2013/12

2013年7月以来更新していなかった「滋賀県内の充電ポイント」を直しました。

12月31日現在,急速充電器が36カ所,普通充電器が80カ所になっています。

7月6日時点で,急速充電器が21カ所,普通充電器が82カ所でしたから,急速充電器が大幅に増えました。(普通充電器が減っているのは,普通のみだった所に急速充電器が併設され,急速の数にカウントしているから)

ただし,「次世代自動車充電インフラ整備ビジョン」滋賀県リストにあがっているものも含んでいますので,現時点でまだ稼働していないものもあります。備考欄に「2014」とあるものがそれです。お出かけの際は,事前に電話で確認してください。

滋賀県の充電器設置予定「ビジョンリスト」(2013/10/26)

全国の充電器ビジョンリスト(2013/10/27)

イオンタウン彦根に充電器設置(2)(2013/11/02)

日産や三菱の営業所には設置が進んでいますが,道の駅などにはまだ未設置です。以下のような支援策により整備されるには,まだ時間がかかるようです。

国交省 「道の駅」充電器設置支援(2013/11/21)

リンク: 河北新報 東北のニュース/農家の軽トラをEVに改造 あきた研究会、来年発売目指す.

秋田県内の「あきたEV研究会」が,農家の軽トラックをEVに改造するプロジェクトを進めていると伝えています。

改造費を100万円以内に抑え2014年の発売を目指すとしていますが,もう少し費用を抑えないとプロジェクトは進まないかもしれません。なぜなら,新車の軽トラックの価格が70〜100万円で発売されている現在,改造費だけで100万円ではそれだけで新車が買えてしまうからです。

また,三菱の電気トラックMINICAB-MiEV TRUCKの売れ行きから見ても改造費100万円では難しいでしょう。MINICAB-MiEV TRUCKは補助金制度を利用して今のグレードで約160万円(急速充電機能なし)ですが,11月には9台(価格改定前のグレード)しか売れていません。「環境問題」よりも現実的な価格が一番の問題で,それが販売不振の原因でしょう。

確かに農家には1家に1台の軽トラですが,安いから軽トラであって,オイル交換がないなど維持費が安い,ガソリンスタンドへ行かずに家で充電といっても,目先の100万円という金額に躊躇してしまい,改造してもらえない可能性が高いです。ましてや,軽トラの運転手はお年寄りが多いですから,あと何年乗るかわからない車に新車が買えてしまうだけの金額を再投資するとも思えません。

一般的な電気自動車にもいえることですが,その経済性や環境性能に気づき,売れ出すにはまだまだ時間がかかりそうです。売れ出せば,プリウスのように少々高くても売れるのですから。

EVは本当に普及しない3(2013/03/15)

リンク: パナソニック、構造改革総仕上げへ~自動車の世界トップ10入りと、赤字事業止血への挑戦(1/2) | ビジネスジャーナル.

パナソニックが自動車関連事業を拡大させ,トヨタ自動車と2人乗りEVの共同開発に乗り出していると伝えています。

2人乗りですからコムスとは違った形になるのでしょうが,ドアが付くのか気になるところです。

パナソニックは,パソコン向け円筒型リチウムイオン電池を利用したテスラ・モーターズEVへ電池を供給していますから,すでに「自動車関連メーカー」といえます。その数は,2014年からの4年間に「モデルS」換算で25万台分(約20億個)だそうです。(日産とルノーのEV販売目標は2020年度までで150万台)

懸念される点としては、テスラのEV「モデルS」が13年10月以降、米国とメキシコで3件の発火事故を起こし、米運輸道路交通安全局 (NHTSA)が調査に乗り出していること

この点については,ドイツ当局は「モデルS」に製造上の欠陥はないと結論づけているようです。(ロイターは12月3日付けの記事)

リンク: テスラ モデルS、車両火災を独当局が調査…結論は「製造上の欠陥なし」 | レスポンス.(2013年12月05日)

アメリカの当局の結論はまだのようですが,「モデルS」の2014年モデルが米運輸省道路交通安全局(NHTSA)から耐衝撃性で最高の5つ星を得たそうですから,安全上の問題はないのでしょう。

リンク: テスラ株が急伸-「モデルS」が米当局の最高安全評価維持で - Bloomberg.(2013年12月25日)

リンク: 次世代自動車の普及図る | 東日新聞.

愛知県田原市は2014年度,サンテパルクたはら(野田町)と道の駅田原めっくんはうす(東赤石),道の駅あかばねロコステーション(赤羽根町)にPHVとEV用の普通充電器を設置するそうです。

国交省 「道の駅」充電器設置支援(2013/11/21)

200Vの普通充電器ならわずかな工事費で今すぐにつけることができるし,追加の維持費も電気代だけなのだから,積極的に設置していってほしいものです。急速充電器もあればこしたことはないけれど,1時間でも200Vで充電すればEV乗りにとっては助かります。

イオンタウン彦根に充電器設置(2)(2013/11/02)

リンク: 次世代自動車充電インフラ整備ビジョンについて|高速道路・高速情報は【NEXCO 中日本】.(EVオーナーズクラブブログからの情報)(2013/12/20)

2013/12/17に書いたNEXCO 西日本の「次世代自動車充電インフラ整備ビジョン」に続いてNEXCO中日本も次世代自動車充電インフラ整備ビジョンを発表しています。

NEXCO中日本 次世代自動車充電インフラ整備ビジョンPDFファイル

この計画に基づいてNEXCO中日本が募集している業者と中日本が整備を進めるので,今すぐに急速充電器が整備されるわけではありませんが,設置場所をあきらかにしたことで事業は大きく進み始めたといえるでしょう。

このビジョンの中に既存の急速充電器データもあるのですが,いくつか面白い点があるので紹介し私の考えも述べておきます。

まず,このビジョンとは別に整備が予定されているところがあります。2014年度中に開通予定の新東名・浜松いなさJCTと豊田東JCT間に「新東名高速道路岡崎SA(仮称)」の上下線に各1基です。

次ぎに充電器の利用状況です。全充電器の平均利用回数は,1日に3.2回だそうです。後に書くように渋滞しているところもありますから,平均で3回弱ということは1日に1台もEVが立ち寄っていない充電器も結構あるということでしょう。これは,充電器設置場所が面としての広がりを持っていないために,一部に偏った利用数になっているとも考えられます。今回のビジョンのように点々と充電網が張り巡らされるとどこへ行くにも安心して,ゆっくりではなく普通の流れにのって高速を走ることができますから,全体の利用数を上げることにつながることでしょう。

EVオーナーだけに充電渋滞場所として有名な足柄SA(下り)は,2013年8月の平均が1日に12.4回,最悪だった2013年の9月26日は1日で26回充電されているそうです。24時間を26回で割ると55分ですから,約1時間に1台,1台が30分の制限時間いっぱい充電していたとすると,ほぼ1日途切れることなく充電されていたという状況でしょう。この状況から,海老名・談合坂とともに足柄SAは増設の対象になっています。

これに関連して,充電インフラ整備の考え方として充電器の種別は「経路充電であることと、短時間のうちに充電を満たす必要があるため、高速道路上の充電インフラの整備は全て急速充電器による」としています。しかし,SAやPAでトイレや食事で休憩すれば30分はすぐにたってしまいます。これを裏付けるように,EVオーナーであれば経験済みかもしれませんが,次の充電待ちをしているのに充電したままなかなか帰ってこない人がいます。

先を急ぐ人には急速充電器は必要ですが,そうでない人や休憩を充分取りたい人も中にはいるわけですから,「短時間のうちに充電を満たす必要がある」と決めるけるのは早計です。充電渋滞場所には設置コストが安くて済む200V充電器も平行して整備すれば,渋滞はずいぶん少なくなるのではと考えます。

言いすぎかもしれませんが,この整備の考え方をまとめた人たちは,EVオーナーではなくEVのことを十分理解しているとは言いがたいでしょう。そこで,NEXCO中日本へ「短時間のうちに充電を満たす必要」ばかりではないので,充電場所には普通充電器も平行して整備ほしい旨の意見を送っておきました。

http://www.c-nexco.co.jp/contact/

全国の充電器ビジョンリスト(2013/10/27)その後,随時更新されています。

リンク: NEXCO西日本・次世代自動車充電インフラ整備ビジョンについて|NEXCO 西日本.

 NEXCO西日本 次世代自動車充電インフラ整備ビジョン(958KB)

リンク: お客さまへの大切なお知らせ|高速道路ご利用の方|NEXCO 東日本.

NEXCO東日本管内の高速道路における次世代自動車充電インフラ整備ビジョン【PDF:407KB】

リンク: 首都高速道路株式会社次世代自動車充電インフラ整備ビジョンの策定について|更新情報|首都高速道路株式会社.

「首都高速道路株式会社次世代自動車充電インフラ整備ビジョン」(PDF/235KB)

全国の充電器ビジョンリスト(2013/10/27)

続きを読む

日産が全国47都道府県の各県に少なくとも1カ所の道の駅に「リーフ」と「LEAF to Home」のシステムを寄贈する取り組みをしている一環です。ここのところ全国各地で導入されているとニュースになっています。

青森県七戸町,リンク: 日産が七戸町にEV寄贈 防災の要に

山形県遊佐町,リンク: EVと電力供給システムを寄贈 日産自動車が遊佐町に

栃木県小山市,リンク: 栃木日産:ブログ.

coco充電.によると「 道の駅 思川 」には以前から急速充電器はあり,「LEAF to Home」を増設しました。

茨城県,リンク: 「道の駅いたこ」にEV 茨城、日産自動車が寄贈:朝日新聞デジタル.

長野県,リンク: 道の駅「おたり」に電気自動車 日産が贈る.

三重県,リンク: 電気自動車:三重日産、道の駅・ウミガメ公園に寄贈 「リーフ」事業の一環−−紀宝

滋賀県,道の駅「あいとうマーガレットステーション」に充電器(2013/12/15)

京都府,リンク: 与謝野町|お知らせ|道の駅 EV&LEAF to HOME設置式.

和歌山県,リンク: 日高川の道の駅にEV充電システム - 日高新報 Web Hidaka.

兵庫県朝来市,リンク: 神戸新聞NEXT|社会|道の駅「但馬のまほろば」に電気自動車 日産が贈呈.

「但馬のまほろば」は,2014年春までに急速充電器も設置するそうです。

島根県雲南市,リンク: 日産リーフ&LEAF to Home贈呈式|新着情報|うんなん旅ネット.

愛媛県松山市,リンク: 道の駅 日産リーフ・EVパワーステーション寄贈式典を開催します.

徳島県,リンク: にし阿波 暮らし 道の駅貞光ゆうゆう館に日産リーフ.

福岡県久留米市,リンク: 電気自動車:日産が「道の駅くるめ」に「リーフ」寄贈 非常用電源に活用.

大分県 道の駅すごう,リンク: JAF|地域情報|お知らせ.

熊本県,リンク: 日産リーフがやってきました! – 道の駅 阿蘇.

鹿児島県,リンク: 電気自動車『日産リーフ』および電力供給システム『LEAF to Home』提供・設置に係る式典 - 道の駅くにの松原おおさき総合(道路・観光)案内所.

沖縄県,リンク: 豊見城市に日産EV寄贈 災害時は電気供給 | 沖縄タイムス+プラス.

リンク: 日産|日産自動車、全国の「道の駅」でEV活用プログラムを実施 「日産リーフ」と「LEAF to Home」を47基無償提供.(2013年9月3日)

リンク: プレスリリース | ニュース・イベント | MITSUBISHI MOTORS.

12型のi-MiEVの在庫はまだあるようです。発表されたi-MiEVMINICAB-MiEVの数は12型のものと思われます。

新型i-MiEV 14型は発表(2013/11/14)されましたが,モデルチェンジした14型の実際の引き渡しは2月下旬以降になるようですから,発表数が増加に転じるまでにはまだまだ時間がかかるようです。

アウトランダーPHEVの販売数は順調に伸びてきました。発売当初に並ぶ数に近づいてきました。

1

2013年11月までの

i-MiEV (表中の青色)の国内販売総数: 8641台

MINICAB-MiEV (表中の赤色)の国内販売総数: 4636台

アウトランダーPHEV(表中の緑色)の国内販売総数: 8120台

MINICAB-MiEV TRUCK(表中の紫色)の国内販売総数: 545台

(2009年11月以降で2009年7月〜10月の記録なし。メーカー発表による)
(ミニキャブミーブトラックは,全国軽自動車協会連合会のホームページによる)

(以下,MINICAB-MiEV はMINICAB-MアウトランダーPHEV はPHEVに,MINICAB-MiEV TRUCKM-TRUCKに略)

2013年度(i-MiEV 594台,MINICAB-M 683台,PHEV 3816台,M-TRUCK 109台)

11月:i-MiEV 66,MINICAB-M 92,PHEV 1705,M-TRUCK 9
10月:i-MiEV 75,MINICAB-M 93,PHEV 560,M-TRUCK 15
09月:i-MiEV 95,MINICAB-M 137,PHEV 772,M-TRUCK 21
08月:i-MiEV 54,MINICAB-M 71,PHEV 776,M-TRUCK 9
07月:i-MiEV 68,MINICAB-M 93,PHEV 0,M-TRUCK 14
06月:i-MiEV 70,MINICAB-M 79,PHEV 0,M-TRUCK 9
05月:i-MiEV 62,MINICAB-M 71,PHEV 0,M-TRUCK 7
04月:i-MiEV 100,MINICAB-M 71,PHEV 3,M-TRUCK 25

2012年度(i-MiEV 2205台,MINICAB-M 2026台,PHEV 4304台,M-TRUCK 436台)

03月:i-MiEV 358,MINICAB-M 344,PHEV 1719,M-TRUCK 269
02月:i-MiEV 377,MINICAB-M 317,PHEV 2079,M-TRUCK 167
01月:i-MiEV 79,MINICAB-M 58,PHEV 506,M-TRUCK 48
12月:i-MiEV 137,MINICAB-M 121
11月:i-MiEV 189,MINICAB-M 133
10月:i-MiEV 141,MINICAB-M 128
09月:i-MiEV 212,MINICAB-M 197
08月:i-MiEV  86,MINICAB-M 107
07月:i-MiEV 157,MINICAB-M 200
06月:i-MiEV 288,MINICAB-M 256
05月:i-MiEV 142,MINICAB-M 134
04月:i-MiEV  39,MINICAB-M 31

2011年度(i-MiEV 2552台,MINICAB-MiEV 1927台)
(三菱自動車発表,2012年3月末国内「外」の累計:26000台)

03月:i-MiEV 117,MINICAB-M 123
02月:i-MiEV 446,MINICAB-M 590
01月:i-MiEV 341,MINICAB-M 467
12月:i-MiEV 359,MINICAB-M 747
(「MINICAB-MiEV」は2011年12月8日発売)
11月:326
10月:244
09月:340
08月:207
07月:61
06月:40
05月:34
04月:37

2010年度合計(「i-MiEV」2542台)

03月:102
02月:321
01月:219
12月:164
11月:172
10月:179
09月:277
08月:221
07月:383
06月:390
05月:53
04月:61

2009年度合計(「i-MiEV」748台)

03月:101
02月:151
01月:188
12月:145
11月:163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV」は2009年7月23日発売)

リンク: 報道発表資料:「地域交通グリーン化事業」の対象案件の決定について - 国土交通省.

国土交通省は,電気 バス・電気タクシー・電気トラック等を活用する事業の支援先を発表しています。

「電気トラック」も項目にはあがっていましたが,支援先にはありません。力強く走る電気トラックは使い勝手がありそうですが,価格の高さが購入の大きな壁のようです。三菱ミニキャブミーブトラックは2013年11月に 9台しか売れていません。

EVバスは,路線や距離が決まっているために充電計画を立てやすく,運営は比較的楽でしょうが,EVタクシーは,走行距離の関係から営業範囲が限られるために急速充電器が営業所にないと運営が厳しいと思われます。しかし,申請しているところは下記の中で山鹿タクシーだけです。EVタクシーに関する事前調査が足らないかもしれません。

◆支援対象案件(内訳)
 ・電気バスを活用した事業 北九州市 〔2台〕
 ・電気タクシーを活用した事業 は以下の8件

さいとうタクシー(個人) 〔北海道小樽市〕PHVタクシー 1台
松竹タクシー(株) 〔青森県青森市〕電気タクシー 1台
(株)ヒノヤタクシー 〔岩手県盛岡市〕PHVタクシー 3台
みどり交通(株) 〔石川県金沢市〕電気タクシー 1台
匹見タクシー 〔島根県益田市〕PHVタクシー 1台
隠岐海士交通(株) 〔島根県隠岐郡海士町〕電気タクシー 1台
佐伯タクシー(株) 〔大分県佐伯市〕電気タクシー 1台
(有)山鹿タクシー 〔熊本県山鹿市〕電気タクシー  5台PHVタクシー 1台

地域交通グリーン化事業の支援対象案件一覧(PDF)

リンク: 中日新聞:高島で電気自動車試乗会 市民ら参加:滋賀(CHUNICHI Web).

滋賀県高島市のマキノピックランドでキョウデンのEV試乗会がひらかれたと伝えています。

コムス(トヨタ車体)タイプのEVです。このタイプのEVはドアのないことが多いですから,この時期の試乗会では防寒対策が必要です。

リンク: 日産 | 年末年始休暇期間中の日産 充電スタンド(急速充電)の稼働状況についてのご案内.

2013年12月18日時点での年末年始の稼働予定情報を,日産が地域ごとにPDFで公開しています。

年末年始らしいのは,「※積雪時は使用できない場合がございます」とあるところです。期間中は店舗が無人となっているために,機器周辺の除雪ができないということでしょう。非常時のためには,EVにスコップを積んでおく必要があるかもしれません。

リンク: 中日新聞:愛称「日産リーフの森」 県内公共施設、初の命名権設定へ:滋賀(CHUNICHI Web).

滋賀県が募集していた命名権により,滋賀県栗東市の「県民の森」が2014年度から「日産リーフの森」の愛称で呼ばれる見込みになったと伝えています。

ここにも充電器が設置されることを期待します。

リンク: Blog|EVオーナーが語る現実派サイト|EVオーナーズクラブ.

上記のリンク先のブログに情報を載せていただいています。

詳しくは以下のページとファイルにあります。

リンク: NEXCO西日本・次世代自動車充電インフラ整備ビジョンについて|NEXCO 西日本.

 NEXCO西日本 次世代自動車充電インフラ整備ビジョン(958KB)

「ビジョン」をかかげないと経済産業省の「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の補助金が出ないという関係で公表したのではないかと思われますが,各府県単位ならまだしも,「ビジョンで位置付ける全ての箇所の充電器を一括して整備・運営する者に対し、ビジョンの実現に向けた支援を検討します」というのでは,ハードルは高いかもしれません。

ただ,このような公表をした場合には,すでに内々に事業者は決まっていることもあるので,早期に整備されることを期待しています。

参考までに,以下のページをみると「現在、設置予定箇所はありません」とあります。

NEXCO 西日本 給電スタンド 電気自動車急速充電設備

(加筆)

コメントいただいたように「NEXCO東日本」と「首都高速道路(株)」も充電インフラ整備ビジョンを発表していました。

リンク: お客さまへの大切なお知らせ|高速道路ご利用の方|NEXCO 東日本.

NEXCO東日本管内の高速道路における次世代自動車充電インフラ整備ビジョン【PDF:407KB】

リンク: 首都高速道路株式会社次世代自動車充電インフラ整備ビジョンの策定について|更新情報|首都高速道路株式会社.

「首都高速道路株式会社次世代自動車充電インフラ整備ビジョン」(PDF/235KB)

リンク: MiEV power BOX口コミ|buzzLife(バズライフ).

以前に「30日間MiEVシリーズ体験プロジェクト参加者募集」(2013/10/04)というのを書きましたが,そのレポートがリンク先に載っています。i-MiEVから電気を取り出す「MiEV power BOX」を使ってのレポートです。

コタツの電気に使うなどユニークなものもあって面白かったですが,気になったのは次ぎのもので,「雨の日でも、屋内でしか使用できないのではなく、車内に置いたままで、接続ができる仕様になれば」というものでした。

確かに「MiEV power BOX」は防水仕様になっていませんから,雨の日は使うことができないような気がしますが,以下のようにすれば使うことはできました。

MiEV power BOX試用(2)(2013/11/10)

「MiEV power BOX」本体は,後部座席の背もたれを倒して後ろに置きました。そして,コネクタの付いたケーブルは後部座席の窓から取り出し,雨水が充電口に入らないように傘をさすなどして気をつけながら充電口にコネクタを差しました。

後部座席の窓から雨が吹き込まないように,窓を出来るだけ閉めましたが,ケーブルに窓が当たってしまうと安全装置が働いて再度開いてしまうので,ぎりぎりで止めるのが一番難しい作業でした。(リンク先4枚目の写真)

このようにすれば「雨の中では使えない」ないことは決してありません。私が使った日はあいにくの天気でしたが,車内においたままでも充分に活用できました。

『MiEV』のレポートは以下にあります。

リンク: MiEV口コミ|buzzLife(バズライフ).

日本ユニシスより以下の案内がきましたので転載します。

12月15日 8時頃から,故障しているようです。

(以下引用)

現在、東名阪自動車道の御在所SA(下り)にて充電器の故障のため、急速充電をご利用頂けない状況です。 

なお復旧までの間、予備電源ボックス(200V)はご利用頂けます。

リンク: 電気自動車:日産、道の駅に寄贈−−東近江 /滋賀 - 毎日新聞.

滋賀県東近江市の道の駅「あいとうマーガレットステーション」に日産自動車から電気自動車と充電器1基が贈られたと伝えています。ちなみに「リーフ」と充電器の無償提供は全国で16番目だそうです。

以前から以下のように200Vの普通充電器はありましたが,空白地帯のこの場所に急速充電器(無料)が設置されてより便利になりました。気になるのは維持費をどのように捻出されているかです。

(訂正)

以下のリンク先の記事にあるように充電器は,急速充電器ではなくて「LEAF to Home」のようです。それでも普通充電器の2分の1の時間で充電することができます。

あいとうマーガレットステーション

ショート・ドライブ(2011/10/22)

リンク: 第11回 EVフェスティバル九州 in くまもと : 日本EV(電気自動車)クラブ.

この週末に「エコメッセ熊本・EVフェスティバル九州inくまもと」が以下の日程で開催されるそうです。

期日:平成25年12月14日(土曜)~15日(日曜)
場所:グランメッセ熊本(熊本県上益城郡益城町)

リンク: 日々の彩りとエコカー: 今度の土日は「くまもとエコメッセ」へ!.(2013/12/12)

リンク: 日産|100%電気自動車「日産リーフ」の特別仕様車「エアロスタイル」を発売.

日産自動車は,リーフの特別仕様車「エアロスタイル」を2014年1月8日より全国一斉に発売すると発表しています。

専用LEDデイタイムランニングライトの付いた専用デザインのフロントバンパーなどの装着によりスタイリッシュな外観になっています。詳しくはリンク先をご覧ください。

新しいEVは,消費電力のことも考えてどれもLEDライトをつけていることが多いです。私のi-MiEV MグレードはLEDではないので,うらやましく思っていましたが,あるページでLEDはほとんど発熱しないために雪が降っているときには,雪がライトに張り付いて困るとの書き込みを見ました。

私が住む地方は積雪の多いところなのですが,そういえば雪道でライトが暗くなるようなことはありませんでした。LEDでなくてよかったと今更ながら安心?しています。

リンク: プレスリリース | ニュース・イベント | MITSUBISHI MOTORS.

12月12日(木)~14日(土)に東京ビッグサイトで開催される「エコプロ ダクツ2013」において『アウトランダーPHEV』の試乗ができると告知しています。

エコカー乗車体験

12月12日(木)10:30~16:30
13日(金) 10:30~16:30
14日(土) 10:30~15:30

東1ホール入口前にて受付(受付は終了時間の10分前まで)

日本ユニシスより以下の案内がきましたので転載します。

(以下引用)

伊勢湾岸自動車道 刈谷PA(上り線/下り線)は定期点検の為、以下の日時において急速充電サービスを停止致します。

12月12日(木)13:00〜16:30

*コンセントボックスもご利用頂けません。

リンク: プレスリリース | ニュース・イベント | MITSUBISHI MOTORS.

三菱自動車は,『アウトランダーPHEV』が2013年欧州の安全性能総合評価で最高評価を受けたと報じています。

『アウトランダーPHEV』はこの他にも今年度の日本カー・オブ・ザ・イヤー「イノベーション部門賞」,NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議が主催する「RJCテクノロジー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。

EVの派生のような『PHEV』が高い評価を受けることは喜ばしいことですが,『PHEV』がますます売れることになれば,EVにかける経営比率はどんどん下がることはならないか心配です。

リンク: 「レンジエクステンダー付きEV」という矛盾 - クルマ - Tech-On!.

和田 憲一郎氏がGM社のVoltを論じています。

ガソリンエンジン付きEVを「レンジエクステンダー付きEV」などと言い換えること自体が誤解の始まりですが,電池容量は16.5kWhとEVとしての色合いが濃いVoltですから,GM社としては何としてもEVを前面に出したかったようです。

同じ車をPHEVとして売り出したらVoltが売れ始めたというのですから,消費者心理は微妙です。同じように三菱の「アウトランダーPHEV」が売れていることからも,消費者はゆるやかな変革の方を受け入れつつあるのでしょう。

リンク: 「超小型電気自動車」+「カーシェア」。コレが東京モーターショーでの日本メーカーのトレンド? | 自動車・二輪車 - エコノミックニュース.

1回の充電で走ることができる距離がガソリン車より短いEVは,短距離移動型のレンタカーに向いているとの記事です。

このようなEVをレンタカーとして使う試みは,全国のあちこちで行われ始めています。

リンク: 観光ガイドは戦国武将!? 福岡市博物館で観光用小型電気自動車レンタル | マイナビニュース.(2013.12.3)

リンク: 電気自動車 貸し出し 刈谷市と豊田通商が実験 : 愛知 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).(2013.12.3)

ところが,電池の技術革新が進むと意外に早く,EVも距離を延ばしてくるかもしれません。

リンク: 塗工プロセスによる大容量フィルム型リチウムイオン電池開発|新着情報|積水化学.(2013.12.3)

積水化学の発表によると容量3倍だそうですから同じ重さの電池であれば,単純に計算して3倍の距離を走ることができるということです。現在100%充電で150km走るEVが,450km走ることができれば,EVのデメリットの一つである走行距離の短さは問題にされなくなるでしょう。(最初計算間違ってました^_^;)

重さも従来の約1/3だそうですから1充電で走ることのできる距離も伸びてきますし,電池がフイルム型になり小さく薄くなれば,天井などあらゆるところの余った空間に収納することができ,車内をより広くすることができるでしょう。

実用化されるのが楽しみです。

リンク: 日産|「次世代郊外まちづくり」の取組みの一環として、たまプラーザ テラスで電気自動車を活用したイベントを実施.

横浜市・東急電鉄・日産自動車は,12月7日(土)・8日 (日)に東急田園都市線たまプラーザ駅直結の商業施設「たまプラーザ テラス」において,「既成市街地における生活者中心のスマートコミュニティ化」イベントを実施すると告知しています。

当日は,「e-NV200」・「日産ニューモビリティコンセプト」「リーフ [ LEAF ] 」の3車種を展示されます。

公開セッション
<開催日時> 12月7日(土) 13時30分~14時30分(イベントは11~16時)

<テ ー マ> 生活者中心のスマートコミュニティって?

<参 加 者> 司会者 : 蒲田健氏(ラジオパーソナリティ)
                   ゲスト :川端由美氏(自動車評論家、環境ジャーナリスト)

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