2011/08

22日,職場の昼休みに試乗会を行いました。
4人の感想はそれぞれでした。
EVは(ゴルフカートのようなものと思っていたが良い意味で)普通の車だった。
静かだ。
加速が思った以上に速い。(4人乗り時)
今乗っている軽自動車よりもいい。
もう少し安くなればほしい。
とおおむね好感的でした。(私の前で悪いことを言いづらいでしょうが)

モーターの最高出力,最大トルクはGグレードよりも押さえられていますから,それと比べれば加速感がやや足りない感じがしますが,それでもアクセルをべた踏みすれば,車体がGグレードよりも30kg軽いことも関係してか,それなりの加速を感じることができます。街乗りでは十分です。

価格が「高い」に関しては,以下のページのようなことを話しましたが,頭ではわかっても現実的に「200万円」という支払額に「でもね・・・」躊躇されているようでした。

 【エコカーに関するアンケート調査結果】ハイブリッド自動車・電気自動車に求める条件は「低価格」「低燃費」「低維持費」の"3低"。エコノミーの意識から軽自動車もエコカーと認識。2011/08/09

先日,リーフの試乗会を全国的に行っていましたが,あのような機会を多く持つことでEVへの見方を変える人も多くなり,EV普及の一助となるでしょう。まずは乗って体験してもらわないとEVのよさ・面白さは伝わらないのだなあ,とあらためて思いました。


YouTube: Vincent laadt zijn elektrisch auto op door te remmen tijdens het slepen

YouTubeには5月20日に登録されています。日本でも以下のような話題がありました。日産ではこのような充電方法をすすめてはいないでしょう。

牽引充電にやむなく挑戦<2011/07/13> リーフに乗って遠くへ行きたい

けん引充電2」(ECOカーアジア)2011年07月15日

けん引充電実行!」(ECOカーアジア)2011年07月14日

18日に乗って帰ってきたときに「航続可能距離表示」は残り65キロで「駆動用バッテリー残量計」は12目盛を表示していました。普通なら継ぎ足し充電しない目盛数でしょうが,満充電時の「航続可能距離表示」が何キロになるか確かめたいのと家に設置した200Vコンセントの動作確認,タイマーが正常に動いて夜間充電(23時〜翌朝7時)できるかを確かめたかったので,充電を行いました。
翌朝に確認したところ電力量計は4.8kWhに増えて満充電とともにタイマーの作動時間内でしたが供給は停止していました。そして,16目盛の表示とともに「航続可能距離表示」は97キロと出ていました。前に書いたようにこれは直近25キロの平均電力消費量をもとに計算した数字のようですから,ECO運転に徹しればもう少し伸びるかもしれません。
また,こうした記録は残しておくことが必要かもしれません。(写真を取り忘れましたが)駆動用バッテリーは5年経過時で約80パーセントの容量を確保できるように設計されているようなので,それ(約78キロ)を下回るような数字が出れば何らかの問題があったものと考えることができます。

19日は通勤で約30キロ弱を往復しました。
行きは標高差約70mほどをなだらかに登っていく道で,約15キロ弱を走って着いたときには「航続可能距離表示」は87キロ(←97キロ)と出ていました。
帰りは逆に下ってくるので電費はよくなると思っていましたが,案の定,家にたどり着いたときには「航続可能距離表示」83キロ(←87キロ),「駆動用バッテリー残量計」は13目盛と出ていました。
帰りは特に「回生」を意識した走りに徹し,曇りがちな天気も幸いしてクーラーをかけずに走ることができたので,電費を伸ばすことができました。クーラーを使わない環境では,職場と家とを3往復はできそうです。
Sany7854

i-MiEV Mグレードが来た1<2011/08/20>

18日の夕方,i-MiEVを受け取りに行ってきました。

Sany7850

店頭での走行可能距離は満充電にもかかわらず68キロとなっていました。これは直近25キロの平均電力消費量をもとに計算しているからのようで,営業所内などわずかな距離を動かしただけの状態では「航続可能距離表示」は短く表示されるようです。

こんなことを知っていないと(説明がないと)「Mグレード」の走る距離はこんなものかといきなりびっくりかもしれません。

説明を受けた後,家まで約25キロの道のりをBポジションやEcoポジションなど変えながら,またクーラーを入れたり切ったりといろいろな状態を試しながら帰ってきましたが,家にたどり着いたときの「航続可能距離表示」は残り65キロ(←68キロ)でした。できあがって初めての移動でi-MiEVの方も計算がたいへんだったことでしょう(^O^)

雨が降る中走ってきて後部にワイパーがついていないこと気がつきました。本体価格を下げるために削ったのでしょうが,オプションになかったし後部を写したMグレードの写真がカタログに記載していなかったので気づかなかった,と思っていたら他の方にオプションの中にあることを教えていただきました^_^;

なるほどオプション表には,急速充電コネクター+15インチアルミホイールなどとセットになった欄の中に「リバース連動リアワイパー」の表示がありました。そういえば,見た記憶がありますが,セットで約14万円の価格で「アルミホイール」はいらないとの思いと,最初から「リアワイパー」だけはついているものとの先入観があったために「リバース連動リアワイパー」とはバックに入れたときに連動する「システム」がオプションとの思い込みがあったからです。

Sany7852

雪が降る地域としては,「寒冷地仕様」の中のオプションに「リアワイパー」は入れてほしかったですし,Mグレードの後部の写真をカタログに改訂版では載せるべきでしょう。三菱自動車さんご検討を。

朝日新聞

充電していた電気自動車が突然出火し、別の2台に燃え移った

記事中の「京都EV開発」のホームページを見ると
http://www.eonet.ne.jp/~asahiku1877-3/product.html

取り扱っているEVはタケオカ自動車工芸の「ミリュー」やタケオカ自動車工芸がインドから輸入している「REVA-CLASSIC」のようで,記事のニアンスからいうと出火元は「REVA-CLASSIC」のようです。

「インドから輸入した電気自動車を同社側へ売ったことがある富山市の会社」は「タケオカ自動車工芸」のようです。
http://www.takeoka-m.co.jp/

All About

エアコンを使うと走行可能距離が大きく減ると考えている人も多いけれど、これまた心配不要。家庭用のインバーターエアコンと同じ省燃費タイプなので、最大で5%くらいしか影響しない

i-MiEVのエアコンは、EVなのでコンプレッサーも電動に変えてありますが、ほぼ従来のガソリン車と同じようです。このことから、家電にて言われているような省エネタイプではありません。(EVの場合、バッテリーからどう効率良く電気を引き出せるかが重要),エアコンのスイッチを押すとオートで「航続可能距離表示」が8キロほど落ちます(最大では約17キロ)ので,走行可能距離が大きく減ると考えてしまいます。

使えないのが日産のディーラー。急速充電器を設置しているディーラーは増えないし(ウチの近所なんか一つも無し)、火曜日は一斉にお休み。定休日でも急速充電器が使えるようになっている九州のディーラーもあるようだけれど、関東地方についちゃてんでヤル気無し

日産は今週末と来週末も全国試乗フェアを開催しているのだから企業としても環境整備に取り組んでほしいものです。行政に頼っていても時間がかかるので,三菱とも協調しながら面での広がりを期待しています。
日本はもっと酷い<2011/08/07>

 

南丹市 特派員 山の奥からさん | 街コミZAQ

大阪から来られたそうで、電気自動車の走行可能距離はカタログでは200kmですが、渋滞や上り坂などもあるので160kmくらいしか走れないそうです

長距離(EVとしては)を乗ることができるタイプの車をお持ちの方は,あえて遠出にチャレンジし楽しんでいらっしゃいます。

朝日新聞

バッテリー(リチウムイオン)は、従来はテスラ製の容量が14kWhのものを採用していたが、新型ではドイツ製の17.6kWh仕様のものに変更。その結果、最高速度は120km/hへとアップし、航続距離も140kmに向上

ちなみに日産リーフのバッテリー容量は24kWh,三菱i-MiEVのGグレードは16kWhです。

コンセントWK4322S(パナソニック)は以下のように設置できました。あとは車を待つのみです(^O^)
Sany7844
200V電力量計30A(三菱電機)・・・どれだけ充電したのかを記録するため

タイマー:TB172(パナソニック・・・負荷容量は15A

漏電ブレーカー:BJS2032N(パナソニック)

外部ボックス(大):WB-13AJ(未来工業)

外部ボックス(小):WB-1AJ(未来工業)

電線,接続材,アース工事,配管部材,工賃

関西電力のオール電化住宅「はぴeタイム」ナイトタイムの料金(8円19銭/kWh)で充電します。

工事費は,コンセントまで線を引き回す距離が長くなったためと上のような余分な機器を必要としために約8万4千円かかってしまいました。

電気料金メニュー<2011/08/11>

【エコカーに関するアンケート調査結果】ハイブリッド自動車・電気自動車に求める条件は「低価格」「低燃費」「低維持費」の"3低"。エコノミーの意識から軽自動車もエコカーと認識。<2011/08/09>

家庭用200V工事<2011/07/29>

お盆前に営業マンから電話がありました。
8月12日の納車も急げば可能との話だったのですが,急な話で8月17日に電気屋さんによるコンセント工事の予定も入っていたので,お盆明けになりました^_^;もうすぐです!

EVのエネルギー源は電気なので,上記の記事についてコメントです。

記事中に「8月後半の想定最大需要の3138万キロワット」とありますが,今年いままでに一番需要があると予測された7月14日でさえ関電の想定最大需要は3090万キロワットでした。この数値の根拠が不明で,本当に「厳しい」のか怪しいところです。

20110714_62937 7月14日(木)6時29分,Yahooの表示をキャプチャーしたもの。下段が想定最大需要。

20110714_224343 7月14日(木)22時43分,Yahooの表示をキャプチャーしたもの。(表示方法がこの日を境に変わっている)

ついでに言えば,上の画像を見れば分かるように1日のうちでも需要予測にあわせて発電量(下段)を調節しています。ですから毎日の電力量を比較する場合には,上段の「使用電力」を時間を決めて比較するべきで,分母である「供給電力」は毎日・毎時間で違うのですから70パーセントとかいう使用割合を前日と比較しても意味がありません。テレビなどで「今月80パーセントの日は何日ありました」なんて真顔で言っているのは,なぜなのか不思議でたまりません。

Yahooでは当初上の画像のように「使用電力」など数値を同時に表示していましたが,現在では割合のみです。わかりやすくしたつもりなのでしょうが,不親切と言わざるを得ません。

ちなみに「関西電力でんき予報」では,「使用電力」など数値も発表しています。

テラモーターズ

東大フォーミュラの目標としている新しいコンセプトの電気自動車の開発プロジェクトに対して、弊社電動バイクの部品を提供する形で協賛

テラモーターズ(電動バイクからシニアカーまで)

J-CASTニュース

原発事故によって「充電を伴うEVへの見方も変わり、積極的にEV、EVと言える状況ではなかった」という。5月の大型連休もEVレンタカーの稼働は伸び ず「予約、稼動状況などすべてが2カ月程度後ろにズレた」と見ている。加えて、ガソリン車よりも割高な価格設定も少なからず逆風となったようだ

沖縄電力は原発を持っていないので,「EVの見方」を再度変えさせるために積極的にEVを宣伝しなかったレンタカー会社側に問題があったのではないかと思います。
ガソリン車よりも車体が高価であるために「割高な価格設定」にしたかった気持ちはわからないではありませんが,戦略ミスなのでしょう。

読売新聞

電流は直流のため、家庭などに供給するには交流に変換する装置が必要となる。三菱は7月、日産は今月2日にそれぞれ、このための装置を発表した。現状では、装置が電気自動車の型番を認識したり、電流を流す速さや電池の残量を確認する通信方式などの規格が別々で、互換性がない。

CHAdeMO協議会があるのですから,もっと前から検討していたと思いたいです。日本国内でさえ規格がバラバラなら世界への道は開けないですから。

くまさんの電気自動車i-MiEV(アイミーブ)

上田日産に到着してすぐに充電を依頼すると、係りの人がちょっと・・・と言ってどこかに消えてしまった。暫くイラついて待っているとやっと戻ってきて、すみません先客がいるので少々お待ち下さい・・・・って!こんな田舎?失礼!でもかち合うんだ。

8月6日に中央自動車道を走っていたら恵那IC付近で日産リーフを見ました。わずかではありますが着実にEVは増えていますから,外で急速充電などするときには他のEVとのかち合いに気をつけなければならないでしょう。
チャレンジに拍手!とレポートに感謝!します。

最終データ:
走行距離
リーフ:550km   i-MiEV:547km-10km(自宅往復)
充電回数
リーフ:急速4回 普通1回   i-MiEV:急速3回 普通2回
使用総電力
リーフ: 41目盛(リーフの消費電力は不明だがおよそ70kw/hほどか?)
i-MiEV:61目盛(i-MiEVの消費電力およそ58kw/h)
(リーフの1目盛:1.7kw/h  i-MiEVの1盛:0.95kw/hで計算)

i-MiEV Driving Report No.27 <草津・軽井沢・前編>{くまさんの電気自動車i-MiEV(アイミーブ)}2011/08/07


YouTube: i-MiEV&日産リーフ 甲信越チャレンジ(和田峠下り~下諏訪・岡谷).wmv

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