リンク: まさに“ギガファクトリー”:テスラのリチウムイオン電池工場、単独で2013年の世界生産を超える規模に - MONOist(モノイスト).
現在、800万円以上もする高級EVを販売するテスラが目標とする「一般消費者が入手可能な価格のEV」は、2017年に投入する予定だそうです。そのために必要不可欠な課題が、EVの価格を押し上げているリチウムイオン電池のコストダウンであり、そのコストを下げるために必要なことが電池の大量生産なのでしょう。
この前提として、2020年の生産台数を50万台とするようで、この数字は2014年のテスラの計画3万5000台の約14倍、今までに売れた「i-MiEV」(2009年7月の発売から2014年1月まで)の約56倍です。
興味を持ったのは、2020年時点でテスラのEVは100kWhの電池パックを搭載していると予想している点で、この場合、一充電走行距離は約350マイル(約563km)まで伸びるとしていることです。これで、EVは走る距離が短いと言われることはなくなるでしょう。
しかし、日本の200Vの充電環境では、100kWhの電池パックを満充電するまでに約34時間もかかりますから、その頃は充電環境も変化しているでしょう。