2015/06

リンク: プレスリリース | ニュース・イベント | MITSUBISHI MOTORS.

電気自動車の環境性能や低コストなどが評価された結果だとうれしいのですが、新しいモデルが出てこない販売末期という状況にもかかわらず、アイミーブ(25台→38台)とミニキャブミーブ(12台→45台)、ミニキャブミーブ トラック(10台→14台)とも、昨年同月の販売台数よりもわずかながら増えています。

アウトランダーPHEVは6月18日に新しいモデルが出る予定でしたから、289台と買い控えで少なかったのでしょう。それに比べて下記に書いたように同じ月にヨーロッパ全体とはいえアウトランダーPHEVが2443台も売れているということはすばらしいことです。

ヨーロッパでの2015年5月 販売実績(2015/06/27)

アイミーブは、集計上ようやく「1万台」を超えました。

1

2009年11月から2015年5月までの各車種国内販売総数(メーカー発表値による)

i-MiEV (表中の青色): 10027台(2009年7月〜10月の記録なし)

MINICAB-MiEV (表中の赤色): 5803台

アウトランダーPHEV(表中の緑色): 22378台

MINICAB-MiEV TRUCK(表中の紫色): 817台

ミニキャブミーブトラックは,全国軽自動車協会連合会のホームページによる)

(以下,MINICAB-MiEV はMINICAB-MアウトランダーPHEV はPHEVに,MINICAB-MiEV TRUCKM-TRUCKに略)

↓2015年度合計(i-MiEV 57台,MINICAB-M 63台,PHEV 477台,M-TRUCK 19台)

05月:i-MiEV 38,MINICAB-M 45,PHEV 289,M-TRUCK 14
04月:i-MiEV 19,MINICAB-M 18,PHEV 188,M-TRUCK 5

↓2014年度合計(i-MiEV 824台,MINICAB-M 781台,PHEV 8629台,M-TRUCK 181台)

03月:i-MiEV 60,MINICAB-M 44,PHEV 796,M-TRUCK 22
02月:i-MiEV 82,MINICAB-M 52,PHEV 603,M-TRUCK 25
01月:i-MiEV 84,MINICAB-M 84,PHEV 830,M-TRUCK 20
12月:i-MiEV 70,MINICAB-M 57,PHEV 608,M-TRUCK 22
11月:i-MiEV 92,MINICAB-M 76,PHEV 558,M-TRUCK 22
10月:i-MiEV 102,MINICAB-M 93,PHEV 538,M-TRUCK 18
09月:i-MiEV 97,MINICAB-M 110,PHEV 1450,M-TRUCK 6
08月:i-MiEV 51,MINICAB-M 87,PHEV 457,M-TRUCK 10
07月:i-MiEV 102,MINICAB-M 124,PHEV 700,M-TRUCK 4
06月:i-MiEV 41,MINICAB-M 17,PHEV 1300,M-TRUCK 14
05月:i-MiEV 25,MINICAB-M 12,PHEV 563,M-TRUCK 10
04月:i-MiEV 18,MINICAB-M 25,PHEV 226,M-TRUCK 8

↓2013年度合計(i-MiEV 1099台,MINICAB-M 1006台,PHEV 8968台,M-TRUCK 181台)

03月:i-MiEV 130,MINICAB-M 124,PHEV 736,M-TRUCK 30
02月:i-MiEV 238,MINICAB-M 98,PHEV 1630,M-TRUCK 16
01月:i-MiEV 55,MINICAB-M 42,PHEV 1298,M-TRUCK 17
12月:i-MiEV 82,MINICAB-M 59,PHEV 1488,M-TRUCK 9
11月:i-MiEV 66,MINICAB-M 92,PHEV 1705,M-TRUCK 9
10月:i-MiEV 75,MINICAB-M 93,PHEV 560,M-TRUCK 15
09月:i-MiEV 95,MINICAB-M 137,PHEV 772,M-TRUCK 21
08月:i-MiEV 54,MINICAB-M 71,PHEV 776,M-TRUCK 9
07月:i-MiEV 68,MINICAB-M 93,PHEV 0,M-TRUCK 14
06月:i-MiEV 70,MINICAB-M 79,PHEV 0,M-TRUCK 9
05月:i-MiEV 62,MINICAB-M 71,PHEV 0,M-TRUCK 7
04月:i-MiEV 100,MINICAB-M 71,PHEV 3,M-TRUCK 25

↓2012年度合計(i-MiEV 2205台,MINICAB-M 2026台,PHEV 4304台,M-TRUCK 436台)

03月:i-MiEV 358,MINICAB-M 344,PHEV 1719,M-TRUCK 269
02月:i-MiEV 377,MINICAB-M 317,PHEV 2079,M-TRUCK 167
01月:i-MiEV 79,MINICAB-M 58,PHEV 506,M-TRUCK 48
12月:i-MiEV 137,MINICAB-M 121
11月:i-MiEV 189,MINICAB-M 133
10月:i-MiEV 141,MINICAB-M 128
09月:i-MiEV 212,MINICAB-M 197
08月:i-MiEV  86,MINICAB-M 107
07月:i-MiEV 157,MINICAB-M 200
06月:i-MiEV 288,MINICAB-M 256
05月:i-MiEV 142,MINICAB-M 134
04月:i-MiEV  39,MINICAB-M 31

↓2011年度合計(i-MiEV 2552台,MINICAB-MiEV 1927台)
(三菱自動車発表,2012年3月末国内「外」の累計:26000台)

03月:i-MiEV 117,MINICAB-M 123
02月:i-MiEV 446,MINICAB-M 590
01月:i-MiEV 341,MINICAB-M 467
12月:i-MiEV 359,MINICAB-M 747
(「MINICAB-MiEV」は2011年12月8日発売)
11月:326
10月:244
09月:340
08月:207
07月:61
06月:40
05月:34
04月:37

↓2010年度合計(「i-MiEV」2542台)

03月:102
02月:321
01月:219
12月:164
11月:172
10月:179
09月:277
08月:221
07月:383
06月:390
05月:53
04月:61

↓2009年度合計(「i-MiEV」748台)

03月:101
02月:151
01月:188
12月:145
11月:163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV」は2009年7月23日発売)

次世代自動車振興センターより「マイページ」開設のメールがあり、「マイページ」でパスワードを設定するように書いていました。

マイページ内の利用明細の更新は、月に1回(末日頃)で、初回は8月末を予定しているそうです。

なお、私は三菱自動車の充電カードの裏面3桁の入力漏れを以下のように1回目の申請後気づいたので再度書類を作り送りましたが、充電カード番号の「入力誤り」についてはマイページ上で修正してほしいということで、2回申請した両方のIDが送られてきました。

【重要】三菱充電カードの入力間違いに注意!(高速道路利用実態調査プロジェクト)(2015/04/29)

このような2度申請の場合として、「よくある質問」には、以下のように書かれており、私も但し書きを書いた紙を同封したつもりなのですが事務が繁雑なためか統合できていないようです。

「間違った内容で申請入力し、書類送付」した後、間違いに気づき、「再度正しい内容で申請入力と書類送付」を行った場合
正しい情報で申請入力した、正しい書類をお送り頂いている場合は、問題ありません。但し、申請書類が重複していて、旧一連番号について特に記載が無い場合は、統合の手続きに時間がかかることがありますがご了承下さい。これから正しい書類をお送り頂く場合は、事務手続きをスムーズにするため、先に送った書類の下記の情報について、フォーマット自由で構いませんのでご記載の上、同封して下さい。「送付日」、「新・旧、両方の一連番号」、「誤りの内容」、「先行して送った書類破棄の同意」また、郵送の封筒には「新旧の一連番号」を赤字で記入ください

メールには、マイページ開設後、順次マイページ上に申請書類の不備・不足等の案内を掲載すると書いていることから、しばらく様子を見て変更がないようなら、統合を依頼するメールを書こうと考えています。

リンク: EV Sales: Europe May 2015.

5月のヨーロッパでの電動車販売台数を掲載しています。

ダントツは三菱アウトランダーPHEVで2443台、2位はVolkswagen Golf GTEで1322台です。

2015年の通算台数でもアウトランダーPHEVが抜き出ていて11578台、2位は日産リーフで6779台です。この売れ方だとアウトランダーPHEVへ重点が移っていくのは仕方ないことでしょう。ちなみにアイミーブは5月に82台が販売され、2015年通算は351台でヨーロッパ内で22位です。

相川社長は「三菱自動車からのお知らせ Route」で「いよいよこれから時代はEV、PHEVの本格普及期に入ります」と述べていますが、EVは影が薄くおいていかれています。

リンク: SUVとPHVに注力!?三菱自動車のパワートレイン戦略とは.(2015/06/27)

高速道路利用プロジェクト申請台数(2015/06/26)にお寄せいただいたコメントによると4月から始まった「MiEV power BOX」の補助金ですが、6月で打ちきりになるそうです。

(コメントにあるように間違いだったようです。申しわけありません。)

次世代自動車振興センターh26_hosei_jougen_meigara.pdf.(補助対象充電設備型式一覧表)には、それらしき記載はありませんが、購入を検討されている方は次世代自動車振興センターや三菱販売店で確認されることをお奨めします。

給電器 MiEV power BOX が補助金対象に3(2015/06/12)

給電器 MiEV power BOX が補助金対象に2(2015/05/16)

給電器 MiEV power BOX が補助金対象に(2015/04/10)

リンク: NCS 合同会社日本充電サービス.

以前、NCS 日本充電サービス 一部日産系でも利用可能に(2015/06/15)のように三菱の充電カードが、日産の一部の店舗で使えるようになったと紹介しましたが、どの日産店舗か調べるのには、充電スポット検索アプリEVsmartが便利です。ただし、一般のEVsmartではなくて、以下の三菱の充電カード専用のEVsmartで対応しています。

リンク: iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 電動車両サポート.

なお、利用するには下の三菱充電カードに記載された会員IDとセキュリティコードを入れる必要があります。日産の対応店舗は、以下のように青く表示されます。三菱店は赤く、提携の急速充電器店舗は赤紫?色です。

P1070865

(カードは三菱のHPより転載)

リンク: 電気自動車等、高速道路利用実態調査プロジェクト.

6月26日現在で申請台数は20,176台と発表されていました。

40,000台まで受け付けるとしていましたが、その半分しか集まっていないようです。

2013年度現在で電気自動車(PHVも含む)の保有台数は約8万4928台ありますが、電気自動車を所有していても、予想以上に高速道路の利用は少ないということでしょうか。電気自動車オーナーは充電渋滞に巻き込まれてまで、高速は利用しないということでしょうか。

いずれにせよ、これも「実態」ですが、利用実態からSAやPAへの充電器設置をさらに進めようという思惑があったのではないかと思うので、これからもことあるごとに調査協力をしたいと考えています。

リンク: EV急速充電スタンド | 施設・サービス紹介 | サービスエリア | ドラぷら.

【北陸自動車道】東日本高速道路(株)管内の急速充電器改修工事等のため、以下のとおり一時休止します。

■北陸自動車道 黒埼PA(下り線)  6/25(木)・26(金) 9:00~17:00

その他の休止日はImanImさんがコメント欄に書いてくださっています。

リンク: 日産、ガソリン車と同等の航続距離を実現したEV技術確立…株主総会で公表 | レスポンス.

日産は6月23日に開いた株主総会で、1充電走行距離をガソリン車並にできる電気自動車の見通しがついたことを明らかにしたと伝えています

「ガソリン車と同じくらい航続距離」の具体的な数字や販売時期についてはあきらかにしなかったそうですが、200Vでは8時間、急速充電で30分かかっている充電時間が「画期的に」早くなることや、セグ欠けが問題になっているバッテリーの性能についても「長年お使い頂いても性能が劣化しない」とのことですから、発売が楽しみです。

「ガソリン車と同じくらい航続距離」とはどれくらいでしょうか。海外メーカーが発表し発売を予定している電気自動車では300キロですから、それくらいでは500キロ走るガソリン車と同じとは言いにくいでしょう。ですから400キロぐらいを目指しているのかもしれません。(コメントにあるように株主総会では500キロ以上とのプレゼンがあったそうです)

「ガソリン車と同じくらい航続距離」は、Tesla MotorsのモデルS(航続距離最大502 km)ように大量の電池を載せれば既存の技術で今でも可能です。日産が言う次期リーフの技術が安易なものだとは思えませんが、今の24kWhの電池を倍増し、据え置き型で倍速充電ができる「LEAF to Home」を小型軽量化し車載できれば、200V充電で8時間、それで400キロ走る「なんちゃって」リーフはできあがります。

「長年お使い頂いても性能が劣化しない」ということは、電池も今のものとは変えてくるのかもしれません。製造メーカーを変えるのか、今の電池性能をアップするのかのどちらかでしょうが、「劣化しない」となると製造メーカーを変えるのかもしれません。

どんなものであれ、日産のその「技術」が三菱と共同開発していると噂される次期軽電気自動車にも生かされ、近い時期に発売されることを期待しています。ただ、それらしい情報がなかなか出てこないところを見ると、次期軽の電気自動車に載せる電池をどれにするかなど、日産と三菱での話し合いが上手くいっていないのかもしれません。

リンク: 電気自動車:車載リチウムイオン電池のコスト半減と容量倍増を2020年に実現――ボッシュ - MONOist(モノイスト).(2015/06/23)

GSユアサ、三菱商事と共同開発中の車載リチウムイオン電池の開発時期と性能目標についてコメントした

コメントをいただいた情報に、先日の日産株主総会のおりに流したであろう動画がYouTubeにありました。満充電で544km走るとあります。

20150627_80021

20150627_75756 (動画の一場面より)

YouTube: Nissan's 544-km Long-Range LEAF(削除されてしまったので、別のを載せます)

Nissan's 544-km Long-Range LEAF
YouTube: Nissan's 544-km Long-Range LEAF

リンク: 電気自動車って実際のところどうなの?  徹底検証!5年間、乗ってみました  | Best Car Life | 現代ビジネス [講談社].

このページは2015年06月20日(土)の日付になっていますが、元記事は「ベストカー」2015年4月10日号です。

4月の記事ですが、気になった点をいくつか。

現在、急速・普通合わせて利用できる充電器は全国5300基(ヵ所ではない)という調べがある。

4月号ですから調査数は2月とか3月のものでしょうが、私のブログ「充電スタンド数 VS ガソリンスタンド数」(2015/02/20)には、登録数が控えめなcoco充電でも2015年2月20日現在、3393基、普通充電器は3661基、合計で7054基(カ所)と書いています。元データをあきらかにしていないという何とも?な文章ですが、充電器の整備状況は「まだまだ」と結論づけるデータなのですから、ハッキリとしてほしいものです。

上の私のブログにも書きましたが、多くの電気自動車保有者が購入と同時に充電器を備え付けていることは想像に難くないですから、少なく見積もっても2013年度、電気自動車(PHVも含む)の保有台数は約8万4928台のその5割が普通充電器を自宅や会社に設置しているとしたら、「家庭用充電器」だけで約4万基の普通充電器が日本中にあることになり、先のcoco充電で集計した充電スタンド約7000基と合わせて、4万7000基あると予想されます。

以下の記事にも相変わらず「電気自動車オーナーの悩みのタネは充電スポット。かなり数が増えてきたとはいえ、ガソリンスタンドほど多くはない」とありますが、全国3万6000カ所の「ガソリンスタンド数」に負けないぐらい「充電スタンド数」も現存しており、想像以上に豊かな充電器環境が日本の中にできつつあります。

リンク: 充電スポットがなければ、街灯で充電すればいいじゃない ― BMW による新たな提案「Light & Charge」 - えん乗り.(2015/06/20)

電気自動車の充電は自宅が基本ですから、充電スタンドで大切なことは、その数以上に、その位置であり、その拡がりです。
以下は滋賀県内の急速充電器分布図です。総数は約90ヶ所と多くはありませんが、県内をくまなく網羅していますから走行中に電欠を起こすことはなくなりました。充電インフラは、充実するに越したことはありませんが、今でも思った以上に充実しているともいえるのです。

ガソリンスタンド過疎地拡大はチャンス(2015/04/15)

その他にも2ページ目の表にはランニングコストはガソリン車の約1/3とありますが、深夜電力を利用した場合も状況によってはあるのですから約1/6というのも載せてほしいものです。

インフラ整備は今後もさらに進むだろうが、せめて実走行で250km走れるようにならないと、普及の力にならないだろう

上記のような記述もあります。充電環境は整備されつつあり、すでに普通に走ることができているにもかかわらず、「せめて実走行で250km走れるようにならないと」いう意見があるうちは、300km走るようになっても、「ガソリン車と同じように500km走れるようにならないと」という人は必ず出てきます。

記事中の金倉さんのように5年もたたずに12万km走ることは、軽自動車ではまれですから、軽自動車で(普通車でも)「普通」に走るような条件では、電気自動車はすでに「普通」の車になっているのが実態なのです。

ですから、ガソリン車と同じ土俵で考えると航続距離が短かったり冬場に暖房を入れるとそれが更に短くなったりするという欠点はありますが、ガソリン車とは別物と考えれば、毎日の生活の中で移動するには十分な乗り物ですし、メンテナンスや維持費がかからない安上がりな道具です。

実際のところ、4年近く乗ってこんなに素晴らしいものはないと思うので周りにはすすめますが、「100kmしか走らないの」と電気自動車に否定的な人が多く、買う人はほとんど増えません。まあ、お好きなようにとしかいえませんが、私はその4年の間にガソリン代を約30万円節約し、ガソリン車に必要なオイル交換がないなど電気自動車にかかるコストを下げ、通勤費と電気代の差額でこづかいが約30万円増え、仕事にも役だったので自分では十分すぎるほど満足しています。

リンク: release_150619_nts.pdf.

日本充電サービスからのお知らせとして、充電器の利用時間注意表記が一部の機器で十分でなかったところがあり、対象の機器を使用した場合、料金を返金するということが掲載されていました。(急速充電器と普通充電器では違うようです)

(6月20日に三菱の電動車両サポート事務局から同じような文書が送られてきました)

充電器の利用時間については私は厳密には考えていませんでしたが、日本充電サービスによると、原則として「通電開始時間」から「通電終了時間」までを「利用時間」としているそうです。ところが、一部仕様の充電器においては「通電終了時間」ではなく「充電コネクタを充電器本体に戻すまで/終了ボタンを押すまで/次へボタンを押すまで」を「利用時間」としてカウントするものもあるそうです。

違いがあることを充電器周辺にステッカー等で告知していたのだけれど張り忘れ?などで漏れていたものがあり、何秒かのところで1分加算されてしまう場合や充電ガンをつけたままで課金される場合も考えられる?ことから、5月分6月分の利用料金の返金を7月分の請求時に精算するそうです。

(別途、利用実績詳細が書面で送られてくるそうです)

私の場合は、その辺りを意識せずに残り十秒ぐらいでSTOPボタンを押していましたが、「次へ」ボタンを押すまでの時間も考慮して終了するのが節約に役立ちそうです。この辺りは、お金のことだから厳密にしなければならないのは確かですが、リストを見ると高速道路のSAなどがたくさん含まれていますから、返金額も大きいことでしょう。

この際、充電放置をなくするために、「通電終了時間」までではなく「充電コネクタを充電器本体に戻すまで」課金するように統一すれば良いのにと思います。

リンク: 「三菱自動車 電動車両サポート」の料金請求の延期および一部充電器のご利用料金返金について | MITSUBISHI MOTORS JAPAN.(2015/06/19)

リンク: 自動除草機・軽トラのEV… 福井、産学官で農業支援  :日本経済新聞.

福井県立大学と福井工業大学などは、中山間地向け小水力発電設備と軽トラックの電気自動車を開発中で、試作車を年度内にも走行実験し、3年後の実用化を目指していると伝えています。

中山間地の高低差を利用した小水力発電で電気自動車を運用し、エネルギーの地産地消を目指しているようです。

地域で充電することができれば、ガソリンスタンドが廃業し数が減っている中、中山間地からガソリンを入れにスタンドまで走ることの無駄がなくなります。

リンク: スマートアグリ:小水力発電を農業に生かす、電気自動車が電力を運んでCO2フリーに - スマートジャパン.(2015/06/17)

ただし、軽EVトラックはすでに三菱からミニキャブミーブトラックが発売されていますが、2015年3月には22台しか販売されていません。この原因として、その能力やコストに優れたところが十分にアピールされておらず、認知されていないこともありますが、農林の分野では四輪駆動車が重宝されますから、ミニキャブミーブトラックにその設定がないところにも一因があるでしょう。

福井県のこの軽電気トラックが四輪駆動か気になるところです。

6月14日に「朝霧高原もちや」で開かれた「i-Meeting2015」での復路での充電報告です。

私のアイはほぼノーマルですから、このようなMeetingにきても台数を増やすだけしかできませんが、みなさんの車を見せていただいて、タイヤやナビなど多くの部分が大いに参考になりました。

なお、6月26日発売の「CARトップ」にこの時の取材が掲載されるそうです。

P1070854

今回の「i-Meeting2015」は、ガソリン車のアイも含めた24台ですから、電気自動車ばかりではありませんが、帰りの充電スタンドが重なった場合に充電渋滞をおこすことも考えられます。ですから前日の夕方に充電したので残量には余裕がありましたが、朝霧高原へ上っていく当日の朝、ファミリーマート白糸の滝店で追加充電をしました。

充電率:59.5パーセントから82.5パーセントへ
充電容量:2.7kWh
充電時間:12分間
電流値:50A

P1070853ファミリーマート白糸の滝店↑)

i-Meeting2015」終了後、充電渋滞を避けるために先に出発しました。

朝霧高原もちや」からは、延々と下りですから、新東名の静岡SAへ直接行くこともできたかもしれませんが、念のためにファミリーマート白糸の滝店で再度追加充電をしました。

充電率:71.5パーセントから91.5パーセントへ
充電容量:2.4kWh
充電時間:10分間
電流値:50A

ここでは今回初めて、先客のリーフがいました。この往復では全部で11回充電をしましたが、後にも先にも充電待ちをしたのはここだけの1回でした。静岡SAでは、ちょうどリーフが出ていくところでしたから、充電器の利用はそれなりにあるのでしょうが、「高速道路利用実態調査」をされているにもかかわらず、あまりサンプル数は多くでないかもしれません。足柄や海老名など特定の充電ポイントでは多いところもあるでしょう。

新東名にのってからは、いつものように時速80〜85kmを目安にクルーズコントロールを使用して走行しました。

以下を前回のデータと比べるとよいのですが、前回は新東名に入る前に道を間違えたので、次の静岡SAと浜松SA間で比べてみます。

静岡SA
充電率:52.5パーセントから94.5パーセントへ
充電容量:5.2kWh
充電時間:10分間
電流値:125A

浜松SAでは以下のようになりました。(静岡SAから約57.2km)
充電率:48パーセントから98パーセントへ
充電容量:6.1kWh
充電時間:15分間
電流値:125A

これを前回のデータと比べると静岡SAと浜松SAの間では以下のようになりました。今回の方が減少割合が少ないことから、2度目ということもありより効率よく走ることができたのかもしれません。

前回充電率の減少割合:90.5パーセントから37.5パーセントへ53パーセント消費
今回充電率の減少割合:94.5パーセントから48パーセントへ46.5パーセント消費

上郷SAでのデータは以下の通りです。上りの上郷では125A出ていましたから、ゆっくり走ってきたつもりでも充電への制限がかかってしまったようです。

上郷SA(静岡SAから約72.1km)
充電率:41.5パーセントから92.5パーセントへ
充電容量:6.2kWh
充電時間:13分間
電流値:101A

これを前回のデータと比べると浜松SAと上郷SAの間では以下のようになりました。ここでも今回の方が減少割合が少なくなりました。

前回充電率の減少割合:91.5パーセントから29.5パーセントへ62パーセント消費
今回充電率の減少割合:98パーセントから41.5パーセントへ56.5パーセント消費

このあと前回では、尾張一宮PAをパスして養老SAで充電しましたが、養老SAへ向かう坂道で予想以上に電気を消費しヒヤヒヤしましたから、今回は養老SAの手前にある尾張一宮PAで充電をおこないました。電流値が81Aまで下がって時間はかかりましたが、家にたどり着く分は10分と少しあれば充電することができました。

尾張一宮PA
充電率:55パーセントから89.5パーセントへ
充電容量:4.2kWh
充電時間:11分間
電流値:81A

今回、充電は11回おこないましたが、その充電平均時間は約13分間でした。毎回念のために90パーセントを越えるところまで充電していましたが、90以下で止めれば更に充電時間は短縮されます。

三菱Mグレードに限ったことかもしれませんが、充電に30分かかるということは決してありません。

今回、自宅から朝霧高原までの往復走行距離は約655km、平均電費は11.72km/kWhでした。(アイミーブMグレード)

復路の総充電容量:26.8kWh
復路の総充電時間:71分間

往復合計の充電容量:55kWh
往復合計の充電時間:139分間

往復の充電料金:139分間×8円/分=1112円(自宅での充電料金を除く=120円ほど

P1070864

i-Meeting2015参加報告(往路編)(2015/06/13)

リンク: NCS 合同会社日本充電サービス.

日本充電サービスによると、設置されながら長らく使用できなかったガソリンスタンドの「エネクスフリート」(8店舗)で急速充電器が利用可能になったと紹介しています。

滋賀県下では、福井県へ向かう坂道の途中にあるマキノ店 (滋賀県高島市マキノ町野口字樋ノ口1280)が稼働したことは、充電環境のさらなる充実に大きく貢献します。

リンク: NCS 合同会社日本充電サービス.

現場では確認していませんが、日本充電サービスによると、日本充電サービス(NCS)に加盟したか新たにNCSと提携した充電器として、一部日産系とエコQ電の認証システムのみを使っていた「平和堂」系(本社は滋賀県彦根市)の店舗を充電スポットと紹介しています。

私の認識として三菱の充電カードは、日産系では使うことができず、1回ごとに一般的に540円を支払っていたと思うのですが(最近は使用していなかった)、これで三菱のも利用範囲が格段に広がります。

ただし、日産系の場合、NCSネットワークのカテゴリーBで15円/分(30分450円)でしょうから、三菱店舗 5円/分や高速道路・コンビニ・商業施設等のカテゴリーA 8〜12円/分よりは割高になります。他のところが近くにない場合や空いていない場合の選択肢になるでしょう。

(カードは三菱のHPより転載)

「平和堂」での場合は、NCSネットワーク カテゴリーAで8円/分(30分240円)で使うことができるでしょうから、今までの1回30分300円よりは安く使うことができます。

なお、エコQ電のページには、平和堂の店舗は「5分以内270円以降 1分54円」とあるのですが、現場の急速充電器には「1回300円」との金額が掲示されていました。他の情報によると、NCS 加盟に伴ってビジター料金も変更になるはずだがとのことです。

リンク: 日産|日産自動車、『ウルトラマンX』に車両協賛.

日産は、前作『ウルトラマンギンガS』に出ていた「リーフ」と「e-NV200」に加え、7月14日から放送が始まる続く新TVシリーズ『ウルトラマンX』に「e-NT400テストトラック」の特別仕様車3台を車両協賛すると発表しています。

なお、ドラマの中では、電力供給システム「LEAF to Home」なども取り上げられるそうで、このようなところからも電気自動車への理解が進むとうれしいものです。

e-NT400 テストトラック

(e-NT400 テストトラックの写真は日産HPより転載)

リンク: 円谷ステーション - ウルトラマン、円谷プロ公式サイト.

また、6月18日から6月21日まで「東京ビッグサイト」で開催される「東京おもちゃショー2015」で「リーフ」の特別仕様車を展示しているそうです。

6月14日に「朝霧高原もちや」で開かれる「i-Meeting2015」の事前報告です。

当日出発では朝早くなるので、前日の13日に富士市のホテルに向けて出発しました。東名高速道路を小牧JCTより東へ行くことは、ガソリン車では何度かありましたが、電気自動車では初めてでした。

中央自動車道まわりで山梨県まで行った折りに充電した多賀SAは、今回はパスし、最初に尾張一宮PAで充電しました。淡路島への時は時速85kmを目安にクルーズコントロールを使用して走行しましたが、13日は暑い日でしたので電池の温度が上がるのを防ぐため、今回は車の流れを妨げないことに気をつけながら、時速80kmを目安に走行しました。

尾張一宮PA
充電率:45パーセントから90.5パーセントへ
充電容量:5.6kWh
充電時間:11分間
電流値:110A

P1070846 (尾張一宮PA↑)

次は、上郷SAです。ここもパスして浜名湖SAまで行くことができると時間短縮になるのですが、アイミーヴのMグレード(10.5kWh)だとぎりぎり届くかという距離ですので、念のためにここでも充電しました。上郷SAの急速充電器は125Aでるので、短時間ですみます。

上郷SA
充電率:51.5パーセントから95パーセントへ
充電容量:5.4kWh
充電時間:10分間
電流値:125A

P1070847 (上郷SA↑)

浜名湖SAも上郷SAと同じ充電器のはずですが、101Aと表示されました。時速80kmで走りながらも、流れにのるために速度を上げざるを得ない場面もあったことからか、早くも暑さのために受け入れる電池に制限がでてしまったようです。

浜名湖SA
充電率:49.5パーセントから92.5パーセントへ
充電容量:5.3kWh
充電時間:11分間
電流値:101A

P1070848 (浜名湖SA↑)

その後も抑えめに走りましたが、牧ノ原SAも101Aと表示されました。

牧ノ原SA
充電率:48パーセントから94.5パーセントへ
充電容量:5.6kWh
充電時間:14分間
電流値:101A

P1070850 (牧ノ原SA↑)

13日の最後の富士川SAでは、とうとう61Aと表示されました。走行距離300kmほどになると、冷却装置のないMグレードでは電池制限も仕方ないのかもしれません。

富士川SA
充電率:42パーセントから94パーセントへ
充電容量:6.3kWh
充電時間:22分間
電流値:61A

(写真を撮り忘れました)

終了間際に赤いリーフが入ってきたので、すぐに譲りましたが、何か充電が上手くいかない様子です。お節介ながら尋ねたところ、試乗車に乗ってきて充電をしようとしたのだけれど、充電カードを持ち合わせていないとのことで、ビジターでの課金処理をするようでした。ディーラーは、試乗車貸し出すときにスタンダードプランのカードも貸さないといかんでしょう。(エコQ電と書きましたが、コメントにあるようにここの充電器はその対象ではありませんでした。修正しています)

総充電容量:28.2kWh
総充電時間:68分間

「次世代自動車充電インフラ設備促進事業補助金」の額が決定し、以下のように6月9日づけで「確定通知書」が送られてきました。

 (額については販売店ごとに違うと思うので、あえてぼかしを入れてあります)

Epson002_2

私は、MiEV power BOXを電動草刈り機の電源として活用しています。混合油を買わずにすみますし、エンジンの排ガスを出さずに済んでいます。

給電器 MiEV power BOX が補助金対象に2(2015/05/16)

給電器 MiEV power BOX が補助金対象に(2015/04/10)

満充電後、どれくらい走ることができるのかを表示する「航続可能距離表示」の数字が久しぶりに「136km」を表示しました。(i-MiEV Mグレード)

昨日は、久しぶりに残走行距離6kmのところまで走り、電池の残量が少ない状態から充電しましたから「航続可能距離表示」の数字が伸びたのだと思います。

Img_1659走行距離は4万3000kmを越えましたが、電池の調子は良好のようです。

今朝の状態で約850km走ったところで、平均電費は11.8km/kWhでした。

Img_1660

リンク: CHAdeMO総会開催…コンボ 対 チャデモ 充電規格論争に終焉か、充電器普及の未来 | レスポンス.

CHAdeMO総会」が6月8日に東京ビッグサイトにて開催された様子を伝えています。

記事によると、日本充電規格であるのチャデモと欧米のコンボ規格の両コネクタに対応できるマルチ充電器が欧州市場では主流となっているそうです。

電気自動車の世界的な普及の妨げとなっていた充電方式の違いが、これで解消されていくようです。

CHAdeMO協議会

リンク: 速報:日本で16番目の自動車メーカー誕生:日経ビジネスオンライン.

国土交通省は、三輪電気自動車を作る「日本エレクトライク」に対し、自動車量産の型式認定を認める決定を出したと伝えています。

三輪電気自動車「エレクトライク」は、インドのガソリン三輪自動車を輸入し富山県内の工場で改造しているそうです。1980年代の「オート三輪」は安定性に不安がありましたが、左右の後輪にあるインフォイールモーターの利点を生かし、曲がる時には回転差をつけるなどの工夫で絶対に倒れない車になったそうです。

山間部だけではなく農作業には四輪駆動が好まれますから、「エレクトライク」の後輪駆動だけでは物足りないかもしれませんが、構造上やコストで三輪駆動は難しそうです。しかし、モーターの力強さがそれをカバーするかもしれません。

リンク先の仕様書の中の類別Aの充電時間は、「5時間(100V)、2.5時間(100V)」となっていますが、2.5時間(200V)の誤りでしょう。(日本エレクトライクへフォーマットを通じて連絡したところ、HPの元データはすぐに修正されていました)

リンク: 電気自動車 普及のカギは:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京.(2015/06/11)

リンク: 日産「リーフ」60万円でバッテリー交換可能に!中古車人気で在庫激減【コラム】 【オートックワン】.

マイナーチェンジ前のリーフの中古車を60万円でバッテリー交換すれば、お買い得という話が載っています。

ただ、『日産「リーフ」の交換用バッテリーを買えるようになっていた』というのは日本での話ですが、すでに2014年の6月にはアメリカで交換用のバッテリーパックを5,500ドル(約56万円)で提供すると発表しています。ですから、いずれ日本でも交換できるようになってはいたのでしょう。

リンク: 日産の上層部が発言 「リーフの交換用バッテリーの価格は赤字覚悟だ」 - Autoblog 日本版.(2014/07/28)

同じ記事にもあるように、リーフには新型の電池搭載も噂されていたり航続距離を2倍にするとの話もあったりしますし、2015年の秋までには「エマージェンシーブレーキ」を採用するそうですから、これからも楽しみです。

それに比べ、アイミーブは・・・。

リンク: EVコンテンツ|EVオーナーが語る現実派サイト|EVオーナーズクラブ.

2015年5月30日にレイクアリーナ箱根でおこなわれた「EVオーナーズクラブ カンファレンス2015」の報告がありましたので転載します。

このブログ「電気自動車ニュース」は、EVオーナーズクラブホームページ内のニュース欄にリンクされていますから重複することになりますが、「電気自動車ニュース」を窓口にこちらのみをご覧の方もいらっしゃるでしょうから、あえてその概要とリンク先を載せ、貴重な座談会の内容をお読みいただけるようにします。ご了承ください。

1.座談会① 「今後のEVはどうなるのか?現状&予測」
 PHEV、FCV、なども含む
 次世代バッテリーの動向は?

2.座談会② 「V2Hの現状と今後は・・・」
   最新システムの紹介、検討など

3.座談会③ 「QCインフラはどうなっていくのか?普及&料金体系」  

私の注目したところは以下です。ぜひとも早く、次期軽EVを出してほしいものです。

三菱自動車は、・・・決して見捨てた訳でなく、EVをやめるという訳ではない、これだけははっきり言わせていただいきたい と思います。・・・次の世代は、もう一度というと語弊があるかと思いますが、次の世代はEVと考えています。

私としては何度か書いていますが、PHEV(PHV)でモーターのみの走行を体験した人の多くが、通勤や買い物等の普段使いでは電池だけで十分なことを実感し、次は電気自動車とその購入予備軍になり得ると考えています。

電気自動車に乗っていて一番多く尋ねられることに「何キロ走るの?」というものがあります。「100キロ」というと「そんなに走るの!」と言う人もいますが、そのほとんどは「へー(それしか走らないんではあかんな)」というのがほとんどです。1日の走行距離は50キロも走れば十分なのに、ここのところの不安が購入をためらわせていることが多いのです。その不安が勘違いであることをPHEVは払拭してくれると考えています。

リンク: 高島を電気自動車で回ろう レンタルサービス開始 [長崎県] - 西日本新聞.

世界文化遺産への登録が勧告された高島炭鉱がある長崎県長崎市にある周囲6.4kmの高島で、高島振興協同組合がアイミーブ2台を貸し出すサービスが始まったと伝えています。

料金:30分500円(高島港ターミナルで貸し出し)
受け付け:午前9時から午後5時

小さな島ですから、軽のアイミーブがよく似合うでしょう。離島はガソリンが高いです。

リンク: hosei_h26highway_touchakujokyo.pdf.(2015/06/02)

一般社団法人次世代自動車振興センターの「「高速道路利用実態調査」申請書類到着状況一覧表」が更新され、一連番号17,369番までで5月20日までに到着したものが掲載されています。

5月7日には14,398番まででしたから、2週間ほどで4000通ほど増えています。

リンク: 日産|日産自動車、横須賀市とEV普及モデルの構築を目指す連携協定「横須賀 EV 創生 project」を締結.

日産は、横須賀市と2020年度に市内の自動車保有台数のうち10%(15000台)が電気自動車となることを目指す「横須賀 EV 創生 project」の調印式を行ったと発表しています。

両者は、「集合住宅への充電インフラ整備」や「通勤車両の電動化促進・従業員駐車場への充電インフラ整備」に優先的に取り組むそうです。

市内の移動だけなら自宅での充電で充分まかなうことができますが、遠い地域から横須賀市内への通勤なら勤務場所に充電設備があれば便利でしょう。ただし、電気代が上がってきていますから、会社がその充電代を肩代わりするかどうか。その分、電気代よりも高いガソリン換算の通勤費を減らすことが出来れば、会社としてもメリットは大きいでしょう。

「主要誘客施設」には、ぜひ「普通充電器」を増やしてほしいです。東京ミッドタウンでは、「普通充電器」を125基設置している例があります。

リンク: 横須賀市と日産が協定 電気自動車普及に本腰.(テレビ朝日)

「横須賀 EV 創生 project」の概要

  • EVの強みである「自宅で満タン」の課題である集合住宅(新築・既築)への充電環境整備促進に関すること
  • EVの強みである「低ランニングコスト」を活かすことができ、且つ、CO2削減効果が高い通勤車両の電動化促進、それに資するワークプレイスチャージング(職場でのEV充電)の推進に関すること
  • 主要誘客施設への整備や充電待ち解消のための整備等、本格普及段階を見越した充電インフラ整備の推進に関すること
  • 公用車としての率先導入や活用による好事例づくり、横須賀市職員による通勤モニター実施等、連携した取り組みに関すること
  • 購入補助制度の充実の検討等、EV普及の加速化に関すること
  • 災害時におけるEVの活用による安全・安心な街づくり等、横須賀市のブランド力向上に関すること

リンク: スマートシティ:電気自動車の普及率10%へ、生産台数が日本一の横須賀市 - スマートジャパン.(2015/06/05)

リンク: 郵便局がトヨタ「コムス」で配達! 名古屋市で超小型モビリティの実験スタート | ニュース | 環境ビジネスオンライン.

名古屋市と日本郵便東海支社は、実用性・操作性・安全性などを探るため、集配作業にトヨタ車体の「コムス」4台を導入し、名古屋市内で実証実験を開始すると伝えています。

郵便局では、電気自動車の導入を今まで以下のように試行錯誤しながらすすめてきましたが、今度こそ上手くいくことを願っています。

リンク: どえりゃーかわいい郵便集配車-トヨタ車体と日本郵便、超小型EV「コムス」で実証:日刊工業新聞.(2015/06/05)

2009.11.27旧:電気自動車ニュース

郵便局、電気自動車5台を試験導入(ecool)(アイミーブ)

「東京都の葛飾郵便局や福岡市の福岡中央郵便局など計5ヶ所の郵便局に1台ずつ配備・・・営業車として使用し、経費などの検証を踏まえ、今後の配備拠点の拡大を検討」

2008.06.02旧:電気自動車ニュース

全車両を電気自動車に=温暖化防止や原油高に対応-郵便会社(時事通信- Yahoo!ニュース)

「今年度から集配などに使用する保有自動車約2万台をすべて電気自動車(EV)に切り替える方針」「8年程度かけ順次切り替え」

郵便集配は電気自動車・二輪で、郵便局の充電設備開放も(読売新聞- Yahoo!ニュース)

「全国1092の郵便局に充電設備を設ける必要がある。設備を一般に開放し、電気自動車の「電気ステーション」として利用してもらう案も」

「今年度」から順次切り替えていく、とのことですが、「車」は何にするのでしょうか?三菱自動車i MiEV富士重工業のスバル R1eは2009年発売予定ですから、現在選択肢はGirasole (オートイーブィジャパン) やREVA(タケオカ自動車工芸) など数えるほどしかありません。今年度は,シンボル的に数台導入するのが限界かもしれません。続報です。日本経済新聞の紙面によると「現在複数の自動車 メーカーに郵便の配達に適した軽貨物電機自動車の開発を求めている」とありました。「今年度から」と書くマスコミ側に無理がありそうです。ただし、 2016年までに2万台の目標ならクリアできそうです。
2010年には各メーカーが出してくるとのことですが、ガソリンの高騰もふまえ郵便事業会社のような例が増えると,発売時に品不足も心配されます。ただ,電気自動車の価格も上がって需要が見込みほど得られないかもしれませんが。
充電の面でインフラ整備が進むのは,自動車メーカーにとっては朗報でしょう。

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