2018/09

三菱自動車 2018年8月単月 生産・販売・輸出実績(2018/09/27)

2018年8月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報(全国軽自動車協会連合会 - 統計資料)

三菱自動車 2018年7月のEV販売実績<2018 /08/31>で「アイ・ミーブの 軽 は、まだ少し在庫があるようです」と書いていましたが、8月も5台売れているところを見ると、最終生産で作り置きしたものが、まだいくらか残っているようです。そこで、三菱ディーラーで具体的な台数を調べてもらいました。

9月20日(木)現在、Xグレード(16.0kWh)が12台あるそうです。色はホワイトソリッドのみです。

新車の軽 アイ・ミーブはもう手に入りませんし、速度調節が容易なパドルシフトもありますから、お買い得かもしれません。気になる方は、三菱ディーラーにお問い合わせください。

ミニキャブ・ミーブは台数こそわずかですが、コンスタントに出ています。

アウトランダーPHEV
は新しくなったからか昨年や7月よりも2倍以上に増えました。

【三菱 アウトランダーPHEV 新型試乗】新エンジンの効果絶大、EV的にも使えるSUV…片岡英明(2018/09/27)
1

2009年11月から2018年8月までの各車種国内販売総数(メーカー発表値)

アイM軽

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

アイM普通

国内販売総数

10799

6764

44094

19

↓2018年度合計

28

111

1777

19

03月
0  0 0 0
02月
0  0 0 0
01月
0  0 0 0
12月
0  0 0 0
11月
0  0 0 0
10月
0  0 0 0
09月
0  0 0 0
08月
5  21 678 7
07月
2  30 330 3
06月
11 31 405 5
05月
8 8 197 4
04月
2 21 167 0

(2018/03 アイ・ミーブ 軽自動車規格の製造中止)
(ミニキャブミーブ・トラック掲載中止(2016/03製造中止)国内販売総数1018台

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2017年度合計

167

285

4951

3

03月
1531665-
02月
1226
576
-
01月2430585-
12月
1415343-
11月
2018235-
10月
1416237-
09月
1317568-
08月
1216293-
07月
10302801
06月
1332487-
05月
13354001
04月
7192821

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2016年度合計

145

205

3625

43

03月
14378464
02月
30
66
459
2
01月31111904
12月
216244-
11月
753114
10月
11
2
486
8
09月
2
4
(未発表)1
08月
7
3
151
3
07月
10
11
261
2
06月
1521
253
9
05月
10
20
174
3
04月
6
9
250
3
アイ・M
ミニキャブ・M
アウトランダーPHEV
M-トラックは2016/03をもって製造中止
↓2015年度合計

489

423

11840

126

03月
10
8
955
6
02月
39
71
1317
20
01月
31
23
801
6
12月
35
21
518
11
11月
23
27
814
8
10月
21
26
1145
4
09月
73
57
1896
15
08月
68
44
1313
9
07月
73
32
2383
9
06月
59
51
221
19
05月
38
45
289
14
04月
19
18
188
5

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2014年度合計

824

781

8629

181

03月
60
44
796
22
02月
82
52
603
25
01月
84
84
830
20
12月
70
57
608
22
11月
92
76
558
22
10月
102
93
538
18
09月
97
110
1450
6
08月
51
87
457
10
07月
102
124
700
4
06月
41
17
1300
14
05月
25
12
563
10
04月
18
25
226
8

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2013年度合計

1099

1006

8968

181

03月
130
124
736
30
02月
238
98
1630
16
01月
55
42
1298
17
12月
82
59
1488
9
11月
66
92
1705
9
10月
75
93
560
15
09月
95
137
772
21
08月
54
71
776
9
07月
68
93
-
14
06月
70
79
-
9
05月
62
71
-
7
04月
100
71
3
25

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2012年度合計

2205

2026

4304

436

03月
358
344
1719
269
02月
377
317
2079
167
01月
79
58
506
48
12月
137
121
11月
189
133
10月
141
128
09月
212
197
08月
86
107
07月
157
200
06月
288
256
05月
142
134
04月
39
31

アイ・M

ミニキャブ・M

↓2011年度合計

2552

1927

三菱発表 2012/03
国内外 累計:26000

03月
117
123
02月
446
590
 
 
01月
341
467
 
 
12月
359
747
 
 
11月
326
MINICAB-MiEV
12月販売 
 
 
10月
244
 
 
 
09月
340
 
 
 
08月
207
 
 
 
07月
61
Mグレード販売
 
06月
40
 
 
05月
34
 
 
04月
37
 
 

アイ・M

 

 

↓2010年度合計

2542

 
 
03月
102
震災
 
 
02月
321
 
 
 
01月
219
 
 
 
12月
164
 
 
 
11月
172
 
 
 
10月
179
 
 
 
09月
277
 
 
 
08月
221
 
 
 
07月
383
 
 
 
06月
390
 
 
 
05月
53
 
 
 
04月
61
個人販売
 
 

アイ・ミーブ

 
 
 

↓2009年度合計

748
 
 
 
03月
101
02月
151
01月
188
12月
145
11月
163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV(アイミーブ)」は2009年7月23日から法人販売)

非常用電源の整備補助へ=市区町村向け防災支援―東京都(2018/09/26)

都は、大規模災害時に必要な非常用電源整備などの費用を市区町村に補助する来年度予算の方針を固めたと報じていました。

先の北海道地震では、「非常用電源確保の重要性が再認識された」とも記事にはありますが、何を今さらと思って調べてみました。

3年前の都の資料には、「在宅人工呼吸器使用者の災害時支援体制 の充実」として、「非常用電源設備の整備等支援」(P318)という項目が上がっていました。「人工呼吸器」に限らず、電気を使う器具に依存している人にとっては命に関わる問題として当然のことでしょう。

また、2018年3月にまとめられた「東京の防災プラン 進捗レポート 2018【第2部】」 には、「家庭における備蓄や電源の確保を促進します」の中で、「非常用電源となる蓄電池、太陽光発電設備の設置を支援します」との事業が上がっていました。しかし、その概要の中に「電気自動車」という文字は見あたりません。

災害に備えて<2018 /09/08> に書いたように、練馬区では電気自動車の活用が考えられているようですが、「電気自動車」=動く「蓄電池」というふうに考えた方が効率は良いのに、なかなかそれが結び付かないようです。

「高効率の非常用電源への更新や、重油など燃料備蓄にかかる費用を補助」することも重要でしょうが、発電機などは日頃のメンテナンスが行き届いてないと、いざとなったときに動かないということはあり得ます。また、地下や1階などに発電機が置かれていたら、水があふれ出す水害に起動しないことは目に見えています。

先日、書いたように都が「中小企業や個人事業者向けに最大20万円を国の補助金とは別に助成」とのニュースがありましたが、それによって助成された個人などが、災害時に動く「蓄電池」として協力する旨の登録をおこなえば、補助金が割り増しされたり、税の優遇措置が得られたりすると、電気自動車などの普及に役立つのではないと思います。

また、今の公用車が買い換えの時期やリースアップの時期を迎えたものから電気自動車などに置き換えれば、その費用を市区町村に補助すれば良いだけなのにと、素人は考えてしまいます。

新型リーフが積む40kWhの電池容量があれば,一般家庭の約4日分の電気をまかなうことができると言われていますから,リーフが100万台あれば100万軒のおよそ4日分が備蓄できていることになります。また、三菱アウトランダーPHEVは,電池12kWhのもので満充電とガソリン満タン状態の場合、家庭の約10日間の発電が可能だそうです。(新型アウトランダーPHEVは13.5kWh)

EVのデメリット
(2013/06/29)

『環境』にとどまらず、「防災」にも役に立つ電気自動車は、一石二鳥なのです。

練馬区では、区民などの電気自動車等を災害時に避難拠点の電源として活用する「災害時協力登録車制度」があるそうですが、その見返りは「ボランティア保険の保険料を区が負担」というものです。ちなみに、ボランティア保険の保険料は高いものでも年間 710円です。

電気自動車を災害時に活用
(2018/05/28)
スクリーンショット 2018-09-06 19.41.48
(画像:日産のニュースリリースより引用)

東京都、個人のEV購入に補助 最低20万円上乗せ支給 (2018/09/24)

小池氏、排ガスゼロ車購入補助拡大を表明 朝日地球会議(2018/09/24)

 東京都は来年度(2019年度)から、個人や大企業に電気自動車の購入費用を補助すると報じていました。都では、すでに中小企業や個人事業者向けに最大20万円を国の補助金とは別に助成しているそうですから、来年度への予算要求原案に「個人」などが含まれるということのようです。

それによると、「『最低』20万円程度」とのことで、「車種にもよる」とも書いていますから、一充電の走行距離に応じて、さらなる上乗せもあるのかもしれません。

お金のある東京都だから出来る施策なのでしょうが、長い目で見た普及策も必要で、「2020年東京五輪・パラリンピックに向け環境に配慮した都市づくり」というのなら、都の駐車場へ充電器の設置や駐車料金の割引率の拡大や広域化、オリンピック・パラリンピック期間中の自動車規制区間へ電気自動車乗り入れ可能にするなど、電気自動車を買って良かったと思うことが出来る政策も必要かもしれません。

低公害・低燃費車に係る有料駐車場料金割引措置について(2018/04/09) 

松坂 空っぽの中日ベンチから最後まで盟友・後藤見守る ネットも号泣「ありがとう松坂」(2018/09/22)

9月22日、横浜スタジアムで行われた中日戦後に、DeNAの後藤内野手の引退セレモニーがおこなわれました。

中日ベンチから後藤選手に手を振る松坂選手よりもリーフに目がいってします。
P1190285
(画像:富士スバルラインEV・FCVパレードランで 2018/07/11) 

2018年9月16日(日)に箱根でおこなわれた「EVOCカンファレンス2018」に参加後、翌日の17日(月)に移動した充電記録です。(片道約350km)

「第6回EVOCカンファレンス2018 in HAKONE」のレポート(午前・午後)
http://ev-owners.jp/contents/evnews.cgi?id=98 
http://ev-owners.jp/contents/evnews.cgi?id=99 

ホテルを出た後、新東名高速道路に入り、最初の充電は清水PAです。
次の静岡SAまで充電の必要は無いのですが、いつものように、SAやPAごとに充電をする「カメの子走法」です。

とはいえ、往路は6回充電し、全充電時間は65分間、1回の充電時間の平均は約11分でしたから、それを少しでも回数は少なく・総時間は短くするためにチャレンジしてみました。自宅に帰り着くための電気残量と距離は計算しやすいですから、電気がわずかになると出るカメ・マークまでせめることが出来ます。

長い距離を無理して走ると、充電渋滞のリスクが高くなりますが、こういった経験もたまには良いでしょう。

<新東名高速道路 清水PA>  
充電時間:  6分 (以下、12円/分)
充電容量:3.5kWh
充電率:62パーセント→89.5パーセント


2回目は浜松SAです。
清水PAと浜松SA間は約85kmで、後付けのクルーズコントロールを使って時速80kmほどで走行しての記録です。この日は夏の暑さが戻ったような日差しでしたが、この間に冷房は入れていません。

<新東名高速道路 浜松SA>  
充電時間:  15分 
充電容量:8.3kWh
充電率:22パーセント→91.5パーセント  


3回目は岡崎SAです。 
浜松SAと岡崎SA間は約62kmですし、浜松SAと上郷SA間は約72kmですから、アイミーブMグレードでは次の尾張一宮PAまでは届かないために、そのどちらかで充電しなければなりません。

一般的には、急速充電器が2基あり充電待ちする確率が低い岡崎SAですが、高速充電なびを見ると1基が調整中とありました。
このような場合には、高速充電なびで直前の状況を確認しつつ、岡崎SAが使用中になれば上郷SAへ向かうという選択をすることとなりますが、今回は3連休の最終日であっても混雑しそうな夕方を避けたので、岡崎SAでも充電渋滞に会うことはありませんでした。
岡崎SA
(使用不可のはり紙)

<新東名高速道路 岡崎SA>  
充電時間: 15分 
充電容量:(不明)kWh
充電率:36.5パーセント→89.5パーセント  


この日、最後は4回目の尾張一宮PAです。
この日は暑くなったので、たまらずこの間ではクーラーを使いましたが、時速80kmを上限に走っていても電池も暑くなり、最大で110A流れるはずの尾張一宮PA急速充電器の電流は、半分の50Aしか流れませんでした。その分時間がかかってしまっています。

ここでは80パーセント入れば、経験的に帰り着くことができるとわかっていますので、制限時間の30分を待たずに途中で切り上げました。
 
<東名高速道路 尾張一宮PA>  
充電時間:  20分 
充電容量:4.58kWh
充電率:41パーセント→80パーセント 


結果は以下のようになりました。
往路のように涼しい日であれば、最後の尾張一宮PAでの充電時間をもっと短くすることが出来たと思いますが、総充電時間が60分を切ったので、ヨシとしておきます。

帰る途中の充電回数:4回
充電時間:56分間(平均14分/回) (往路は6回充電で65分間、平均約11分/回)

2018年9月16日(日)に箱根でおこなわれた「EVOCカンファレンス2018」に参加するために、前日の15日(土)から移動しました。その充電記録です。(片道約350km)

「第6回EVOCカンファレンス2018 in HAKONE」のレポート(午前・午後)
http://ev-owners.jp/contents/evnews.cgi?id=98
http://ev-owners.jp/contents/evnews.cgi?id=99

自宅を出た後、関ヶ原ICから名神高速道路に入り、最初の充電は養老SAです。
自宅からは次の尾張一宮PAまで充電の必要が無いのですが、いつものように、SAやPAごとに充電をする「カメの子走法」です。

私が乗るアイミーブMグレードのように電池の総電力量が10.5kWhと小さなEVにとって、基本はSA・PAごとの充電が必要で、電池に余裕があってもできるだけ立ち寄って、短い時間でも充電するようにしています。

そのわけは、前から書いている以下のような理由です。

現在は多くのSAなどに急速充電器が設置されているので、一つSAなどをとばしても走行可能な区間は出てきましたが、一つはMグレードの一充電走行距離で長い距離の二カ所とばしは難しいこと、もう一つは一つとばした次ぎで充電待ちに遭遇するとその先に向かうことができないの2点です。

<名神高速道路 養老SA>
充電時間: 4分(以下、12円/分)
充電容量:2.21kWh
充電率:75パーセント→92パーセント

次は尾張一宮PAです。
養老SAで充電しましたから、次の上郷SAまで走ることはできますが、上のような理由からここでも入れました。

ここで、横浜まで行きたいという メッセージボードを出していた京都の大学生を乗せました。私一人での移動ですから眠気対策でもあります。

2人乗車で重量が増え、電費が落ちるかと思いましたが、それほどでもなく、私が御殿場ICで降りる都合上、駿河湾沼津SAで彼を降ろしました。その間、学生生活の話を聞き、身の上話をしながらの移動は楽しい時間となりました。

それに加えて、電気自動車初体験だった彼の電気自動車に対する不安を、少なくしたことがメリットだったかなと思います。 

<東名高速道路 尾張一宮PA> 
充電時間:  6分
充電容量:2.64kWh
充電率:69.5パーセント→90.5パーセント 


3回目は岡崎SAです。
尾張一宮PAで充電ができましたから上郷SAはパスし、急速充電器が2基あり充電待ちする確率が低い岡崎SAに寄りました。

今回、あらためて便利に思ったのは高速充電なびです。岡崎SAの10分ほど手前で事前に岡崎SAの混雑状況を調べていましたが、その時点では2台とも充電中で、「満」の表示になっていました。しかし、充電開始時刻を見ると1台は残りが10分未満でしたから、私のEVの到着時には、終了しているだろうと予想しました。案の定、移動していて1台分は空いていました。この後も、このアプリが役立つこととなります。(充電中は関西ナンバーのアイミーブでした)

<新東名高速道路 岡崎SA> 
充電時間: 13分
充電容量:(不明)kWh
充電率:38.5パーセント→92パーセント  


4回目は浜松SAです。
事前の高速充電なび検索では、到着後5分ほどで制限時間の30分になる車がいるはずでしたが、それはアウトランダーPHEVでした。

写真のように横にある待機場所で待っていましたが、時間を過ぎてもオーナーは戻ってきません。昼食の時間帯だったので、エリア内で食事でも取られていたのでしょう。

幸い、この日は土曜日だったので、駐車場の整理員がおられ、事情を話して館内アナウンスをしていただきました。そうこうしているうちに、もう1台新型リーフが入って来、アウトランダーPHEVの斜め前に駐まっていました。

前後して、アウトランダーPHEVのオーナーは戻ってこられました。
呼び出しを受けていて、あわてていたのか液晶表示の「次へ」を押さないまま、まだロックがかかった充電ガンを抜こうとしており、「あれ?抜けない」という感じでした。私が操作方法を教えて充電ガンを抜いてもらいましたが、充電は初心者のようでした。

私にガンを渡した後、オーナーはアウトランダーPHEVをEV駐車エリアに残したまま館内に戻ろうとされました。目の前にリーフが停まっているのに気づいていないようです。あわてて、その旨を次げ、アウトランダーPHEVを移動してもらいました。

この後に出会った駿河湾沼津SAの新型リーフのオーナーも新人のようでしたが、2人とも自分が充電待ちにあったことがないのかもしれません。30分制限はわかっていたとしても、その時間までに帰ってこないと、次ぎに待つ人がいるかもしれないという想像もできないのかもしれません。

いずれにせよ、充電することができる車を売り渡す方のディーラーは、責任を持って充電マナーの説明をおこなうべきでしょう。
P1190694

新型リーフの方は、これから充電を始める私を見て、30分かとの質問をされましたが、長くて15分だと答えました。実際には・・・。

<新東名高速道路 浜松SA> 
充電時間:  10分
充電容量:(未記録)kWh
充電率:50.5パーセント→91パーセント  


5回目は清水PAです。
清水PAの手前にある静岡SAの前で高速充電なびで調べたところ、清水PAと静岡SAの両方とも同じような時刻から充電を始めていました。

次ぎに待つ電気自動車がないとしても、このまま走ると静岡SAでは待ち時間が生まれます。お腹が減ってきたので、待つ間にお昼ご飯を食べても良いのですが、どうしても時間のロスは否めません。

清水PAと静岡SA間は約27kmですから、このまま清水PAへ向かった方が、走っている時間の分、充電渋滞にあう確率は少なくなるとの予想で静岡SAはとばしました。結果、予想通り清水PAで充電していた車はすでに出発していました。

高速充電なび
の充電を開始した時刻表示は便利です。一つの画面で他のSAなどの充電開始時刻の比較が出来るからです。今回のようにSAに入ることなく充電場所の選択することが出来ます。

その表示がこのアプリの便利なところ「キモ」なのですから、もう少しその時刻文字の大きさを大きくした方がより見やすくなると思います。とジャパンチャージネットワークへ要望をあげておきました。
スクリーンショット 2018-09-18 7.18.20
(画像:ジャパンチャージネットワークHPより引用)

昼食を取っために長時間の充電となっていました。 普通の充電時間は30分ですから、それでも短いのですが、アイミーブMグレードにとっては長い方となります。

長くて25分ぐらいかと思い、その時間に合わせて戻ってきましたが、すでに終了していました。いつものように90パーセントを越えたところで終了していれば、15分ぐらいであったのではないかと思います。
待っているEVがなかったのが幸いでしたが、見えるところに以下の紙は置いておきました。

bb6d544e
メッセージ・ボード

<新東名高速道路 清水PA> 
充電時間:  24分
充電容量:(未記録)kWh
充電率:18.5パーセント→96.5パーセント



6回目は駿河湾沼津SAです。
清水PAで十分入れていますから、今晩の宿泊場所までの容量はあったのですが、複数の電気自動車が集まるためにホテルでの普通充電がかち合わないように、ホテルで少しでも入れる量を少なくするために追加しておきました。
ここでは、新型リーフがすでに充電を初めていましたが、残り時間は10分ほどだったためや急ぐ旅でもなかったために、隣の待機場所で待とうとしました。しかし、そこにはガソリン車が駐まっていたのです。駐車場の整理員とともに、「ここには「EV」と書いてあるのにねー」とぼやいていました。

整理員に呼び出された方は、アナウンスが聞こえなかったのか充電終了後約20分たって戻ってこられましたが、「すみません」の一言もなく・・・。(私も外見だけで判断して、トラブルを起こしたくないので注意もせず)

EVOCカンファレンス2018」の中で、テスラがおこなっているように充電放置の場合には、高い料金を加算してはどうかとの意見がありましたが、マナーが守られない現状では善意に頼ってばかりはいられないのかもしれません。

<新東名高速道路 駿河湾沼津SA> 
充電時間:  8分
充電容量:3.1kWh
充電率:71パーセント→95.5パーセント    


この日、最後はホテル「ルートイン御殿場」です。

ここには、2基の普通充電器があります。翌日の行動を考え、満充電近くにしておくと安心できるので、最後に充電しました。

<ルートイン御殿場> 
充電時間:  78分(1.4円/分、109.2円)
充電容量:(不明) kWh
充電率:64パーセント→92パーセント 


今回の途中の充電回数:6回
充電時間:65分間 (平均約11分/回)

復路については後日アップします。
(カンファレンスでの雑談で間違った充電回数を私が伝えた方、正しくは6回でした。帰りは4回でした。お詫びして訂正します) 

充電設備補助金 公募申請 8月末日採択結果のお知らせ(2018/09/18)pdf

次世代自動車振興センターが2018年8月末の補助金申請の採択結果を上のように公表していました。お住まいの近くに新しく充電器が設置されるかもしれません。ぜひ、お確かめください。

経路充電は、「高速道路 SA・PA 及び道の駅等」とありますが、残念ながら高速道路 SA・PA への追加や超急速充電の設置はなく、そのほとんどが道の駅です。滋賀県内に1カ所新しく出来ることはうれしいことです。

「商業施設及び宿泊施設等」(目的地充電)では、イオンモールの多さが目につきます。

マンション及び事務所・工場等(基礎充電)では、東京都のマンションへの設置促進策が功を奏し始めたのか、いくつかそれらしきものを見ることができます。 

集合住宅における充電設備等導入促進事業を開始(2018/06/11)

J.D. パワー 2018年日本新車購入意向者調査(2018/09/12)

J.D. パワーでは、次回新車購入するなら、という意識調査の結果を公表していました。

調査では、購入を検討している車に「電気(EV)」をあげた人は、「15パーセント」でした。2015年にはその数が「9パーセント」でしたから6パーセントも増加しています。

なぜ「も」かというと、「15パーセント」という数字はガソリン車の65パーセント、ハイブリッド車の57パーセントに遠く及びませんが、2016年における電気自動車のシェア 0.1パーセントをふまえれば、とてつもなく大きな数字だからです。

先日、災害に備えて(2018/09/08)にも書きましたが、こうも災害が続くと電気を供給できる車の存在は見直されるかもしれません。

以下の記事には電気自動車は出てきませんが、100Vの電化製品を使うことが出来る車としてアウトランダーPHEVが紹介されていました。「避難生活を考慮して愛車のことを考えておくのも重要な時代に」と。

電源、空間、悪路走破… 災害に強くいざという時に役立つクルマはどんな車種?
(2018/09/13)

記事中に「ソーラー充電システムの装着」とありますが、実際に私がのぞいている太陽光発電システム部品の販売サイトでは、電話・メールによる問合せが「倍増」しているそうです。

日産、高級EV量産 電動シフト加速 (2018/09/14)

日産は、以前に発表があったように2021年にインフィニティの100%電気自動車を発売し、量産すると報じていました。

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(画像:日産のHPより引用)

日産の電気自動車の拡大はテスラのような高級車から、2020年や19年に投入のウワサがある軽自動車がベースのEVは、日産と三菱の合弁会社NMKVが開発をすすめ、すみ分けてバリエーションを広げるようです。

Maruti Suzuki commences fleet testing of Electric Vehicles in India(2018/09/07)

スズキのインドにおける子会社「マルチ・スズキ」は、2020年までに販売する予定の電気自動車のプロトタイプ試験をインドで開始すると発表していました。

このプロトタイプは、スズキの既存のモデルをベースに日本により開発されており、 マルチスズキ、プロトタイプEVの試験開始(2018/09/10)によると、リチウムイオンバッテリーもスズキのインド工場で自前生産するようです。

リチウムイオンバッテリーは、専業とする企業から買いつけるのが一般的となっている中、自前での生産を計画していることに注目しました。 スズキ産EVにトヨタが支援(2017/11/17)しているとはいえ、2020年までの発売にはまだ高いか量産化できていないであろう全固体電池は採用されないでしょうから、リチウムイオンバッテリーの低価格化への見通しがついたということかもしれません。

もしくは、先の記事によるとトヨタもスズキからEVの供給を受け、自社ブランドでインド発売をおこなうようですから、リチウムイオンバッテリーだけもスズキからトヨタへの供給があるのかもしれません。可能であれば、その量産効果により、より安く生産することができるでしょう。
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(画像:マルチ・スズキのHPより引用)

第31回国際電気自動車シンポジウム・展示会 & EV技術国際会議2018

2018年9月30日(日)から10月3日(水)まで、 神戸コンベンションセンター(神戸国際会議場・神戸国際展示場)で第31回国際電気自動車シンポジウム・展示会 & EV技術国際会議2018が、日本自動車研究所主催で開催されます。

テクニカル セッションなどは有料ですが、 9月30日(日)から10月2日(火)まで、 神戸コンベンションセンター 神戸国際展示場 1号館・3号館で開かれる 展示会や試乗会は、最新の電気自動車やプラグインハイブリッド車、燃料電池自動車などの電動車両や関連業界の製品や部品などを無料で見学・試乗することができます。

また、神戸国際展示場1号館2階 出展社セミナー特別ステージでおこなわれるEVに関連した最先端の情報を聴講できるセミナーも無料で聴講できます。 スクリーンショット 2018-09-09 19.12.27

西日本豪雨、台風21号、北海道での震度7の地震と災害が続いています。

台風21号では各地で大規模な停電が発生し、復旧には時間がかかっているようです。北海道でもさらに大規模な停電がおこり、スマホの充電を車でおこなっている様子をテレビで映し出していました。

そこで、災害に備えての話題を2つ。

日産自動車 練馬区と災害時における電力供給に関する協定を締結
(2018/09/06)

日産は、東京日産、日産プリンス東京と練馬区とで、災害時に区内の日産店舗で試乗車として配備しているリーフを区に無償で貸与、区は日産店舗の急速充電スタンドを優先利用などの協定を締結したと発表していました。

以前から練馬区では、電気自動車を災害時に活用(2018/05/28)という取組をされています。

大阪と北海道では電気の復旧に時間がかかっているようですが、電気は比較的早く元に戻るので、電気自動車は災害時に活躍しそうです。
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(画像:日産のニュースリリースより引用)

超高層住宅のエレベータ、電気自動車の蓄電池で何回往復できるか?(2018/09/04)

三井住友建設は、大規模停電時に船舶や電気自動車から電源を供給するシステムの実験結果を公表していました。

「超高層」までいかなくても、またV2H(Vehicle to Home)のように電気自動車からの給電で、いつもの生活の通りに家庭で電気を使うといったところまでいかなくても、 節電をしつつ、限られた部屋だけへ電気自動車からの給電 V2R(Vehicle to Room)であれば、容量の少ない電気自動車でも数日間をもたせることができるでしょう。

ただし、そのためには、上の写真にあるような「給電器」があることが一つの条件となりますが、ものによっては、万が一のためにの投資としては高いものとなっています。
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(画像:Hondaの給電器は118万円(税込))

この他に、車の直流電源を交流電源に変換する12V用「インバーター」をバッテリーに直接つないでも、家庭の電化製品を動かすことが出来ます。定格出力1,000Wぐらいの品質の良いものであれば、6万円ぐらいでありますから、これを活用する方法もあるでしょう。

また、出力の小さなものなら、もっと安くなりますし、スマホを充電するだけなら100円ショップにシガーソケット用USB充電器もあります。

停電時、スマホの充電のためにコンセントを提供しているところで、長蛇の列に並ぶことを考えたら、安い買い物かもしれません。

JAFは、災害時の電源供給源として車がどの程度使えるのかを検証し、その結果を以下のように公開しています。 

災害で停電!本当に車の電源で家電は使えるの??電気自動車・プラグインハイブリッド車など計4種の車で検証しました(2018/03/16)  

EVのデメリット(2013/06/29)に書いたように、東海・東南海・南海地震など大災害時には,太平洋側の沿岸部にある多くの発電所が停止することが予想され,一度にそれらの発電所が停止すれば、今回の北海道のように広域で停電する『ブラックアウト(全系崩壊)』が現実のものとなります。

2013年に書いたように、電気自動車の重要性がこういった面から見直されるかもしれません。
「 いつ来るかわからない災害に備えるため固定された発電機を用意しておくよりも,メンテナンスや利便性に優れたEVを普段から走らせておいた方がコストを抑えることができるでしょう。いろいろなリスクを分散させるためにも,EVの普及はこれからますます重要になってくるかもしれません」
 
大規模停電が起きた時の対策を、各個人で考えておく必要があるのはないでしょうか。

電力網、災害時に弱点 北海道全域で停電 
広域融通に制約 火力更新も後手
(2018/09/08)

「負の連鎖」で物流停止、届かない食品 札幌いまだ混乱 (2018/09/08)

トヨタ、中国で先行発売EVの航続距離270キロ (2018/08/31)

広汽トヨタ自動車は、中国での合弁先ブランドとしてですが、電気自動車「ix4」を9月中旬に発売すると伝えています。

未来予想図に書いていたように、トヨタ独自のブランドとして 2020年に中国へEV導入 (2017/11/17)する前に、広州汽車ブランドのEVを先行販売するようで、計画は順調なようです。

「ix4」の仕様
  • 航続距離は270キロメートル(「標準で」とあるので、オプションで容量を増加させたものが選択できるのかもしれない)
  • 中国寧徳時代新能源科技(CATL)製の電池を採用
2020年に中国へEV導入…車両電動化への取り組みを加速(2017/11/17) 
  • 2020年にオリンピックモデルの電気自動車を大会で使用
  • レクサスCTベースのEVは、トヨタ自動車九州で 20年半ばをめどに生産(2018/01/01)
  • 『C-HR』および『イゾア』(IZOA)ベースのEVを 中国市場に投入(2018/04/25)
◯スズキ トヨタが支援し2020年ごろにインド市場への電気自動車投入 (2017/11/17)
  • トヨタもスズキから供給を受け、自社ブランドで発売
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(画像:トヨタ・レクサスCTのHPより引用)

アップルも自動運転車の公道実験 後続車に追突され判明(2018/09/01)

インターネット関連の製品を作る「アップル」が、自動運転車の公道実験を始めていることが明らかになったと伝えています。

記事によると、アップル製の車が走っていたわけではなく、アップルの「自動運転システム」が車に組み込まれたトヨタ「レクサス」RX450hが走っていたようです。

 そもそもアップルの公道実験が明らかになったのは、その車が追突されたからで、よりにもよってそれが日産の「リーフ」だったというオチもついています。

ただし、アップルEV(2017/04/26)で触れたように、2017年4月にはカリフォルニア州において自動運転車の公道テストを許可されていますから、実験をしていても不思議ではありません。

それよりも、アップルカー(2017/01/12)に書いたように、たとえば iPhoneをキー代わりに、音声認識の「Siri」を使った自動運転自動車を2020年に販売しようとすると、手っ取り早く車体の流用が考えられますから、「 iCar660」などというのもありかもしれません。
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(画像:Hondaの660HPより引用)

トヨタは、2020年にも「レクサス」ベースの電気自動車生産を計画しているそうです。アップルが「自動運転システム」を組み込んだ車が「レクサス」というのも偶然ではないかもしれません。 

電気自動車のメリットとデメリット(2018/08/27)

中古車情報サイト(グーネット)らしく電気自動車の購入を検討する人にも役立つ車の特徴を、メリットとデメリットに分けてまとめています。
中古車ならグーネット(Goo-net)
詳しくはリンク先のレポートを読んでいただくとして、「デメリット」について勝手に補足しておきます。
  • 充電スタンドが少ない
2018年時点で公共充電スタンドの数は「約30,000基」とありますが、充電スタンド情報サイトの GoGoEVによると、8月末現在、急速充電7468カ所、普通充電14882カ所の合計22350カ所です。掲載数よりさらに少ないですが、集合住宅にお住まいの方以外は電気自動車の充電は「自宅」が中心ですから、不自由なことはありません。

「だまされるな」(2018/08/29)のYahoo掲載のコメントを読んでいると充電スタンドが無いとの意見がありますが、充電スタンド情報サイトEVsmartで自宅の周辺の地図を表示させてみると近くには案外あるものです。スマホのアプリで検索をすると簡単に見つかります。

しかし、今後の電気自動車の増加を考えれば「この数はまだまだ足りないと言える」かもしれません。最近「クラリティ PHEV」 を発売し、2019年に欧州市場に投入する「Urban EV」を2020年に日本で発売するホンダはディーラーを中心に急速充電器が増やしていますし、他のメーカーも設置する可能性もありますから、あまり心配はいらないでしょう。 (2018年7月8日から8月29日にかけて、Honda Carsで96カ所登録)

ホンダに充電器ぞくぞく(2018/08/01)

100Vの「一般的な家庭用コンセントは使えません」が、普通充電に対応することが出来る200Vは一般的家庭にも引き込まれていますから、家庭に充電設備を用意することは難しいことではありません。
  • 充電に時間がかかる
確かに充電には時間がかかりますが、普通充電であれば帰ったときに自宅の専用コンセントにつないでおけば、朝には「満タン」もしくはそれ近くまで充電されています。20時に帰宅したとしても翌朝6時に出かければ、その間は8時間です。

ガソリン車に給油する感覚とは少し違うので、説明し理解してもらうことが難しい点です。

急速充電の場合は、「だまされるな」(2018/08/29)にも書きましたが、自動車メーカーの宣伝文句「80%の充電に急速充電で30分」に「だまされて」はいけません。

ガソリン車なら「満タン」が普通ですが、電気自動車ではその感覚が違います。長い目で見ると劣化が避けられない電池の特性から急速充電器では「100%=満タン」にしないのが普通で、急速充電では「80%しか充電できない」ではなく、「80%」がちょうど良い割合です。

それも「80%」まで必ず入れる必要は無く、自宅に普通充電器があれば自宅にガソリンスタンドがあるようなものですから、帰り着く分だけを入れれば良く、それは5分でも良いのです。
  • 価格が高い
確かに価格は高いですが、中古車情報サイトらしく電気自動車の中古車に目を向けてほしいものです。探せば状態の良いものが見つかるはずです。

電気自動車の中古車選びで一番に注意しなければならない項目は「電池」ですが、その善し悪しは電池の現在の状態を示す「電池容量残存率」にあらわれますから、サイトでわからない場合は、必ず販売店へ問い合わせてください。

このサイトにはありませんでしたが、電気自動車の一番のデメリットは、冬場に暖房をすると電気が大きく減ってしまい、走ることのできる距離が短くなることです。
  • 暖房が苦手
EVのデメリット(2013/06/29)に書いたように 、エンジン車は暖房にそのエンジンの余熱を利用していますが,EVのモーターは利用できるほど熱くならないために貴重なバッテリー内の電気を熱に換えて暖房に利用しています。ですから,熱源となる分バッテリーの電気は減り,走行距離は短くなります。


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