2017/01

三菱 アイミーブなどの2016年12月度 販売実績(2017/01/30)

リンク: 一般社団法人 全国軽自動車協会連合会 - 統計.

先月に「アイ・ミーブはマイナーチェンジ(2016/12/22)したところですから、来月の延びに期待したい」と書きましたが、発表が月末でしたから12月の実績には反映されなかったようです。また、ミニキャブミーブも1月26日にマイナーチェンジしましたから、1月2月はもう少し台数が増えるでしょうか。

ミニキャブミーブ・トラックは、2016年3月に生産を停止していますが、4月以降もわずかながらも販売されていました。しかし、いよいよ12月には記録がありませんでした。
1

2009年11月から2016年12月までの各車種国内販売総数(メーカー発表値)

アイミーブ (上の表中の青色)(2009年7月〜10月の記録なし)
ミニキャブミーブ (赤色)
アウトランダーPHEV(緑色)
ミニキャブミーブ・トラック(紫色)


 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

国内販売総数

10529

6254

35871

1005

↓2016年度合計

70

91

2130

33

03月
02月
      
01月
12月
216244-
11月
753114
10月
11
2
486
8
09月
2
4
(未発表)1
08月
7
3
151
3
07月
10
11
261
2
06月
1521
253
9
05月
10
20
174
3
04月
6
9
250
3
アイ・M
ミニキャブ・M
アウトランダーPHEV
M-トラックは2016/03をもって製造中止
↓2015年度合計

489

423

11840

126

03月
10
8
955
6
02月
39
71
1317
20
01月
31
23
801
6
12月
35
21
518
11
11月
23
27
814
8
10月
21
26
1145
4
09月
73
57
1896
15
08月
68
44
1313
9
07月
73
32
2383
9
06月
59
51
221
19
05月
38
45
289
14
04月
19
18
188
5

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2014年度合計

824

781

8629

181

03月
60
44
796
22
02月
82
52
603
25
01月
84
84
830
20
12月
70
57
608
22
11月
92
76
558
22
10月
102
93
538
18
09月
97
110
1450
6
08月
51
87
457
10
07月
102
124
700
4
06月
41
17
1300
14
05月
25
12
563
10
04月
18
25
226
8

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2013年度合計

1099

1006

8968

181

03月
130
124
736
30
02月
238
98
1630
16
01月
55
42
1298
17
12月
82
59
1488
9
11月
66
92
1705
9
10月
75
93
560
15
09月
95
137
772
21
08月
54
71
776
9
07月
68
93
-
14
06月
70
79
-
9
05月
62
71
-
7
04月
100
71
3
25

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2012年度合計

2205

2026

4304

436

03月
358
344
1719
269
02月
377
317
2079
167
01月
79
58
506
48
12月
137
121
11月
189
133
10月
141
128
09月
212
197
08月
86
107
07月
157
200
06月
288
256
05月
142
134
04月
39
31

アイ・M

ミニキャブ・M

↓2011年度合計

2552

1927

三菱自発表,2012年3月国内外の累計数:26000

03月
117
123
02月
446
590
 
 
01月
341
467
 
 
12月
359
747
 
 
11月
326
MINICAB-MiEV12月販売 
 
 
10月
244
 
 
 
09月
340
 
 
 
08月
207
 
 
 
07月
61
Mグレード販売
 
06月
40
 
 
05月
34
 
 
04月
37
 
 

アイ・M

 

 

↓2010年度合計

2542

 
 
03月
102
震災
 
 
02月
321
 
 
 
01月
219
 
 
 
12月
164
 
 
 
11月
172
 
 
 
10月
179
 
 
 
09月
277
 
 
 
08月
221
 
 
 
07月
383
 
 
 
06月
390
 
 
 
05月
53
 
 
 
04月
61
個人販売
 
 

アイ・M

 
 
 

↓2009年度合計

748
 
 
 
03月
101
02月
151
01月
188
12月
145
11月
163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV」は2009年7月23日から法人販売)  

三菱自に課徴金4.8億円 燃費不正で消費者庁命令へ(2017/01/27)
消費者庁は、実際の燃費とは大きくかけ離れた表示が、消費者に誤解させていたと判断した。
三菱の燃費不正問題は、課徴金納付、ユーザーへの補償で収束を迎えそうです。
ただし、記事中の「実際の燃費とは大きくかけ離れ」というところは車種によっては変動があり、ミニキャブミーブ・トラック(JC08モードは110kmから104kmへと修正)では、そんなにもかけ離れていないことをJC08モードを越えた! EVトラック(2016/07/09)で一充電走行距離『112.9km』と紹介したところです。
P1110585


(2016年7月8日の条件と結果)
コース:一周約4.4km、標高差約6m(Google Earth調べ)
停止カ所数;3カ所
最高速度:時速50km前後
走行モード:Bポジション
エアコン:不使用
窓:ほぼ閉め切り(窓がくもることがあるので隙間をあけた時間も有)
装備:標準タイヤ、荷台に厚さ4mmのゴムマット(16kg)
気象条件:無風(時々小雨)
満充電時の航続可能距離表示:117km
スタート時車内温度:約26度
亀マーク出現距離:約102km(この後10.9km走行)
一充電走行距離:112.9km
翌日の満充電時航続可能距離表示:128km

IVwZ2

その時に指摘されたのが、電池にとっては条件の悪い、気温の低いときにも検証しないといけないのではということでした。そこで、寒いこの時期に前回と同じ場所で比較を行ってみました。

(2017年1月28日の条件と結果、前回と違うところ)
スタート時の走行距離数:15258km(4月に中古で購入時8000キロ弱)
装備:スタッドレスタイヤ(韓国製)
気象条件:無風(晴れ)
満充電時の航続可能距離表示:97km
スタート時車内温度:約3度
亀マーク出現距離:86.6km(この後10.8km走行)
一充電走行距離:97.4km
翌日の満充電時航続可能距離表示:111km(写真なし)

P1140884

条件が大きく違うところは、スタッドレスタイヤにはきかえているところです。雪道にはたのもしい存在ですが、これに換えてから満充電時の航続可能距離表示は、100kmを越えたことがありませんでした。ですから、比較には無理がありますが、私の地方は雪の降りやすいところですから今回だけ交換するのはためらわれ、どこまで走ることができるかの目安を得るためにそのままで検証を行いました。

結果は上にあるように、やはり100kmに届きませんでした。
しかしながら、今回の検証で得るものもありました。まず一つ目は、亀マーク出現後、7月と同じように約10km走ることが出来たことです。ミニキャブミーブ・トラックと同じ東芝のリチウムイオン電池「SCiB」を積むアイミーブMグレードでの経験から、前回も亀マーク出現後、残るパーセントといった電池情報がない中で約10km走ることが出来ましたが、低温下でも7月と同じ距離を走りましたから、この経験は今後の走行に役立てることができます。
二つ目は、翌日の満充電時の航続可能距離表示が111kmを示したことです。7月の検証や今回の走行距離(満充電時の航続可能距離表示:97km、実際の走行距離:97.4km)、今までの経験から、航続可能距離表示は実走行距離とあまり違わないことがわかっていますから、亀マーク後の走行距離と合わせて考えて、タイヤさえ替えていれば、低温下でも「実際の燃費とは大きくかけ離れ」ないのではないかということです。実際に走ったわけではありませんが,100kmは走れそうな感覚です。

ミニキャブミーブ・トラック2016/04/24 

日本自動車標的は「時代遅れ」 米市場向けに努力重ねた日本勢、米国勢とは対照的(2017/01/25)
こうした産経の記事のみならず、テレビでも同じような論調のものが見られます。トランプさんの批判は的外れだと。
トランプ米大統領が日本との自動車貿易を不公平と批判したことに対して、日本の自動車メーカーの間には戸惑いが広がった。日本からの対米自動車輸出には2.5%の関税があるものの、米国からの対日輸出の関税は既にゼロで、やり玉に挙げられる根拠に乏しい

確かに「米国の自動車に関税は全くない」(世耕弘成経済産業相)、それでいて「日本からの対米自動車輸出には2.5%の関税」がかかるのであれば、不公正貿易は言いがかりだということができます。ですから、日本からアメリカへ輸出した車は、輸送費や関税、アメリカ仕様への変更などでコストがかかり、日本での販売価格よりもアメリカへ輸出した日本車は高くなるはずです。
ですが、今回の「批判」を聞いて、過去にこれに関して以下のようなことを書いていたことを思い出しました。2011年当時に把握できたところだけですが、トヨタ・日産・三菱車とも日本での車両価格よりも、なぜかアメリカ価格の方が安かったのです。現地生産の車ならば別ですが、日本で売るよりも余分にコストがかかっているはずにもかかわらず安かったのです。
当時は電気自動車の競争車種がアメリカになかったために注目されなかったのかもしれませんが、私のような素人が考えても「ダンピング」と言われてもおかしくないような実状でした。
最新のアメリカ価格データを持ち合わせていませんが、似たり寄ったりのことが今も続いているのではないでしょうか。為替の変動を考量した上で、日本の車両価格に輸送費や2.5パーセントの関税等を加えた適正な額が、アメリカで表示されているのか、「やり玉に挙げられる根拠に乏しい」と言う前に検証が必要でしょう。
トランプさんの言動には賛成できませんが、ツイッターで情報発信するトランプさんへこうした「不公正販売」を情報提供したいくらいです。価格設定の実状を知ると、日本メーカーの経営戦略は、「日本市場は利益を確保する場所であって,その利益をアメリカなどにつぎ込むという構図」?が見えてくるからです。

車の価格設定(2011/07/21)
(日産リーフは)日本国の補助金(78万円)を差し引いてようやくXグレードで約299万円とアメリカのものに近い額となりますが,現在唯一の生産地である神奈川県追浜工場からの輸送費や輸出にかかるで あろう経費を上乗せさせても現地価格は約295万円となっている
(トヨタのiQに関して)1万5265ドルは約120万円ですから輸出しても40万円安いということです。「米国仕様と日本仕様には装備の違い」があるのはもちろんですが,アメリカの安全基準に合わせて改良されることもあるようですから更にその価格差は開くかもしれません。

日産、EV専用車台を20年にも投入−複数車格に対応(2017/01/26)
日刊工業新聞は、日産が電気自動車専用のプラットフォームを開発し、2020年をめどに発売、また、この車台は複数の車格にも対応し、仏ルノーや三菱自動車との共用も視野に入れているとも伝えています。
その2020年よりも前、来年2018年後半にマイナーチェンジしたモデルが発表されると噂されています。その次期リーフは、すでにセレナに搭載されている同一車線自動運転技術「プロパイロット」を備え、一充電走行距離約320キロメートル(200マイル)を実現するともされています。しかもそのリーフは、約280万円と予想しているものもあります。同じ記事では、アメリカ政府の購入補助金(約85万円)を利用すれば、1万7,000ドル(約195万円)で購入できる見込みとしていますが、新政権の日本メーカーに対する風当たりは強いものがありますし、パリ協定からの離脱を表明するかもしれない政権ですから、補助金も縮小されるかもしれません。電気自動車の将来はバラ色なのか、はたまたイバラの道なのか。どちらにせよ、2017年がわかれめの年となりそうです。
日産、ロンドンで新型リーフの自動運転をテストへ、2月から(2017/01/25)

VW 日本市場に再挑戦(2017/01/20)のコメント欄で、1月26日に発売になった三菱ミニキャブミーブのマイナーチェンジが話題になってきたので、こちらに移して改めて書きます。
軽商用電気自動車『ミニキャブ・ミーブ バン』を一部改良して発売(2017/01/26)
充電中の空調機能など今回充実する点は、上のリンク先をみていただくとして、以下にメーカーの希望小売価格と補助金額、それを差し引いたときの実質的な支払額を一覧にしてみました。
(最初のは、みにくいと思ったので書き直しました)
32

クリーンエネルギー自動車補助金の申請受付開始(2016/04/20)
補助金額は、2016年度のものですから、マイナーチェンジの今年4月以降がどれくらいの額になるかわかりませんが、今年度と同じという前提で表にしています。
こうしてみると、私が先のコメント欄に書いた機能が充実したとはいえ「実質的な支払額は増えてしまっているのではないか」というのは誤りでしたが、私の思いには2013年比のようなことが今まで繰り返されてきたために、「増えるのでは」と書いたのです。
表で比べていただくとわかりますが、補助金額は年々減り続けていますから、マイナーチェンジで今よりは安くなるものの、2013年当時よりはまだ1〜2万円高くなっています。
これは電気自動車が補助金に頼っているところがあり、 購入価格を引き下げるために徐々に補助金額を少なくしていったからです。しかし、補助金引き下げ以上の車両価格減にはならなかっために、実質的な支払い価格は増えているというのが実状でした。ちなみに、三菱アイミーブMグレードは、2011年の発売当初、約78万円だった補助金が2015年には33万円、今年度からは11.5万円と激減しています。
ですから、来年度の補助金額の行方は不明ですが、少なくとも引き上げられることはないでしょうし、現状維持かさらなる引き下げとなるでしょう。もしも電気自動車、特にミニキャブミーブの購入を考えている方は、「ほしいときが買い時」であり年度末までの登録がお得になるといえるかもしれません。(当サイトは保証はしません)

Teslaの電気自動車、「オートパイロット」導入後に事故率が40%減ったことが判明(2017/01/23)
全米高速道路交通安全委員会(NHTSA)の報告によると、テスラの「オートパイロット」導入により、それ以前に比べて40%も事故率が減ったという記事です。
日本でもスバルのアイサイト導入車で、追突事故発生率が84パーセント、歩行者事故発生率が49パーセント減少したという事例が出ていますから、真の意味での自動運転を目指すテスラの「オートパイロット」の数字は控えめですが、どのメーカーであっても機械の方が人間の不注意による判断ミスを少なくすることができるということでしょう。
しかし、同時にNHTSAは「たとえ自動運転技術が今後発展を続けようとも、ドライバーはブレーキ操作などをシステムに頼り切ってはならない」と警告しているというのには笑えます。「オートパイロット」中の事故責任は、自動車メーカーが負うのか運転手が負うのか等の法整備ができていないための警告なのでしょうが、「オートパイロット」によって事故率が減るという数字が出ているのにもかかわらず人間には最終判断をまかせられています。

別の意味で「システムに頼り切ってはいけない」理由に、システムの根本に関わる「安全性」の問題があります。 以下の記事に出てくる会社のCEOは、「クルマへのハッキングが現状そう難しいことではない」と述べています。
自動車も身代金ウイルスに狙われる(2017/01/25)
映画の世界ではありませんが、「クルマへのハッキング」により遠隔で車を操られるということもあながち夢の世界の出来事ではないようです。
<第2回>「コネクテッドカー」がヒトとクルマの関係を変える(2017/01/25)

GKN、ドイツの郵便配達車のEV化に向け部品供給開始(2017/01/23)
イギリスのGKN Driveline社が、ドイツのStreetScooter社が作る郵便配達電気自動車にEV用変速機を供給するという記事です。この電気自動車はまだ試験運行の段階のようですが、今年末までに2000台を投入する予定だそうですから、実用化は目の前です。
商用車ですから乗り心地はそれなりのものでしょうが、写真や郵便配達用という用途からすると荷物室は結構な大きさのようです。また、郵便配達専用であれば、搭載する電池容量は控えめなものとなっているでしょう。しかし、先日リーフのバッテリーを搭載したキャンピングカー(2017/01/21)にあったように、電池を多めに積めば、こちらはすぐに純粋電気自動車版オール電化キャンピングカーになりそうです。
郵便配達専用で市販化の予定はないのかもしれませんが、電気自動車需要が膨らんで販売されるようなことになれば、キャンパーにとって改造のしがいのある車になるかもしれません。

テスラモデルX納車!(2017/01/20)
充電スポットの検索アプリ、「EVsmart」のブログにテスラのSUVモデルXの納車レポートが出ていました。
記事によると、「20日午前10時が日本で最初の納車」だそうですから、まさに初ものです。ですからまれでしょうが、街中で見る機会が出てくるものと思われます。また、私には次の普及モデルとされるモデル3でさえ手が届きませんが、後日モデルXの走行レビューも掲載されるそうですから、楽しみに待ちたいと思います。
Tesla Motors(テスラ・モーターズ)

ジャパンキャンピングカーショーに行ってみよう!(2016/01/18)
電気自動車には直接関係ありませんが、それに将来は結び付くかもしれない記事を一つ紹介します。
2017年2月2日(木)から5日(日)まで幕張メッセで開催される「ジャパン・キャンピングカーショー2017」に、「リーフ」のバッテリーを搭載したオール電化キャンピングカー「NV350」を日産が、「市販を前提とした」車両として出展すると書いています。
記事によると搭載バッテリーの容量は、リーフの半分とのことですから12kWhでしょうか。車体が大きいNV350で12kWhなら、電動化しても100kmは走れないでしょうが、エンジンをモーターに載せ換えることは不可能ではないでしょうから、電気自動車の一歩手前状態です。
また、「NOTE e-POWER」のようにエンジンで発電した電気をバッテリーに貯める仕様にもしているようで、記事によると「バッテリーの残量を気にすることなく、エアコンや電子レンジを使用しても1週間程度は持つ(予定)」とあります。12kWhだとすると、1軒が1日に使用する電気量ぐらいですから、ガソリン満タンで発電すると1週間持つという計算なのでしょう。この辺りは、電池12kWhの満充電とガソリン満タン状態で最大約10日間の発電が可能だという三菱アウトランダーPHEVと同じようです。

日産自動車、「ジャパンキャンピングカーショー 2017 」にNV350キャラバンを出展(2017/01/27)

VW 日本市場に電気自動車投入へ 競争が激化(2017/01/17)
フォルクスワーゲンは17日に都内で開いた新車の発表会の中で、2017年の夏(6~7月)に電気自動車(e―Golf)を発売することを明らかにしたとNHKは伝えています。(2017年1月19日現在、HPのプレスリリースには掲載なし)
フォルクスワーゲンは現在、ヨーロッパとアメリカで電気自動車を販売していますが、2015年には日本の急速充電方式であるチャデモへの対応ができなかったという噂が流れる中「e―Golf」の発売を延期(2015/07/28)した過去があります。
しかし、昨年のロサンゼルス・モーターショーで発表した新型e―Golfは1充電走行距離がおよそ300キロだそうですから、大いに期待できますし、小型車「up!」の電気自動車版「e―up!」も待ち遠しいです。
Volkswagen(フォルクスワーゲン)

自動車関連大型受注に関するお知らせpdf(2017/01/17)
生産設備を製造しているという平田機工は、2016年7月から12月末までの間にバッテリーユニットなどを電気自動車メーカーから110億円強受注したと発表しています。
平田機工主要取引先には、日産と関係が深いカルソニックカンセイやトヨタ・日産・ホンダなどの名前がありますが、pdfには「電気自動車メーカー」とありますから、相手は「日産」のことでしょうか。もしそうであれば、次期リーフか軽EVにつながる設備投資かもしれません。

タカタ製エアバッグ異常破裂か 車はリコール対象(2017/01/17)
NHKは、タカタ製のエアバッグでリコールの対象になっていたホンダ・フィットが、先月、前を走る車に追突し、運転していた女性が助手席側のエアバッグから飛び散った金属片などで右足の太ももにやけどを負ったと報じています。
記事によると、去年の車検の際、「リコールの対象であることを女性に伝えましたが、部品の交換は行われていなかった」ということですが、無償なのになぜ交換しなかったのでしょう。
リコール:アイミーブ(2016/11/25)

タカタ製のエアバッグのリコールは、アイミーブでも出ていますから、以下のページでぜひお確かめください。
リコール等対象車両検索

ただし、ディーラーに持ち込んだ私のアイミーブは、エアバッグの対策品が三菱で準備できていないことから、暫定措置として助手席用エアバッグの機能が2017年1月17日現在も停止されています。
IMG_2202
 

電気自動車を「家庭用蓄電池」へモニターキャンペーン(2017/01/10)でふれましたが、電気自動車を大容量の「家庭用蓄電池」として活用することができるニチコン製V2H(Vehicle to Home)機器のモニター販売を受付開始したそうです。
応募期間は、2017年1月16日(月)から2月28日(火)17時まで。

ただし、格安の「特別モニターキャンペーン」は予定数に達したので、すでに締め切られたそうです。

ニチコン株式会社 | EVパワー・ステーション

2016年4月にわが家にやってきたミニキャブミーブ・トラックですが、普段乗りはもちろん、耕運機の運搬や電動草刈り機の元電源として活躍してきました。雪が積もるようになり、今はミニ除雪車の運搬もこの電トラでしていますが、冬になって思わぬメリットに気づきました。 
それは暖房です。
電気自動車の大きな欠点に暖房使用時に走行距離が短くなることが上げられますが、電トラも例外ではありません。一充電時の走行テストで112.9km走った電トラですが、暖房を入れたとたん、みるみる間に走行可能距離の表示が小さくなっていきます。ガソリン車のようにエンジンの廃熱を利用することができず、走行に使うはずの電気を温風に換えてしまう電気自動車にとって、これは仕方のないことですが、車内空間の狭い軽トラは、思った以上に早く暖まりました。ですから、暖まったところで暖房を切り、電池の節約をはかることもできました。
フロントガラスが斜めのアイミーブとフロントガラスが立ち上がっている電トラとは比較にならないでしょうが、両車の車内空間を比べると、電トラは半分以下でしょうか。少し考えれば当たり前のことですが、空間が狭ければ暖まり方も効率が良くなります。
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 ミニキャブミーブには、運転席と荷物室とを隔てる「エアセパレーター」というオプションがあるようですが、アイミーブにもそんなものを自作すれば、車内の熱効率は良くなり、冬場の走行距離を延ばすことができそうです。

津崎平匡さんの転職先になるかもしれない仕事への応募方法、仕事の内容などがわかりました。
日産公式 プロ・トラベラー募集!
応募方法はリンク先に詳しくありますが、以下の通りです。応募フォームへの登録などはありません。
  1. Twitterで日産電気自動車(@NISSANEV)をフォローする
  2. 自分の旅を考えて140文字以内で「#日産公式プロトラベラー」を付けて投稿する
  • 応募締切:2017年1月27日(金)23:59
  • 依頼者数:3名
  • 注意事項:応募は、思いつく度に一人で何度でもできますが、当選は一人1回 
  • 旅期間:2017年2月14日(火)以降〜1ヶ月
  • 報酬:30万円(1ヶ月)
  • リーフを1ヶ月レンタル
ちなみに自分の旅(旅内容)としてあがっている例には、以下のようなものがありました。
  • 顔ハメパネルを撮る旅
  • ご当地マンホール集めの旅
  • 面白看板を集める旅
私なら、期間が2月中旬からですから、梅の花を追って南から日本列島を北上する旅とか、スタート日の指定はないようですから、同じようにサクラ前線を追いかける旅、全国各地のリーフオーナーに出会ってツーショットを撮る旅なんてので応募するかもしれません。
津崎平匡さんの転職先?(2016/12/20)
 続きを読む

【デトロイトショー2017】VWが電気自動車のミニバン「I.D.BUZZコンセプト」を公開(2017/01/11)
デトロイトで開かれた北米国際自動車ショーでフォルクスワーゲンは、111kWhの電池で1充電600kmの航続距離を実現する「VW I.D.BUZZコンセプト」を初披露したとしています。
記事の写真には、床一面に広げられた電池の様子が映っていますが、111kWhといえば日産リーフ24kWhグレードの約4.6倍です。「コンセプト」カーとはいえ、実現に近づくかもしれない数年後に電池が著しく進歩したとしても約4.6倍もの電池が床面に収まるとも思えません。
しかし、同じ会場でSDI(Samsungのバッテリー製造子会社)は、同社製品と比較して必要なユニット数と重量が10%減り、なおかつ1充電526 km走行可能な電池を発表しているそうです。 2017年は、航続距離300km以上の電気自動車が出そろうようですから、SDIの電池が量産されるという2021年頃には、予想を超えて500kmが当たり前になるのかもしれません。

極秘計画再起動か ジョブズ氏「最後の夢」へ…アップルが自動車開発に本腰 (1/3ページ)(2017/01/09)
昨年9月にはプロジェクト(タイタン)の中止が報道されましたが、いつまでも噂の絶えないアップルの電気自動車です。それが、「再起動」したのではないかという記事です。プロジェクトが「再始動」ではなく、パソコンメーカーらしく「再起動」です。
2019年にアップル製の電気自動車?(2015/09/22)
勝手にアップルCarのコンセプトデザイン(2015/04/09)

私の希望としては、以前も書いたようにホンダの「S660」をベースにガソリンエンジンをモーターに置き換えた「iCar660」です。アメリカでは小さすぎるサイズでしょうが、iPhoneも元もとは小さかったのですから、あれくらいのサイズでもアップルらしさを表現できるかもしれません。しかし、デザインにこだわる会社ですから、一から作らないと気がすまないかもしれませんが、iPhoneをキー代わりにし、音声認識の「Siri」を使った自動運転自動車を2020年に販売しようとすると、車体の流用もありかもしれません。
アップルの電気自動車「 iCar660」(2015/04/01)
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電気自動車オーナーズクラブ(EVOC)では、電気自動車を大容量の「家庭用蓄電池」として活用することができるニチコン製V2H(Vehicle to Home)機器モニター販売を台数限定で企画したと告知しています。
ニチコン株式会社 | EVパワー・ステーション

以前は補助金が出ていましたが、その打ち切りにより高機能モデルで92万円(税抜)という価格は、決断を躊躇させるものとなっていました。それを「ビックリするような破格」価格で販売するということですから、断念されていた方は注目して良いかもしれません。
なお、このモニターキャンペーンはEVオーナーズクラブ会員限定ですから、HPの右側にある「新規会員登録」で会員登録(メールアドレス記入、無料)を事前にする必要があります。
  • 応募期間:2017年1月16日(月)10時~受付開始

2016/11/10のスーパーチャージャー も課金への中で、充電料金が無料だったテスラも2017年1月1日以降の注文分より課金されると書きましたが、7日に届いたテスラのメールマガジンによれば、今月の1月15日の注文分までに延期されたそうです。
締切が2016年12月31日までだったため、年末に多くの注文がはいり、15日までに延長したようです。 テスラ車を購入しようか迷っている人にとって、どこまで走っても「スーパーチャージャーの無料充電」があるかないかは大きな特典でしょう。航続距離の長いテスラ車に乗るような人は、日常的に移動距離は長いでしょうし、たった1日違いの2017年1月16日以降の注文であれば、毎年400kWh (約1,600km分)までは今まで通り充電無料ですが、それ以上の充電には料金がかかるのですから。
もう一つ重要な点は、トランプ相場による「円安」の影響です。全車種「平均7%程度の価格アップを予定」しており、現価格で購入できるのは1月25日の注文分までだそうですから、テスラ車をご検討中の方は1月15日までに注文された方が良いでしょう。
(テスラ社の回し者ではありません)
スーパーチャージャー プログラムへのアップデート | テスラジャパン.(2016/11/07)

CES 2017における「ニッサン・インテリジェント・モビリティ」発表概要(2017/01/06)
日産のカルロス ゴーンは、5日におこなわれたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー2017の基調講演の中で、リーフ次期モデルは、自動運転技術「プロパイロット」を搭載し、近い将来市場に投入されると発表しています。
日産自動車・カルロス・ゴーン社長 三菱自改革し相乗効果を発揮(2017/01/05)
また、産経ニュースによると、ゴーンは三菱のプラグインハイブリッド技術を使うことにより、日産のPHVを早期に市場投入でき、電気自動車でも「プラットフォーム(車台)や部品は共通化する」と述べたと伝えています。
 いずれも既報のものや予想されたものですが、次の新しい電気自動車がなかなか出てこない中で航続距離を延ばし、自動運転も搭載したリーフとは楽しみな2017年、2018年となりそうです。

EV技術をすべて共通に(2016/12/16)

エクストレイルPHEV?(2016/12/14)

プリウスPHV「PHV充電サポート」(トヨタ)
新型プリウスPHVの発売が迫る中、トヨタの充電カード料金体系が公表されたとの情報をいただきました。
掲載の表を見ると情報をいただいた方もお書きのように、定額プランであっても急速はすべて三菱や日産の他社メーカー料金と同じ16.2円/分(税込)でした。円安などによりガソリン価格が上がりつつあるとはいえ、この電気代はガソリンに比較して安くはないですから、急速充電器がリーフ・アイミーブ・プリウスPHVの3台で渋滞することはまれになるかもしれません。しかし、アウトランダーPHEVがそうであったように、最初のうちは物珍しさから、プリウスPHVを見ることが多くなるかもしれません。
また、三菱や日産の対応が十分でなかったことに学んで、トヨタは「充電マナーの周知」に取り組んでほしいものです。 
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現在アイミーブに乗る私は、三菱のベーシックプランを選択しています。月額540円かかっても、いざという時に急速充電を利用することができるからです。540円は保険代のつもりです。 
ところで、トヨタの定額と従量プランは、どちらを選んでも急速充電は16.2円/分ですから、違いは普通充電するときにかかる料金だけです。従量プランは基本料0円ですから、定額プランで従量プラン並に元を取ろうとすれば、基本料の1,080円分普通充電を使わなければなりません。計算上は1080÷2.7=約6.7時間です。ディーラーで月に6時間も過ごすことはないでしょうから、ショッピングで駐車するのが現実的ですが、たびたび食料品を買い求めに行く場合を除いて、私が毎月6時間以上も店に行くことはないでしょう。
万が一私がプリウスPHVユーザーになったとしたら、保険代のつもりで維持コストのかからない「従量プラン」でしょう。

新型プリウスPHV(2016/11/01)

米大企業、トランプ氏に次々「屈服」 次の矛先はGM(2017/01/04)
朝日新聞は、フォードがメキシコに建設すると公表していた新工場の計画を取りやめると発表したと伝えています。フォードは、今後5年間で電気自動車7車種を発売するとしている自動車会社です。
記事の中で気になったのは、以下の所です。
代わりに米ミシガン州の既存工場の自動運転開発や電気自動車をつくる設備に
4日の「超ホンマでっか!?TV」2017年予測の中に、アメリカは環境規制を緩め、アメリカ国内石油の採掘を振興するから石油価格が安くなる、という話がありました。もし予想通りに ガソリンが安くなれば、電気自動車にとっては不利になるでしょう。それでもアメリカの自動車メーカーは、今の計画通り電気自動車の製作を積極的に進めるでしょうか。
やはり2017年は、トランプ政権の方針によって、電気自動車などのウェートが高まるのか伸びが押さえられるのかの分かれ目となるかもしれません。
アメリカ政策の行方で(2017/01/03)

排ガス規制強化で電気自動車の開発・販売加速へ(2017/01/02)
NHKは、アメリカやヨーロッパ、中国で排ガス規制を強化する動きが相次いでいることから、2017年は電気自動車の開発や販売を強化する動きがさらに加速しそうだと報じていました。
昨日の「アメリカ政策の行方で」で書いたように、アメリカでの将来は報道のようには行かず不透明なものとなりそうですが、ヨーロッパや中国では間違いなく加速しそうです。 こうした動きをNHKがニュースで取り上げることは、電気自動車の普及を後押しするでしょうからありがたいことですが、記事中の「すでに電気自動車の販売に力を入れている日産自動車は・・・」のところに年末アイミーブをマイナーチェンジした三菱が入ってこないことは、アイミーブ・オーナーにとって悲しいところです。残念ながら、三菱が上手な宣伝をおこなっていないことを見透かされているようです。

1月20日に就任するトランプ次期米大統領は、就任初日に環太平洋連携協定(TPP)やパリ協定からの離脱などを表明するそうです。その中で「オバマ政権が過去8年間に実施した、経済成長や雇用創出を阻害している規制や措置の多くを就任後、直ちに廃止する」とも伝えられています。
トランプ氏は、エネルギー規制も批判してきましたから、パリ協定がらみで昨年11月に発表された、「EVの充電スタンドの大幅設置」「全米2万5000マイル(4万km)に及ぶ充電ネットワーク」整備も中止になるかもしれません。
ただし、昨年末から販売が始まった『ボルトEV』はアメリカの自動車最大手、GMのシボレーブランドですし、2017年から25年にかけて段階的に強化されていく「ZEV(ゼロエミッション車)」規制は、カリフォルニア州など個別の州で独自に実施されるものですから、廃止リストには入ってこないかもしれません。また、ヨーロッパの規制は計画が継続されるでしょうから、アメリカの自動車会社も電気自動車(EV)やプラグインHV(PHV)の開発は続けざるを得ないでしょう。
いずれにせよ2017年は、トランプ政権の方針によって、電気自動車などのウェートが高まるのか伸びが押さえられるのかの分かれ目となるかもしれません。

アメリカの排ガス規制の行方(2016/11/12)

パリ協定発効=充電設備拡充(2016/11/06)

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