2011/08
<中華経済>米HertzがBYDのEV「E6」をレンタカー用に投入―中国
当局の購入支援策はあるものの、航続距離や充電スタンド不足などが原因で個人ユーザーへの普及が進まない状況
日本でも同じような論評が多いですが,毎日30キロ弱の通勤に乗っているとセカンドカーとしては「航続距離」や「充電スタンド不足」はたいした問題ではありません。満充電で2日か3日は仕事場を往復することができますし,家での充電がほぼすべてですから県内に4箇所ほどしかない急速充電器が近くになくても,困ることは全くありません。
普及しない原因を何かに求めたいために「航続距離」の短さや「充電スタンド不足」を理由にあげているだけでしょう。
一番の原因は初期投資額の大きさです。EVを所有する期間といった長期的な視点でみるとそれも原因とはならないのですが,軽規格のi-MiEV Mグレードで200万円といわれると躊躇するのが一般的でしょう。
ECOカーアジア(ダメだこりゃ!)2011年07月04日
今後も「電気自動車は面白いけれど走行距離不足という課題を抱えている」などという誰でも解る結論を(というか最初からそういう乗り物です)臆面もなく書くというトンチンカンな原稿が少なくないと思う
千葉県にガッカリ
相変わらずダメなのは千葉県だ。環境問題に敏感な神奈川県と対照的。公共の急速充電器だって皆無。しかも他の地域だと急速充電器を設置する個人や企業も多いのに、千葉県についちゃ無し
滋賀県も同様です。ただし,公用の急速充電器を配置するとの話はあるようです。京都に比べると遅れていますが,神奈川のように財政的に豊かではないのが原因の一つのようです。
GSユアサの工場があるのだからもう少し設置が進んでも良いと思います^_^;
2011年7月度 生産・販売・輸出実績
『i-MiEV』の「GO TO 五島 試乗キャンペーン」 および「MYアイ・ミーブ デザインラッピング第2弾」について
対象期間(9月3日~10月31日)中、三菱自動車の販売店で『i-MiEV』にご試乗の上、WEBまたは専用応募用紙のアンケートにご回答いただいたお客様を対象に、抽選で20組40名に「電気自動車(i-MiEV)でめぐる五島列島(福江島)3日間の旅」をプレゼント
私好みは『チェッカー』です(^O^)
Video of the Nürburgring lap record for a Toyota electric vehicle
「リーフ」をシカゴで発売~日産、1年早めて10月に
リーフの購入者には7500ドルの連邦税控除が適用され、同州ではさらに4000ドルの税控除があるため、最終価格は2万3500ドルに
日本製のアメリカ価格は35000米ドル(269万円)で最終価格は23500米ドル(181万円)です。ちなみに日本ではXグレードが約376万円(国の補助金78万円を引くと298万円),Gグレードが約406万円(補助金78万円を引くと328万円)です。
アメリカ仕様では急速充電はオプションとなっているようですが,あまりの価格差に驚かされます。現在唯一の生産地である神奈川県追浜工場からアメリカへの輸送費や輸出にかかるであろう経費を上乗せさせても現地価格は約269万円となっているわけで,いくら「経営判断」と言われても日本での購入者としてはとうてい納得できる価格設定ではないでしょう。
円高による赤字の責任を他に求めたり自動車部品を輸入に切り換えたりしている自動車会社ですが,国内市場を大切にしない「経営判断」に誤りはないのでしょうか。
「車の価格設定」2011/07/21
世界初のEVリムジン、日産 リーフ をベースに発売へ
チャデモ協議会会長の交代に関するお知らせ
CHAdeMO(チャデモ)協議会(pdf)
電気自動車の普及に注力する日産の志賀COOが会長に就任
VWの中国新ブランド、2013年初頭にEV発売か
フォルクスワーゲンの新ブランド、「開利」(Kai Li)が、2013年初頭にも第1号車として、電気自動車の『88EV』を発売する計画
FAW-VW’s Kaili sub brand to be introduced in 2013(China Car Times)2011/8/25
GMとLGによる電気自動車の共同開発
General Motors Japan Limited:ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社
LGは現在までシボレー・ボルトとオペル・アンペラE-REV(航続距離延長)のバッテリーセルのプロバイダーとしてGMと関係を構築してきましたが、今後はEVの設計・技術開発も含む協力関係へと発展することになります
電気自動車サミット 太陽光発電で電気自動車を充電する人も
電気自動車に乗ることで、人々の意識が変わる、ということが分かったことが最大の収穫です。人々の意識が変わり、ライフスタイルが変わり、社会が変わるという議論が今日は深まりました
急速充電はMグレードの利点?
今日は「i-MiEV Mグレード」の急速充電を試してみました。場所は滋賀県彦根市の日産プリンス滋賀 彦根店です。
急速充電器での充電時間を確認するという目的もあったために,できるだけ電気を使いきって充電に望みたかったので,日産プリンス滋賀 彦根店には十分にとどく距離とわかっていても残りの「航続可能距離表示」が10kmに近づいてくると思わずクーラーを切って走ってしまいました。そこで最後バッテリー残量計は0目盛となりましたが,「航続可能距離表示」は以下のように10kmと表示されていました。
日産プリンス滋賀 彦根店で対応していただいた方は「i-MiEV」での急速充電は初めてらしく,充電ケーブルの長さを考えた場合に,前に充電コネクターのある日産リーフのように「i-MiEV」を前向きに止めるかバックで入るかの指示に迷っていらっしゃいました^_^;(親切に対応していただき,ありがとうございました)
(訂正:コメントにあるように初めてではなく,すでに何度かi-MiEVでの充電があったようです)
急速充電器は全形が写っていませんが,日産が開発した「電気自動車用急速充電器」(出力50kWだと思う)です。
操作は日産の方がしてくださいました。最初に充電割合を指定するらしく,画面には75%や85%などの表示がありました。そのうちの85%を選択されたのですが,「i-MiEV」は80%で一旦充電がストップすると聞いていたので,途中で停止するとばかり思っていました。しかし,そのまま何事もなく85%まですんなり充電されてしまいました。「i-MiEV」の説明書(のりこなしBOOK)を見ると「急速充電器は80%に到達した時点で停止」とありますから,「i-MiEV」ではなく「急速充電器」のほうでコントロールしているようで,「急速充電器」の設定が優先されるのかもしれません。
80%までの標準の充電時間は約15分とされていますが,実測は85%で約14分でした。あくまでも標準時間は目安ですからほぼ説明書通りのようです。ただ,この後が予想と反していました。
日産では急速充電器30分間の使用を525円(運営会社によって違う)で開放しています。このままでは残り時間分がもったいないので,「もう1回してもいいですか?」とお願いしました。
満充電に近づくにつれ,リチウムイオン電池の特性で充電時間は長くなる(充電電流が小さくなる)と書いていましたし,営業の方も日産のリーフでもなかなか満充電にはならないとおっしゃっていましたので,これまでと同じくらいの15分ぐらいを覚悟して,100%ではなく95%の設定で始めていただきました。今度はモニタの前で写真を撮っていましたが,あれよあれよと充電が進みわずか3分ほどで終了してしまったのです。
昨年発売の「i-MiEV」でこのようなことは聞いていませんので,これは昨年の「i-MiEV」はGSユアサ製・今回のMグレードは東芝製SCiB電池といった電池の違いからくる特性かもしれません。
「一般的なリチウムイオン電池と比較すると、約半分の時間で充電が可能」東芝
こうしてみてくると「i-MiEV Mグレード」の総電力量10kWh(JC08モード120km)は「i-MiEV Gグレード」の16kWh(JC08モード180km)と比べると見劣りするといわれていますが,約17分間95%充電で114kmを走行できると表示するということは,充電時間の短さが走行距離の短さというMグレードの「欠点」を補うことになるのかもしれません。
(おまけ)途中,彦根市内で日産リーフとすれ違いましたし,このあと行った近くの三菱自動車彦根店で尾張小牧ナンバーの「i-MiEV」が充電していたり「i-MiEV」の試乗車に乗って出て行かれる方がおられたりと,EVの広がりを少し感じた1日となりました(^O^)
FIA、EVフォーミュラは15分勝負…2013年から開催
サーキットコースに関しても、長いストレートは設けないことが提案された。現状のEV用バッテリーの性能に配慮したレースに
バッテリーがもたないから1レース15分は理解できるものの,加速に優れるモーターの特徴が生きるストレートを短くするというのは理解できません。
電気自動車:LGがGMと共同開発へ
次世代ガソリン・ディーゼル車研究会が発足 第3のエコカーとしてガソリン車の未来は?
とくにガソリン代は約25%を占め、HV車・EV車は高額だから、その分を燃料代で取り戻すことは難しい。渋滞のない道を走ることが多いなら、次世代ガソリン車の方がコストを抑えられると話した
以下のリンク先に示したように1年で10万円のガソリン代がういたり維持費が安くなったりすれば,ガソリン車との価格差を取り戻すことは難しいことではありません。ましてや10年後の下取り時にEVが搭載しているリチウム電池が家庭用常備蓄電池として使用されればそれに値段がつき,長期的に見てトータルでEVの方がコストを抑えられるかもしれません。
自身の研究面から産業構造を変えたくなくその視点から発言する学者がいることは当然でしょうが,消費者の視点からエコカーを選ぶなら総務省の家計調査に頼ることなく,実際に走り始めているEVが示す数値をもって比較検討してはいかがでしょうか。
航続可能距離表示<2011/08/26>
i-MiEV Mグレードが来た3<2011/08/22>
【エコカーに関するアンケート調査結果】ハイブリッド自動車・電気自動車に求める条件は「低価格」「低燃費」「低維持費」の"3低"。エコノミーの意識から軽自動車もエコカーと認識。<2011/08/09>
環境にやさしいエネルギーをEVにチャージ!世界初の風力発電型充電スタンドが誕生
現時点では、フル充電に2時間かかりますが、次世代スタンドでは、この時間が20分にまで大幅に短縮される方針
航続可能距離表示
「駆動用バッテリー残量計」が2目盛を表示したところで,25日から26日にかけて充電を行いました。
翌朝に確認したところ「航続可能距離表示」は満充電で「118km」と出ていました。今までの最高値は「114km」ですから記録更新です。
i-MiEV MグレードはJC08モードで120km(一充電走行距離 / 国土交通省審査値)ですから,その値に近いものが出ています。自動車のカタログなどに載っている燃費の情報は,実際の燃費とは大きく違っている場合が多いものですが,上手く走らせることができれば,満充電で100kmは走らせることができそうです。実際に今回の充電までに78km走り,残りの「航続可能距離表示」は16kmと出ていましたから,合計は94kmとなります。
今回充電した電力量は9.4kWhです。78km走りましたから,1kWhあたり約8.3km走ったことになります。うちでは関西電力の「はぴeタイム」ナイトタイムの料金8円19銭/kWhで充電していますので,1円で約1km走ったことになり,ガソリンが1Lで140円なら140円で140km走ることになります。ということは,ガソリン換算では140km/Lとなります(^O^)
i-MiEV Mグレードが来た4<2011/08/23>
短距離型i-MiEV(ECOカーアジア)2011/07/07
「これ以上航続距離短いと使い物にならないと思う」と言われたi-MiEV Mグレードですが,普段の通勤や生活の道具として十分に実用的です。
ハローキティ仕様の i-MiEV、三菱本社に出現
光岡のEV、雷駆 一部改良…一充電の走行距離が180kmに
【フランクフルトモーターショー11】VW、1名乗りEVコンセプトを発表か
レスポンス
車の後ろ姿が慶應義塾大学 電気自動車研究室のeliica に似ています(^O^)
日立グループ、EV充電スタンドの名称を『エネタス』に統一して11月から発売
充電タイマー
夜「ナイトタイム」の電気代(8円19銭/kWh)で充電するためにタイマーTB172(パナソニック)をつけました。事前の情報ではタイマーが発熱・プラスチックの上蓋が変形するかもしれないとのことでしたが,現在のところ問題はありません。
関西電力では,23時から翌朝7時までが「ナイトタイム」の時間帯ですが,タイマーの時刻がずれることも考えて起動は23時30分から6時30分までにしてあります。Mグレードでは,バッテリー残量計が1目盛になってからの充電時間は4時間半ですから十分余裕があります。
「i-MiEVリモートシステム」(Gグレードのみのオプション。63000円。2011年10月発売予定)にもタイマー充電の機能がありますが,タイマーTB172(パナソニック)は3500円ほどですから,事前にエアコンを作動させておく「プレ空調」さえ不要であれば,こちらの方がお得です。冬場は,事前に200V充電の電気で暖めておく方が快適ですし駆動バッテリーの電気を消費しませんから,Mグレードでも200V充電中のエアコン作動だけはできるようにしてほしいです。(三菱自動車にお願い)
世界最小、最軽量の「超小型急速充電器」を開発
特 長
● コンパクト設計、小型軽量により設置場所を選ばない。 ● 車載充電器で培った技術を応用し、高信頼性と高生産性を同時に達成。 ● ユニット構成によりメンテナンス性が良い。 ● 大型液晶パネル表示と対話型操作で使用者に優しい商品。
主な仕様
出力電圧 : DC 50 V - 500 V (急速充電 、CHAdeMO規格合格) 出力容量 : 20 kW (NQC-A202)
30 kW (NQC-A302)外形寸法 : 350 mm (W) x 595mm (D) x 1565 mm (H) 質 量 : 150kg (NQC-A202)
170kg (NQC-A302
i-MiEV Mグレードが来た5
i-MiEV Mグレードが来た4
「駆動用バッテリー残量計」が3目盛を表示したところで,22日から23日にかけて充電を行いました。
翌朝に確認したところ上のように「航続可能距離表示」は満充電で「114キロ」と出ていました。19日に充電したときには「97キロ」でしたから,直近25キロの平均電力消費量をもとに計算した「航続可能距離表示」は,運転の仕方によって伸びることがわかります。(5年経過時で約80パーセントの予想航続可能距離=約91キロ)
「フェラーリはEVを作らない」…会長明言
トヨタ、ニュルアタックマシン公開…目標はEV最速
2個のモーターを中心に構成。最大出力は380psを引き出し、最高速は260km/h
ロボットEV、トヨタ車体 COMS ベースで発売…ZMP
後輪インホイールの原動機付自転車/ミニカーのRoboCar MEV-Cは、72Vの鉛電池を搭載し、補助電源に12Vの鉛蓄電池を搭載する。充電はプラグイン方式。オプションでリチウムイオン電池を用意
ZMP(株式会社ゼットエムピー)
トヨタ車体のCOMS
上記のページにあるように2011年5月13日でCOMS販売を終了しているはずなのですから,現存する車体を改造して販売するということかもしれません。
スマートEVサミットを開催…体験者の実感を報告・議論
スマート電気自動車の試乗体験リポートは、「日本で最初にスマート電気自動車を乗り倒したい人」のリポートが4〜6月にネット上で発信され、続いて6名の リポーターによるリポートが7月より始まっている。8月27日のEVサミットにはその7名のリポーターが集まり、スマート電気自動車の試乗体験をもとに電 気自動車の未来について議論
この試乗体験リポートを見つけることができませんでした。メルセデス・ベンツ日本公式サイトからリンクを張ってあってもよいのですが。
スマート電気自動車を日立市に納車(メルセデス・ベンツ日本公式サイト)2011年8月1日
日本では現在、8 台のスマート電気自動車でテストを行っており、2011 年 中に 10 台以上の規模に拡大する予定