充電所大幅増、目標2000基 次世代自動車普及へ県計画(2017/04/01)

愛知県は、電気自動車とプラグインハイブリッド車の充電施設を、3年後の2020年度までに2000基まで増やす計画を立てたと報じています。
コンビニの閉店にともなって充電器が撤去されたり、売り上げに結び付くことを予想して設置したものの維持費ばかりが負担になって廃止されたりする充電器がある中で、電動車の普及を後押しする政策はありがたいことです。

ただし記事では2016年度末現在、急速充電器と普通充電器を合わせた数が愛知県内には1723基あるとしていますが、充電スタンド情報をアプリなどで発信するGoGoEVでは、1159基としていますし、 別会社のEVsmartでは、1111基となっていますから愛知県の集計との差、約600基もの違いはどこからくるのか気になるところです。両社とも頻繁にデータは更新されていますから、両社間に40基ほどの違いはあるにしても、実際に設置されている数と大きく違ってはいないと考えられます。
600基は一般には公開されていない会社や事業所専用の充電器も含んだ数なのかもしれませんが、「普及」には役立たない一般に公開されていないものも含んでいては、検討すべき以前の問題でしょう。計画を立てるということは、県独自の補助金制度も中に含まれるでしょうから、「非公開」のものに補助することはありえないでしょう。
下に示すように、記事中の東京都の数も大きく違っていますし、計画の土台となる現有数がこれほど違うと愛知県の案そのものが怪しくなりますが、4月1日という日付も気になるところです。
(修正:コメントいただいたように、店舗一カ所に複数基設置しているところをカウントしたのかもしれません。たとえば、イオンモール岡崎やイオンモール常滑には普通充電器がそれぞれ10基あります)

それは別にしても、ひねくれた考え方になりますが、トヨタのお膝元としては、急速充電にも対応した新PHV「普及」のために充電設備を推奨しているとも考えられなくはないでしょう。

記事中の東京都の数:1941基
GoGoEVの東京都:847基
EVsmartの東京都:771基

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