2012/09

リンク: メルセデス・ベンツ、"世界最速の量産市販電気自動車" に生まれ変わった「SLS AMG」を公開! - Autoblog 日本版.

メルセデス・ベンツは,2013年に市販予定の「SLS AMG クーペ・エレクトリック・ドライブ」を発表したと伝えています。以下その概要。

モーター数:4個(インホイール似)
総電圧:400ボルト
総電力量:60kWh
最高出力:552kW(約750ps)
最大トルク:1000Nm(約102kgm)
0-100km/h:3.9秒
最高速度:250km/h(リミッター作動)
最大航続可能距離(欧州燃費計測モード):250km
充電時間:約3時間(家庭用急速充電器?)
約20時間(家庭用電源,200V?)

リンク: 日米、そして中国も狙う…EVで変わる自動車勢力図  :日本経済新聞.

EV時代を切り開き、そこで成功するのはアメリカのメーカーか中国かと伝えています。

「走行距離も最大で300マイル(約480キロ)走るので、長距離ドライブも楽しめます」とミゲン氏は語る。取材班がそれまで抱いていた「電気自動車=小型車・低速・近距離」といったイメージは一遍に吹き飛んだ

テスラ・モーターズの「モデルS」は,300マイル走るグレードでバッテリーを85kWhも積んでいますから長距離走ることができるのです。イメージが吹き飛ぶほど驚くべきことではありません。

たとえば,85kWhは24kWhのリーフの約3.5倍で,200km走るリーフが3.5倍の容量のバッテリーを積めば,200km × 3.5=700km走る計算となり「モデルS」よりも長く走ることができるのです。

ただ,心配なことはその充電時間です。日本の200V15Aの家庭用充電では1時間で充電することができる容量は,200V×15A×1h=3000Wh=3kWhですから,85kWh÷3kWh=28時間とならないのかが心配です。

この記事にかかわった「世界に羽ばたく!ニッポンの技術(4)『日米 電気自動車 戦争』」は,10月1日にテレビ東京系列で22時から放送されるそうです。

日経スペシャル 未来世紀ジパング~沸騰現場の経済学~ (テレビ東京)

リンク: トヨタなぜHV戦略にこだわるのか EVと距離を置く理由とは? (1/4ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ).

EVが普及すれば、取引先約2万6千社から成る巨大な“トヨタピラミッド”に亀裂が生じるとの危機感が見え隠れする

EVにシフトするということは,ガソリン車にはなくてはならないエンジンが不要になり,それにかかわるラジエターもいらなくなるなどガソリン車の部品の約3万点がおよそ半分に減ると言われています。つまり,それらを作っている部品会社のガソリン車にかかわる仕事も大幅に減るということになりますから,親会社?であるトヨタは簡単にEVへのシフトをおこなうことができないでしょう。

リンク: Car Watch 日産リーフを1カ月間借りて使ってみた(前編).

日産リーフに乗ってみての体験記を書かれています。充電器のことも含めて興味深く読むことができます。

以下,の点は,「EVのデメリット」「2) 走る距離が短い」で私も触れています。

セカンドカーにEVというのはむしろ強くオススメできる内容だと思う

追記:「興味深く」というのは,プラスでという意味ではなくて・・・。まあ,1ヶ月も続けて借りられるのだから,スポンサーに向けて不平不満は書くことはできないでしょう。セカンドカーなら普通車ではなくて軽自動車かと思います。

以下のレポートはその辺の利害関係がないので,電欠への不安や車への不満など「興味深く」読むことができます。

電気自動車に乗って考えたスマートフォンのこと(2012/09/28)ZDNet Japan

リンク: プレスリリース | 企業情報・投資家情報 | MITSUBISHI MOTORS.

三菱自動車は、2013年初めに発売予定の軽トラックEV、『MINICAB-MiEV TRUCK(ミニキャブ・ミーブ トラック)』を初披露すると伝えています。このほか、『アウトランダーPHEV』も参考出品されるそうです。

『MINICAB-MiEV TRUCK』は,2012年12月頃の発売かと思っていたら2013年初めに延びたようです。秋の収穫を終えて,農業機器の展示会などがおこなわれるのが晩秋から冬にかけてですから,その頃から各地で見ることができるかもしれません。

予定される諸元は,
駆動方式:2WD(後輪駆動
一充電走行距離:110km (JC08モード相当)
総電力量:10.5kWh
満充電時間:AC200V(15A)約4.5時間,急速充電(80%約15分

バッテリータイプが10.5kWhだけなのは,軽自動車のトラックで遠出をする需要はないだろうということでしょう。

CEATEC JAPAN 2012

日時:2012年10月2日(火)から6日(土)まで
場所:幕張メッセ(千葉市美浜区)

リンク:三菱自動車 2012年8月度 生産・販売・輸出実績

i-MiEVMINICAB-MiEV とも販売が伸び悩んでいます。

伸び悩んでいるのは,この時期エコカー補助金で客を他の車種に奪われたのでしょうか。2013年1月に発売されるという軽トラック版EV「MINICAB-MiEV TRUCK」と,価格が改定されるかもしれないマイナーチェンジされた次期「i-MiEV」に期待したいものです。

 1_3

2012年8月までの

i-MiEV の国内販売総数: 6554台
(2009年11月以降の台数で2009年7月〜10月の記録はなし。メーカー発表による)

MINICAB-MiEV の国内販売総数: 2655台

2012年度(i-MiEV 712台,MINICAB-MiEV 728台)

07月:i-MiEV 157,MINICAB-MiEV 200
06月:i-MiEV 288,MINICAB-MiEV 256
05月:i-MiEV 142,MINICAB-MiEV 134
04月:i-MiEV  39,MINICAB-MiEV 31

2011年度(i-MiEV 2552台,MINICAB-MiEV 1927台)
(三菱自動車発表,2012年3月末国内「外」の累計:26000台)

03月:i-MiEV 117,MINICAB-MiEV 123
02月:i-MiEV 446,MINICAB-MiEV 590
01月:i-MiEV 341,MINICAB-MiEV 467
12月:i-MiEV 359,MINICAB-MiEV 747
(「MINICAB-MiEV」は2011年12月8日発売)
11月:326
10月:244
09月:340
08月:207
07月:61
06月:40
05月:34
04月:37

2010年度合計(「i-MiEV」2542台)

03月:102
02月:321
01月:219
12月:164
11月:172
10月:179
09月:277
08月:221
07月:383
06月:390
05月:53
04月:61

2009年度合計(「i-MiEV」748台)

03月:101
02月:151
01月:188
12月:145
11月:163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV」は2009年7月23日発売)

リンク: 電気自動車:電費性能の世界記録を更新、トヨタが小型EVを発表 - スマートジャパン.

トヨタ自動車はEVの新製品「eQ(イーキュー)」を2012年12月以降に自治体などに限定して販売を始めると伝えています。

10.5kWhの電池を積むi-MiEV Mグレードで一充電走行距離は120kmであるのに対して,eQ は蓄電容量が12kWhとわずかに多いにもかかわらず,距離は100kmと短くなっています。これは、搭載するパナソニックグループ エナジー社のリチウムイオン蓄電池が十分な性能を発揮していないからかもしれません。

しかし,200Vでの充電時間は約3時間ですから,10.5kWhのi-MiEV Mグレードの4時間半よりも速く,電気の受け入れ安さにはすぐれているようです。

また,販売価格は360万円ということですから,実質的な価格は260万円と予想されます。eQ への国の補助金はまだ公表されていませんが,補助金の上限である100万円が出るのではないかと考えられます。なぜなら,基本となるであろう「iQ」の価格が150万円ほどですからeQ との価格差が210万円となり,その半額が補助金となるからです。次世代自動車振興センター

国の補助金を差し引いた実質購入額は以下の通りで,電池容量から考えるとトヨタ eQは安くはありません。電池価格が押し上げているのかもしれません。
トヨタ eQ(12kWh): 260万円
HONDA フィットEV(20kWh):306万円
日産リーフ Xグレード24kWh):298万円
日産リーフ Gグレード24kWh)328万円
三菱i-MiEV Mグレード(10.5kWh):188万円
三菱i-MiEV Gグレード16kWh)284万円

ナゾ多きFTEVⅢ(2011/11/18)

販売台数が100台と少ないところは,HONDAのフィットEVと同じで,これでは「販売」というよりも公道における「実証試験」のようです。

フィットEV完売(2012/09/05)

リンク:パイオニア CEATEC JAPAN 2012に出展.

パイオニアが充電ケーブルを使わずに駐車するだけで充電ができる「非接触充電システム」を参考出品すると伝えています。

次の世代の充電はこのような形になっていくのでしょう。その標準化が待たれるところです。

CEATEC JAPAN 2012

リンク: NEWSポストセブン|電気自動車CM出演し脱原発訴える坂本龍一氏に“勘違いエコ”.

週刊ポスト2012年10月5日号は,大前研一氏のEVへの“勘違いエコ”なる解説記事を載せています。

「電気自動車がエコなのは、原発があるからだ」というところは,少しは合っています。なぜなら原発が「普通」だったころ,原発で発電される電力に余力が出る夜間,その電気を使わせるために電力会社は,エコキュートや電気温水器といった夜に電気を使う機器をすすめ,同時に深夜に充電するEVの普及をはかっていたからです。EVと原発とは,EVの本来の「エコ」とは関係のないところで,強い関係を持たされていました。

しかし,実際にEVを走らせてデータをとってみると,下記に書いたように私のEV(i-MiEV Mグレード)では少なくともガソリン自動車と比較して6倍もエネルギー効率が優れていました。

節電と電気自動車 2011/12/29

2012年9月24日現在まで1年1ヶ月ほどEVに乗っていますから,すべての原発が停止していた時期にも「エコ」な運転を続けていたことは言うまでもありません。

大前研一氏は,記事のデータをどこからとったのかわかりませんが,中に誤りがあります。

「原発の安価な夜間電力(昼間の3分の1の電気料金)」という部分は,一部はあっています。もともと需要の少ない夜間の電力は安くしていたのでしょうが,原発が再稼働したとはいえ,その途中で上がることもなく今も安いままです。関西電力は2012年9月中間連結決算で過去最悪となる1250億円の赤字を発表したにもかかわらず,その料金を上げるという話を聞きません。

「(昼間の3分の1の夜間料金でEVは)ガソリンとほぼ同等のコストになっていた」というところは明らかな間違いです。

私の今までの充電のうち約2パーセントは昼間での充電ですから,すべてが夜間電力でではありませんでしたが,「1万キロ走ったところ1kmで○円」に書いたように私のEVは1km走るのに1.25円しかかかっておらず,ガソリンに置き換えると1Lで約108.8km走る計算になります。ハイブリッド車でもこのようなコストの車はないでしょう。(詳しくは上記にあります。無料で充電してもらっているところもあるので,実際にはもう少し電費は悪くなります)

「原発がなくなって電気料金が昼夜一緒になったら、燃費はガソリンの3倍になってしまう」

基準を誤っているので,上の記述のように間違った記述になります。夜間の電気料金が3倍になって電気料金が昼夜一緒になっても,ガソリン換算で約108.8km/LのEVがその3分の1につまり36.3km/Lになるのですから,トヨタ  アクアの燃費 約26 km/L に近づいていくだけです。

つまり「日本の電気自動車は、そもそも原発があって初めて成り立つ産業」なのではなく,原発がなくても基本「エコ」なのです。「電気自動車に乗りながら脱原発を叫ぶのは矛盾」しないことなのです。

節電社会にこそ電気自動車を(Voice 2011年10月号)清水 浩

大前研一氏には,ぜひEVに乗り換えていただいてガソリン消費の削減に協力していただき,EVの「本当」のよさを宣伝していただきたいものです。

大前氏は地熱発電に言及したところで「日本中の地熱を可能な限り開発したとしても電力需要の5%ほどしか賄えない」と書いてありますが,その根拠が良く分かりません。少しネット上で調べましたが,「2,900万キロワットの発電が可能」(資源環境技術総合研究所,2000年9月)と書いているページもありました。古い原稿ですが12年前でもその可能性を取り上げているのですから,現在はもっと可能性が上がっているかもしれません。(逆もあり得ますが)2,900万kWとは,2012年9月24日における関西電力のピーク時供給力2,594万kW だそうですから,それをも上回る量です。

電気事業連絡会の「電源別発電電力量の実績」によると地熱発電は2009年でも1パーセント以下だそうですから,その辺が頭にあるのかもしれませんが,様々なデータを元にした記述ではないようです。

リンク: ニュース - EVポータル.(2012/09/22)

ジャパネットたかた が三菱の『i-MiEV』ならびに『MINICAB-MiEV』を通信販売で取り扱うと案内しています。今回で第5回目の放送となります。

放送日:2012年9月23日(日)19:00~20:53(予定)
放送番組:『12局同時生放送 ジャパネットたかたテレビショッピング』(仮)
放送局: MXTV東京メトロポリタンテレビジョン、CTCチバテレビ、tvkテレビ神奈川、TVSテレビ埼玉、 GTV群馬テレビ、GYTとちぎテレビ 、MTV三重テレビ放送、GBSぎふチャン、SUNサンテレビジョン、 KBS京都放送、、BBCびわ湖放送、TVN奈良テレビ ※予定が変更になる場合もあります。

9月23日19時23分 『MINICAB-MiEV』のCMから放送開始

19時26分 三菱のVTRで『i-MiEV』を紹介

19時27分 ジャパネットたかた への注文方法を紹介,実際にジャパネットたかた経由で売れていると社長が強調

19時30分 充電方法を紹介(三菱のVTR),急速充電を紹介,普通充電が4.5時間ということはMグレードです。

19時31分 社長が『MINICAB-MiEV』に試乗

19時33分 『MINICAB-MiEV』の紹介,牛乳屋さんの声を紹介

19時35分 燃費(電費)はガソリン車と比べてEVは3分の1になる(昼の価格),夜の電気価格では9分の1になる。商売には『MINICAB-MiEV』をすすめる。

19時39分 長距離300キロ走る人にはむかない。

19時40分 沖縄の島で納車した方の声

19時42分 『MiEV power BOX』の紹介

19時42分 『MiEV power BOX』,高圧洗浄機,フロアマットをつける。『i-MiEV』Mグレードで265万2500円で金利手数料は0.9パーセント。買った後に国の補助金が74万円出る。家庭での200Vの普通充電器工事費を5万円補助。『MINICAB-MiEV』247万3500円で金利手数料は0.9パーセント。国の補助金も出る。

MiEV power BOX』,高圧洗浄機,フロアマット,家庭での200Vの普通充電器工事費も付いてのこの価格は安いでしょう。

19時52分 終了

ジャパネットたかた

リンク: EVEX2012 フォトギャラリー:信楽焼とEV用充電器が奇跡のコラボ? 事業者待望のコイン式課金装置も - @IT MONOist.

コイン式課金装置が出品されていると伝えています。

充電器のネットワーク化もよいけれど,年会費を払うほど充電回数が多くない者にとっては,コイン式課金の方がありがたいことでしょう。

リンク: BMW、ドア内蔵赤外線ヒーターを開発へ…EVの暖房に | レスポンス (エコカー、EVのニュース).

BMWによると、「スイッチを押して1分後には、ドア側から乗員を直接温める」ということですが,直接温めるのであれば,今ある座席を温めるシートヒータの方が空気を暖めないぶん,感覚的には暖かく感じるのではないでしょうか。

リンク: ホンダ、軽オープンスポーツカーの復活が決定…2014年発売へ | レスポンス (ニューモデル、新型車のニュース).

現時点で,この軽自動車のオープンスポーツカーの諸元は未公表ですが,記事にあるように2011年の東京モーターショーに出品されたコンセプトカー『EV‐STER』であれば,楽しみです。発進直後から最大トルクが得られるEVは,力強い加速を必要とするスポーツカーに最適でしょう。

EV‐STERは、二次電池に蓄電容量10kWhのリチウムイオンバッテリーを採用。最高速は160km/h、1回の充電での最大航続距離は約160km


三輪タイヤは小型ディーゼルトラックを改造した充電車を開発したと伝えています。電気は,エンジンの動力で発電機を回し、リチウムイオン電池にためた電気をEVへの充電に使います。荷台上の急速充電器で10~15分間充電すればEVは20~30キロの走行が可能になると伝えています。

路上のバッテリー切れ救援、EV向け「充電車」 三輪タイヤ開発 (京都新聞)2012年09月06日

リンク: プレスリリース | 企業情報・投資家情報 | MITSUBISHI MOTORS.

「京都府内で自然災害や大規模停電等が発生した場合に、京都府が応急対応や災害復興のため、協力企業に対して電気自動車及び給電装置の提供(無償貸与)協力を要請することができる協定」を締結したと伝えています。

提供車両は,『i-MiEV』、『MINICAB-MiEV』の25台です。そこから100V最大1,500Wを取り出すことができる『MiEV power BOX』(ニチコン(株)製)を同時に提供するそうです。

京都府
三菱自動車工業株式会社
京都三菱自動車販売株式会社
ニチコン株式会社
株式会社 GSユアサ

リンク: 尾瀬入山移送 電気自動車で : 群馬 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

群馬県片品村の尾瀬国立公園でマイクロバス型の電気自動車で入山者を移送する社会実験が始まったと伝えています。使用しているEVは以下の物と同じかもしれません。

でんき宇奈月プロジェクト

電気乗合自動車 EMU(エミュー)

リンク: 「伸び悩むEV」対「まだこれからのFCV」:日経ビジネスオンライン.

EVの推進者である村沢義久さんが,「伸び悩むEV」対「まだこれからのFCV」と題して書いていらっしゃいます。EV伸び悩みの最大の理由が,「航続距離の短さと充電時間の長さで、いずれも、バッテリー(性能不足とコスト高)に起因する」というのはその通りですが(充電時間の長さは一般的には一部誤解もある),EVの推進者であるにもかかわらず,ご自身が電欠にあいそうになって得られた確信が,今さらながら「急速充電拠点がもっと増えれば市場はすぐに数倍になる」では,普段EVに乗り慣れていらっしゃらないのだろうということがわかってしまいます。

リンク: 東京-白馬300km、EVで走り切れるか:日経ビジネスオンライン.

日本EVクラブが企画した「電気自動車で白馬に行こう!」というツアーに同行取材し,東京から長野・白馬村まで約300km間の充電ポイントをリポートしています。

東京・世田谷を出発したリーフは、約10km先の最初の充電ポイントであるファミリマート豊玉中3丁目店に到着し,そこで充電をしたそうですが,「目盛りは1しか減っていない」と書いてあるのに,「充電開始から15分で80%まで充電できた」という記述は間違いかもしれません。

東京から新潟・北陸をへて,滋賀・長野と回ってくるルートでは,「くまさんの電気自動車i-MiEV(アイミーブ)」の以下のページも参考になります。

北陸1200km激走!交通費ゼロ円の旅!その1
北陸1200km激走!交通費ゼロ円の旅!その2

リンク: EVオーナーズクラブ創立 初オフ会開催しました! - くまさんの電気自動車i-MiEV(アイミーブ) - Yahoo!ブログ.

2012年9月15日にツインリンクもてぎで「EVオーナーズクラブ」 を創立したと伝えています。

次回は11月10日(土)12時に富士河口湖役場集合で山梨オフが開催されます。

リンク: 最新情報ご案内(詳細情報)/富山県新世紀産業機構.

「次世代自動車用蓄電池の動向と展望!」というテーマのもと,セミナーが開かれると案内しています。

[ 日 時 ] 2012年10月5日(金) 13:30 ~ 16:30

[ 会 場 ] (財)富山県新世紀産業機構 富山技術交流ビル2階 研修室

[ 内 容 ] 講演1:『三菱自動車の電気自動車と蓄電池の取組み及び将来展望』 講師 吉田 裕明 氏(三菱自動車工業株式会社 開発本部 EV・パワートレインシステム技術部)など


近所のセブンイレブンでトヨタ車体の「コムス」を見かけました。
B・COMのデリバリータイプのようで,後に収納トランクがついていました。4枚目の写真のように雨風を防ぐキャンバスドアを付けるためのボタンがついていましたが,このあたりは雪が多く降るので,冬場の対応を心配しました。
100Vで充電するようですが,コンビニの外にコンセントらしきものは見当たりませんでした。

これはセブンイレブンが全国に配置した約200台のうちの1台のようです。

トヨタ車体、超小型EV「コムス」を発売(2012/07/02)webCG

セブン−イレブン:電気自動車使い、宅配をスタート /福島(2012年09月16日)毎日新聞 

コムス(トヨタ車体)
Sany8002Sany8004Sany8010Sany8007_2Sany8012Sany8006
(店の了承の元撮影)

リンク: 【インタビュー】充電インフラは次のフェーズへ…CHAdeMO協議会 | レスポンス (エコカー、EVのニュース).

24時間使える充電器の割合は、たぶん5分の1ないし4分の1程度になると思います。このため今後は設置数の問題ではなくて、使い勝手とか、サービス性の向上が課題になってくると

日産の急速充電器が24時間開放へすすんでいますので,現在の割合はもっと多くなっているのではないかと思います。

日産24時間対応店(2012年09月16日)エコカーアジア

CHAdeMO協議会

リンク: 補助金:フィットEVとベンツのEV、クリーンエネルギー自動車に認定 - スマートジャパン.

フィットEVの補助金の高さが目を引く。フィットEVは電気自動車のエネルギー効率を示す「電費」が最も高いと認められており、その点が理由と考えられる

ホンダ フィットEV94万円になったことからスマートジャパンの執筆者はこう書いているようですが,残念ながら補助金額の決定に「電費」は考慮されていません。EVの販売価格とその車と同等の市販車(基礎となる車)との差額の半分が補助される金額となります。ただし,上限は100万円です。

ですから,フィットの場合ならフィットEVが約380万円で,比較するガソリン車が約192万円とされていますから,その差額は188万円でその半分の94万円が補助金となっています。

普通自動車・軽自動車の場合の補助金額の考え方(次世代自動車振興センター

補助金上限額は、以下ⅰ.ⅱ.ⅲのうち最も小さいものとする
ⅰ.(定価-基礎額)×補助率(1/2)
ⅱ.区分毎に定める上限額
      電気自動車(軽・小型・普通・プラグインハイブリッド)・・100万円
      側車付二輪自動車である電気自動車・・30万円
      クリーンディーゼル自動車・・40万円
ⅲ.ベース車両の価格

ちなみにテスラ テスラロードスターの補助金はEVの価格が元もと高いですから上限の100万円です。以下,主なものをあげておきます。フィットEVの他にもマツダ デミオや三菱のEVは補助金が高いです。

トヨタ プリウスPHV 45万円
日産 リーフ 78万円
マツダ デミオ 95万円
メルセデス スマート 52万円
三菱 i-MiEV 72〜96万円
三菱 ミニキャブ・ミーブ CD 67〜95万円

「スマート」は,リチウムイオン蓄電池を17.6kWh搭載しながら,一充電航続距離は140キロメートルと,16kWhを積むi-MiEV Gグレードの180キロに及びません。i-MiEV Gグレードの定価は380万円(補助金受取後284万円)ですし,スマートは約280万円(補助金受取後228万円)ですから,その分安い電池を積んでいるのでしょう。

近距離での街乗りであれば,約60万円安い方を選ぶ消費者もいることでしょう。

合同会社充電網整備推進機構 電気自動車用急速充電サービス事務局よりタイトルの案内がきましたので,転載します。
ーーー(以下引用)ーーー
現在、以下の充電器が一時的にご利用できなくなっております。

<臨時停止充電器1>
名称:須磨区役所
場所:兵庫県神戸市須磨区大黒町4-1-1

リンク: 【9月22日開催】EVバスシンポジウム - 《お知らせ》 【沖縄県産業振興公社】.

EVバス開発・実証運用事業のシンポジウムを紹介しています。

【開催日時】
平成24年9月22日(土) 午後13:30〜16:30 (受付13:00開始)

【開催場所】
沖縄コンベンションセンター会議棟B (B5〜B7)

【内容】
(1)基調講演「電気自動車が作り出す新たな産業」
     ・・・・・舘内端(日本EVクラブ代表)
(2)パネルディスカッション
  「『電気自動車産業育成を地域で考える』を題材に沖縄県内外における
    電気自動車開発の取組、コンバージョン技術の普及について議論

【参加費】
 無料

リンク: チャデモの仕様公開がもたらす意義と、その先にある「もっと重要なもの」…井元康一郎 | レスポンス (エコカー、EVのニュース).

リンク先では,8月末,CHAdeMO協議会は,これまで自動車メーカーや電設メーカーなど充電まわりを扱うメーカーのみで共有してきた急速充電規格「CHAdeMO」の仕様を広く公開すると発表したと書いています。

下記のリンク先にも書きましたが,テレビ画像を録画する方式として,はるか昔にVHSとベータとの規格争いがありました。その勝者であったVHSも今やないに等しく,次に来たDVDも現在はハードディスクに追いやられそうになって います。

技術は日々進化していますから,急速充電規格も「チャデモ方式」や「コンボ方式」といっているのは今だけで,いずれ「非接触充電」にとってかわられるのではないかと思います。

日本と欧米の急速充電規格(2012/07/23)

↑このページのトップヘ