なく活用する動きには以下のようなものもあります。 

関西広域連合エコカー検定

関西広域連合では、次世代エコカーの魅力や知識を広く・楽しく知ってもらうために、EV、PHV、FCVの知識を問うエコカー検定を実施すると告知しています。

アイミーブがEVの代表で載っている点はうれしいのだけれど、次世代エコカーの魅力や知識を広く・楽しく知ってもらうためなら、もっといろいろなところで試乗会や展示会をやった方が良いと思うのは私だけではないでしょう。

EV乗りが検定受けて、高得点を取ったところで、普及にはつながらないかもしれませんが、500円ねらいも良いかもしれません。
スクリーンショット 2018-11-06 7.46.47
エコカー検定チラシ/実施要領 (PDF: 576.5KB)

検定期間: 2018年12月7日(金)~2019年1月7日(月) 郵送の場合は、当日消印有効
受検資格: 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、徳島県、京都市、大阪市、堺市、神戸市に居住もしくは通学・通勤している方(年齢は問いません)
検定料: 無料

検定級:(アドバンスおよびスタンダードを両方受検することもできます)
アドバンス・・・30問・択一式 EV、PHV、FCVおよび水素に関する設問で、やや高度な知識レベル。 30問中21問以上正解で合格
スタンダード・・・15問・択一式 EV、PHV、FCVおよび水素に関する設問で、基礎的な知識レベル (主にFCV啓発冊子「燃料電池自動車FCVって何だろう?」および、リーフレット「次世代自動車でおでかけしませんか」に掲載の内容から出題)15問中11問以上正解で合格

受検方法など詳しいことはリンク先をご覧ください。 

ちなみに Mitsubishi Motors Fan 2018(2018/11/07)へ行った帰りに愛知県刈谷市にある「イワタニ水素ステーション 愛知刈谷」の前を通りかかりましたが、日曜日にもかかわらずお休みでした。営業時間を調べてみたら、月曜日から金曜日が9:00~22:00、土曜日が9:00~17:00で、日・祝日はお休みでした。

FCVで休日ドライブに行こうと思ったら、この近くの人は土曜日の17時までに水素を満タンにしておいて、半分なくなったところで折り返してくるしかないです。なぜなら、日曜日に営業している水素ステーションは極めて少ないからです。

岐阜県・静岡県・愛知県・三重県の中京圏に水素ステーションは25カ所ありますが、日曜日に営業しているところは以下の3カ所しかありません。
  • Dr.Driveセルフ神の倉店水素ステーション(名古屋市)
  • 豊田インターチェンジ水素ステーション(豊田市)
  • とよたエコフルタウン水素ステーション(豊田市)

11月4日に三菱自動車工業 岡崎製作所で開かれた「MMF2018」(Mitsubishi Motors Fan)に電トラことミニキャブミーブ・トラックで昨年に続き参加してきました。

以下、リンク先の検証記事のように一充電航続距離が約100kmのミニキャブミーブ・トラックでは、自宅から届かないことはありませんが、念のために行きも帰りも「海津市役所海津庁舎」で充電をおこないました。海津市役所は44kWの急速充電器ですし、ほぼ中間地点に位置するためです。

行きは、関ヶ原から下り坂が続きますし、帰りはMMF2018での電気ポットなどへの給電後ですから条件が違いますが、行きは10分間、帰りは残割合25パーセントから91パーセントまで充電をして14分間でした。

ミニキャブミーブ・トラックの一充電走行距離(2017/01/30)・・・97.4km

JC08モードを越えた! EVトラック(2016/07/09) ・・・112.9km

あいにく時々雨が降る天気で迷ったのですが、昨年のようにわざわざ畳を持っていったので、荷台を広げ敷きました。昨年のように11月末ではなかったために、雨模様でしたがそれほど寒くはなく、畳は濡れても布団は後がたいへんなので、コタツは枠だけにして、給電器MiEV power BOXからの電気で湯を沸かしました。
IMG_3766
(不安定な天気でMiEV power BOXは助手席)

あいにく、同じ電気自動車のアイ・ミーブとは離れた場所となり、近くにはEV仲間のミニキャブミーブ3台だけとさびしい位置どりとなりましたので、傘を時々さしながらの不安定な天気とあいまって、EV同士の交流が不十分となってしまったことは残念でした。
IMG_3774
(アイミーブの列)

IMG_3775
(ミニキャブミーブの枠。普通充電ポストなし)

2007年8月2日にここで発売前のアイミーブと出会ってから11年の歳月がたちましたが、今一度あの時の感動を思い出すことができた一日となりました。

ラプソディwith MiEV 八丈島でEVの祭典が開催! 多くの島民の方々がMiEVを体感!

ちょっと古い話題ですが、 2018年8月25日(土)と26日に八丈島で【見て!触って!体験して!EVを丸ごと体感しよう!】をテーマとして、東京都主催で開かれた「東京アイランドモーターショー」を三菱自動車のEVポータルサイトが紹介していました。
スクリーンショット 2018-11-02 19.47.46
(画像:三菱自動車のHPより引用)

このページには久しぶりにアクセスしましたが、元記事が8月のイベントですからこのページのアップが昨日今日ではないにしろ、更新されていたことにまず驚きました。

更新情報によると、それ以前の更新が2017年の5月で昨年度の『EV・PHEV車両購入に関する補助金』情報なのですから、一年以上、更新が止まっていたことになります。それにもかかわらず、また今年度の補助金情報リンクもなく、突如新しいページが追加されたことになります。

先日の 三菱自動車 2018年9月のEV販売実績(2018/11/01)にも書いたように、ミニキャブ・ミーブは台数こそわずかですが、コンスタントに出ていますから、それをバックアップする意味で広告予算が付いたのかもしれませんが、それにしても唐突感は否めません。

期待しすぎで思い過ごしでしょうが、近い将来発表されるかもしれない軽EVの広告を担当する部署が出来て、練習に広告を作ってみた、というような伏線・布石であるとうれしいのですが。

そんな話をしていたら知人達は、ただ単にそれが東京都のイベントだったので、どこかで広報する必要があり、そのページを作らざるを得なかったのではないかという意見でした。 その辺りが妥当なのでしょうが、ミニキャブ・ミーブは使い勝手がよい車だけに売れていかないのは残念なことです。

速く走らないEVがターゲットの電動パワートレイン、無人運転車も視野に(2018/10/31)

パナソニックが「CROSS-VALUE INNOVATION FORUM 2018」において披露した電気自動車コンセプトモデル「SPACe_C(スペーシー)」を紹介していました。

「SPACe_C」は、自動運転を前提とした電気自動車です。電動パワートレインを採用したプラットフォームを基本に、用途に合わせて上の架装を載せ替えるという構想で、トヨタの e-パレット(2018/01/22)と似ています。

記事によるとパナソニックは「将来の用途を考案していきたい」という段階だそうです。

製作メーカーの特色はプラットフォームの中身に特化するとして、コンテナのようにプラットフォーム規格を統一することにより、架装を替えやすくし、災害時には避難所として活用するというアイデアはいかがでしょうか。

普段は過疎地や都市部での移動手段として活用したり、イベントへの貸出、キャンプサイトでテント代わりに使ったりして、できるだけ台数をストックしておき、万が一の場合には、避難場所へすばやく移動させるのです。

実際に、トレーラーハウスを仮設住宅代わりに使った例もあります。

自動運転ですから人員の手配はいらず、指示すれば大量に指定地へ送り込むことが可能となるでしょう。また、体育館などを使った避難所で課題となっている、個々のプライバシーも保つことが出来ます。仮設住宅を作るとなると資材も手間も時間もかかりますが、場所さえ確保できれば、すぐに運営を始めることが出来るでしょう。

災害大国でありながら、何年たっても体育館が避難所というお粗末な備えは、もうそろそろ解決したいものです。



(関連情報)
トヨタなど4社、同じベースの車を販売へ-中国規制対応で異例の動き(2018/10/31)・・・同じ船に乗ろうと思えば乗ることのできるメーカー

東急、EVや循環バスで「生活の足」多様に 横浜で実験 (2018/10/31)・・・超小型EVの利用を提案

三菱自動車 2018年9月単月 生産・販売・輸出実績(2018/10/30)

2018年9月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報(全国軽自動車協会連合会 - 統計資料)

三菱自動車 2018年8月のEV販売実績<2018 /09/29>でアイ・ミーブの 軽 Xグレード(16.0kWh)は、「12台ある」と書きましたから、残りは9台かもしれません。詳しくは、近くの三菱ディーラーにご確認ください。

ミニキャブ・ミーブは台数こそわずかですが、コンスタントに出ています。

アウトランダーPHEV
は新しくなったからか8月には、2017年7月や前月7月よりも2倍以上に増えましたが、9月にはさらにその8月から倍増しました。モデルチェンジ効果は十分です。
1

2009年11月から2018年9月までの各車種国内販売総数(メーカー発表値を含む)

アイM軽

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

アイM普通

国内販売総数

10802

6785

45341

23

↓2018年度合計

31

132

3024

23

03月
0  0 0 0
02月
0  0 0 0
01月
0  0 0 0
12月
0  0 0 0
11月
0  0 0 0
10月
0  0 0 0
09月
3  21 1247 4
08月
5  21 678 7
07月
2  30 330 3
06月
11 31 405 5
05月
8 8 197 4
04月
2 21 167 0

(2018/03 アイ・ミーブ 軽自動車規格の製造中止)
(ミニキャブミーブ・トラック掲載中止(2016/03製造中止)国内販売総数1018台

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2017年度合計

167

285

4951

3

03月
1531665-
02月
1226
576
-
01月2430585-
12月
1415343-
11月
2018235-
10月
1416237-
09月
1317568-
08月
1216293-
07月
10302801
06月
1332487-
05月
13354001
04月
7192821

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2016年度合計

145

205

3625

43

03月
14378464
02月
30
66
459
2
01月31111904
12月
216244-
11月
753114
10月
11
2
486
8
09月
2
4
(未発表)1
08月
7
3
151
3
07月
10
11
261
2
06月
1521
253
9
05月
10
20
174
3
04月
6
9
250
3
アイ・M
ミニキャブ・M
アウトランダーPHEV
M-トラックは2016/03をもって製造中止
↓2015年度合計

489

423

11840

126

03月
10
8
955
6
02月
39
71
1317
20
01月
31
23
801
6
12月
35
21
518
11
11月
23
27
814
8
10月
21
26
1145
4
09月
73
57
1896
15
08月
68
44
1313
9
07月
73
32
2383
9
06月
59
51
221
19
05月
38
45
289
14
04月
19
18
188
5

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2014年度合計

824

781

8629

181

03月
60
44
796
22
02月
82
52
603
25
01月
84
84
830
20
12月
70
57
608
22
11月
92
76
558
22
10月
102
93
538
18
09月
97
110
1450
6
08月
51
87
457
10
07月
102
124
700
4
06月
41
17
1300
14
05月
25
12
563
10
04月
18
25
226
8

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2013年度合計

1099

1006

8968

181

03月
130
124
736
30
02月
238
98
1630
16
01月
55
42
1298
17
12月
82
59
1488
9
11月
66
92
1705
9
10月
75
93
560
15
09月
95
137
772
21
08月
54
71
776
9
07月
68
93
-
14
06月
70
79
-
9
05月
62
71
-
7
04月
100
71
3
25

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2012年度合計

2205

2026

4304

436

03月
358
344
1719
269
02月
377
317
2079
167
01月
79
58
506
48
12月
137
121
11月
189
133
10月
141
128
09月
212
197
08月
86
107
07月
157
200
06月
288
256
05月
142
134
04月
39
31

アイ・M

ミニキャブ・M

↓2011年度合計

2552

1927

三菱発表 2012/03
国内外 累計:26000

03月
117
123
02月
446
590
 
 
01月
341
467
 
 
12月
359
747
 
 
11月
326
MINICAB-MiEV
12月販売 
 
 
10月
244
 
 
 
09月
340
 
 
 
08月
207
 
 
 
07月
61
Mグレード販売
 
06月
40
 
 
05月
34
 
 
04月
37
 
 

アイ・M

 

 

↓2010年度合計

2542

 
 
03月
102
震災
 
 
02月
321
 
 
 
01月
219
 
 
 
12月
164
 
 
 
11月
172
 
 
 
10月
179
 
 
 
09月
277
 
 
 
08月
221
 
 
 
07月
383
 
 
 
06月
390
 
 
 
05月
53
 
 
 
04月
61
個人販売
 
 

アイ・ミーブ

 
 
 

↓2009年度合計

748
 
 
 
03月
101
02月
151
01月
188
12月
145
11月
163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV(アイミーブ)」は2009年7月23日から法人販売)

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